1 教材は,生徒の心情を揺さぶる内容であっ
た。
2 教材は,生徒に道徳的なジレンマ(葛藤)を 生起させるものであった。
3 教材は,テーマに関する新たな知識を生徒 に提供するものであった。
4
教材は,生徒にとって身近な内容であった。5 教材の提示の仕方は,生徒の心情面を揺さ ぶることに重点が置かれていた。
6 教材の提示の仕方は,新たな知識を伝える ことに重点が置かれていた。
7 教師は,授業のテーマに関して心情面に重 点を置いて話をしていた。
8 教師は,授業のテーマに関して論理的な思 考を促すように話をしていた。
9 教師は,授業のテーマに関して生徒が気づ いていない具体的事実について話をしてい
た。
10 教師は,授業のテーマに関連のある倫理学 的内容について十分に時間をとって話をし ていた。
11教師は,授業のテーマに関連のある心理学 的内容にっいて十分に時間をとって話をし ていた。
12教師は,生徒に十分に発言の機会を与えて
いた。
13 教師は,生徒の発言を受け取って,授業に 生かすようにしていた。
14 授業のなかに生徒の体験的活動が盛り込ま れていた。
15 授業のなかに生徒の話し合いの時間が十分 に設けられていた。
a の の ω 鋤a の の のa の 鋤 助 わ
3︒3︒3齢9●3︐454●4 5 7 .−.−︒−︒−.−︒−.−︒−.1︐−︐0 5︵3︵5︵3︵5︵4︵5︵3︵5︵4︵3︵
3.08
(L44)
3.42
(1.17)
1。58a
(0.90〉
3.33
(2.10〉
b 鋤 ㊧ 9 のb D ゆ のb の ゆ ① 鋤
60齢7・7︒2︒8匿1︐99 ︒7 66 ● 3q3q生q3q3q生q生q生q生q臥ω生G
3.90
(L73)
4.00
(2.06)
1。50a
(0,97)
4.00
(2.ll〉
bの ① の の曲ゆ 鋤 ωaの の の の 7︒4齢8・4●8︒5●7︐5●9D993
.− 曾− 曾− ︒1 .− .ーム 曾− ︒− . − . − . 14︵3︵4︵4︵4︵4︵4︵3︵4︵4︵4︵
3.63*(鋸5θニ2、30)
0。22
0.61
0.50
5.42**
(〃5θニ2.45〉
0.12
2。45
2。75†
(舷5θ=2.67)
0.36
1。87
1。12
3.25 0。93
(L22)
3.83 0.43
(L40)
3.42b 4。67*
(2。58) (掘5θ=2.91)
3.17 0.52
(L80)
**P<.01*P<.05†P<.10
注)異なるアルファベットを付与された平均値澗にはpく05で有意差があることを意味する。
相対的にType H条件が最も高い平均値を示している。しかし, 3,教材は,テ ーマに関する新たな知識を生徒に提供するものであった。 , 9,教師は授業の テーマに関して生徒が気づいていない具体的事実について話をしていた。 の
項目では有意さはみられず,平均値の相対的な比較の上でもTypeHが最も低い結果が示された。
Type皿条件に関連する評定項目は14番であった。 14,授業のなかに生徒 の体験的活動が盛り込まれていた。 の項目には有意差が見られ,多重比較 の結果,Type皿>Type I≒TypeHであった。
以上の結果から総合的に判断して,指導タイプの操作は実験者の意図したと
おりに行われたものとみなして,今後の分析を進めることとした。指導タイプ別の指導効果の分析
1)3ユニットを通しての事前事後間の変容
Table18はTypeI条件における各尺度得点の事前・事後の平均値と標準
偏差を示したものである。
対応のあるt検定(両側検定)を行った結果,自己犠牲規範意識得点におい
て,事前の平均値に比べ,事後の平均値の方が高い傾向がみられた
(pニ0.70)。その他の測度においては,事前・事後間で有意差はみられなかっ
た。
Table18 TypeI条件における事前・事後の平均値と標準偏差
事前
(N=26)
事後
(N=26)
t値
(df=25)
感情的温かさ 感情的冷淡さ
弱者救済規範意識
自己犠牲規範意識 道徳的判断力
M
(SD)
M
(SD)
M
(SD)
M
(SD)
M
(SD)
41.08
(9,33)
21.12
(6.02)
46.50
(6.46〉
23.88
(5.27〉
12.71
(0.86)
41.38
(9.28)
20.15
(6.81)
46.31
(7.16)
25.46
(4.90)
13.04
(L39)
0.24 1.28 0.17
L89†
1.05
†Pく.10
2)各ユニットの事前事後間の変容
Type I条件について,ユニット別の事前・事後の平均値と標準偏差を示し たものがTable19である。
Table19TypeI条件のユニット別,事前・事後の平均値と標準偏差
事前 事後 t値
第1ユニット(Nニ23〉
いじめ規範意識 M (SD)
いじめ被害者に対す M
る救済意識 (SD)49.78
(4.85)
17.96
52.17
(6.24)
20.79
2.219*
5。241***
無償の思いやりに対 M 32.64 34.16 1.779**
障害者福祉に対する M
意識 (SD)
40.96
(6.47)
44.84
(6.07)
3.397**
***p<.001 **pく.01 *pく.05
事前・事後の平均値について対応のあるt検定(両側検定)を行ったところ,
各ユニットにおいて測定した4つの尺度のすべてにおいて事前の得点よりも事 後の得点が有意に高い結果が示された。
46
1)3ユニットを通しての事前事後間の変容
Table20はTypeH条件における各尺度得点の事前・事後の平均値と標準
偏差を示したものである。
Table20TypeH条件における各尺度得点の事前・事後の平均値と標準偏差
事前(N=26)
事後
(Nニ26〉
t値
(df=25)
感情的温かさ 感情的冷淡さ
弱者救済規範意識
自己犠牲規範意識 道徳的判断力
M
(SD)
M
(SD)
M
(SD)
M
(SD)
M
(SD)
44.46
(6.43)
19.42
(4.55)
48.31
(5.30)
25.54
(3.30)
12.63
(0.89)
45.04
(6.11)
17。88
(5.56)
48.81
(6.41)
26.65
(4.77)
13.38
(0.94)
0.45
1.89†
0.40
L70†
3.12**
**p<.01 *pく.05 †p<.10
対応のあるt検定(両側検定)を行った結果,道徳的判断力得点は,事前に 比べ事後得点が1%水準で有意に高い結果が示された。また,感情的冷淡さ 得点と自己犠牲規範意識得点においては,事前の平均値に比べ,事後の平 均値が高い傾向が示された。その他の測度においては事前・事後間で有意差
はみられなかった。
2)各ユニットの事前事後間の変容
Typen条件について,ユニット別の事前・事後の平均値と標準偏差を示し
たものがTable21である。
Table21TypeH条件のユニット別,事前・事後の平均値と標準偏差
事前 事後 t値
第1ユニット(Nニ26)
いじめ規範意識 M (SD)
いじめ被害者に対す M
49.62
(6.26)
17.54
53.15
(5.57)
21.OO
2.86**
5.84***
無償の思いやりに対 M
する意識
33.08 37.96 6.06***
障害者福祉に対する M
意識 (SD)
41.00
(6.70)
43.64
(8.11)
2.54*
***p<.001 **pく.01 *pく.05
事前・事後の平均値について対応のあるt検定(両側検定)を行ったところ,
各ユニットにおいて測定した4つの尺度のすべてにおいて事前の得点よりも事 後の得点が有意に高い結果が示された。
1)3ユニットを通しての事前事後間の変容
Table22は,Type皿条件における各尺度得点の事前・事後の平均値と標
準偏差を示したものである。対応のあるt検定(両側検定)の結果,どの得点に
ついても,事前・事後間に有意な差は認められなかった。Table22Type皿条件における各尺度得点の事前・事後の平均値と標準偏差
事前(Nニ25〉
事後
(Nニ25)
t値
(d卜24)
感情的温かさ 感情的冷淡さ
弱者救済規範意識 自己犠牲規範意識 道徳的判断力
M
(SD)
(SD)
M M
(SD)
(SD)
M M
(SD)
43.04
(6.02)
20.84
(6.40)
44.68
(5.91)
23.00
(5.24)
12.48
(L20〉
42,08
(5.84)
20.28
(5.02)
44。24
(4.98)
23.32
(3.83)
12.46
(LO7)
1.39 0.59 0。59 0.40 0.09
2)各ユニットの事前事後間の変容
Type皿条件にっいて,ユニット別の事前・事後の平均値と標準偏差を示し たものがTable23である。
Table23Type皿条件のユニット別,事前・事後の平均値と標準偏差
事前 事後 t値
第1ユニット(N=24)
いじめ規範意識 M (SD)
いじめ被害者に対す M
る救済意識 (SD)47.75
(8。28)
17.80
51.96
(6.15)
20.36
3.30**
4.89***
無償の思いやりに対 M 31.36 34.76 3.42**
障害者福祉に対する M
意識 (SD)
38.28
(7.41〉
42.24
(4.65)
3.40**
***pく.001 **p<.01 *p<.05
事前・事後の平均値について対応のあるt検定(両側検定)を行ったところ,
各ユニットにおいて測定した4つの尺度のすべてにおいて事前の得点よりも事 後の得点が有意に高い結果が示された。
事後における条件間の差の検討
事後測定における感情的温かさ得点,盛情的冷淡さ得点,弱者救済意識 得点,自己犠牲意識得点,道徳的判断力得点を用いて検討した。
Table24は,条件別にみた各得点の平均値と標準偏差を示したものである。
条件を要因とする1要因分散分析を行ったところ,弱者救済規範意識得点,自 己犠牲規範意識得点,道徳的判断力得点に,条件間の有意差が認められた。
多重比較の結果,いずれの得点もTypeIIがType皿よりも有意に高かった。
Table24条件別にみた事後測定の得点の平均値(M)と標準偏差(SD)
町peI TypeH
(Nニ26) (Nニ26)
町pe皿
(Nニ25)
F値
((lf=2!74)
感情的温かさ M
(SD)
感情的冷淡さ M
(SD)
弱者救済規範意識 M
(SD)
自己犠牲規範意識 M
(SD)
道徳的判断力 M
(SD)
41,38 45.04
(9.28) (6.11)
20,15 17.88
(6.81) (5.56)
46.31ab 48.81a
(7.16) (6.41)
25.46ab 26.65a
(4.91) (4.77)
13.04ab 13.38a
(1.39) (0.94)
42.08 1.85
(5.83)
20。26 1.37
(5.02)
44.24b 3.40*
(4.98) (ノ瞼θ=39.25)
23.32b 3.53*
(3.83) (ノ臨θ=20.57)
12.46b 4.21*
(1.07) (ノ晒θ=1.32)