商 業 と 紅 涜
一五 四
天津僚約では︑先に述べた如く︑南京保約に於ける租界に閲する保頭が修正旦網羅的に規定されたが︑更に租
界設建史上注目すべき諸事項が規定された︒
一︑大使︑公伎の首府駐在権︒南京僚約に於て既に領事の駐派擦を認めたが︑倫外図との遇商関係は宮態を院
し得や鎖国的傾向甚しかりしため︑北京に大使︑公使を派遣し全図的に通商関係の統轄を期するととLした︒と
れにより列図は支那と封等の立場に於て園交︑通商関係を調整し得るととL
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二一
保)
二︑内地放行構︒従来︑外園人の支那内地投行は許されなかったが︑本保約により初めて娯楽のため若くは商
業上の目的のため︑太・閤領事の後給せる族企伶を以て内地の何庭にも放行す序構利を得た︒但し︑開港場より旦程
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︼百支里(三十三哩)を超えや期間五日を超えたい小放行には放家の必要がたい︒(第九保)
三︑長江遡航模︒英図商船は揚子江を遡って貿易を得す権利を得た︒渓口まで遡るを得るが︑港の教は三ケ所
桔田捷堆:在支列図権益概詑, p. 130.
に限られた︒長江の解放によって︑支那開園の置は且ゃった
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息園保款の存在によって︑英図のみなら守米・偽札戸〆
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一八
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六年締結された英・支北京僚約(第四依)によって天津が解放された︒長髪日以の乱に於ては︑租界外国軍隊が賊軍の侵入を撃返したととにより︑﹁租界不可侵Lの原則が確立されたと
とヘ上海租界を支那人の居住に解放したとと
Lが注目すべきである︒元来︑一八四五年英国領事と支那道喜と
の問に締結された第一回土地章程(尽主任FPE
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於て支那人が他の支那人より土地若く又は借入れるととを禁じ︑更に外因人が支部人のために家屋を建築し若くは之を貸奥するととは家屋を買入れ︑
を禁じ﹂外国人の専用区域たらしめんとしたのであるが︑その後外図人の租界を利用するものは忽々たるもので
あったc然るに︑長髪賊の乱起るや支那人の租界一内に避難するもの多く︑人口増加し︑租界の紫柴を来す結果と
なったので︑英国蛍局は︑一八五四年比第二回土地主程を後布し︑支那人の居住を公認せるのみ友らや︑翌年三
月に焼支那営局及び領事の認可を経たる者は︑
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叉は建築を許すLU日の協定をも成立せ土地の所得︑家屋の賃借︑
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日清戦役後の下関銃(広一手枠)を通じて︑開港場の増加並にそれに伴ひ租界
の増設︑掠張が大いに行はれた︒
租界と略E同様の歴史的事情を有し且或程度の行政権を有する黙に於て︑その性質租界に類似するものに銭道
附民地及公使館区域が存在する円之等に就ては説明を省略する︒
植民の概念説定及植民地の意義・内存
一五 五
支那開港場誌、第一巻中部支那, p. 64, p.
支那関係保約集, p. 2u6.
植同提雄:支那租界論, 1ι‑19.
G9‑70.
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百 業 と 認 許
一五 六
伊 東 二 項
租 界 の 本 質
第
租 界 の 種 類
支那の各地に現在命多くの租界が存在するが︑
そのうちには依約に基くものあり或はそれに基かぎるものあ
り︑その性質︑複雑多岐であって︑統一的把握を困難ならしめる︒従って︑その法理的分類は各恩一・者によって具り
時一するとどろがないが︑次に巧巳
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及び
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の所設に従ってその分類を試みる︒
外園人が支那に於て商業主(他の業務を遼行せんがために︑土地其他を取得する権利は︑宣教師を除いては︑開
港場
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的のために︑或一定の地域を区劃される︒かL
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の二類型に区別する︒しかし︑之等
の二概念は通常の用法では︑区別されてゐたい︒支那政府営局によって︑都市に於て︑外因人の性所として医割
されたあらゆる形式の地域をすべて指稽ずるものとされる︒叉︑同氏は開港場の一種として︑可
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ハ白関商埠地)を掲げてゐるから︑同氏は外図入居住の地裁として︑次のご一種を示してゐ
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上海共同租界
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三巴否両ゴ巳)が本来の意味に於けるお三
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外国領事の登記簿仕外図人土地所有者が地契を紛失した場合に庭す
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︑J・'AW叫W の典型であるL土地は境界線によって劃されてゐるが︑該境界内の土地は支那側土地局((リ
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登記銘に載ってゐる︒支那人はその地域内に於て︑彼等が取得するととあるべき財産はすべてその所有︑占有に
っさ何等妨げられるととはない︒外因人は
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の取得は許されな同o
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) 上海に於て︑外国人が土地の永倍躍を譲受けんと欲する場合には︑支那人たる土地原所有者から支那苔地歩︹地歩の 種類に就ては︑支那開港場誌第一巻一九八頁参照︺と地税領牧詮とを取得する︒譲受人たる外国人は
ζれ等の書類を
自国領事に交付し︑領事を遁じて︑官該外国人の名で支那官憲︹道芸若くは知牒︺に地契
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己白色)の設給を出
版するo
新しき地契には土地登記簿を保管せる支那官官
h街門︺の官印が鈴せられ︑枝問地歩は扶・泊される︒新しき地契
は三通作製され︑すべて適法に官印を鈴す︒その三逼は支那土地局︹合丈局︺︑領事及び蛍該外国人の三者の手許に各
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ω︒渓口に於ける外図租界は本来の意味に於けるの︒ロ
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の典型であるσその全地域は数
ヶ国によって個々に租借され︑関係各国は毎年地税を支那政府に支梯ふ︒かtAる租借がたされる以前には︑租界
現在に於ては︑外国人は自国領 (一一﹀
内の土地は強制史上若くは任意買買により︑個人的た所有主から取得されたが︑
事を通じて︑官該外図から特定地面の地契(己己
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を取得する︒その読者(ロ
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植民の概念規定及植民地の意義・内容
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Vol.
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1927. p. 29).30)
商 業 と 続 前
一五 八
給されるが︑外図人は登記の意味で白園領事館にその読書の保管を依積ずる︒かtAる形式の登記は︑上海の共同
租界に於けるが如く︑その地契が紛失した場合若くはその係件に就て紛争が起った場合に詮採記録となさんが魚
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