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團①ほとんどよ重ない    ■②10分より少ない 口④30分以上!蕗聞よリ少ない圏⑤1時閥鳳上

ロ③10分駄上30分より少ない

図5 事前意識調査の結果

 2 単元指導計画の設計

 単元「宮沢賢治の世界を読み取ろう       一イーハトーヴの心象スケッチー  単元の目標

O宮沢賢治の童話や伝記を読み、賢治の生き方や考え方が作品にどのよ  うに表れているかを考え、賢治の作品の特色について考えを広げたり  深めたりする。

  ・読み取りの観点をもって複数の作品を比べて読むことにより、

  表現の特徴や場面の相違をより具体的に読み取ることができる。

  ・複数の作品から必要な情報を取り出し、解釈し、自分の体験や    考えに基づいて評価することによって、読み取ったことを活用    することができる。

 本単元では二つの教科書教材「やまなし(物語)」と「イーハトーヴ の夢(伝記)」を読み取る。「やまなし」は、かにの親子の様子や谷川の 底の情景を、賢治特有のオノマトペなどを使用して描いた物語である。

子どもは賢治独特の文章になじみがないため、読み取りに抵抗感をもっ と思われた。そこで、「・やまなし」を初めて読んだ後、「今までに読んだ 物語と比べてみて感じたことを書こう」という発問を行い、今までに読 んだ物語との差違を感じているかどう幽か、今までに読んだ物語と比べる ことがどの程度できるのかということを把握するためである。以下に子 どもの感想を挙げる。

・だれが主人公なんだろうと思った。今まで読んだ物語は主人公  やわき役がはっきりしていたけど、やまなしはよくわからない。

 でもかにが主人公かなとちょっと思った。

・かぶかぶとか、もかもかとかふしぎな言葉がいっぱいあった。

 きれいな感じがするけど、ストーリーはおもしろくない。

・かわせみがやって来て、なにか事件が起こるのかと思ったけど、

 たいしたことがなかった。クラムボンって死んだり生き返った  りよくわからない。今までの物語よりむずかしい。

・五月は暗い。十二月は明るい。

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 揖とんどの子どもが物語の内容や展開について「よくわからない」と とまどっていた。賢治特有の表現(「かぶかぶ」「きりの形をし.た水晶」

.など)に気付いている子どもも数名いたが、それよりも物語の内容に難 しさを感じ:ていた。しかし、今までに読んだ物語との差違はどの子ども も感じていた。一人「五月は暗い。十二月は明るい」・と場面を比べてい る子どもがいた。文章を読むことに抵抗感が強く、叙述に則した読み取 りがなかなかできない子どもである。その子どもが、二つの場面を比べ てその印象を感想の中で述べていたので、このような物語どうしの差違 や場面の差違を比べることを切り口に授業計画を設計することにした。

 そこで様々な作品や資料を読み取る中で、賢治の人となり、賢治特

有の表現、そして作晶のテーマなどを読み取り、作者の意図に迫ってい

く指導:計画を立てた。また、関連教材の読み取りでは、教科書教材の読 み取りで扱った読み取りの観点や読み取った内容を活かし、賢治の他の 作品を読み広げ、賢治特有の表現なども読み取っていくことにした6  また、診断的評価テストによると、本学級の子どもは描写から心情を 把握することやあらすじをつかむことに課題がある。「比べて読む」こ

とは初めての学習でもあり、描写をより深く読み取ったり、あらすじを つかみやすくし

たりするために丸       ・. ・     騨

同じ作品の中の

場面を比べると ころがら授業を 始める。「やま なし」は五月と 十二月の幻灯の 二潮面から成り 立っている。二 枚の幻灯の二場 面を比べること で、表現、構成、

時問、季節、出 来事などをより 深ぐ読み取って

ま馨

芒著

.;婁.

ヴー.

のイ教 夢ll科一 書  ハ教  ト材  1

「弥や

関連教材f貝の火」「気のいい火山弾」

「注文の多い料理店」「なめとこ山の熊1

「雪渡り」「セロ弾きのゴーシュ」

「『注文の多い料理店』序文」

「雨乞モマケズ」

齋の生きか考え方.獺〆

の特徴を総合的に読み取る

いく。

 次に、教科書教材どうしを比べて読む。「やまなし(物語)」と「イー ハトーヴの夢(伝記)」を提示する。伝記から読み取った賢治の生き方や 考え方が物語にどのように反映されているのかを探る。

 事前の意識調査によると、読書は好きだが、読書はあまりしないと いう子どもがいる。そうした子どもが、自ら本を手に取るような学習場 面を設定する必要がある。そこで、伝記の読み取りから賢治の年譜を作 り、一生を五つの時代に分け、その時代ごとの代表作を関連教材とする。

その関連教材をブックトークで紹介し、興味をもって読書活動に入るよ

うにする。

 賢治の一生と作品を関連させることによって、教科書教材の内容が関 連教材の読み取りに活かされるようにしていく。そして関連教材を読み 広げ、教科書教材と比べ読みをし、賢治の作品について解説文を書く。

この時には、教科書教材の読み取りで用いた読み取りの観点を全て視野 に入れ、関連教材を読み取っていくようにする。

 このように教科書教材を軸に、様々な作品や資料を読み取り、自分な りの賢治観をもてるようにする。

3 .単元指導計画(全13時間)

第1次

学習課題

評価規準

「やまなし」を通読し、宮沢賢治の表現の特徴や考え方に迫 るための学習計画を立てよう。

作品の内容や表現に着目して、興味をもったところ、読み深 めたいところを把握し、学習計画を立てることができる。

学習活動 読み取りの観点

1 1. 「やまなし」の読み聞かせ

@ を聞き、感想や自分なりの

@ 「賢治像」をノートに書く。

Q. 『注文の多い料理店』の序 賢治がどのような思いで序

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2

文を読み、賢治がどのよう な思いで童話を書いたのか

を知る。

3.前時に書いた初発の感想や   賢治像、序文から読み取っ   たことをもとに、作品や伝

  記を読み取る観点を考え

  る。

4.学習計画を話し合って立て

  る。

文を書いたのか、それがよ く表れているところを中心

に読む。

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