• 検索結果がありません。

Copy-on-Write Snapshot のトラブルシューティング

ドキュメント内 Copy-on-Write Snapshotユーザガイド (ページ 97-101)

9. トラブルシューティング

9.1 Copy-on-Write Snapshot のトラブルシューティング

r 9.3 お問い合わせ先

トラブルシューティング 97

9.1 Copy-on-Write Snapshot のトラブルシューティ ング

Copy-on-Write Snapshot の使用中に発生しやすいトラブルと、その原因と対策を次の表に示しま す。

9-1 : Copy-on-Write Snapshot使用中のトラブルと対策

トラブル 原因と対策

Copy-on-Write Snapshot がインス トールできない。

次の原因が考えられます。

• 仮想 VOL 管理領域に必要な共用メモリがインストールされていな い。

• 共用メモリに仮想 VOL 管理領域のための設定がされていない。

• 差分テーブルに必要な共用メモリがインストールされていない。

問い合わせ先に連絡して、次のことを確認してください。

• 仮想 VOL 管理領域および差分テーブルに必要な共用メモリがイン ストールされているか。

• 仮想 VOL 管理領域用の共用メモリが正しく設定されているか。

プール情報が表示されない。 次の原因が考えられます。

• プールが閉塞した。

9.1.1 に示す対策を実施してください。

プールが閉塞した。 次の原因が考えられます。

• プール VOL が閉塞した。

9.1.1 に示す対策を実施してください。また、対策を実施して問題を 解決したら、SIM をコンプリートする必要があります。SIM をコンプ リートしないままにしておくと、再度プールが閉塞しても、SIM が発 生しなくなってしまいます。SIM のコンプリート手順は、9.1.2 を参 照してください。

プールの使用率がしきい値を越え た。

次の原因が考えられます。

• プールに格納しているスナップショットデータが多すぎる。

• プールの容量が少なすぎる。

• プールのしきい値が低すぎる。

次の対策を実施してください。

• 重要度が低い、または古いスナップショットデータを削除して、

プールの使用率を下げる。

• プール VOL を追加して、プールの容量を増やす。

• プールのしきい値を上げる。

対策を実施して問題を解決したら、SIM をコンプリートする必要があ ります。SIM をコンプリートしないままにしておくと、再度プールの 使用率がしきい値を越えても SIM が発生しなくなってしまいます。

SIM のコンプリート手順は、9.1.2 を参照してください。

留意事項:プール VOL を追加するためには、未使用のボリュームが必 要です。未使用のボリュームがない場合は、ボリュームを作成したり、

場合によっては問い合わせ先に連絡してハードディスクドライブ増設 を依頼したりする必要があるため、対策に時間がかかります。

プール VOL を追加できない。 次の原因が考えられます。

• すでに 1,024 個のプール VOL が登録されている。

• 共用メモリの仮想 VOL 管理領域内で使用できるプール管理ブロッ クの容量が不足している。

• プール VOL に必要な要件を満たしていない。

次の対策を実施してください。

• 別のプールにプール VOL を追加する。

• 仮想 VOL 管理領域を初期化する。

• 要件に合ったプール VOL を追加する。

98 トラブルシューティング

トラブル 原因と対策 Snapshot ペアを作成できない。 次の原因が考えられます。

• Snapshot ペアを作成するために必要な差分テーブル数が不足して いる。

• Snapshot ペア作成時の条件を満たしていない。

• Snapshot ペアを解除中のため、指定したボリュームの状態が SMPL になっている(メイン画面上では、何も表示されていない)。 次の対策を実施してください。

• Snapshot ペアを作成するために必要な差分テーブル数を確保する

(「2.2.1 」を参照)。

• Snapshot ペア作成の条件を満たして、ペア作成をやり直す。

• ShadowImage メイン画面を参照して、ボリュームの状態が SMPL に 変わった(メイン画面上では、何も表示されていない)ことを確 認してから、ペア作成をやり直す。

• RAID Manager の inqraid コマンドを実行して、そのボリュームが Copy-on-Write Snapshot で使用されていないことを確認してか ら、ペア作成をやり直す。

ボリュームリストに Snapshot ペア の情報が表示されない。

次の原因が考えられます。

• Snapshot ペアが作成されていない。

• フィルタ機能によって、Snapshot ペアが表示されないようになっ ている。

次の対策を実施してください。

• Snapshot ペアを作成する。

• [表示フィルタ]画面で設定を変更する。

リストア中にエラーが発生した。 次の原因が考えられます。

• ハードディスクドライブに障害が発生して、ボリュームが閉塞し た。

次の対策を実施してください。

• 閉塞した Snapshot ペアを解除し、問い合わせ先に連絡する。

ボリュームが閉塞した。 次の原因が考えられます。

• 2 台以上のハードディスクドライブに障害が発生した。

• ブレーカーを落としてから、再び電源オンにした。

問い合わせ先に連絡して、対策を依頼してください。

ホストにインストールされている、

ボリュームを監視するためのアプリ ケーションに異常が発生した。

次の原因が考えられます。

• ボリュームへのアクセスが拒否された。

次の対策を実施してください。

• ボリュームを監視しているアプリケーションを終了する。

• Snapshot ペアの状態をすべて PSUS にしてから、ボリュームを監視 するアプリケーションを起動する。

Snapshot ペアの状態とホストからのアクセスの関係の詳細について は、「表 1-3 」を参照してください。

ホストからポートにアクセスをしよ うとすると異常が発生し、アクセス できない。

次の原因が考えられます。

• あるポートのボリュームへのアクセスが拒否された影響で、他の ポートがオフラインになっている。

次の対策を実施してください。

• 時間をおいて、アクセスをやり直す。

• ホストにボリュームを監視するためのアプリケーションがインス トールされている場合は、そのアプリケーションを終了する。

トラブルシューティング 99

トラブル 原因と対策 Storage Navigator の操作中に頻繁

にタイムアウトが発生する。

次の原因が考えられます。

• Storage Navigator 動作 PC の負荷が高く、SVP に応答できない。

• タイムアウト発生までの時間が短く設定されている。

次の対策を実施してください。

• 時間をおいて、操作をやり直す。

• Storage Navigator の環境パラメータの[RMI 自動消滅時間]の設 定を見直す。

[RMI 自動消滅時間]の設定手順については、Storage Navigator ユー ザガイドをご覧ください。

表に示す対策を実施してもトラブルを解決できない場合、または表にはないトラブルが発生した場 合は、問い合わせ先にご連絡ください。

9.1.1 プールの閉塞からの回復手順

プールが閉塞してしまった場合は、プール VOL・プール・Snapshot ペア・仮想 VOL の順に、回復作 業を行う必要があります。ここでは、閉塞したプールを回復させる手順を説明します。

プールVOLの回復

プール VOL が閉塞した場合は、問い合わせ先に連絡してください。

プールの回復

プールを回復する手順に従って回復してください。

なお、次の操作のうちのどちらか、または両方を実施することによっても、プールを正常な状態に 戻すことができます。

• プール VOL を追加する

• プール内のスナップショットデータを削除して、プールの使用率を下げる

• プールを使用している Snapshot ペアを解除して、プールの使用率を下げる Snapshotペアの回復

プールが閉塞すると、そのプールにスナップショットデータを格納している Snapshot ペアはすべて PSUE 状態になります。PSUE 状態になった Snapshot ペアを回復するためには、Snapshot ペアを解除 してください。

仮想VOLの回復

仮想 VOL が閉塞した場合は、問い合わせ先に連絡してください。

9.1.2 プールに関する SIM のコンプリート手順

プールの使用率がしきい値を越えた場合、またはプールが閉塞した場合、次の SIM(Service Information Message)が発生します。

• プール使用率がしきい値を越えた場合:リファレンスコード 601XXX

• プールが閉塞した場合:リファレンスコード 602XXX

100 トラブルシューティング

XXX は、プール番号を示します。SIM のリファレンスコードの詳細については、問い合わせ先に連絡 してください。また、ストレージシステムで発生している SIM は、Storage Navigator の画面で確 認できます。SIM を確認するための Storage Navigator の画面については、Storage Navigator ユー ザガイドをご覧ください。

プールの使用率がしきい値を越えた場合、またはプールが閉塞した場合に発生した SIM をコンプ リートする手順を次に示します。

留意事項:SIM のコンプリートとは、SIM の状態を完了に変更する操作です。SIM 発生の原因となっ た障害が解決したら、その SIM に対してコンプリート操作を実施し、状態を完了に変更しておいて ください。

1. 使用率がしきい値を越えているプール、または閉塞しているプールを正常な状態に戻します。

プールの使用率がしきい値を越えた場合、およびプールが閉塞した場合の対処方法については、

「表 9-1 Copy-on-Write Snapshot 使用中のトラブルと対策」を参照してください。

2. [プール]画面を表示します。

3. [他のタスク]ボタンをクリックし、[SIM 完了]を選択します。

[アクション]メニューの[プール管理]から[SIM 完了]を選択することもできます。

[SIM 完了]画面が表示されます。

4. [設定確認]画面が表示されますので、[タスク名]のテキストボックスにタスク名をします。

半角英数字および記号を最大 32 文字入力できます。ただし、\ / : , ; * ? ” < > |は入力で きません。初期値では、(年月日)-(タスク名)が入力されています。

5. [適用]ボタンをクリックします。

コンプリート処理の対象となる SIM が多い場合は、処理に時間がかかります。

[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークが付いて いる場合は、タスク一覧画面が表示されます。

SIM が正常にコンプリートされたかどうかは、Storage Navigator の画面で確認できます。確認方法 の詳細については、Storage Navigator ユーザガイドをご覧ください。

ドキュメント内 Copy-on-Write Snapshotユーザガイド (ページ 97-101)