ストレージ アレイの NVMe over RoCE 接続の設定
5. 使用するポート設定を選択し、 [ 次へ ] をクリックします。
すべてのポート設定を表示するには、ダイアログボックスの右にある
[
詳細なポート設定 を表示]
リンクをクリックします。NVMe over RoCE
のクイックセットアップ| 117
ポート設定 説明 設定されたイーサネット
ポート速度 必要な速度を選択します。
ドロップダウンリストに表示されるオプションは、ネッ トワークがサポートできる最大速度(
10Gbps
など)によっ て異なります。指定可能な値は次のとおりです。•
自動ネゴシエーション• 10Gbps
• 25Gbps
• 40Gbps
• 50Gbps
• 100Gbps
注:
NVMe over RoCE
ポートには、そのポートのSFP
の対応速度に合った速度を設定する必要があります。すべ てのポートを同じ速度に設定する必要があります。
IPv4
を有効にする/ IPv6
を有効にする 一方または両方のオプションを選択して、
IPv4
ネットワー クとIPv6
ネットワークのサポートを有効にします。MTU
サイズ(
[
詳細なポート設定を表 示]
をクリックすると表示 されます。)必要に応じて、最大伝送ユニット(
MTU
)の新しいサイ ズ(バイト)を入力します。デフォルトの
MTU
サイズは1500
バイト/
フレームです。1500
~9000
の値を入力する必要があります。[IPv4
を有効にする]
を選択した場合は、[
次へ]
をクリックするとIPv4
設定を選択するためのダイアログボックスが開きます。
[IPv6
を有効にする]
を選択した場合は、[
次へ]
をク リックするとIPv6
設定を選択するためのダイアログボックスが開きます。両方のオプ ションを選択した場合は、IPv4
設定のダイアログボックスが最初に開き、[
次へ]
をクリッ クするとIPv6
設定のダイアログボックスが開きます。6. IPv4
、IPv6
、またはその両方を、自動または手動で設定します。すべてのポート設定を表示するには、ダイアログボックスの右にある
[
詳細設定を表示]
リンクをクリックします。ポート設定 説明
DHCP
サーバから自動的に設定を取得 設定を自動的に取得する場合は、このオプションを選択しま す。
静的な設定を手動で
指定 このオプションを選択した場合は、フィールドに静的アドレ スを入力します
IPv4
の場合は、ネットワークのサブネットマ スクとゲートウェイも指定します。IPv6
の場合は、ルーティン グ可能なIP
アドレスとルータのIP
アドレスも指定します。注:ルーティング可能な
IP
アドレスが1
つしかない場合は、残りのアドレスを
0:0:0:0:0:0:0:0
に設定します。ポート設定 説明
VLAN
のサポートを有効にする
(
[
詳細設定を表示]
を クリックすると表示 されます。)重要:このオプションは、
iSCSI
環境でのみ使用できます。NVMe over RoCE
環境では使用できません。VLAN
を有効にしてそのID
を入力する場合は、このオプション を選択します。VLAN
は、同じスイッチ、同じルータ、または その両方でサポートされる他の物理LAN
(ローカルエリア ネットワーク)および仮想LAN
から物理的に分離されたよう に動作する論理ネットワークです。イーサネットの優先 順位を有効にする
(
[
詳細設定を表示]
を クリックすると表示 されます。)重要:このオプションは、
iSCSI
環境でのみ使用できます。NVMe over RoCE
環境では使用できません。ネットワークアクセスの優先度を決定するパラメータを有効 にする場合は、このオプションを選択します。スライダを使 用して優先度を
1
から7
の間で選択します。共有
LAN
環境(イーサネットなど)では、多数のステーショ ンがネットワークアクセスで競合する可能性があります。ア クセスは先に行われたものから順に処理されます。2
つのス テーションが同時にネットワークにアクセスしようとする と、両方のステーションがアクセスを停止して再試行まで待 機します。1
つのステーションだけがスイッチポートに接続 されるスイッチイーサネットでは、このプロセスが最小化さ れます。7. [
終了]
をクリックします。ホストからのストレージの検出と接続
SANtricity System Manager
で各ホストを定義する前に、ホストからターゲットコントローラポートを検出し、
NVMe
接続を確立する必要があります。手順
1.
次のコマンドを使用して、すべてのパスについて、NVMe-oF
ターゲットの使用可能なサ ブシステムを検出します。nvme discover -t rdma -a target_ip_address
このコマンドのtarget_ip_addressはターゲットポートの
IP
アドレスです。注:nvme discoverコマンドでは、ホストアクセスに関係なく、サブシステムのすべ てのコントローラポートが検出されます。
# nvme discover -t rdma -a 192.168.1.77
Discovery Log Number of Records 2, Generation counter 0
=====Discovery Log Entry 0======
trtype: rdma adrfam: ipv4
subtype: nvme subsystem treq: not specified portid: 0
trsvcid: 4420
subnqn: nqn.1992-08.com.netapp:5700.600a098000a527a7000000005ab3af94 traddr: 192.168.1.77
rdma_prtype: roce rdma_qptype: connected
NVMe over RoCE
のクイックセットアップ| 119
rdma_cms: rdma-cm rdma_pkey: 0x0000
=====Discovery Log Entry 1======
trtype: rdma adrfam: ipv4
subtype: nvme subsystem treq: not specified portid: 1
trsvcid: 4420
subnqn: nqn.1992-08.com.netapp:5700.600a098000a527a7000000005ab3af94 traddr: 192.168.2.77
rdma_prtype: roce rdma_qptype: connected rdma_cms: rdma-cm rdma_pkey: 0x0000
2.
他の接続についても手順1
を繰り返します。3.
次のコマンドを使用して最初のパスで検出したサブシステムに接続します。nvme connect -t rdma -ndiscovered_sub_nqn-atarget_ip_address-Qqueue_depth_setting-lcontroller_loss_timeout_period
重要:検出されたポートのうち、ホストからアクセスできないポートへの接続は確立さ れません。
重要:このコマンドにポート番号を指定すると、接続は失敗します。接続用として設定 されているポートはデフォルトポートだけです。
重要:推奨されるキューの深さは
1024
です。次の例に示すように、-Q 1024コマンドラ インオプションを使用して、デフォルトの設定である128
を1024
でオーバーライドしま す。重要:コントローラ損失のタイムアウト時間として推奨される秒数は
3,600
秒(60
分)です。次の例に示すように、-l 3600コマンドラインオプションを使用して、デフォ ルトの設定である
600
秒を3,600
秒でオーバーライドします。
# nvme connect -t rdma -a 192.168.1.77 -n nqn.1992-08.com.netapp:
5700.600a098000a527a7000000005ab3af94 -Q 1024 -l 3600
# nvme connect -t rdma -a 192.168.2.77 -n nqn.1992-08.com.netapp:
5700.600a098000a527a7000000005ab3af94 -Q 1024 -l 3600
4.
手順3
を繰り返して、2
番目のパスで検出されたサブシステムを接続します。ホストの定義
SANtricity System Manager
を使用して、ストレージアレイにデータを送信するホストを定義します。ホストの定義は、ストレージアレイが接続されているホストを認識して、ボリュー ムへの
I/O
アクセスを許可するために必要な手順の1
つです。タスク概要
ホストを定義する際は、次のガイドラインに注意してください。
•
ホストに関連付けられたホストポート識別子を定義する必要があります。•
ホストに割り当てられたシステム名と同じ名前を指定します。•
選択した名前がすでに使用されている場合、この処理は失敗します。•
名前の最大文字数は30
文字です。手順
1. [
ストレージ] > [
ホスト]
を選択します。2. [
作成] > [
ホスト]
をクリックします。[
ホストの作成]
ダイアログボックスが表示されます。3.
ホストの設定を必要に応じて選択します。フィールドの詳細
設定 説明
名前 新しいホストの名前を入力します。
ホストオペレーティングシ
ステムタイプ ドロップダウンリストから次のいずれかのオプショ ンを選択します。
• SANtricity 11.60
以降 Linux• SANtricity 11.60
より前Linux DM-MP(カーネル3.10以降)
ホストインターフェイスタ
イプ 使用するホストインターフェイスタイプを選択しま す。設定するアレイに使用可能なホストインター フェイスタイプが
1
つしかない場合は、この設定を選 択できないことがあります。ホストポート 次のいずれかを実行します。
• I/O
インターフェイスを選択するホストポートがログインしている場合は、リスト からホストポート識別子を選択できます。この方 法を使用することを推奨します。
•
手動で追加するホストポートがログインしていない場合は、ホス トの/etc/nvme/hostnqnを参照して
hostnqn
識別子 を確認し、ホスト定義に関連付けます。ホストポート識別子を
[
ホストポート]
フィールド に手動で入力するか、/etc/nvme/hostnqnファイ ルから(一度に1
つずつ)コピーして貼り付けます。ホストポート識別子は一度に
1
つずつ追加してホ ストに関連付ける必要がありますが、ホストに関連 付ける識別子はいくつでも選択できます。各識別 子が[
ホストポート]
フィールドに表示されます。必要に応じて、識別子の横にある
[X]
を選択して削 除することもできます。4. [
作成]
をクリックします。タスクの結果
ホストの作成が完了すると、ホストに対して設定された各ホストポートのデフォルト名
(ユーザラベル)が
SANtricity System Manager
によって作成されます。デフォルトのエイリアスは
<
Hostname_Port Number>
です。たとえば、ホストIPT
に対して 作成された最初のポートのデフォルトのエイリアスはIPT_1となります。NVMe over RoCE
のクイックセットアップ| 121
ボリュームの割り当て
ボリュームを
I/O
処理に使用するには、ホストまたはホストクラスタにボリューム(ネーム スペース)を割り当てる必要があります。これにより、ストレージアレイの1
つ以上のネー ムスペースへのアクセスがホストまたはホストクラスタに許可されます。タスク概要
ボリュームを割り当てる際は、次のガイドラインに注意してください。
•
ボリュームは一度に1
つのホストまたはホストクラスタにのみ割り当てることができま す。•
割り当てられたボリュームは、ストレージアレイのコントローラ間で共有されます。•
あるホストまたはホストクラスタからボリュームへのアクセスに、同じネームスペースID
(NSID
)を重複して使用することはできません。一意のNSID
を使用する必要がありま す。次の場合、ボリュームの割り当ては失敗します。
•
すべてのボリュームが割り当てられている。•
ボリュームがすでに別のホストまたはホストクラスタに割り当てられている。次の場合、ボリュームを割り当てることはできません。
•
有効なホストまたはホストクラスタが存在しない。•
すべてのボリューム割り当てが定義済みである。未割り当てのボリュームはすべて表示されますが、ホストが
Data Assurance
(DA
)対応かど うかで処理は次のように異なります。• DA
対応ホストの場合は、DA
有効、DA
無効のどちらのボリュームでも選択できます。• DA
対応でないホストでDA
が有効なボリュームを選択した場合、ボリュームをホストに 割り当てる前にボリュームのDA
を自動的に無効にする必要があるという警告が表示さ れます。手順
1. [
ストレージ] > [
ホスト]
を選択します。2.
ボリュームを割り当てるホストまたはホストクラスタを選択して、[
ボリュームの割り当 て]
をクリックします。ダイアログボックスに割り当て可能なすべてのボリュームのリストが表示されます。任 意の列を並べ替えるか、
[
フィルタ]
ボックスに入力すると、特定のボリュームを簡単に検 索できます。3.
割り当てる各ボリュームの横にあるチェックボックスを選択します。すべてのボリュー ムを選択する場合は、テーブルヘッダーのチェックボックスを選択します。4. [
割り当て]
をクリックして処理を実行します。タスクの結果
ホストまたはホストクラスタへのボリュームの割り当てが完了すると、次の処理が実行さ れます。