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伝送インフラに関する法体系のあり方

○ 通信・放送の区分にとらわれず、電気通信事業法等と放送法制における放送伝送サービスの規律を統合した制度を構築すべきとした左記方針に賛同 します。なお、これら法制度の統合・簡素化にあたっては、現行の電波法並びに関連諸規則等において規定されている無線局免許手続き等の簡略化を はじめとする規制緩和をセットで検討する必要があると考えます。

(宇宙通信(株))

○ 物理網・伝送サービスのレイヤーである情報伝送路は、全てのレイヤーにとってサービス提供に不可欠な存在である事から、利用者が同等の条件で 伝送路を利用でき、差別的な扱いが生じない様にするべきであると考えます。

(伊藤忠商事(株))

○ 放送/通信の利用区分にとらわれない形での制度構築は、様々なサービスが各種伝送路を柔軟に効率的に利用できるようになり、サービスの活性化 が期待できるため賛成である。しかし、伝送インフラ事業者のインフラ利用者に対する優越的地位の濫用や、不当的差別を禁止する規律は必要と考え る。

((株)ソニー・放送メディア)

(1)基本的な考え方

○ 本中間取りまとめの本記載は、事業者の自由な事業活動を促進するものであり適当であると考えます。

((株)エヌ・ティ・ティドコモ)

○ ネットワーク規律全般の簡明化、柔軟化を図ることについて賛成します。

ただし、その際には現在のNTT法や電気通信事業法、その他のガイドライン等により担保されている公正競争ルール(NTTに対するドミナ ント規制、接続ルール等)については、新しい法体系においても担保されることが重要です。

(KDDI(株))

○ 制度改正は 2011 年をターゲットにしていますが、それまでの間に制度化が予想されるメディア(ISDB-T 3 セグメント放送など)について、本 研究会の結論がまとまるまで制度化が延期されることなどのないように、本研究会の検討と具体的事案とは別に処理されるよう希望します。

((株)エフエム東京)

○ 伝送レイヤーについては、アクセス手段の多様化等の進展を踏まえつつ、公正競争の確保に必要な最小限の規制にしていくべきである。

((社)日本経済団体連合会)

(2)伝送サービスに係る規律

○ IPマルチキャスト放送の活用やトリプルプレイサービスの増加等により、通信用設備と放送用設備の差異は、一層相対化する傾向にあるもの の、公正な競争を促進し、利用者利益を拡大させるためには、現在の指定電気通信設備制度と同等以上の規制を確保し、有線電気通信設備におけ るボトルネック設備を有する NTT 東西への規制を維持することが不可欠であると考えます。

なお、ボトルネック設備に起因する市場支配力を有する事業者に対し、現状と同等以上の規制水準を確保するという観点から、ボトルネック性 の判断に当たっては、現状と同様に有線電気通信設備と無線電気通信設備を分けて判断する必要があると考えます。

また、映像配信プラットフォームのオープン化においては、事業者がサービス提供を円滑に行えるような接続ルール策定が必要になるものと考 えます。例えば IP マルチキャストについては、当該方式を利用するにあたってのグループ数等のリソースに対する設備要件が特に厳しいため、ア クセス設備を共用する事業者間では、IP マルチキャストに係る設備も共用可能とするルールが必要であると考えます。

(ソフトバンクBB(株)、ソフトバンクテレコム(株)、ソフトバンクモバイル(株))

○ 伝送サービスの規律を統合することで、統合前よりも規制強化にならないような制度構築を希望します。

(ジェイサット(株))

○ オール IP 化の促進に伴い、地上デジタル放送について IP 技術を活用し再送信する場合、直接受信やケーブルテレビ事業者の再送信と比較して

「同一性の保持」が担保されない際には、VoIP における品質評価区分(0AB-J と 050)と同様に、視聴者がその品質について簡便に識別できる仕 組みの検討を要望する。

前述のとおり、ケーブルテレビ事業者の社会的貢献度は高いため、今後、ケーブルテレビ事業者によるサービス提供形態に大きな影響を与える 法体系の変更を検討される場合には、加入者に与える影響も鑑みケーブルテレビ事業者として意見を述べる場の設定を要望する。例として、有線 テレビジョン放送法第 13 条における区域外再送信に関する大臣裁定等を見直す場合には、視聴者保護の観点から特に慎重な検討を要望する。

((株)ジュピターテレコム)

(3)電気通信設備に係る規律

○ 有線に関する電気通信設備の規律については、適宜見直しが行われておりますので、本取組の中で電波に関する電気通信設備の規律にフォーカ スをあてて、柔軟な利用を図る検討が行われことは適切と考えます。

(イーアクセス(株))

○ 「ICT改革促進プログラム」では、「ユビキタス特区」における「電波の二次取引制度の携帯電話等への拡大について、次期通常国会に向けて 検討する」こととされておりますが、このような「ユビキタス特区」における電波の二次取引制度を更に拡大する検討に当っては、ユビキタス特 区における施策の影響を見極めたうえで、拡大を行なうか否かを検討することが必要だと考えます。

((株)エヌ・ティ・ティドコモ)

○ 現在の無線局免許制度では、弊社が電気通信事業及び受託放送事業を営むために、一つの人工衛星において異なる無線局免許の取得を求められ ています。また、受託放送に係るテレビジョン放送の区分が放送法と電波法で異なり、規律が統一されていない状況もあります。法体系が整備さ れることにより、規律が統一され、通信事業と放送事業を一つの無線局免許で行えるようになれば、行政手続きの負担が大幅に軽減され、通信・

放送の区別なくスピーディーな事業展開が期待されます。無線局免許の制度改革の推進を強く希望します。

(ジェイサット(株))

○ 技術中立的でサービス指向型の法体系に移行する方針が打ち出されている中で、「特別メディアサービス」事業者に対しては、電波法に基づき 審査する枠組みを残すとあるが、法体系と矛盾があるように見受けられる。また、電波を使わない、ブロードバンドによる「特別メディアサービ ス」事業者というのはあり得るのかが不明確である。

また、レイヤー型の法体系に転換した際に、周波数割当や無線局免許における使用区分が、サービス提供の障害とならないよう、配慮が必要で

ある。例えば、放送用の周波数では通信サービスができない等の規制を緩和するべきである。

((社)日本経済団体連合会)

補足:技術標準のあり方

○ 今後、技術基準の統一が行われる場合には、例えば、地上放送の再送信等について、品質の低下が起こらないような配慮が必要と考えます。従 いまして、現在の有線テレビジョン放送法の技術基準を基本に検討することが妥当と考えます。

((社)日本ケーブルテレビ連盟)