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図3‑3パフォーマンステストと評定法の相関図 56 

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中学生 高 校 生 大 学 生 林 * 熟 達 段 階 p<.OOI  図3‑4サーブレシーブパフォーマンスの総合的評価に

おける上位群と下位群の得点(誤差線は標準偏艶

図 3‑4に 総 合 的 評 価 に お け る 各 熟 達 段 階 の 上 位 群 と 下 位 群 の 得 点 を 示 し た . 総 合 的 評 価 を 従 属 変 数 と し ， グ ル ー プ ( 上 位 群 ， 下 位 群)X熟 達 段 階 ( 中 学 生 ， 高 校 生 ， 大 学 生 ) の 分 散 分 析 を 行 っ た 結 果 ， グ ル ー プ の 主 効 果 が 有 意 で あ り (F(1， 36)=230.69， p<.001)， 上 位 群 の 方 が 下 位 群 よ り 高 い 得 点 を 得 て い た . ま た ， 熟 達 段 階 の 主 効 果 も 有 意 で あ り (F(2，36)=93.37，  pく.001)，Bonferroniの 方 法 で 多 重 比 較 を 行 っ た と こ ろ ， 熟 達 段 階 が 高 く

な る に つ れ て 有 意 に 得 点 が 高 く な る こ と が 認 め ら れ た . 以 上 の こ と か ら ， パ フ ォ ー マ ン ス レ ベ ル 間 及 び 熟 達 段 階 間 で サ ー ブ レ シ ー ブ パ フ ォ ー マ ン ス に 違 い が あ る と 考 え ら れ る .

2)知 覚 的 要 因 に お け る パ フ ォ ー マ ン ス 上 位 群 と 下 位 群 の 差 違

① 視 覚 的 能 力 図 3・5に ， 各 熟 達 段 階 の 上 位 群 と 下 位 群 の 視 覚 的 能 力 に お け る 測 定 結 果 を 示 し た . 視 覚 的 能 力 に お い て は 8項 目 の 視 覚 的 能 力 を 従 属 変 数 と し た ， グ ル ー プ × 熟 達 段 階 の 多 変 量 分 散 分 析 の 結 果 ， 有 意 な 主 効 果 又 は 交 互 作 用 効 果 は 認 め ら れ な か っ た .

ホ**

2.00 

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中学生 高校生 大 学 生 林 *

熟達段階 p<.OOI 

図3‑4サーブレシーブパフォーマンスの総合的評価に おける上位群と下位群の得点(誤差線は標準偏艶

図 3‑4に 総 合 的 評 価 に お け る 各 熟 達 段 階 の 上 位 群 と 下 位 群 の 得 点 を 示 し た . 総 合 的 評 価 を 従 属 変 数 と し ， グ ル ー プ ( 上 位 群 ， 下 位 群)X熟 達 段 階 ( 中 学 生 ， 高 校 生 ， 大 学 生 ) の 分 散 分 析 を 行 っ た 結 果 ， グ ル ー プ の 主 効 果 が 有 意 で あ り (F(1， 36)=230.69， p<.001)， 上 位 群 の 方 が 下 位 群 よ り 高 い 得 点 を 得 て い た . ま た ， 熟 達 段 階 の 主 効 果 も 有 意 で あ り (F(2，36)=93.37，  pく.001)，Bonferroniの 方 法 で 多 重 比 較 を 行 っ た と こ ろ ， 熟 達 段 階 が 高 く

な る に つ れ て 有 意 に 得 点 が 高 く な る こ と が 認 め ら れ た . 以 上 の こ と か ら ， パ フ ォ ー マ ン ス レ ベ ル 間 及 び 熟 達 段 階 間 で サ ー ブ レ シ ー ブ パ フ ォ ー マ ン ス に 違 い が あ る と 考 え ら れ る .

2)知 覚 的 要 因 に お け る パ フ ォ ー マ ン ス 上 位 群 と 下 位 群 の 差 違

① 視 覚 的 能 力 図 3・5に ， 各 熟 達 段 階 の 上 位 群 と 下 位 群 の 視 覚 的 能 力 に お け る 測 定 結 果 を 示 し た . 視 覚 的 能 力 に お い て は 8項 目 の 視 覚 的 能 力 を 従 属 変 数 と し た ， グ ル ー プ × 熟 達 段 階 の 多 変 量 分 散 分 析 の 結 果 ， 有 意 な 主 効 果 又 は 交 互 作 用 効 果 は 認 め ら れ な か っ た .

図上位群(n=7) 図上位群(n=7) ロ下位群(n=7) ロ下位群(n=7)

T  T  ^〒

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中学生 高校生 大学生 中学生 高校生 大学生

熟達段階 熟達段階

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ロ下位群(n=7) ロ下位群(n=7) 9 

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中学生 高校生 大学生 中学生 高校生 大学生

熟達段階 熟達段階

DVA  コントラスト感度

図3‑5a各熟達段階の上位群と下位群の静止視力(誤差線は標準偏差)

58 

図上位群(n=7) 図上位群(n=7) ロ下位群(n=7) ロ下位群(n=7)

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中学生 高校生 大学生 中学生 高校生 大学生

熟達段階 熟達段階

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ロ下位群(n=7) ロ下位群(n=7) 9 

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中学生 高校生 大学生 中学生 高校生 大学生

熟達段階 熟達段階

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図3‑5a各熟達段階の上位群と下位群の静止視力(誤差線は標準偏差)

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国上位群(n=7) 口下位群(n=7) 国上位群(n=7) 40 

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国上位群(n=7) ロ下位群(n=7) 高校生

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大学生

図上位群(n=7) ロ下位群(n=7) 高校生

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高校生 大学生 熟達段階 眼と手の協応動作

図3‑5b各熟達段階の上位群と下位群の視覚的能力(誤差線は標準偏差) 大学生 中学生

高校生 熟達段階

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国上位群(n=7) 口下位群(n=7) 国上位群(n=7) 40 

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高校生 大学生 熟達段階 眼と手の協応動作

図3‑5b各熟達段階の上位群と下位群の視覚的能力(誤差線は標準偏差) 大学生 中学生

高校生 熟達段階

瞬間視 中学生

② 情 報 処 理 方 略 要 因 情 報 処 理 方 略 要 因 に 関 し て は ， パ フ ォ ー マ ン ス レ ベ ル 聞 及 び 熟 達 段 階 聞 に 有 意 な 差 が 認 め ら れ た .

i )注意スタイル 図 3・6は ， 各 熟 達 段 階 の 上 位 群 と 下 位 群 の 得 点 を TAIS‑Vの 下 位 尺 度 ご と に 示 し て い る .6つ の 下 位 尺 度 を 従 属 変 数 と し た ， グ ノ レ ー ア × 熟 達 段 階 の 多 変 量 分 散 分 析 の 結 果 ， グ ル ー プ の 主 効 果 が 有 意 で あ っ た(Wilks'slambda=.531， F(6， 31)=4.56， p<.Ol). そ こ で ， 従 属 変 数

ご と に 分 散 分 析 を 行 っ た と こ ろ ， BET(F(1，  36)=22.85， pく.001)，BIT(F(l，  36)=11.11. pく.01)，OIT(F(1，  36)=4.40， p<.05)に お い て 有 意 な グ ル ー プ の 主 効果が認められ， BETとBITに お い て 上 位 群 の 方 が 下 位 群 よ り 高 く ， OIT に お い て 上 位 群 の 方 が 下 位 群 よ り 低 い こ と が 認 め ら れ た .

i i

  )予測スキル 図 3・7'"'‑'図 3‑9に ， 時 間 的 遮 蔽 法 に お け る 各 熟 達 段 階 の 上 位 群 と 下 位 群 の 予 測 正 確 性 ( エ ラ ー の 大 き さ ) を 遮 蔽 条 件 ご と に 示 し た . 図 3・7に MREに お け る 結 果 を ， 図 3‑8に MLEに お け る 結 果 を ， そ し て 図 3‑9に MDEに お け る 結 果 を 示 し て い る .

MREを 従 属 変 数 と し て ， グ ル ー プ × 熟 達 段 階 × 遮 蔽 条 件(tl'"'‑' t5)の 分 散 分 析 を 行 っ た 結 果 ， 熟 達 段 階(F(2，36)=8.35， pく.01)と 遮 蔽 条 件 (F(4，

144)=127.17， p<.Ol)の 主 効 果 が 有 意 で あ っ た .Bonferroniの 方 法 を 用 い て 多 重 比 較 を 行 っ た と こ ろ ， 熟 達 段 階 に つ い て は 大 学 生 プ レ ー ヤ ー の 方 が 中 学 生 プ レ ー ヤ ー よ り 有 意 に エ ラ ー が 少 な か っ た . ま た ， 遮 蔽 条 件 に つ い て は tlから t2に か け て t3から t4に か け て ， 及 び t4から t5に か け て 有 意 な エ ラ ー の 減 少 が 認 め ら れ た .

MLEを 従 属 変 数 と し て ， 同 様 に 分 散 分 析 を 行 っ た 結 果 ， 有 意 な グ ル ー プ の 主 効 果(F(l，36)=17.16， p<.Ol)が 認 め ら れ ， 上 位 群 の 方 が 下 位 群 よ り 有 意 に エ ラ ー が 少 な か っ た . ま た ， グ ル ー プ × 遮 蔽 条 件 の 交 互 作 用 効 果 が 有 意 で あ っ た(F(4，144)=7.76， p<.OOl).そ こ で ， 遮 蔽 条 件 ご と に グ ル ー

60 

② 情 報 処 理 方 略 要 因 情 報 処 理 方 略 要 因 に 関 し て は ， パ フ ォ ー マ ン ス レ ベ ル 聞 及 び 熟 達 段 階 聞 に 有 意 な 差 が 認 め ら れ た .

i )注意スタイル 図 3・6は ， 各 熟 達 段 階 の 上 位 群 と 下 位 群 の 得 点 を TAIS‑Vの 下 位 尺 度 ご と に 示 し て い る .6つ の 下 位 尺 度 を 従 属 変 数 と し た ，

iグ ノ レ ー ア × 熟 達 段 階 の 多 変 量 分 散 分 析 の 結 果 ， グ ル ー プ の 主 効 果 が 有 意 で あ っ た(Wilks'slambda=.531， F(6， 31)=4.56， p<.Ol). そ こ で ， 従 属 変 数

ご と に 分 散 分 析 を 行 っ た と こ ろ ， BET(F(1，  36)=22.85， pく.001)，BIT(F(l，  36)=11.11. pく.01)，OIT(F(1，  36)=4.40， p<.05)に お い て 有 意 な グ ル ー プ の 主 効果が認められ， BETと BITに お い て 上 位 群 の 方 が 下 位 群 よ り 高 く ， OIT に お い て 上 位 群 の 方 が 下 位 群 よ り 低 い こ と が 認 め ら れ た .

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  )予測スキル 図 3・7'"'‑'図 3‑9に ， 時 間 的 遮 蔽 法 に お け る 各 熟 達 段 階 の 上 位 群 と 下 位 群 の 予 測 正 確 性 ( エ ラ ー の 大 き さ ) を 遮 蔽 条 件 ご と に 示 し た . 図 3・7に MREに お け る 結 果 を ， 図 3‑8に MLEに お け る 結 果 を ， そ し て 図 3‑9に MDEに お け る 結 果 を 示 し て い る .

MREを 従 属 変 数 と し て ， グ ル ー プ × 熟 達 段 階 × 遮 蔽 条 件(tl'"'‑' t5)の 分 散 分 析 を 行 っ た 結 果 ， 熟 達 段 階(F(2，36)=8.35， pく.01)と 遮 蔽 条 件(F(4， 144)=127.17， p<.Ol)の 主 効 果 が 有 意 で あ っ た .Bonferroniの 方 法 を 用 い て 多 重 比 較 を 行 っ た と こ ろ ， 熟 達 段 階 に つ い て は 大 学 生 プ レ ー ヤ ー の 方 が 中 学 生 プ レ ー ヤ ー よ り 有 意 に エ ラ ー が 少 な か っ た . ま た ， 遮 蔽 条 件 に つ い て は tlから t2に か け て t3から t4に か け て ， 及 び t4から t5に か け て 有 意 な エ ラ ー の 減 少 が 認 め ら れ た .

MLEを 従 属 変 数 と し て ， 同 様 に 分 散 分 析 を 行 っ た 結 果 ， 有 意 な グ ル ー プ の 主 効 果(F(l，36)=17.16， p<.Ol)が 認 め ら れ ， 上 位 群 の 方 が 下 位 群 よ り 有 意 に エ ラ ー が 少 な か っ た . ま た ， グ ル ー プ × 遮 蔽 条 件 の 交 互 作 用 効 果 が 有 意 で あ っ た(F(4，144)=7.76，p<.OOl).そ こ で ， 遮 蔽 条 件 ご と に グ ル ー

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30 r  25  20 

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】

ドキュメント内 バレーボールのパフォーマンスに関係する知覚的要因の検討 (ページ 58-63)