都 心 型 複 合 公 共 施 設 の 新 しい 試 み
5. 施設の管 理体制と運営
こ の施設の オープ ン当時,ユ ニ ークな 施設 と い うこ とでマ スコ ミの取 材攻勢にあ った。中で も某 テレ ビ局から「5 つの 施設 の単なる 雑居ビ ル」 と酷 評 ?されショックを受 けたが施設内容 や運営方 法な どについ て詳しく説明し理 解し て 頂い たこ と もある。以 下枚合施設 としての特 徴 的な点を紹 介す る。
①竹外体 制につい ては,経済性 効率性の 観点 か ら,小学校 を含む建物令体の管 理をプラザが行 うという 竹理の一元化を図 った。こ のこ とは,
千 代田 区 に とって も画 川的 な 発想 の転 換で あ り, 準備段階 において も慎 重に検討さ れた事項 であ る。
② 施設運営にあたって は,学 校施設を積極的に 一 般開放することにし たこ とに伴い ,その受 付 窓口 も一元化 し,プ ラザ がその 小務を 行うこ と とした。利川 削 ことっては,プラザの窓口で 住 民施設のほ か学 校施設の使川手続 をとるこ とが 出米る ように な'0, 併せて施設の 選択出 来る帽 が広がるな ど, サービスの前進が図 れた。
③施設の 相互利用についての代表的 事例は,多 目的 ホールと 粕'I室にみるこ とが出 来る。 多目 的ホ ールは本来目的のほか, 保育 園児の遊び場 として, また小学校の学芸 会の練 習など授業の 場 として も使用さ れている。
区民図 書室は学校図書室 と隣合 わせて設けら れてい るが,学校図書室 にない 児童向けの 本も 置い てあ るので,学校の授業 中として も利用 さ れている。い わば小学 校にとっては,二つり 図 書室を所有してい るのと同 じ効果がある と言っ て良い。 また小学校 令児童にコ ンピ ュータ処理 による図書利用 カード を発行している ので,気 軽に利用 されてい るo こ のため児 童が本に接 す る機会 も多 くなり, 読書量 も増 えるとともに,
本 を大 事に するマナーなど も体験 をとおして学 んでい るこ とが,渋谷校 長先生 から紹 介さ れて
地域開 兌88. 7 29
いh 。
④ こ れ ら の 画 施 設 が 枇 旧 こ効 果 的 有 機 的 に 効 能 し, 円 滑 な 管 理 運営 が 行 わ れる よ う 『竹 理 迎 宮 委 貝 会 』 を設 置 し て 連 絡 調 整 に あ た っ て い る 。 し か し よ り 円 滑 な 施 設 の 竹 理 運 営 の ため に は,
こ の 施 設 で 働 く 職 貝 の 理 解 が 必 要 で あ る ので , コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン を 積 極 的 に 図 る こ と に力 点 を 置い て い く必 要 が あ る 。
⑤ 施設 が よ り 使い 易 く 親し ま れ た も のに す る た め に , 利 用 者 の 声 を聞 く 「 利用 者懇 談 会」 を 開
催し , サ ー ビ スの 向 上 に 努力 を し てい る。
6. オ ー プ ン から7 ヵ 月 を 経 過 し て 一 各 方 面 の 反 響 な ど
以 上 簡 単に 施設 令 体 の 紹 介 をし て きた が, IIJ 川 片か ら の│又;響 は 奸 評 で あ り , オ ープ ン から3
コ
Qぺ
)]まで の7 ヵn 間 の 延 利川 軒 数は 住民 施 段で 乖58,500 人 , 学 校 施 設で 約15,700 人で1 ヵ 月のf 肝 者 は 平 均10,000 人 を 超 え て お り・ 好 調 な;
タ ート で あ る と 言 え よ う。
また ユ ニ ー クな 施 設 であ る とし て マ ス コ ミi 大 きく と り あ げ ら れ た ため , 文 字 ど お り 北 海j か ら 沖 縄 まで , 外 圓 か ら も 机 察 者が 絶 え ない ,3
月末 まで に 約1,300 人の 視 察 嗇 が 訪 れて お り こ の傾 向 は まだ 当 分 の 問 続 き そ う だ。
こ の よう な反 響 の 大 き さ は 何 を 意味 し ていj の だろ う か。 令 国 的 に 児 童 数 の 減少 とい うmi があ る 中 で , 学 校 施 設 のあ り 方 も問 わ れて'.り と 同峙 に, 公 共施 設 の あ り 方 も 問 わ れて い るi 片 っ て は はい 過 ぎだ ろ う か 。
今 後 の 公 共 施設 ・ コ ミュ ニ テ ィ施 段 のあI≒
を 示峻 し てい るこ の 新し い,武み を成 功 させ るJ め に. ・ 川 努)J して い き たい 。
ユニ テ イづくり と委 員会活動
■ 東 京 都 台 東区
タ クト を 振 っ て , 台 淑区 歌 を指 抑 する 内 山 区 長。 コ ミュ ニ テ ィ 祭 り のフ ィナ ー レで す 。
つ づ い て の 懇 親 会。 区 挺 は 住 民 に 対 し,「 何
・んで も皆 さ んが 思 って い る こ と , 要 望 を 言 っ て く だ さい 。 何 も ない わけ は ない で し ょ う 」。
開 口 一 番の 区 長 の 発 言 に , 住民 も一瞬 無 言。
つ づ け て 「 区 長 室 の 扉 は ,い つ で も開 け てあ り ます か ら , い つ で も 来 て く だ さい 」。
区 長 の 気 さ く な呼 び か け に 始 まっ た 会 は , 和 気 あ い あ い 。 まさ に, 行 政 と 住 民 が 一 体 と な っ て まい 進 する , 台 束 区 に お け る コ ミュ ニ テ ィ の 姿 の 象徴 で す 。
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ア
台 剌 州Jvlf;!; 中 山 慶 三
1。 コ ミ ュ ニ テ イづ く り の 背 景
上 野 , 浅 草と い う 二 人 繁 華 街 を か か え, 下II 特 有の 人情 味 巴 か な環 境 に 包 ま れた 本区 乱 : 地 鳥騰 , 住宅 姚 , 公 害 , 生 活 環 境 の 忠 化 な と,
多 く の 吐 会的 矛 珊 がお こ り始 め まし た 。 また, 一 方で は核 家 族化 の 傾 向 が 強 まる 等 , 地 域 的 な 連帯 感 や心 のふ れあ い が 失 わ れ始 め , 人 間 疎 外 の 現 象 が 進 行 し始 め まし た。
こ の よ う な 中 で,住 民 同 志 の心 の ふ れあ い や 連 帯 感 にあ ふ れた , よ り よ い ま ちづ く り が必'}
と さ れ, 台 束区 政 推 進 の 究 極 の 目 標 であ る「り る く 豊 か な う る お い の あ る コ ミ ュニ テ イのり
現J を目 指 し て , コ ミュ ニ テ イづ く り が ス タ ー ト し まし た。
2. コ ミ ュニ テ ィ 委 員 会 の し く み
「 町 の 瓦化 掘進 運動 」「 自 主防 災トn設 置 運 助 」 等 , 本区 で もい ろ い ろ な住 民 巡 助 を 展開 し, そ
れ な りに 大 き な成 米を あ げ て き まし た。
し か し,こ れ ら の 連 助 は 住民 運 動 と い っ て も,
令体 的 に は行 政 主 溥 県 で あ り, 行政 に 対 す る 住 民 の 協力 とい う形 の もの が 多 か った わけ で す 。 コ ミュ ニテ ィづ くり は, こ れ らの 消極 的 な 住 民 運動 と 違 っ て,あ く ま で も地 域 住 民 の 自 主 的 ,
自 発的 活動 で あ るこ と が 原 則 で す 。
行 政 は, 住民 の コ ミュニ テ ィ 活動 が 活 性 化 す る た め の 条 件 づ く り と, 環 境 の 整 備, コ ミュ ニ テ ィ活 動 を促 進 す る た め の 施 設 の 充 実 と い っ た 分野 を担 当 し ます。
コ ミ ュニ テ ィづ く り の 主 役 ぱ 住 民 で あ り , 行政 は 火方 に 徹 し ます。
本区 で も, 住民 との 初 会[
I峙 から , 特 に, こ の点 を強 調 して い る と こ ろ で す 。
そ こ で 住 民 が, 可 ミュ ニ テ ィづ く り に向 っ て 地域 ぐ る みで , さ ま ざ まな コ ミ ュニ テ ィ 活動 を 展開 して い く ため に 推 進 け 体 と なる 組 織 が必 要 と な り,「 コ ミュニ テ ィ委n 会」を 設 立 し ま した 。
3 コ ミ ュ ニ テ ィ 委 員 会づ くり の軽 緯
区 内 削 也域 に コ ミュ ニ テ イづ く り を す す め る ため; まず'`モ デ ル¨ と な る 地 区 を 設 定 し まし た。 昭 和SI 年4 )\松 箭地 区 を 選 び , 松 柴小 学 校 を 核 と し た地 域 仕 民 に よる, は じ め て の「 コ ミュ ニ テ フi委 八 会」 が 誕 生 し まし た 。
まず , コ ミュ ニ テ ィ活 助 の 拠 点 と な る学 校 施 設 等 を中 心 と し た 地 域 住民 と 行政 側 と で 準 備 会 を結 成 。 メ ン バ ーに は, 住民 側 か ら 町 会, 婦 人 トi\体. PTA. 青 少 年 委il, 体 育指 導 委II. 老
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コ ミ ュニ テi づ くり と 委 員 会 活li
図1 コ ミ ュ ニ テ ィ 委 員会 組 織図
…… …地\ベコ ミュニテ イ委八会
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公( 中m 胤m) H 公( 通常 莱彷処理 機関)
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( ■(I;)コ ミュ ニ テ< &U 会にfJll人 す る サ ー ク ルの 条 件 と し て , コ ミュ ニ テ ィ・ エ リ ア内 に 居 仕 す る 人 た ら が 過 半 数 を 占 め 。 桁 導 者 は鸞 利 を目 的 と し た 活 動 を行 わ な いこ と 。 政 治. 宗 教lJl体 を 行 わ な い 団 体 で あ る こ と が 原 則 で す 。
人 会, 文 化 ・ ス ポ ー ツ サ ー ク ル等 の 代 表 者, 行 政 側 か ら コ ミ ュ ニ テ ィ担 当 課 職 艮, 学 校 長. 教 頭 で 構 成。
「 コ ミュ ニ テ ィと は 何 か 」 から は じ まり, 学 校 施 設 の 利 用 方 法 , 使 用 時 川 の 調 整 問 越. 鍵 の 管 理 等 コ ミュ ニ テ ィづ く り につ い て の 話 し あ い を 市ね , 小 学 校 施 設 等 を 拠点 と し て , 文 化 ・ ス ポ ー ツ活 動 を 行い , こ れ を 手 が か り と し て 地 域 内 に コ ミ ュニ テ ィ の 輪 を広 げ る こ と に な り ま し た 。
4 コ ミ ュニ テ ィ ・ エ リ ア
本 来, コ ミュ ニ テ ィに 境 界は あ り ませ ん。 し か し, lit!i設 を 使 用 し て 文 化 ・ ス ポ ー ツ 活 動 を 行 う 場 合, あ る 程 度 の 範 囲 を 定 め て 実 施 し な い と , 一 施 設 に 人 努 の 人 が 集 中 し , 活 動 す る う え で の 障 害 に も な っ て し まい ま す 。
本 区 で は. 準 伽 会 に お け る 岫 し あ い の 中 で ,
㈲ 積 , 人 口 構 成 等 を 勣 案 の う え , 小 学 校 の 通 学 区 城 を 対 象 に 設 定 し ま し た 。 ま た , 一 部 で は 地 域 の 連 携 を 考 慮 し て , 出 張 所 管 内 の 区 域 を 対 象
と し て エ リ ア を 定 め ま し た ( 図2 )。
地)*IS1'j4 88. 7 31
5。 コ ミ ュ ニ テ ィ 施 設
山 本 区 コ ミュ ニ テ ィ は. 10地区 にお い て 小 学 校 施 設 を 活 動 の 場 と して い ま す。
学 校 は 地 域 の シ ン ボ ルで あ り , 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィの 核 で す 。
こ の 学 校 施 設 を, 学 校 教 育 に 支 障 の ない 限 り コ ミ ュニ テ ィ 施 設 と し て , 自 山 に 地 域 に 開 放 し
ます 。
本区 の学 校 は, 単 に 教 育 施 設 と し て 建 設 す る の みで な く, コ ミュ ニ テ ィの 核 と な る 施 設 と し て , 化 民 が 利 川 し や す く , 十 分活 川 で きる よう 改 築 にあ た っ て, 次 の よ う な 配 慮 を して い ます。
図2 コミュニテ ィ・ エリア及び施設図 几 例
コ ミュニ テ ィfiμ 会
∩ 需 劉
No 名 称 No 名 称 l 松 葉 7 梢 i
2 竹 町 8 育 英 3 浅 草 9 金 砲 4 金 什 木 10 谷 中 5 根 岸 H 東 泉 6 旧 原
32 地城開発Ra. 7
コミュニティセンターNo
^J 祢 尚
会 館 圏
No 名 祢 M 竹 町 15 宙 門 16 金 杉 17 人 谷( 分館) 18 谷 中