FOCUS
安心な中古住宅取引普及推進事業静岡不動産流通活性化協議会
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「中古住宅購入マニュアル」
2016年版の作成
一般消費者向けに、中古住宅購入時の チェックリスト、「中古住宅あんしんパッ ク!」のサービス内容、申込みの流れなど を解説するとともに、新たに建物安心サ ポートについて、建物検査・保証の対象箇
中古住宅あんしんパック!
所や検査実施から報告書発行・保証手続き の流れを説明した「建物あんしんサポート 早わかり」のページを追加しました。
中古住宅あんしんパック!
安全・安心な中古住宅売買のために必要 な サ ー ビ ス を「 中 古 住 宅 あ ん し ん パ ッ ク!」としてワンストップで消費者に提供 しています。
サービスの内容は、
●土地あんしんサポート(土地の地盤・地 中探査・土壌汚染の調査)
●建物あんしんサポート(建物検査・瑕疵 保険・シロアリ検査・保証・リフォーム 査定・住宅履歴登録)
●価格あんしんサポート(不動産鑑定士価 格報告書)
●重説あんしんサポート(重要事項説明書
中古住宅購入マニュアル
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安心な中古住宅取引普及推進事業静岡不動産流通活性化協議会
岡県東部、中部、西部で各1棟、計3回 開催しました(累計で11回)。
利用実績
「中古住宅あんしんパック!」の平成27 年度(2月末現在)の利用実績は、土地あん しんサポート114件、建物あんしんサポ ート21件(宅建業者物件用9件、個人間 売買媒介用12件、価格あんしんサポート 3件となっています。
チェック)
●専用住宅ローン(住宅金利を割引)
●建物の敷地・現況調査(現況と登記内容 の整合性を調査)
静岡不動産取引所
検査・調査を実施した物件を「付加価値 物件」として不動産物件情報サイト「静岡 不動産取引所」に結果報告書とともに掲載 し、一般に提供しています。
検査・調査見学会の開催
「中古住宅あんしんパック!」の普及・利 用促進のため、宅建業者および一般消費 者向けに、モデル物件の公開検査・調査見 学会を開催しました。平成27年度は、静
公開検査・調査見学会 モデル物件募集パンフレット 公開検査・調査見学会 動画
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活動事例
[ 静岡不動産流通活性化協議会 ]
1) 周知活動の概要
●宅建業者・消費者向けの「中古住宅あんしんパック!検査・調査見学会」の実施 ●「建物あんしんサポート」宅建業者向けアンケートの実施、セミナーの開催 ●静岡不動産取引所への付加価値物件の掲載
●推奨住宅ロゴマーク案の作成
●「中古住宅購入マニュアル」2016年版の作成
2) 周知の対象
●中古住宅あんしんパック!
3) 活動による成果
4) 課題と今後の方向性
インスペクションや瑕疵保険、「中古住宅あんしんパック」の宅建業者や消費者の認知度はまだまだ低いため、見 学会を今後も継続していくと同時に、「中古住宅あんしんパック!」の事例集を作成し、具体的なイメージを持って もらうことで積極的な利用に繋げる。
また、今年度新たに作成した「中古住宅購入マニュアル」には、新たにインスペクションに関する説明を追加した。
来年度以降は、買主側からのインスペクション実施要望を促すため、パンフレットを利用した周知活動に努める。
更に、協議会において、リフォーム市場育成を図るため、専門工事業者相互の連携、情報交換を図るべく、住宅・
リフォーム部会を設けることを検討する。
平成27年度事業概要
項 目 成 果
モデル物件公開検査・調査見学会 実施回数3回、参加者数116名 宅建業者向けセミナー開催 実施回数1回、参加者数約50名 静岡不動産取引所への付加価値物件掲載 掲載件数6件
推奨住宅ロゴマーク案の作成 取引所への掲載のほか、販売広告に出す際のマークを作成。今後、
使用要領を検討予定
「中古住宅購入マニュアル」2016年版 作成部数1万部
宅建業者向けアンケートの実施
(インスペクション、既存住宅売買瑕疵保 険について)
静岡県のアットホーム加盟店1512社を対象にメールによる調査票 配布(回収数55件)
インスペクションを「知っている」のは69.1%、「利用したことがあ る」のは13.2%、「必要・どちらかといえば必要」は67.2%
瑕疵保険を「知っている」のは85.5%、「利用したことがある」のは 19.1%、「必要・どちらかといえば必要」は81.8%
安心な中古住宅取引普及推進事業北海道既存住宅流通促進協議会
静岡では、静岡県宅地建物取引 業協会や全日本不動産協会静岡県 本部などで構成された静岡不動産 流通活性化協議会が中心となり、
平成24年度から国土交通省の補助 事業として安心な中古住宅取引普 及促進事業に取り組み始めました。
その柱となるのが「中古住宅あん しんパック」という仕組みです。静 岡県には、戸建て住宅、マンショ ン合わせて約4,000件の中古住宅 がありますが、あまり流通してい ないのが実態でした。欧米の住宅 事情と違って、日本では、ほぼ20 年に1度は建て替えをしないとい けないという暗黙のルールがあっ て、中古住宅の流通が妨げられて いました。中古住宅には瑕疵保証 がなく、保険も掛けられておらず、
高品質での維持管理に問題があっ たんですね。このため、平成24年 度からスタートした活性化協議会 では、まずは安心安全な不動産の 提供、安全な市場の構築、循環型 の住宅環境づくりを目的に、住宅 の検査・調査に力を注いできました。
Interview
静岡の「中古住宅あんしんパッ ク」は、土地あんしんサポート、建 物あんしんサポート、価格あんし んサポート、建物の敷地・現況調査 から成り立ち、買主向けサービス や宅建業者向けサービスを行って います。土地は、地盤状態、地中 残存物、土壌調査などいわゆる土 地の3大リスクについて調査を実 施します。建物については、既存 住宅瑕疵担保保険の付保を目的と した建物検査を実施、報告書を作 成しています。建物の構造耐力上 主要な部分と雨水の侵入を防ぐ部 分を5年間保証する保険、シロア リの有無をチェック、これらを住 宅履歴化するシステム・登録サービ スなどが含まれています。
中古建物の取引で、買主・売主双 方とも最も重要なポイントは、建 物に瑕疵があるかないか、シロア リの被害はないか、内外装は満足 できるかなどですが、建物あんし んサポートは大変効果的な仕組み だと思います。このサポートの流 れは、①協議会ホームページから
申込用紙をダウンロード、②申込 書と必要書類をサポートセンター にFAX送信、③検査料金振り込み、
④建物検査・シロアリ検査実施、⑤ 各報告書発行となりますが、建物 検査結果で「適合」となれば「保証契 約手続き」に進むことができます。
「不適合」の場合は、保証契約はで きず、改修工事を選択するか、改 修を実施しないかとなり、実施す る場合は再検査し、「適合」判定が 下れば「保証契約手続き」という流 れになります。
戸建て仲介物件の建物検査料、
瑕疵保証料は最近ともに値下げし、
合計で12万4,200円で従来より2 万7,600円安くなり、利用者には だいぶ使いやすくなったと思いま す。
静岡での中古住宅流通活性化の ポイントは何といっても、「中古住 宅あんしんパック」の存在意義と効 用ですので、平成28年度以降はそ の事業内容の周知徹底と普及1本 に絞って事業強化していく考えで す。
市川宜克氏
静岡不動産流通活性化協議会会長
(一般社団法人 全国賃貸不動産管理業協会会長)
静岡不動産流通活性化協議会
「中古住宅あんしんパック」
の普及拡大
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