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 兵庫既存住宅活性協議会が提供する、中 古住宅の建物調査サービス「フェニーチェ パック」を普及啓発し、実施件数を増やす ことにより、中古不動産の安心な取引の 普及を目指します。フェニーチェパック を普及啓発するため、①連携業者である 宅建業者への普及啓蒙、②検査員の拡大 および③消費者への普及啓蒙を行います。

「フェニーチェパック」

 「フェニーチェパック」は、宅建業者が 容易に売主、買主にワンストップでサー ビスを提供できる制度です。住宅診断専 門の資格がある建築士による構造や雨漏 り等の現況検査と、シロアリ被害確認の ための床下検査を同時に実施、報告書を 作成し、それとともに、その他中古住宅 購入にあたっての有益な情報についての 資料をパッケージしたものです。

 中古住宅売買時に必要とされる瑕疵保 険に係る建物調査を主として提供してい ますが、当初より瑕疵保険に加入するこ とができないと判明している物件におい

ても、建築士による建物調査を行ってほ しいという消費者のご要望に応じて、対 応しているケースもあります。

●建物調査

・既存住宅売買瑕疵保証保険(個人間、宅 建業者売主)適合検査

・検査は、兵庫県建築士事務所協会に所 属している建築士事務所で、既存住宅 現況検査員およびフラット35の適合判 定技術者の資格を有し、既存住宅流通 のインスペクションについて、一定の 講習を受けた建築士が行う。

●シロアリ検査

・床下に侵入し、状況を写真におさめ、基 礎図面とともに現況報告書をとりまと める。

●フラット35の現場検査

・希望に応じてフラット35の現場検査を 行い、結果を報告する。

・フラット35の証明書の発行が必要とな る場合は、担当建築士にて書類審査を したのち、担当建築士事務所より発行 する。

●JIO 既存住宅売買瑕疵保険(個人間)の 加入

・保証については、協議会を窓口にして、

検査事業者により受付を行い、JIO既存 住宅売買瑕疵保険(個人間:検査事業者 が保証)に加入する枠組みをオプション で提供している。

普及促進活動

フェニーチェパック取扱店の拡大

 住宅診断についての知識が乏しい宅建

FOCUS

業者を対象に、インスペクションの基礎 知識やフェニーチェパックについての情 報を提供する既存住宅アドバイザー講習 会を開催し、フェニーチェパックへの利 用意識を高めフェニーチェパック取扱店 への登録を促しました。

 またフェニーチェパックの利用につい て意識の高いフェニーチェパック取扱店 の希望者に、のぼりやポスターを提供す ることにより、中古不動産の売買に興味

をもつ消費者への普及を促しました。

検査員の拡大

 フェニーチェパックの啓蒙にあわせ、イ ンスペクションを実施する検査員の質の 向上と対象エリアの拡大が必須となって います。よって、既存住宅の検査につい て一定の知識を所有している建築士を対 象に、インスペクションの実務講習を行 うともに、報告書の書き方なども、実際

フェニーチェパック パンフレット

FOCUS

安心な中古住宅取引普及推進事業兵庫既存住宅活性協議会

情報提供ブースおよび中古住宅相談会を 開催しつつ、消費者へアンケートを取り ながら意識調査を行いました。

 また、新聞紙上でフェニーチェパック の対応が可能な物件としての売り物件を、

フェニーチェパックの情報とともに掲載 することにより、兵庫県内50万以上の世 帯に一斉告知を行いました。

の住宅を検査しながら行える講習会を開 催しました。

消費者への普及啓蒙

 兵庫県内の一般消費者を対象にフェニ ーチェパックの啓蒙活動を行いました。兵 庫県内の4か所の商業施設を利用して、4 日間にわたって、フェニーチェパックの

フェニーチェパック取扱店 のぼり

FOCUS

[ 兵庫既存住宅活性協議会 ]

1) 周知活動の概要

 ●フェニーチェパック取扱いのための既存住宅アドバイザー講習会  ●フェニーチェパック普及啓発セット(のぼり、ポスター等)の配布  ●フェニーチェパック対応可能な既存住宅インスペクター講習会の実施  ●新聞紙面広告によるフェニーチェパックの周知

 ●消費者意識を把握するためのアンケート調査の実施

2) 周知の対象

 ●フェニーチェパック

3) 活動による成果

4) 課題と今後の方向性

 周知活動の結果からは、①フェニーチェパック取扱店であっても実際に利用する場合、具体的に何をすればいい のかが充分把握できておらず利用に至っていない、②検査に対応可能な検査員の数と県内の対応可能エリア、③消 費者に建物検査や瑕疵保険自体の知識がほとんどない、といったことが課題として見えてきた。

 宅建業者については、現状フェニーチェパックを積極的に利用している店舗の集約とブランド化を検討するとと もにフェニーチェパックの検査に対応できる検査員の拡充を今後検討する。

 消費者(売主・買主)については、宅建業者を通じた周知のほか、他の協議会との連携による全国的なキャンペー ンの検討も効果的と考える。

平成27年度事業概要

項  目 成  果

既存住宅アドバイザー講習会 実施回数2回、参加人数145名 フェニーチェパック普及啓発セットの配布 61社

既存住宅インスペクター講習会 実施回数2回、参加者9名 新聞紙面でのフェニーチェパック

対応物件掲載 5件

フェニーチェパック利用件数 39件

消費者アンケート

アンケート取得数 44名

(街頭アンケートを4回実施)

フェニーチェパックを「知らない」のは91.4%

住宅所有者のうち「中古住宅売却時に使える保険制度が あることを知らなかった」のは86.2%

非住宅所有者のうち「中古住宅購入時に使える保険制度 があることを知らなかった」のは85.7%

FOCUS

安心な中古住宅取引普及推進事業不動産コンシェルジュ中国地区協議会

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