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oQ9 5評

      (3=1/2)

肇 \ 彰鞘ニォ ̲1神 ▼ン か ら

番 号 形 悪 ・ 手 法 な どの 特 徴 色 調(内/外)  

内】ケズリ→ナデ 外】条痕→ ミガキ、下部に媒付着 I口 唇】ミガキ 暗 灰 褐/灰橙 褐 lRI1/

内】ナデ 外】ミガキ I日 唇】ミガキ 淡 灰 褐/膳 細 砂

香 号 器 種 最 大 長 (伽) 最 大 幅(cll) 最 大 厚(cl l) 重暑(g) 色 調 台土

Tユ 不 明 土 製 品 25 5 127 円盤状粘土塊を左右→上端の順に折り畳んで整形か→オサエ・ナデ、破損面なし 乳 灰 褐 細 砂

20 

貯蔵穴 2・ 出土遺物

‑  29  ‑

調査の記録

貯蔵穴

3(図

21)

AX02‑28区

に位置する。低位部中央のやや南側の、(18a層〉上面 で検出 した。検出面の標高は1.75m、 底面の標高は1.15mで ある。

本遺構 はセクシ ョン観察用畦内に位置 し、側溝で断面を確認 してい たが、当初漏斗状に広がる日径部を遺構埋土 と認識 してお らず、掘 り 込み面での検出ができなかった。検出面の平面形は、直径80〜 92cmの 不整円形で、断面で計測すると本来は直径125cm程度の規模が復元 され

る。断面形は、日径部が緩やかに外 に広が り、下半部はオーバーハ ン グする部分 もあるが、ほぼ垂直に、九みをもって底面につながる。底 が平坦 になる

U字

形である。深 さは60cmで、(19層〉中に含 まれる大木 によってそれ以上の掘 り下げが困難になったとみ られ、

(18e o f)姑

応層 まで掘 り込みがおよんでいる。調査時の湧水はなかった。

埋土は5層あ り、すべて自然堆積層 と判断される。5層に粘質土 と 砂の互層 をなす葉理がみ られた。部分的に壁の崩落土 とみ られるブロ ックが混 じる。

4層

以上では葉理はみ られなかったが、プロックがほ とんど混 じらず、均質であることか ら自然堆積 と考えられる。3層は やや暗色がつ よく、雄積後 に土壌化作用 を受けているとみ られる。堅 果類 はほとんど検出されず、堆積状況か らも使用後にそのまま放棄 さ れたことが窺える。

検出 した種子は少量で、セリ・イヌタデ・ホタルイなどがある。

出土遺物はな く、検出面の層位的な関係か ら本遺構の帰属時期 は縄文時代後期中葉 と考えられる。

貯蔵穴

4(図

22)

AX02‑28区

に位置する。低位部のほぼ中央の、(18c層〉上面で検出 した。検出面の標高は1.52m、 底面の標 高は1.18mで ある。南側の一部が貯蔵穴 6と 切 り合い関係 にあ り、本遺構のほうが古い。

平面形は円形で、直径 は68clllと、小型の ものである。断面形は、壁面北側がオーバーハ ングしてお り、場所 に よって異なる。底は中心が深 くなるす り鉢状で、壁面 と丸みをもってつながるため、全体 としてはボール形 をな す。深 さは34cmで、(18e・

f)対

応層 までお よんでいる。湧水 はなかったが、底は湿った状態である。

埋土は5層あ り、3層 と4層では葉理が観察 された。1・ 2層には葉理はみ られなかったが、ブロックも見 ら れないため、4層以上は自然堆積 と判断される。5層はブロックが混 じらない砂層で、貯蔵穴1・ 2の最下層 と 同 じ性格の もの とみ られるが、 自然堆積か人為的なものか特定は難 しい。

検出した種子はごく少量で、カジノキのみである。

出土遺物 は土器小片

3点 (26g)が

あるのみで、検出面の層位的な関係か ら本遺構の帰属時期は縄文時代後期 中葉 と考えられる。

貯蔵穴

5(図

22)

低位部のほぼ中央の、

AX02‑28区

に位置する。貯蔵穴6の西側肩部で検出 した。貯蔵穴6、 お よびサブ トレ ンチの掘削によって遺構の大半が失われてお り、平面形や帰属面は不明である。貯蔵穴 6よ り本遺構のほうが古 いが、貯蔵穴 4と の先後関係 はわか らない。検出標高が1.56m、 底面の標高が1,13mで ある。深 さは残存値が43cm で、貯蔵穴 6よ りは浅い遺構であった とみ られる。

02‑30ラインから 東へ05m

0      ]m

       (3=1/30)

暗灰 色粘 質±   3  暗灰 褐色砂 質土

暗灰 色粘 質±   4  暗灰 色砂 質土 砂 ◎      5  暗灰褐色 粘 質土

21 

貯蔵 穴

3

―‑  30  ‑―

埋 土 は2層確 認 し、

 1層

には 明瞭 に砂 と粘質上 の互層 の葉理 が観察 され、自然堆積層である。

2層

は限 られた範囲 しか観察 で きなか ったが、上層 の流入土 に 比べ、暗色 。粘性 がつ よ く、使

\ 用段 階の埋 土 とみ られ る。一旦

自然 に埋 没 した後 に貯蔵穴

6が

築 かれてい る こ とか ら、使用過 程 の掘 り直 しではな く、別遺構

と判断 され る。

本遺構 については、種子選別 用 の土壌 を採取 していない。

出土遺物 はな く、周辺 の貯蔵 穴 と同様、縄文時代後期 中葉 に 帰属 す る とみ られる。

貯蔵穴

6(図

22)

AX02‑28区

に位 置 す る。低 位部のほぼ中央の、(18a層〉上 面で検出した。検出面の標高は

1.63m、 底面の標高は0。

95mで

あ る。貯蔵穴4・ 5と 切 り合い関 係にあ り、本遺構が もっとも新 しい。

=V3①

縄文時代後期

仄色砂質土 暗黒灰色粘質土 暗灰色粘質土 暗黒灰色粘質土 灰 白色砂

 

粗砂 灰色粘質土〜灰 白色砂 灰色粘質土

SP6

暗灰色粘質土

灰色粘質土

淡灰色粘質土

 

砂○

灰〜責灰色砂質土

黒灰色粘質土

暗灰色砂質土

暗灰色粘質土

灰色粘質土

 

植物遺体○

暗灰色粘質土

 

堅果類△

10 暗灰〜暗黒褐色粘質土 植物遺体◎

 

堅果類○

SP

SP

22 

貯蔵穴

4〜 6

サブ トレンチの掘削により遺構の中心が失われているが、平面形 は直径が138〜141cmの不整円形である。断面 形は北側 と南側で異な り、北側では日径部が外 に広がって、緩斜面が とりつ く。壁面は、部分的にオーバーハ ン グするものの、ほぼ垂直に立ち上が り、底 には平坦面がみ られる。緩斜面の有無 を除けば、北側 と南側はほぼ同 様の断面形 をなしてお り、基本 は

U字

形である。深 さは68clllで、(19層〉上面まで掘 り込んでいる。調査時の湧水

はなかった。

埋土は10層あ り、いずれの層で も葉理は観察 されなかった。ブロックや堅果類・植物遺体の混 じり具合 を手が か りにすると、少な くとも7層以上は自然堆積 によるものと判断される。

8層

以下では植物遺体・プロックが多 く含 まれ、堅果類 は9・ 10層に含 まれる。 これ らの層は使用段階に形成 された埋土 と考えられる。堅果類は10層 の下部に多 くみ られたが、

 1つ

の層 を形成するほどではない。堅果類の回収後に、途中まで埋め戻 され

(8〜

10)、 その後埋没 した

(1〜

7層

)過

程が復元 される。

種子は、

7層

以上 よりも8層以下で多種類が検出される傾向があ り、 自然流入土 と使用段階の埋土では多少 と も包含種子の構成が異 なる可能性がある。ホタルイ・イヌホタルイ・カンガレイ・ カジノキ・セリ 。キツネノボ タン・ ミゾソバ 。フ トイ・ヒルムシロ・セ ンダン・キイチゴ属・ニワ トコ・ ッルソバ・ギボウシ・ハルタデ・ア オスゲ・ヤマゴボウ 。コゴメカヤツリ・ナルコビエなどが検出された。

出土遺物はな く、検出面の層位的な関係か ら本遺構の帰属時期 は縄文時代後期中葉 と考えられる。

―‑  31  ‑―

調査 の記録

/

̲ィ   │\

̲ 2‑30ラ //

0      ]m

       (S=1/30)

暗灰色粘質土

 

砂○

2̲暗黒灰色粘質土

 

砂◎

暗黒灰色粘質土

23 

貯蔵穴

7

0      1m

       (S=]/30)

貯蔵穴

7(図

23)

AX02‑38区

に位置する。低位部のほぼ中央の、(18a層〉上面で検出した。

検出面の標高は160m、 底面の標高は1.26mで ある。

平面検出の誤認 と、サブ トレンチの掘削により遺構の大半が失われて しま ったが、残存部分か ら楕円形のプランが復元できる。径は75〜 90cm程度であ る。壁面は、西側がほぼ垂直に立ち上がるものの、東側は大 きくオーバーハ ングしている。底 に平坦面があ り、断面形は

U字

形 もしくはフラスコ形にな るとみ られる。深 さは34cmと 浅 く、(18e層〉 までお よんでいる。湧水 はな かった。

埋土は3層あ り、いずれの層でも葉理は観察 されなかった。1・ 2層は砂 が多 く混 じる点で似てお り、3層のみ粘性がつ よく、細粒で、層相が異なる。

断面が失われてお り、部分的な観察にとどまるが、3層が使用段階の埋土、

2層以上が 自然流入土 とみ られる。

検出 した種子はごく少量で、 タデのみである。

出土遺物 は土器小片1点

(5g)が

あるのみで、検出面の層位的な関係か ら本遺構の帰属時期は縄文時代後期中葉 と考えられる。

貯蔵穴

3(図

24)

AX02‑37〜

38区に位置する。低位部中央のやや北側寄 りの、(18a層〉 上面で検出 した。検出面の標高は1.61m、 底面の標高は0.88mで ある。

平面形は長径104cm、 短径78cmの楕円形である。断面形は、日径部が外 に ひろがる漏斗状で、下半部はオーバーハ ングが著 しいフラスコ形である。

底 は、す り鉢状 に中心ほど深 くなっている。典型的な袋状土坑の断面形 と いえよう。深 さは73cmで、底の掘 り下げは (19b層〉中に含 まれる自然木

暗灰色粘質土

暗灰色砂質土

灰色砂質土

暗黒灰色粘質土

暗黒褐色粘質土

暗黒灰色粘質土砂◎

の上 までおよんでいる。湧水 は激 しくないものの、完 掘 して しばらく経過すると水が染み出してきて、底 は 滞水状態 となった。

埋土は8層あ り、いずれの層で も葉理は観察 されな かった。

4層

以下に暗色のつよい粘質土層が堆積 して お り、

2層

3層に自然堆積 とみ られる砂質土層が堆 積 していることか ら、3層以上が 自然堆積、

4層

以下 が使用段階の埋土 とみ られる。堅果類は7層 8層に 含 まれていた ものの、 ごく少量で、取 り残 しのもので あろう。最下層の

8層

には

4〜 7層

とは異質な砂質土 が堆積 してお り、貯蔵穴1・ 2と 同様に、人為的に敷 かれた層の可能性がある。堆積状況か ら、堅果類の回 収後に途中まで埋め戻 され

(4〜

7層)、 その後埋没 し

灰黒色粘質土 灰黒色砂質土

1 0cm

(S=1/3)

″ く X‑8ライン

貯蔵穴

8

出土遺物 図24

―‑  32  ‑―

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