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Stalk  Equator  Apex 

C

.J::: 

v a,  '

"

'

き .Q) ;::3 10

ハ ハ

t= ιZJ

v

Flg.14 

( 2 )アミラーゼ活性

各採取果のα‑および

0

・アミラーゼ活性をTable24に示した。 α‑アミラーゼ活性 は各採取果の部位別および採取時期により差のあることがわかる。最大のデンプン 含量を示した試料Eは最大の酵素活性を示した。さらにデンプン含量の低下した試 料田および追熟果において酵素活性は低下した。 β‑アミラーゼ活性も各試料果の 部位別に若干の差が認められた。また、各部位の酵素活性は13、15、17週と成熟す るとともに増加したが、追熟果において低下した。

( 3 )ポリガラクツロナーゼ活性

各採取果の部位別酵素活性はTable24に示した。いずれの採取果においても果梗 部の酵素活性は他の部位に比べて極めて高く、全ペクチン含量との関連性は否定で きないと思われる。供試果の成熟度が進行するにつれて増加した。このことは全ペ クチン含量の低下、つまりペクチンの分解速度の上昇を示唆している。果肉硬度が 低下した追熟果においては酵素活性がかなり低下していた。

( 4 )

ペクチンエステラーゼ活性

各採取果の部位別酵素活性はTable24に示した。いずれの採取果においても酵素 活性は部位別に差があること、成熟度の進行に伴い酵素活性は低下の傾向を示すこ とがわかった。また追熟果においてはポリガラクツロナーゼ活性と同様にかなり低 下した。

(5) 

s

・D‑ガラクトシダーゼ活性およびα‑L‑アラビノフラノシダーゼ活性 各採取果の部位別酵素活性はTable24に示した。両酵素活性はともに成熟果には ほとんど検出されなかったが、追熟果においては顕著に検出した。これらの酵素は 果肉の軟化に関する一種の酵素であり、果実の過熟時に活性が上昇すると言われて いる。しかし、果実の種類により活性発現の酵素の種類が異なると言われていて、

キウイフルーツ果実の軟化では

0

・Dガラクトシダーゼのみ56)、リンゴ果実では両 酵素が関与している可能性が報告57)されている。満開後17週日に採取した試料血 の追熟に伴う顕著な果肉硬度の低下の一因はこれら酵素の作用に基づく可能性は高

Table 24 Enzyme activltles In flesh of  'Chlln Hwang NO.1' mango frults durlng  maturatlon and rlpenlng. 

Sample  Activity  Enzyme 

StaI Equator  Apex  α‑Amylase 

216.0199.0a 343.8215.2a 276.1::!:27.1a  439.5 ::!:30.3 408.120.6a 320.848.3ab 341.8::!: 12.7a 378.611.9a 397.981.6bc Ripened  256.1::!:18.1a  277.2::!: 125.6a  263.0::!: 97.9

‑Amylase

230.936.9a 168.2::!: 18.0a  187.119.1ab 243.1 ::!:28.3a  199.018.9ab 200.914.2a252.344.7a 230.9::!:27.8 242.3::!: 13.3c 

Ripened  218.142.2a 234.033.6b 164.328.3b Polygalacturonase 

293.669.4a 147.6::!:42.7 158.7::!:42.7a  335.3123.2ab 171.5::!:50.5a  217.085.5a489.086.6c 268.1::!: 27.8 203.7::!:47.7 Ripened  177.188.3a 189.8::!:39.4 172.1::!: 156.5a  Pectin  esterase  6.6::!:2.3a  4.32.0a 5.82.1a

4.55.0a 4.0::!:4.6a  5.4::!:5.6a 4.3::!:4.2 5.3土1.2a 4.1::!:3.4 Ripened  1.71.0a 1.7::!:1.5 1.8::!:2.0a  β‑DGalactosidase 

16.6::!:4.4 15.226.8a 13.74.1a 21.0::!:6.1a  20.7::!:6.7 27.46.7a 18.7::!:5.8 32.48.2a 37.04.7a Ripened  104.4::!:41.1b  119.820.4b 210.2104.7b α‑LArabinofuranosidase 

112.50.3a 118.13.5a 7.6::!:1.2 11.12.0b 8.5::!:l.7 7.6::!:2.0a  7.00.6b 9.33.8b 9.0O.Oa Ripened  36.5::!:9.6c  57.1::!:12.3c  60.9::!:29.7

Each value is  the meanSDof four ‑five samples. 

Samples  1, II and 

were harvested approximately at  13, 15 and 17 weeks after fuII bloom.  Ripened indicates the fruit ripened at 25'Cand 58‑84% RH for 12 days. 

*VaIues not sharing a common superscript letter are significantly different (P< 0.01).  α‑Amylase activity was defined as units per 100g flesh per minute. 

。‑Amylaseactivity was degined as maItose μmoleedfrom substrate per 100g flesh per minute. 

Polygalacturonase activity was defined as galacturonic acid μmol f注目dfrom substrate per 100g flesh per minute.  Pectin esterase activity was defined mmol of freed carboxyl group from pectin substrate per 100g flesh per hour. 

‑D‑GaIactosidaseand α‑L‑Arabinofuranosidase activities were difinedμmolofρ‑nitrophenol released from  substrate per 100g flesh per minute. 

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節 要 約

定植後7年生の 金煙1号'樹に結実した果実を用い、満開期が1999年5月上旬 の花穂を選び、 8月5日(試料

1

)、 18日 (

I I  

)、 9月2日(I

I

I)に採取した果実 および、試料皿を250Cで12日間貯蔵した果実において成熟と追熟に伴う物理・化学 的性質を調査した。その結果は以下に示すとおりである。

1.物理的性質の変化

果重と果径は成熟に伴い増加したが、果皮色の著しい変化はみられなかった。し かし、追熟により a値とb値は増加した。果肉色の L値およびa値はほとんど変化 しなかったが、 b値は成熟度の進行および追熟に伴い上昇した。成熟に伴う果肉硬 度の変化は認められなかったが、追熟果では顕著に低下した55)。果梗部の硬度は 赤道部および果頂部よりも高く、いずれの試料でも果皮側の硬度は種子側の硬度よ

りも高かった。

2 .

化学的性質の変化

水分は各試料とも約 81%、追熟果では約 79%で、 pHは成熟果の4.5が追熟果で 5.5に上昇した。可溶性固形物含量は試料

E

で10 oBrixに上昇し、生理学的に成熟 を示唆し、追熟果では倍増した。量的に最も多いクエン酸は成熟に伴い減少、リン ゴ酸は漸増した。その含量は部位別間に差があり、果梗部>赤道部>果頂部の順で あった。追熟果ではさらに減少し、 pHは上昇した。ショ糖含量は成熟に伴い漸増し、

果頂部に最も多く含まれていた。果糖とブドウ糖含量はほぼ一定であった。なお追 熟果のショ糖含量は約4倍に増加し、可溶性固形物含量の増加と同傾向であった。

多糖類含量は試料Hで最高値を示し、その後減少した。特にデンプンの減少率はペ クチンよりも大きく、試料皿は生理学的に成熟に達したと推定された。

3.呼吸量

各成熟果関で差はなく、追熟果で急増した。この現象は アーウィン'果実の場 合と同様で代謝の変換点を示唆している。

4.酵素活性

α‑アミラーゼ活性は試料Eの果梗部と赤道部で最高に達した後漸減、追熟で急 減した。またβ‑アミラーゼ活性は成熟に伴い赤道部と果頂部で増加したが、追熟 で果頂部のみ減少した。両酵素の活性度の変化はデンプン含量との関連性を示唆し た。ポリガラクツロナーゼ活性はいずれの採取果においても果梗部で極めて高く、

果梗部と赤道部の活性は試料Eで最高となった後、追熟果で低下した。ペクチンエ ステラーゼ活性は各成熟果と部位別で差が認められなかったが、追熟果で急減しペ

クチン含量と果肉硬度との関連性を示唆した。

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D‑ガラクトシダーゼおよびα‑L

‑アラビノフラノシダーゼ活性は追熟果で急増し果肉硬度と密接な関連性があると 推定した。

以上の結果から、 金煙 1号'では成熟度および追熟が進行するにつれて果肉色 特にb値の増加、果肉硬度の低下、可溶性固形物含量の増加および有機酸と糖質の 消長が アーウィン'果実のそれらとよく似た動向を示すことが明らかになった。

またこの品種の収穫適期は満開後約16...17週目であると推定された。

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