また、成黙i度の進行に伴い、種子および果皮側3部位の硬度はほとんど低下しなかっ た。 ア‑ウィン'の場合には、成熟度の進行に比例して果肉硬度は明らかに低下 した様相と大きく異なった。しかし、 試料
E
の採取果をお OC12日間追熟した果実 では、果肉硬度は顕著に低下するとともに部位問の差もほとんどなくなった。2. 化 学 的 性 質 ( 1 ) 水分
全採取果および部位別において水分含量は約 81%であった。また追熟果の水分 は平均して78.64%であり、マンゴ‑果実のうちでは中程度の水分含量と考えられ る。
(2) pH
採取日および部位の違いはなく約 4.5であった。しかし追熟により5.5に上昇した。 各種マンゴー果実のなかでもかなり高い値であった。
( 3 ) 可溶性固形物含量
Fig. 11に各試料果の可溶性固形物含量を示した。試料
I
およびE
は3部位ともほ とんど同じ値であったが、試料固では3部位ともやや増加し、約10oBrixであった。25
この値は生理学的に成熟期に達したとされる Haden'、 Irwin¥ Kent'の値に ほぼ相当した 50)。また追熟果の約20oBrixは Kent'マンゴ‑果実の成熟果を25
℃、相対湿度65%で14,,‑,16日間貯蔵した果実の値に匹敵した50)。
(4 ) 有機酸
主要酸はクエン酸とリンゴ酸であり、各採取果および追熟果中の含量をFig.12に 示した。有機酸特にクエン酸含量は、いずれの採取果においても部位別に差があり、
果梗部、赤道部、果頂部の順に高いことおよび成熟度の進行に伴い低下するが、 リ ンゴ酸は逆に増加する傾向が認められた。このような増減傾向は追熟果においても 認められた。
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Fig. 12 Change 01 organic acid content during maturation and ripening 01 'Chiin Hwang NO.1' mango Iruits.
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reharv制tedapproxlmately at 13, 15 and 17 weeks after full bloom. R Indlcates the frult rlpened at 25 "c and 58‑84 % 剛'or12 days.( 5 ) 糖類 1) ‑1 遊離糖
各試料中の主要遊離糖であるショ糖、果糖およびブドウ糖含量をFig.13に示した。
部位別と成熟度の進行に関係なく果糖含量はほぼ一定であった。ブドウ糖は部位別 と成熟度の進行に伴いやや変動が認められたのに対し、ショ糖含量の変化は顕著で あった。試料 Iではショ糖含量は果梗部>赤道部>果頂部の順であったが、試料E では各部位の含有量が約2,,‑,3倍に増加するとともにその順位は逆転した。全遊離
糖含量は試料 IおよびEに比べ試料illで漸増した後、追熟によりショ糖含量は5‑‑‑‑‑6 倍に増加し、平均して全遊離糖の約75%を占めるに至った。この現象は アーウィ
ン'果実の成熟ないし完熟に伴う遊離糖の含量変化の動向と類似した。全遊離糖含 量は8月採取果(試料
I
、I I
)に比べて9月採取果(試料ill)で漸増、追熟で激増 した。追熟果の全糖値16.5%はLakshminarayaら50)が報告した Haden' 果実の 16.22 %、還元糖値4.5%は Keit'の4.46%に近い値であった51)。20
SucrOS8 Fructos8 Gluα:lS8
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Flg.13 Change 01 soluble sugar durlng maturatlon and rlpenlng 01 'Chlln Hwang NO.1・mangoIrults.
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8町 内 1; fJ, Sam肉 11 ; . ,8町 内 111 口, Rlpened Samples 1,日andm were harvested approx加atelyat 13, 15叩d17 weeks after full bloom. Ripened inrucates the fruit ripened at 25t:釦d58‑84% RH for 12 days.1 )・2 多糖類
Fig. 14に成熟の進行に伴う各試料果のAIS、デンプンおよびペクチン含量を示し た。試料
I
およびH
は部位別の各多糖の含量にほとんど差が認められなかったが、試料皿の果頂部は他の部位に比べて低く、特にデンプン含量の低値が注目される。
また成熟度の進行に伴い、各部位の多糖類含量は変化した。 Fig.14からはいずれの 多糖も試料Eで最高に達した後、減少したことおよびデンプンの減少はペクチンよ りも著しいことがわかる。また追熟により各種多糖の含量は急減したが、特にデン フ。ン含量の減少は顕著であった31)・38)・39)・50)。
20
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