写間極意責具足之段
無万附目付五大事
一︑初一銅
一︑初二鯛
一︑初三鯛
一︑無一鯛
一︑無二銅
顕慶
花朱 押印
秀正 軽 蕃 政 朝
添田議左擬門貞俊
118
蝦 鷹法小之 村雨 勝先 枕帯 力 万能 力 験拳 嘗十
終 有別侍之 別 口
博口 有之習 博
口 博
流
後覚
新汚
染な
れソ
宮川夢仁斎秀正者為和徳之一五祖
抑
津軽京蕃政轄
︿一八開問問﹀
天保
十五
甲炭
羽賀清張殿
甫 呂 其 上 秘
瀦議術)妙
活 之 前 作 探 可 味
末流瀬失其突者也 難為秘事依執心深令簿授手
今幸政朝貞俊多年之修行設功験積徳初而建此
柳危
見龍
一一
一日
有間
敷も
の也
工藤弥五左癒門尉行栄 蕊巻最右構内尉行勝 川本貞右衛門爵盛態 戸田茂兵衛認定明 戸忠興左禽門尉定武
山崎半蔵
久 顕 山崎勘一部
120
2︑冊子本の部
。
はー
加ー
日序
写 畑山
本覚克己流和初巻
(l~
写(16) @(18) GK‑789‑11 W序・本覚克己流和 初巻』の書き出しの部分 弘前市立図書館蔵
凡 例
一︑
原文
には
ない
が句
点
( 0 )
読点
(︑
)を
つけ
︑段
落を
作っ
た︒
一︑漢字はできるだけ当用漢字を用いたが︑原文を生
かし
てそ
のま
Lの
漢字
もあ
る︒
一︑変体仮名・異字は︑一部を除いて仮名または漢字に改めた︒一
︑文
中の
口口
は虫食いによる判読不能の文字︑()内は解読者の注
であ
る
︒
六字の義ハ︑おポ相済内ハ申されません︒初巻ハ︑始りの巻町脈肱初巻
といふ︒序は段々次第有て︑大序小序次序多序と申て次第有︒糸口序而
へまず
) クチ
訓する文字なり︒警ハ︑千尋の糸口のとちくまりたるをも︑先糸端を出
ト 年 ホ コ ス
して静に解属す時ハ其終を得るなり︒又︑わくの糸を繰出し安く︑段々
山フ
サ ( ま ず )
流儀の初を具にいわんか為︑先糸口と出した初言
なり
( ︒
ゆく ) (
まず)べ千里の行も一歩より始といふハ︑千里の道筋を行にも︑先居所の近
き一歩よりふみ出し行ねハ︑終る事ならさる也︒業術も此如く︑当流腕
トリ
(段々
) (
お な じ
﹀流より取初て口口と奥儀に至る心︑道筋にも同ふ致ました事故︑一流を
(ふか
JI
しき
﹀
千里の行道に喰たるもの也︒又︑千里と限りたる事ハ︑流儀の深々敷を
いわんか為︑天地の大数を取て申たる也︒
べ此道彼道と云ハ︑彼是と続て此道とハ当流をいふ︒彼道とハ他流を
申 也
F毎
) ( 浅 き 瀬 )
ぺ行人ことに思ひ寄る心に裏なき種として口口口を渡らハ︑又︑なとか深淵もなからんと云通り︑当流他流共に
致ニ修行一人毎にて御座ります入門致した所︑全く多念なく修行致せども︑暫くの内に︑はや入門以前の我を忘れて浅
( き ん じ ) ( ま ず )
瀬を見て帰り︑稽古相止る事を禁た文章なり︒此の種と申事ハ︑草木諸々に種の有如く︑人は先天より命する処の性 を種と致する也︒是を種と致て入門以前の裏なき心を以しはらく浅瀬を渡らハ︑又︑なとか深淵もなからんなり︒浅
( 未) 7 f (
やわら)
瀬ハ︑稽古またしき人を指也︒淵とハ︑和取る心得をいふと申た通︑段々奥儀へ取入ハ明鏡と申て当流極意に大博授
(る也)
有︑是を淵といふ︒前段に申通り︑稽古またしき人を浅瀬と申た事故︑深処の惇授を淵と申た口口︒依て︑最初より
深き処の淵に入れと教る事也︒
ぺされハ︑聖の教にも卑きより高きに至り︑近きより遠きに行と申事ハ︑前段を言た事也︒聖は則聖人の事︑聖の
字をひちりと訓する也︒縦令ハ︑高山に登るにも麓の昇より登か如く︑遠行にも居処の近き一足よりふミ出さねば行
(修
)
終る事ならず︑業術も此如く︑段々執行年月の功積ねハ淵に至らざるなり︒是皆中半に致し︑浅瀬を見て返︑稽古差
へきんじ)止︑其流儀の善悪批判を申︑極意に至りかぬる事を禁し文章也︒
へも
し
) 7
タ エ ( 間 断 )
ヘ若淵に入るもの有ハ︑是を助けて是に与よといふハ︑流儀深処の俸授に忘し︑深く当流利業共にかんたんなく修
行致し地利たるものなり︒
業術の極意を極ん事を心に思ふと雄︑其門下に不来ハ心懸きるに等きなり︒段々言通り︑当流他流其道々共に大意 なる処の極意ばかりに目を付まして極たいと存るとも︑先入門致︑其道々の曲業を習ひま口口極られず︒依て心懸さ るに等き也︒又︑其門弟となりて曲業習ふ時ハ︑其功積リ︑極意に至ると申て日々出精致し︑曲業を曲リ︑ひずみた
る所を直しを得︑稽古修行致時ハ︑其功積リ極意に至る事なり︒
122
ヘ一自の
︿む
つか
し﹀
に烏を得る事難ふして安し︒百自の鰐じ鳥を得る事安し滴を嘗て大海の場合知心室︒先此
躍の網ハ神罷併の申たる主り︒一自の網に鳥を得事難ふし其如く︑神儒欝の大意なる道か
なしてハ︑
ノ、
到の網なれ共︑天地桧陽乾坤の
さる
大海と等き大なる越の神儒併の
駄の義也︒
ふし
て安
き山
部︒
ハ百自の網の如く大なる故︑ふなものなれとも︑持々
の功積りませねハ
せん
Gの網と大なる道故安かりそふなものなれとも︑安して難し︒
致 へ し
軒4て
近 き 花 の
盛 本り ゆ
を へ 知 に る 世
j懐
7
の哉二間
Z
りナの O
右の歌の外に科の大なる歌ハ何躍も島れとも︑
︑ 世 間 の 花 盛 り を も 知 り ま し た の 意 也
︒
ハ殊ノ外流儀広相叶ふ歌也︒軒近き
花一流ハ春咲ますてござります︒ のさくらの
右 の
に取て
ノ、、
ハ日
々
ハ一
流故
卒事
︑
花の盛リハ
もの軒近き我日々出精致所のの大いなる花の盛りも相知れまする︒
へました事つ
した者︑能当流を見開ますれハ︑の智人と卒事也︒
の最初ならんといふ事ハ如相となれハ︑諸流其器に髄ふ理あり︒和箭
ぺ 父 母
る 凹
所作
︑ J ¥ tこ よ天
れ)命い丈ち
と す 教 る る,心
事 を、 本
と し
是を武備の最初といふ也︒門弟子
fおゐて其なす処の
に明玉といふ
ツの
簿授
有︒
る時ハ︑警ハ
し 日
の下に住と患︒是か万代の
相開通り︑和慌の
ん事
ハ︑
に槌て理ニハ無之也︒天ぷ命する越の清心玉を本として︑父母より得
処の四肢手足告︒是を習わす事故︑
る も
の帯広
し
理龍ハ理の形︑千尋の下に住と車︒手に明玉とて玉を持と省広申通り︑仲々最初の理一一ハござり〆ません︒
当流に於ても此段殊の外秘すべき事なれ共︑前書に明玉を一一一口ました故︑前文書をおさへまして中た事なり︒
本︒本ハ初也︒性也︒諸々の初を本といふ︒響ハ︑和術其外諾義共
へもと)の本邑︒本立て道口口道理︑本覚克己淀和六文字ハ当流の根一克室︒其道々により士山深く︑諸学に入る其本心︑ により︑志深く︑
に入
︒
の正 段
々
上御執行に故て申まするなり︒
に骨ん
り
ノ、、
へしりわきま﹀より︑能々知燐
へ事を坊にする也︒
指揮江まする通︑人ハ善也︒天より命する処の明なるもの也︒され共︑生長に順て段々
( お こ さ ) ( ど こ ま で
︑ い つ ま で )
て居まする︒是研磨心の起さる内ハ︑何迄も関もの也︒人々塵得もの設︑能ものを知得たる人と申事也︒先其元を明
に知ねハへ︑事を拐にする事不成也︒
123
124
ハ八叩するせい有︒天のせいといふハ︑
円語
形の
内に
して
︑人
間ハ
一一
一一
口に
イツレ執か天のせい
し、 ふ
もの
なし
の ︒
[J~ :
d、、マ9
獣L
ノ、、
の秘能︑是則天の
天ノ
ハ関一円相形品︒相知たる一切形の
四季
土用
に︑
に著れぬ当流神妙の秘橋建立した
ペボ人の命する道理主︒
たる
也︒
地
能およぽす起を以ての師人に等き唱︒
に応すといへとも︑師有て
ハ知
事な
し︒
ハ天
地の
等き也︒地ハ又及一は
す処の地有て万物にハ相叶わざる也︒万物に及げい凶て︑万物口口髄ふ
心なり︒右の道理に同
した
事也
︒ し
wぐ
長部
容 で
〉ε
ι
を伝お孟さよ」れ
ほ ハ し ま
}とに当流秘鰐る犠に
し
万並
木秘
街︑
に応すると雄︑
た処を能々し︒依て万物と等き弟子ハ鱗ふ心なり︒
当流神妙の秘術建立致した処ハ天の鑑︑地の寵同ふ致しましたもの︒弟子ハの謹を
得る万物した事なり︒
ハ水の勢色︒水ハる蒔ハ其形速
ι
して︑志其起時ハ県波忽ち起て岩石の万業其如く︑心中に業用を込て
ハ大山岩芯Jb閥崩る勢の如夕︑内に業を込︑ して設に向ふ時ハ常に其形速して静なるもの も
して散に向散に向
ふ時ハケ心懸るなり︒
火の形ハ︑其勢ひ発する時ハ其余ハ煙となり万方に覆ひ︑怠ち山林氏家を焼失す︒
ハ一
一一
も更
す事
なく
︑然
も能
強く
勝︒
発して
敢に向
かた
とり
︑
向ふ時ハケ様に心懸也︒
︿おなじ)乾ハ問憾の徳に同ふ致しまして︑清くして軽業也︒
坤ハ問陰の同ふ致しまして︑
和ハ︑天地陰揚
形のや和け分ちて知と云心也と解しました通︑天地陰鵠
( 理
d
天有て地の名有︑磁有て天の徳有之道口︑陰有て陽の
形ハ天地人の
和ハ是
を分ちて知もの援有て万物に
配道ずる事也︒天地人の
ハ当流印可栢博せされハ委くハ申さざる也︒て天地陰陽乾坤の
ハ相
済な
り︒
本覚を論して︑
り天地陰陽乾坤の和を論し︑克己流和の
段
ι
論ずる事ハ︑本覚ハ天性最一克也︒克己流和の
ノ、、
一一
綜に
拘り
たる
もの
故︑
の次第に論する・なり︒
ハ勝也と訴する︒々の伐をも止る勝にハあらず︑
人 訴の勝也︒英勝へきに勝て敵を我もとむるにハ 次言日勝ハ不勝し
勝ハ不勝して有︒︑む気力身に随ふハ又心に髄ふな号︒
ハ不勝して気力身
ι
構り有もの也︒依て欝ハ不欝而有と解ましたもの︑心力気身に随ふと解ました通り︑心力気身に
捷ひ
︑が
仇し
て︑
気力心身に髄ふもの也︒の功成て万応不背身と成る事也︒
の ふ 員 三 方ミ'<
( 長
〉業私
数 也
関ぞま三ハ
さ 実 れ 業 の 敵
P邑
期私業也︒
︿ 糊附 ﹀
の道たらざる事を能知ながら︑己かふむ匙
ノ、
せさる︒是己といふか人々に天の命する清心去と云物有と難︑日か我意よれノ是を
︿斜伊ヲおほふ﹀に暁かなり〆と難︑村雲かけあふ
善 の 125
かく
す︒
ふ問
問か
題意
に有
と雄
︑
一一
著し
難し
︒
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