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ログ

ドキュメント内 Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド (ページ 106-112)

第 4 章 運用・保守

4.2 ログ

・ 複数Webサーバ運用のWebサーバの場合

ps -fp `cat <Webサーバ資源の格納ディレクトリ>/logs/httpd.pid 2>/dev/null` 2> /dev/nul

psコマンドの出力例

UID PID PPID C STIME TTY TIME CMD

root 4690 920 0 15:56:49 ? 0:00 /opt/FJSVahs/bin/httpd -k start -f /opt/FJSVahs/conf/httpd.conf

Interstage HTTP Server 2.2が出力するそれぞれのログについて説明します。

4.2.1 アクセスログ

Interstage HTTP Server 2.2では、Webブラウザからのアクセス状況をログ(アクセスログ)として出力します。

アクセスログの出力先や出力内容を変更する場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)を使用して設定します。設定方法 については、「3.4 アクセスログの設定」を参照してください。

■出力先

インストール直後の初期設定では、アクセスログは以下のファイルに出力されます。

(インストールパスはデフォルト)

C:\Interstage\F3FMahs\logs\accesslog (インストールパスはデフォルト)

/var/opt/FJSVahs/logs/accesslog

ポイント

ログファイルのローテーションが行われる場合、アクセスログは以下のファイル(初期値)に変名されます。

accesslog.N

Nは通番で、0から始まる連続の番号です。新しいファイルの順に、1番目のファイルの通番は「.0」、N番目のファイルの

通番は「.(N-1)」となります。

■出力タイミング

アクセスログは、Webサーバがクライアントからリクエストを受信し、受信したリクエストのレスポンスをクライアントへ送信す るときに出力されます。

■出力形式

アクセスログの初期値のフォーマット(ahs-analysis)で出力されるログの形式を以下に示します。アクセス時に指定されな い項目は、ハイフン「-」で出力されます。

ホスト名 ユーザ名識別 ユーザ名 日時 "リクエスト" ステータスコード データ転送量 WebサーバのIPアドレス:

ポート番号 Hostヘッダ プロセスID 処理時間 リクエストID

■出力項目

出力形式に対応する各出力項目を以下に示します。

出力項目 出力内容

ホスト名 クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス/ホスト名 ユーザ名識別 クライアントから返信されるユーザ個人情報

ユーザ名 クライアントから送信されたユーザ名

出力項目 出力内容 日時 クライアントからのリクエストを受け付けた日時

「[日/月/西暦:時:分:秒 GMTとの時差]」の形式で出力されます。

リクエスト クライアントが要求したリクエスト内容 ステータスコード クライアントに返信するコード

ステータスコードの詳細については、「メッセージ集」の「Webサーバから通知されるス テータスコード」を参照してください。

データ転送量 クライアントに転送したデータ量 WebサーバのIPアドレス:

ポート番号

リクエストを受け付けたWebサーバのIPアドレスおよびポート番号

Hostヘッダ クライアントから送られてきたHostヘッダの内容

プロセスID リクエストを処理したプロセスのプロセスID

処理時間 リクエストを受け付けてから処理が完了するまでの時間(マイクロ秒)

リクエストID リクエストごとに付与される一意なID

■出力例

西暦年が「yyyy」の場合の出力例を以下に示します。

192.168.0.1 - - [16/Jan/yyyy:12:59:02 +0900] "GET / HTTP/1.1" 200 44 192.168.0.2:80 ahs.fujitsu.com 19726 3194

-4.2.2 エラーログ

Webサーバでエラーが発生したときのエラー状況をログ(エラーログ)として出力します。

エラーログの出力先や出力内容を変更する場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)を使用して設定します。設定方法に ついては、「3.5 エラーログの設定」を参照してください。

■出力先

インストール直後の初期設定では、エラーログは以下のファイルに出力されます。

(インストールパスはデフォルト)

C:\Interstage\F3FMahs\logs\errorlog (インストールパスはデフォルト)

/var/opt/FJSVahs/logs/errorlog

ポイント

ログファイルのローテーションが行われる場合、エラーログは以下のファイル(初期値)に変名されます。

errorlog.N

Nは通番で、0から始まる連続の番号です。新しいファイルの順に、1番目のファイルの通番は「.0」、N番目のファイルの 通番は「.(N-1)」となります。

■出力タイミング

エラーログは、Webサーバでエラーが発生した際に出力されます。

■出力形式

エラーログとして出力されるログの形式を以下に示します。

[日時] [ログレベル] [client IPアドレス] (エラー番号)エラー説明: メッセージ本文

■出力項目

出力形式に対応する各出力項目を以下に示します。

日時

エラー発生日時

「[曜日月日時:分:秒西暦]」の形式で出力されます。

ログレベル

ログレベル エラーログの重度 初期設定時の出力

emerg 緊急事態発生のエラー ○

alert 修正しなければ動作不可のエラー ○

crit 直ちに処理すべきエラー ○

error あまり重要ではなく、無視してもよいエラー ○

warn 警告であり、無視してもよいエラー ○

notice 通常起こりうる特筆すべき通知情報 ○

info notice以外の通知情報

環境定義を編集した場合に出力されます。

×

debug モジュールの開発/デバッグ中のログ

環境定義を編集した場合に出力されます。

×

client IPアドレス

クライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス

クライアントからのWebサーバアクセス時にエラーが発生した場合、出力されます。

本項目は、省略される場合があります。

エラー番号

オペレーティングシステムのエラー番号 本項目は、省略される場合があります。

エラー説明

エラー番号の説明

本項目は、省略される場合があります。

メッセージ本文 メッセージの本文

エラーログのメッセージの内容については、「8.10 エラーログ」を参照してください。

■出力例

バージョンが「x.x」、西暦年が「yyyy」の場合の出力例を以下に示します。

[Thu Mar 7 15:44:11 yyyy] [notice] Interstage HTTP Server 2.2/x.x (Unix) configured -- resuming normal operations

[Thu Mar 7 15:51:01 yyyy] [error] [client 192.168.0.1] File does not exist: /opt/FJSVahs/htdocs/abc

4.2.3 トレースログ

Webクライアントとの入出力情報、およびプラグインモジュールとの入出力情報をログ(トレースログ)として出力します。

トレースログの出力先や出力内容を変更する場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)を使用して設定します。設定方法 については、「3.6 トレースログの設定」を参照してください。

■出力先

インストール直後の初期設定では、トレースログは以下のファイルに出力されます。

(インストールパスはデフォルト)

C:\Interstage\F3FMahs\logs\tracelog (インストールパスはデフォルト)

/var/opt/FJSVahs/logs/tracelog

ポイント

ログファイルのローテーションが行われる場合、トレースログは以下のファイル(初期値)に変名されます。

tracelog.N

Nは通番で、0から始まる連続の番号です。新しいファイルの順に、1番目のファイルの通番は「.0」、N番目のファイルの 通番は「.(N-1)」となります。

■出力タイミング

トレースログは、各トレース情報に対して、以下のタイミングで出力されます。

・ Webクライアントとの入出力情報

- TCPコネクション接続時

- TCPコネクション切断時

- HTTPリクエスト受信時

- HTTPレスポンス送信時

・ プラグインモジュールとの入出力情報

- プラグインモジュールの応答処理関数の呼出し時

- プラグインモジュールの応答処理関数の復帰時

■出力形式

トレースログとして出力されるログの形式を以下に示します。

[日時][プロセスID][スレッドID]イベント 詳細情報

■出力項目

出力形式に対応する各出力項目を以下に示します。

日時

トレース情報の出力日時

「[日/月/西暦:時:分:秒.ミリ秒]」の形式で出力されます。

プロセスID

デーモンプロセスのプロセスID

通信プロセスのプロセスID スレッドID

通信スレッドのスレッドID イベント 詳細情報

各出力契機におけるトレース内容のフォーマットを以下に示します。

出力契機 イベント 詳細情報

TCPコネクション接続時 conn WebクライアントまたはプロキシサーバなどのIPアドレス:ポー ト番号=>

着信したWebサーバのIPアドレス:ポート番号

TCPコネクション切断時 disc

HTTPリクエスト受信時 recv "リクエスト行"

エスケープした文字列に変換して出力されます。

HTTPレスポンス送信時 send ステータスコード プラグインモジュール応

答処理関数の呼出し時

(注1)

call モジュールソース名(注2)

プラグインモジュール応 答処理関数の復帰時

(注1)

rtn モジュールソース名(復帰コード) (注2)

復帰コードには、以下が出力されます。

・ 本モジュールで応答処理を実行していない場合:-1

・ 本モジュールで応答処理を実行した場合:-1以外

注1)出力対象のプラグインモジュールは、Interstage HTTP Server 2.2の提供モジュール以外のモジュールです。

注2)プラグインモジュールのコンパイル時のソースファイル名です。Interstage Servletサービスが提供するWebサー バコネクタのモジュールソース名は、「mod_jk2.c」と出力されます。

参考

トレースログにより、HTTP Keep-Alive機能の接続保持時間を確認できます。出力されたトレースログにおいて、disc(TCP コネクション切断時のイベント)およびsend(HTTPレスポンス送信時のイベント)の日時を確認し、以下の計算式で算出し ます。

HTTP Keep-Alive機能の接続保持時間 = discの日時 - sendの日時

注)タイムアウト発生時、WebサーバからクライアントへのTCPコネクション切断要求に対して、クライアントからの切断通知 を2秒以内に受信できなかった場合、接続保持時間は、KeepAliveTimeoutディレクティブの設定より2秒長くなることがあ ります。

■出力例

西暦年が「yyyy」の場合の出力例を以下に示します。

[04/Mar/yyyy:18:14:12.449][2700][1624]conn 192.168.0.1:2044=>192.168.0.2:80 [04/Mar/yyyy:18:14:12.449][2700][1624]recv "GET / HTTP/1.1"

[04/Mar/yyyy:18:14:12.489][2700][1624]call mod_jk2.c [04/Mar/yyyy:18:14:12.489][2700][1624]rtn mod_jk2.c(-1) [04/Mar/yyyy:18:14:12.489][2700][1624]send 200

[04/Mar/yyyy:18:14:12.549][2700][1624]recv "GET /fjlogo.gif HTTP/1.1"

[04/Mar/yyyy:18:14:12.549][2700][1624]call mod_jk2.c [04/Mar/yyyy:18:14:12.549][2700][1624]rtn mod_jk2.c(-1)

[04/Mar/yyyy:18:14:12.559][2700][1588]conn 192.168.0.1:2045=>192.168.0.2:80 [04/Mar/yyyy:18:14:12.559][2700][1588]recv "GET /interstage.jpg HTTP/1.1"

[04/Mar/yyyy:18:14:12.559][2700][1588]call mod_jk2.c [04/Mar/yyyy:18:14:12.559][2700][1588]rtn mod_jk2.c(-1) [04/Mar/yyyy:18:14:12.579][2700][1624]send 200

[04/Mar/yyyy:18:14:12.939][2700][1588]send 200

[04/Mar/yyyy:18:14:12.969][2700][1624]recv "GET /istage_j.gif HTTP/1.1"

[04/Mar/yyyy:18:14:12.969][2700][1624]call mod_jk2.c [04/Mar/yyyy:18:14:12.969][2700][1624]rtn mod_jk2.c(-1) [04/Mar/yyyy:18:14:13.120][2700][1624]send 200

[04/Mar/yyyy:18:14:30.973][2700][1588]disc [04/Mar/yyyy:18:14:31.214][2700][1624]disc

ドキュメント内 Interstage HTTP Server 2.2 運用ガイド (ページ 106-112)