3. Web インターフェース
3.12 マルチキャストフィルタリング
3.12.1 レイヤ 2 IGMP(Snooping and Query)
IGMP Snooping Query パラメータの設定
マルチキャストトラフィックの転送設定を行います。IGMPクエリ及びリポートメッセージに基づき、マルチキャストトラフィックを必要とする ポートにのみ通信します。すべてのポートに通信をブロードキャストし、ネットワークパ フォーマンスの低下を招くことを防ぎます。
機能解説
GMP Snooping ― 本機は、IGMPクエリのsnoopを受け、リポートパケットをIPマ
ルチキャストルータ/スイッチ間で転送し、IPマルチキャストホストグループを IPマルチキャストグループメンバーに設定します。IGMPパケットの通過を監視 し、グループ登録情報を検知し、それに従ってマルチキャストフィルタの設定を 行います。
IGMP Query ― ルータ又はマルチキャスト対応スイッチは、定期的にホストに対
しマルチキャストトラフィックが必要かどうかを質問します。もしそのLAN上に 2つ以上のIPマルチキャストルータ/スイッチが存在した場合、1つのデバイスが
"クエリア"となります。その後、マルチキャストサービスを受け続けるために接
続されたマルチキャストスイッチ/ルータに対しサービスリクエストを広げます。
[ 注意 ] マルチキャストルータはこれらの情報を、DVMRP や PIM などのマルチキャスト
ルーティングプロトコルと共に、インターネットの IP マルチキャストをサポート するために使用します。
設定・表示項目
IGMP Status
有効にした場合、本機はネットワークの通信を監視し、マルチキャストトラフィックを必要 とするホストを特定します。これはIGMP Snoopingと呼ばれます。
(初期設定:有効(Enabled))
Act as IGMP Querier
有効にした場合、本機はクエリアとして機能し、ホストに対しマルチキャストトラフィック が必要かを聞きます。
(初期設定:有効(Enabled))
IGMP Query Count
応答を受けて、レポートの要求を開始するまで送信するクエリの最大数を入力します。
(2-10、初期設定:2)
IGMP Query Interval
IGMPクエリメッセージを送信する間隔(秒)を指定します(60-125、初期設定:125)
IGMP Report Delay
IPマルチキャストアドレスのレポートをポートで受信してから、IGMPクエリがそのポート から送信され、リストからエントリーが削除されるまでの時間(秒)を設定します(5-25、
初期設定: 10)
IGMP Query Timeout
前のクエリアが停止した後、クエリパケットを受信していたルータポートが無効と判断され るまでの時間(秒)を設定します(300-500、初期設定:300)
IGMP Version
ネットワーク上の他のデバイスと互換性のあるIGMPバージョンの設定を行います
(1-2、初期設定:2)
[注意] サブネット上のすべてのデバイスが同じバージョンをサポートしている必要があり
ます。
[注意] IGMP Report Delay及びIGMP Query TimeoutはIGMP v2でのみサポートされます。
設定方法
[IGMP Snooping]→[IGMP Configuration]をクリックします。必要なIGMPの設定を行い、
[Apply]をクリックします。(以下の画面では初期設定を表示しています。)
マルチキャストルータに接続されたインターフェースの表示
マルチキャストルータは、IGMPからの情報に加え、インターネットでのIPマルチキャス ティングを行うためDVMRP、PIM等のマルチキャスト・ルーティング・プロトコルを使用し ます。
ルータは、本機により動的に設定されるか、静的にインタフェースの追加を行うことができ ます。
Multicast Router Port Informationページでは、各VLAN IDで隣接するマルチキャストルータ/ スイッチの接続されたポートを表示します。
設定・表示項目
VLAN ID
リストを表示させるVLAN ID(1-4094)
Multicast Router List
動的及び静的に設定されたマルチキャストルータの設定情報
設定方法
[IGMP Snooping]→[Multicast Router Port Information]をクリックします。スクロールダウンリ
ストからVLAN IDを選択すると、関連するマルチキャストルータの情報を表示されます。
マルチキャストルータに接続するインターフェースの設定
ネットワーク接続状況により、IGMP snoopingによるIGMPクエリアが配置されない場合 があります。IGMPクエリアとなるマルチキャストルータ/スイッチが接続されているイン タフェース(ポート又はトランク)が判明している場合、ルータがサポートするマルチキャ ストグループへのインタフェース(及びVLAN)の参加設定を手動で行えます。これによ り、本機のすべての適切なインタフェースへマルチキャストトラフィックが渡すことができ ます。
設定・表示項目
Interface
ポート(Port)又はトランク(Trunk)をスクロールダウンリストから選択します。
VLAN ID
マルチキャストルータ/スイッチから送られるマルチキャストトラフィックを受信し、転送す るVLANを選択します。
Port又はTrunk
マルチキャストルータに接続されたインタフェースを指定します。
設定方法
[IGMP Snooping]→[Static Multicast Router Port Configuration]をクリックします。マルチキャ ストルータに接続されたインタフェースとマルチキャストトラフィックを送受信するVLANを 指定し、[Add]をクリックします。すべての設定が完了後、[Apply]をクリックします。
マルチキャストサービスのポートメンバー表示
マルチキャストIPアドレス及びVLANを指定し、関連するポートメンバーを表示します。
設定・表示項目
VLAN IDポートメンバーを表示するVLANを選択します。
Multicast IP Address
マルチキャストサービスを行うIPアドレスを選択します。
Multicast Group Port List
VLANグループに所属し、マルチキャストサービスが送信されるポートが表示されます。
設定方法
[IGMP Snooping]→[IP Multicast Registration Table]をクリックします。VLAN IDとマルチ キャストIPアドレスを選択すると、マルチキャストサービスが送信されるすべてのポート が表示されます。
マルチキャストサービスへのポートの指定
マルチキャストフィルタリングは、P151 「IGMP Snooping Queryパラメータの設定」の通 り、IGMP snoopingとIGMPクエリメッセージを使用し、動的に設定することができます。
一部のアプリケーションではさらに細かい設定が必要なため、静的にマルチキャストサービ スの設定を行う必要があります。同じVLANに参加するホストの接続されたすべてのポー トを加え、その後VLANグループにマルチキャストサービスの設定を行います。
機能解説
静的マルチキャストアドレスはタイムアウトを起こしません。
マルチキャストアドレスが特定のVLANに設定された場合、関連するトラフィック はVLAN内のポートにのみ転送されます。
設定・表示項目
Interfaceポート(Port)又はトランク(Trunk)をスクロールダウンリストで選択します。
VLAN ID
マルチキャストルータ/スイッチからのマルチキャストトラフィックを受信し、転送する VLANを選択します。
Multicast IP Address
マルチキャストサービスを行うIPアドレスを入力します。
Port又はTrunk
マルチキャストルータに接続されたインタフェースの番号を指定します。
設定方法
[IGMP Snooping]→[IGMP Member Port Table]をクリックします。マルチキャストサービス に参加させるインタフェース、マルチキャストサービスを転送するVLAN、マルチキャスト IPアドレスを指定し、[Add]をクリックします。すべての設定が終了後、[Apply]をクリック します。
4.1 コマンドラインインターフェースの利用
4.1.1 コマンドラインインターフェースへのアクセス
コンソールポート、又はネットワークからTelnet経由で管理インタフェースにアクセスす る場合、Unixのコマンドに似たコマンドキーとパラメータのプロンプト(コマンドライン インタフェース/CLI)により本機の設定を行います。
4.1.2 コンソール接続
コンソールポートへの接続は以下の手順で行います。
(1)コンソールプロンプトでユーザ名とパスワードを入力します。初期設定のユーザ名 は"admin"と"guest"、パスワードも同じく"admin"と"guest"となっています。管 理者ユーザ名とパスワード(初期設定ではどちらも"admin")を入力した場合、CLI には"Console#"と表示されPrivileged Execモードとなります。一方ゲストユーザ 名とパスワード(初期設定ではどちらも"guest")を入力した場合、CLIには
"Console>"と表示されNormal Execモードとなります。
(2)ユーザ名とパスワードを入力後は、必要に応じたコマンドを入力し、本機の設定、
及び統計情報の閲覧を行います。
(3)終了時には"quit"又は"exit"コマンドを使用しセッションを終了します。
コンソールポートからシステムに接続すると以下のログイン画面が表示されます。