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コマンドラインプロセス

ドキュメント内 FXC5148XG_MG.book (ページ 183-198)

4. コマンドラインインターフェース

4.2 コマンド入力

4.2.11 コマンドラインプロセス

CLIのコマンドでは大文字と小文字の区別はありません。他のコマンドとパラメータの区別 ができればコマンドとパラメータの省略をすることができます。また、コマンドの補完をす るためにタブ・キーを使用することや、コマンドの一部と"?"コマンドを利用して関連する コマンドを表示させることもできます。

その他に、以下の表のキー入力を使用することもできます。

キー操作 機能

Ctrl-A カーソルをコマンドラインの一番前に移動します。

Ctrl-B カーソルを1文字左に移動します。

Ctrl-C 現在のタスクを終了し、コマンドプロンプトを表示

します。

Ctrl-E カーソルをコマンドラインの最後に移動します。

Ctrl-F カーソルを1文字右に移動します。

Ctrl-K カーソルから行の最後までの文字を削除します。

Ctrl-L 現在のコマンド行を新しい行で繰り返します。

Ctrl-N コマンド入力履歴の次のコマンドを表示します。

Ctrl-P 最後に入力したコマンドを表示します。

Ctrl-R 現在のコマンド行を新しい行で繰り返します。

Ctrl-U 入力した行を削除します。

Ctrl-W 入力した最後のワードを削除します。

Esc-B カーソルを1文字戻します。

Esc-D カーソルから文字の最後までを削除します。

Esc-F 文字カーソルを進めます。

Delete又は

backspace コマンド入力を間違えた際に削除します。

4.3 コマンドグループ

システムコマンドは機能別に以下の表の通り分類されます: コマンド

グループ

内容 ページ

Line ボーレートやタイムアウト時間などシリアルポート

及びTelnetを使用した本機への接続に関する設定

P168

General Privileged Execモードへのアクセスやシステムの再

起動、CLIからのログアウトなど基本的なコマンド P180

System Management

システムログ、システムパスワード、ユーザ名、

ジャンボフレームサポート、Web管理オプション、

HTTPS、SSHなどシステム情報に関連したコマン

P186

Flash/File ファームウェアコードやスイッチの設定ファイルに

関連したコマンド

P235

Authentication IEEE802.1x及びポートセキュリティのリモート認

証に関連したコマンド

P241

Access Control List

IPアドレス、プロトコル、TCP/UDPポート番号、

TCPコントロールコード、MACアドレス及びイー サネットタイプによるフィルタリングの提供

P262

SNMP 認証エラートラップ: コミュニティ名及びトラップ マネージャの設定

P271

Interface Trunk、LACPやVLANなどを各ポートの設定 P288

Mirror Port 通信監視のため、ポートを通るデータを他のポート

にミラーリングを行う設定

P301

Rate Limit 通信の最大送受信帯域のコントロール P303

Link Aggregation

複数ポートをグループ化するポートトランク及び

Link Aggregation Control Protocol (LACP)の設定

P304

Address Table アドレスフィルタの設定やアドレステーブル情報の

表示とクリア、エージングタイムの設定

P315

Spanning Tree STA設定 P319

VLAN 各ポートのVLANグループの設定及びプライベート

VLAN、プロトコルVLANの設定

P342

GVRP and Bridge Extension

動的なVLANの設定を行うためのGVRPの設定、

ブリッジ拡張MIBの設定

P363

Priority タグなしフレームの各ポートのプライオリティの設

定。各プライオリティキューのウェイトの確認。IP

precedence、DSCP、TCPトラフィックタイプの

プライオリティの設定

P368

Multicast Filtering

IGMPマルチキャストフィルタ、クエリア、クエリ 及び、各ポートに関連するマルチキャストルータの 設定

P378

IP Interface 管理アクセス用IPアドレスの設定 P389

本章内の表で用いられるコマンドモードは以下の括弧内のモードを省略したものです。

NE (Normal Exec) PE (Privileged Exec) GC (Global Configuration)

ACL (Access Control List Configuration) IC (Interface Configuration)

LC (Line Configuration)

VC (VLAN Database Configuration)

4.4 Line (ラインコマンド)

VT100互換のデバイスを使用し、シリアルポート経由で本機の管理プログラムにアクセス

することができます。本コマンドはシリアルポート接続及びTelnet端末との接続の設定を 行うために使用されます。

*コンソール接続にのみ反映されます。

コマンド 機能 モード ページ

line コンソール接続の設定及びline configurationモー ドの開始

GC P169

login コンソール接続時のパスワードの有効化 LC P170

password コンソール接続時のパスワードの設定 LC P171

timeout login response

CLIのログイン入力待ち時間の設定 LC P172

exec-timeout 接続時のタイムアウトまでのインターバル時間の

設定

LC P173

password-thresh パスワード入力時のリトライ数の設定 LC P174

silent-time* ログインに失敗した後のコンソール無効時間の設

LC P175

databits* 各文字あたりのデータビットの設定 LC P175

parity* パリティビット生成の設定 LC P176

speed* ボーレートの設定 LC P177

stopbits* 1byteあたりのストップビット値の設定 LC P177

disconnect Line接続を終了 PE P178

show line ターミナル接続の設定情報を表示 NE,PE P178

Line

Lineの設定を行うために使用します。また、本コマンドを使用した後、詳細な設定が行え ます。

文法

line {console | vty}

Œ console ―コンソール接続

Œ vty ― 仮想ターミナルのためのリモートコンソール接続

初期設定

なし

コマンドモード

Global Configuration

コマンド解説

Telnetは仮想ターミナルの一部となり"show users"コマンドを使用した場合などは"vty"と 表示されます。但し、"databits"などのシリアル接続のパラメータはTelnet接続に影響しま せん。

本例ではコンソールラインモードに入るための例を示しています。

関連するコマンド

show line (P178) show users (P232)

Console(config)#line console Console(config-line)#

login

ログイン時のパスワードを有効にします。"no"を前に置くことでパスワードの確認を無効 にし、パスワードなしでアクセスすることが可能になります。

文法

login [local]

no login

Œ local ― ローカル接続時のパスワードが有効となっています。認証は"username"コマ ンドで設定したユーザ名を元に行います。

初期設定

login local

コマンドモード

Line Configuration

コマンド解説

Œ 本機へのログインには3種類の認証モードがあります。

loginを選択した場合、コンソール接続用のコマンドは1つだけになります。この場

合管理インタフェースはNormal Exec (NE)モードとなります。

login localを選択した場合、"usaname"コマンドを使用して指定したユーザ名とパス ワードを使用してユーザ認証が行なわれます。この場合、管理インタフェースは入力し たユーザのユーザレベルに応じてNormal Exec (NE)モード又はPrivileged Exec (PE) モードのどちらかになります。

no loginを選択すると認証はなくなります。この場合、管理インタフェースはNormal

Exec(NE)モードとなります。

Œ 本コマンドはユーザ認証を本体で行う場合のものです。認証サーバを使用してユーザ名と パスワードの設定を行う場合にはRADIUS又はTACACS+ソフトウェアをサーバにイン ストールする必要があります。

関連するコマンド

username (P188) password (P171)

Console(config-line)#login local Console(config-line)#

password

コンソール接続のためのパスワードの設定を行います。"no"を前に置くことでパスワードを 削除します。

文法

password {0 | 7} password no password

Œ {0 | 7} ― "0"は平文パスワードを、"7"は暗号化されたパスワードとなります。

Œ password ― コンソール接続用のパスワード(最大8文字(平文時)、 32文字(暗号化

時)。大文字と小文字は区別されます)。

初期設定

パスワードは設定されていません

コマンドモード

Line Configuration

コマンド解説

Œ パスワードの設定を行うと、接続時にパスワードを要求するプロンプトが表示されま す。正しいパスワードを入力するとログインできます。"password-thresh"コマンド を使用し、パスワード入力時のリトライ数を設定することができます。

Œ 暗号化されたパスワードはシステム起動時に設定ファイルを読み込む場合やTFTPサー バにダウロードする場合のためにテキスト(平文)パスワードとの互換性があります。

暗号化されたパスワードを手動で生成する必要はありません。

関連するコマンド

login (P170)

password-thresh (P174)

Console(config-line)#password 0 secret Console(config-line)#

timeout login response

CLIからのログイン入力のタイムアウト時間を設定します。"no"を前に置くことで初期設定 に戻します。

文法

timeout login response [seconds] no timeout login response

Œ seconds ― タイムアウト時間(秒)(範囲:0-300秒、0:タイムアウト設定なし)

初期設定

Œ CLI:無効(0秒)

Œ Telnet:600秒

コマンドモード

Line Configuration

コマンド解説

Œ 設定時間内にログインが検知されなかった場合、接続は切断されます。

Œ 本コマンドはコンソール接続とTelnet接続の両方に有効となります。

Œ Telnetのタイムアウトを無効にすることはできません。

Œ タイムアウトを指定せずコマンドを実行した場合、初期設定に戻します。

本例ではタイムアウト時間を120秒(2分)に設定しています。

関連するコマンド

silent-time (P175) exec-timeout (P173)

Console(config-line)#timeout login response 120 Console(config-line)#

exec-timeout

ユーザ入力のタイムアウト時間の設定を行います。"no"を前に置くことでタイムアウト時間 の設定を削除します。

文法

exec-timeout seconds no exec-timeout

Œ seconds ― タイムアウト時間(秒)(0 - 65535(秒)、0:タイムアウト設定なし)

初期設定

CLI:タイムアウト設定なし Telnet:600秒(10分)

コマンドモード

Line Configuration

コマンド解説

Œ 設定時間内に入力が行なわれた場合、接続は維持されます。設定時間内に入力がな かった場合には接続は切断され、ターミナルは待機状態となります。

Œ 本コマンドはコンソール接続とTelnet接続の両方に有効となります。

Œ Telnetのタイムアウトを無効にすることはできません。

本例ではタイムアウト時間を120秒(2分)に設定しています。

Console(config-line)#exec-timeout 120 Console(config-line)#

password-thresh

ログイン時のパスワード入力のリトライ回数の設定に使用するコマンドです。"no"を前に 置くことで指定したリトライ回数は削除されます。

文法

password-thresh threshold no password-thresh

Œ threshold ― リトライ可能なパスワード入力回数(設定範囲:1-120、0:回数の制限を

なくします)

初期設定

3

コマンドモード

Line Configuration

コマンド解説

Œ リトライ数が設定値を超えた場合、本機は一定時間、ログインのリクエストに応答し なくなります(応答をしなくなる時間に関しては"silent-time"コマンドでその長さを 指定できます)。Telnet時にリトライ数が制限値を超えた場合にはTelnetインタ フェースが終了となります。

Œ 本コマンドはコンソール接続とTelnet接続の両方に有効です。

本例ではパスワードのリトライ回数を5回に設定しています。

関連するコマンド

silent-time (P175)

Console(config-line)#password-thresh 5 Console(config-line)#

ドキュメント内 FXC5148XG_MG.book (ページ 183-198)