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ループ検出

ドキュメント内 SWX2310P コマンドリファレンス (ページ 196-200)

第 6 章 : Layer 2 機能

6.4 ループ検出

6.4.1 ループ検出機能の設定(システム) [書式]

loop-detect switch no loop-detect [パラメーター]

switch : システム全体のループ検出機能の設定

設定値 説明

enable システム全体のループ検出機能を有効にす

disable システム全体のループ検出機能を無効にす

[初期設定]

loop-detect disable [入力モード]

グローバルコンフィグレーションモード [説明]

システム全体のループ検出機能を有効または無効にする。

no形式で実行した場合は初期設定に戻す。

[ノート]

システム全体でスパニングツリー機能とループ検出機能を併用できる。

ループ検出機能を有効にするためには、本コマンドに加えて、インターフェースでもループ検出機能を有効にする 必要がある。

ループ検出機能が有効な場合でも、以下のインターフェースではループ検出機能は動作しない。

• スパニングツリー機能が動作しているLAN/SFPポート。ただし、ForwardingポートではLDFの送受信を行うた め、誤接続等によりループが発生した場合は、ループ検出機能が動作する。

• ミラーリング機能のミラーポートとして動作しているLAN/SFPポート

• 論理インターフェースに収容されているLAN/SFPポート [設定例]

システム全体でループ検出機能を有効にする。

SWX2310P(config)#loop-detect enable システム全体でループ検出機能を無効にする。

SWX2310P(config)#loop-detect disable

6.4.2 ループ検出機能の設定(インターフェース) [書式]

loop-detect switch no loop-detect [パラメーター]

switch : 対象インターフェースのループ検出機能の設定

設定値 説明

enable 対象インターフェースのループ検出機能を

有効にする

disable 対象インターフェースのループ検出機能を

無効にする

[初期設定] loop-detect enable [入力モード]

インターフェースモード [説明]

対象インターフェースのループ検出機能を有効または無効にする。

no形式で実行した場合は初期設定に戻す。

[ノート]

本コマンドはLAN/SFPポートにのみ設定可能。

ループ検出機能を有効にするためには、本コマンドに加えて、システム全体でもループ検出機能を有効にする必要 がある。

ループ検出機能が有効な場合でも、以下のインターフェースではループ検出機能は動作しない。

• スパニングツリー機能が動作しているLAN/SFPポート。ただし、ForwardingポートではLDFの送受信を行うた め、誤接続等によりループが発生した場合は、ループ検出機能が動作する。

• ミラーリング機能のミラーポートとして動作しているLAN/SFPポート

• 論理インターフェースに収容されているLAN/SFPポート

スパニングツリー機能(STP)およびループ検出機能(LPD)の設定状態に対して、どちらの機能が有効になるかを以下 の表に示す。

インターフェース

LPD 無効 LPD 有効

STP 無効 STP 有効 STP 無効 STP 有効

システム

LPD 無効 STP 無効 - - -

-STP 有効 - STP - STP

LPD 有効 STP 無効 - - LPD LPD

STP 有効 - STP LPD STP

[設定例]

LANポート #1のループ検出機能を有効にする。

SWX2310P(config)#interface port1.1 SWX2310P(config-if)#loop-detect enable LANポート #1のループ検出機能を無効にする。

SWX2310P(config)#interface port1.1 SWX2310P(config-if)#loop-detect disable

6.4.3 ループ検出時のPort Blockingの設定 [書式]

loop-detect blocking switch no loop-detect blocking [パラメーター]

switch : 対象インターフェースのPort Blockingの設定

設定値 説明

enable 対象インターフェースのPort Blockingを有

効にする

disable 対象インターフェースのPort Blockingを無

効にする [初期設定]

loop-detect blocking enable [入力モード]

インターフェースモード [説明]

対象インターフェースで、ループを検出した場合のBlockingを有効または無効にする。

no形式で実行した場合は初期設定に戻す。

[ノート]

本コマンドはLAN/SFPポートにのみ設定可能。

[設定例]

LANポート #1でループを検出した場合にBlockingするようにする。

SWX2310P(config)#interface port1.1

SWX2310P(config-if)#loop-detect blocking enable

LANポート #1でループを検出した場合にBlockingしないようにする。

SWX2310P(config)#interface port1.1

SWX2310P(config-if)#loop-detect blocking disable

6.4.4 ループ検出状態のリセット

[書式]

loop-detect reset [入力モード]

特権EXECモード [説明]

全てのインターフェースのループ検出状態をリセットする。

[ノート]

本コマンドは、システム全体のループ検出機能が有効な場合にのみ実行することができる。

[設定例]

ループ検出状態をリセットする。

SWX2310P#loop-detect reset 6.4.5 ループ検出機能の状態表示

[書式]

show loop-detect [入力モード]

非特権EXECモード、特権EXECモード

[説明]

ループ検出機能の設定や状態を表示する。

表示内容は以下のとおり。

• システム全体のループ検出機能の設定

• LAN/SFPポートごとのループ検出の状態

• インターフェース名(port)

• LAN/SFPポートのループ検出機能の設定(loop-detect)。ループ検出機能が動作している場合は、(*)が付与され

• Port Blockingの設定状態(port-blocking)

• ループの検出状態(status) [設定例]

ループ検出状態の状態を表示する。

SWX2310P>show loop-detect loop-detect: Enable

port loop-detect port-blocking status ---port1.1 enable(*) enable Detected port1.2 enable(*) enable Blocking port1.3 enable(*) enable Normal port1.4 enable(*) enable Normal port1.5 enable(*) disable Normal port1.6 enable(*) enable Normal port1.7 enable(*) enable Shutdown port1.8 disable enable ---port1.9 enable enable Normal : : : : ---(*): Indicates that the feature is enabled.

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