20. 1 株当たり情報
13. リース取引
(借手側)
2010年及び 2009年3月期のリース資産は、主として石油事業における給油所設備です。
A)ファイナンス・リース取引(注 2 -A(2))
リース取引開始日が2008年3月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会 計処理を行っており、その内容は以下の通りです。
(1)2010年及び 2009年3月31日現在のリース物件の取得価額相当額(支払利息相当額を含む)、減価償却累計額相当額、減損 損失累計額相当額及び期末残高相当額は以下の通りです。
百万円
2010年 3月31日
取得価額 相当額
減価償却 累計額相当額
期末残高 相当額
建物及び構築物 ¥13,207 ¥ 9,977 ¥3,230
機械装置等 10,591 5,731 4,860
その他 236 161 75
合計 ¥24,034 ¥15,869 ¥8,165
百万円
2009年3月31日
取得価額 相当額
減価償却 累計額相当額
期末残高 相当額
建物及び構築物 ¥13,525 ¥ 9,697 ¥ 3,828
機械装置等 12,016 5,577 6,439
その他 328 187 141
合計 ¥25,869 ¥15,461 ¥10,408
千米ドル
2010年 3月31日
取得価額 相当額
減価償却 累計額相当額
期末残高 相当額
建物及び構築物 $141,950 $107,233 $34,717
機械装置等 113,833 61,598 52,235
その他 2,537 1,731 806
合計 $258,320 $170,562 $87,758
(2)2010年及び 2009年3月31日現在の未経過リース料期末残高相当額(支払利息相当額を含む)は以下の通りです。
百万円 千米ドル
2010 2009 2010
1年内 ¥2,918 ¥ 3,792 $ 31,363
1年超 7,033 9,926 75,591
合計 ¥9,951 ¥13,718 $106,954
(3)2010年及び 2009年3月期の支払リース料、リース資産減損勘定の取崩額、減価償却費相当額は以下の通りです。
百万円 千米ドル
2010 2009 2010
支払リース料 ¥2,534 ¥2,772 $27,236
リース資産減損勘定の取崩額 — 1 —
減価償却費相当額 ¥2,534 ¥2,771 $27,236
(4)減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法により算定しています。
B)オペレーティング・リース取引
2010年及び 2009年3月31日現在の未経過リース料は以下の通りです。
百万円 千米ドル
2010 2009 2010
1年内 ¥ 3,004 ¥ 4,366 $ 32,287
1年超 23,126 18,729 248,560
合計 ¥26,130 ¥23,095 $280,847
(貸手側)
C)ファイナンス・リース取引(注 2 -A(2))
リース取引開始日が2008年3月31日以前の所有権移転外ファイナンス・リース取引は、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会 計処理を行っており、その内容は以下の通りです。
(1)2010年及び 2009年3月31日現在のリース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残高は以下の通りです。
百万円
2010年 3月31日 取得価額
減価償却
累計額 期末残高
建物及び構築物 ¥1,192 ¥ 626 ¥ 566
機械装置等 2,086 1,350 736
その他 46 31 15
合計 ¥3,324 ¥2,007 ¥1,317
百万円
2009年3月31日 取得価額
減価償却
累計額 期末残高
建物及び構築物 ¥1,017 ¥ 500 ¥ 517
機械装置等 2,979 1,835 1,144
その他 87 56 31
合計 ¥4,083 ¥2,391 ¥1,692
千米ドル
2010年 3月31日 取得価額
減価償却
累計額 期末残高
建物及び構築物 $12,812 $ 6,728 $ 6,084
機械装置等 22,420 14,510 7,910
その他 494 333 161
合計 $35,726 $21,571 $14,155
2)2010年及び 2009年3月31日現在の未経過リース料期末残高相当額(受取利息相当額を含む)は以下の通りです。
百万円 千米ドル
2010 2009 2010
1年内 ¥1,373 ¥2,019 $14,757
1年超 1,896 3,296 20,378
合計 ¥3,269 ¥5,315 $35,135
うち、転貸リース取引の未経過リース料期末残高相当額(受取利息相当額を含む)は以下の通りです。
百万円 千米ドル
2010 2009 2010
1年内 ¥ 995 ¥1,495 $10,694
1年超 874 1,968 9,394
合計 ¥1,869 ¥3,463 $20,088
上記転貸リース取引について、ほぼ同額が借手側の未経過リース料期末残高相当額(借手側 A(2)に記載)に含まれています。
(3)2010年及び 2009年3月期の受取リース料及び減価償却費は以下の通りです。
百万円 千米ドル
2010 2009 2010
受取リース料 ¥485 ¥643 $5,213
減価償却費 442 572 4,751
D)オペレーティング・リース取引
2010年及び 2009年3月31日現在の未経過リース料は以下の通りです。
百万円 千米ドル
2010 2009 2010
1年内 ¥ 360 ¥ 344 $ 3,869
1年超 3,680 3,437 39,553
合計 ¥4,040 ¥3,781 $43,422
(デリバティブ取引)
デリバティブ取引は、リスクヘッジを目的としており、当該取 引の損益は、原則として現物取引における損益と相殺されるこ ととなるため、実質的な市場リスクは極めて小さいものです。な お、需給調整目的のデリバティブ取引は、あくまで現物取引の ための利用を基 本とするため、実質的な市場リスクは小さく、
また、裁定目的のデリバティブ取引は、市場リスクをとらないこ とを前提としており、各々予め定められたリスク管理体制の下で 限 定 的に行うこととしています。また、信用リスクについては、
取引相手先を信用力のある大手金融機関、商社等に限定する ことでリスクを最小限に抑えることとしています。
これらのリスク管理のために社内規程を制定し、取引実施部 署において厳正な管理及び報告を行うほか、取引管理部署を定 め、内部牽制が有効に機能する体制をとっています。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 「B)金融商品の時価等に関する事項 」におけるデリバティブ 取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティ ブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
A)金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、石油事業や金属事業等に係る資金調達を 金融機関等からの借入、社債及びコマーシャル・ぺーパーの発 行等によっており、資金運用については短期的な預金等に限定 しています。デリバティブ取引は、商品価格、為替、金利等の変 動リスクを回避するために実需の範囲内で行うこととし、投機 を目的とした取引は行いません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
(資産)
● 営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに 晒されています。当該リスクに関しては、管理規程を定めるな どしてリスク低減を図っています。
● 投資有価証券は主に株式であり、市場価格の変動リスクに晒 されています。当該リスクに関しては、定期的に時価もしくは 財務状況の把握を行っています。
(負債)
● 営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年 以内の支払期日です。
● 外貨建ての営業債権及び営業債務は為替の変動リスクに晒 されていますが、為替予約取引を利用してヘッジしています。
● 借入金のうち短期借入金は主として運転資金に係るものであ り、長期借入金は設備投資及び投融資等に係るものです。変 動金利の借入金は金利の変動リスクに晒されていますが、こ のうち長期のものの大部分は、支払金利の変動リスクを回避 し支払利息の固定化を図るために、金利スワップ取引を利用 しています。そのうち、特例処理を予定するものについては、
別途、特例処理の要件に該当することを事前に確認しており、
有効性の評価は省略しています。