3. NQSDAEMON_PATH_EXPORT NQSDAEMON_PATH_EXPORT=1
14.3. ホスト名を変更する
14.3.1. ホスト名の変更
テスト環境から本番環境へのマシン移設などでホスト名に変更がある場合、以下のように JobCenterのマシン名設定変更やデータ変換作業を行います。変更作業の前にjc_checkコマンド でシステム情報を採取して、現状の設定状況を必ず保存しておくようにします。
■変更したいマシン名がマシングループに所属している場合は、事前にそのマシング ループから削除してから変更作業を行い、変更終了後にマシングループに再登録し てください。
■変更するマシンがマシングループのマネージャ(スケジューラ)の場合は、マシング ループからメンバマシンを一旦全て削除してから作業を行い、変更終了後にマシン グループを再設定してください。
なお、nmapmgrの詳細については<NQS機能利用の手引き>の「6.5.2 リモートマシン定義」<コ マンドリファレンス>の「3.12 nmapmgr ネットワークの構成管理」を参照してください。
14.3.1.1. 他ホスト名の登録内容を変更
マシンアイコンに登録されている他ホストのマシン名を自マシン上で変更する場合、以下のよう に変更を行います。
ホスト名を変更する場合、変更後のホスト名はシステム内で関連する全てのJobCenterインストー ルマシンで正しく名前解決できている必要があります。
(例)UNIXにrootユーザでログインしたターミナルで、ローカルサイトにマシンID=111で登録 されているhost1のマシン名をhost2に変更する
# nmapmgr ↵
NMAPMGR>: change name 111 host2 ↵ NMAP_SUCCESS: Successful completion.
NMAPMGR>: exit ↵
#
(例)WindowsにJobCenter管理者でログオンして、コマンドプロンプトから、クラスタサイト cluseter2にマシンID=1002で登録されているhost1のマシン名をhost2に変更する
> set NQS_SITE=cluster2 ↵
> nmapmgr ↵
NMAPMGR>: change name 1002 host2 ↵ NMAP_SUCCESS: Successful completion.
NMAPMGR>: exit ↵
>
クラスタサイトの場合は、必ずnmapmgr起動前に環境変数NQS_SITEにクラスタサイ ト名を設定します。ローカルサイトの設定変更の場合はNQS_SITEは設定しないでく ださい。
14.3.1.2. 自ホスト名の登録内容を変更
自マシン名を変更する場合、以下のように変更を行います。
ホスト名を変更する場合、変更後のホスト名はシステム内で関連する全てのJobCenterインストー ルマシンで正しく名前解決できている必要があります。
■自マシン名を変更する場合には、JobCenterを停止した状態で行ってください。
■他ホスト名の変更のみで自ホスト名を変更しない場合は、この作業を行う必要はあ りません。
■以下の作業は途中で中止することはできません。もし途中で作業を中止した場 合、JobCenterが正常に起動できなくなりますのでご注意ください。
JobCenterでは、localinfoファイルに自マシンのNQSのマシンIDとマシン名を保存しています。
自ホスト名を変更する場合、JobCenterが自マシンを認識するlocalinfoファイルにも変更を反映 する必要があります。
localinfoは次のパスにあります。ただしテキストエディタ等で直接編集すると、正常に動作しな くなりますのでご注意ください。
UNIX /usr/spool/nqs/nmap/localinfo
Windows %InstallDirectory%\spool\nmap\localinfo
クラスタ環境の場合は /usr/spool や %InstallDirectory% の部分を、cjcmksiteでサ イト構築時に指定した <JobCenterDBパス>に読み替えてください。
なお%InstallDirectory%はWindows版JobCenterのインストールディレクトリで、デ フォルトはC:\JobCenter\SVになります。
自ホスト名を変更し、localinfoファイルに変更を反映する例は以下のとおりです。
(例)UNIXにrootユーザでログインしたターミナルで、マシンID=100で登録されているローカ ルサイトhost1の自マシン名をhost2に変更する
# nmapmgr ↵
NMAPMGR>: change name 100 host2 ↵ NMAP_SUCCESS: Successful completion.
NMAPMGR>: set local name host2 ↵ NMAP_SUCCESS: Successful completion.
NMAPMGR>: exit ↵
#
(例)WindowsにJobCenter管理者でログオンして、コマンドプロンプトから、マシンID=1001 で登録されているクラスタサイトcluster1.co.jpの自マシン名をcluster2.co.jpに変更する
> set NQS_SITE=cluster1.co.jp ↵
> nmapmgr ↵
NMAPMGR>: change name 1001 cluster2.co.jp ↵ NMAP_SUCCESS: Successful completion.
NMAPMGR>: set local name cluster2.co.jp ↵ NMAP_SUCCESS: Successful completion.
NMAPMGR>: exit ↵
>
クラスタサイトの場合は、必ずnmapmgr起動前に環境変数NQS_SITEにクラスタサイ ト名を設定します。ローカルサイトの設定変更の場合はNQS_SITEは設定しないでく ださい。
自ホスト名を変更した後はJobCenterを再起動して、CL/Winで変更後のマシン名で接続できるこ とを確認してください。
14.3.1.3. ホスト名変更後の作業
ホスト名を変更してJobCenterのマシン名登録内容を変更した場合、それに関わる他の設定内容も 変更する必要があります。次のそれぞれの状況により適切な変更作業を行ってください。
■マシン名を変更したマシンがマシングループに所属していない場合
ホスト名を変更したマシンとジョブリモート投入等で連携する全ての他マシン上のnmapmgrの 設定について、上記「14.3.1.1 他ホスト名の登録内容を変更」の作業を行う必要があります。
マシン名を変更したマシン上のキューに対して直接ジョブを投入するよう設定したジョブネッ トワークが存在する場合、同時にジョブネットワークの各投入先についても、全て再設定する 必要があります。
ユーザマッピングも再設定が必要になる場合があります。
■マシン名を変更したマシンがマネージャ管理下のマシン(メンバマシン)である場合
変更対象のマシン名を事前にマシングループから削除してからホスト名変更作業を行うため、
上記「ホスト名を変更したマシンがマシングループに所属していない場合」に加えて、マシン グループへの新マシン名の再登録が必要になります。
■ホスト名を変更したマシンがマシングループのマネージャ(スケジューラ)の場合
マネージャで管理している全てのメンバマシン上のnsumsmgrユーザのホームディレクトリ に.rhostsファイルが設定してある場合は、上記「ホスト名を変更したマシンがマシングループ に所属していない場合」「ホスト名を変更したマシンがマネージャ管理下のマシン(メンバマシ ン)である場合」に加えて、.rhostsに記述されているマシン名を変更後の新マシン名に変更しま す。
自ホスト名を変更した場合は、次の「14.3.1.4 定義データの更新」の作業も行う必要がありま す。
14.3.1.4. 定義データの更新
ホスト名を変更した場合、定義データ内に含まれるホスト名の変換が必要になります。これは実 際にパラメータとして含まれるホスト名だけではなく、JobCenter内部のDBに格納されている データも含むため、ジョブネットワークのパラメータなどに明示的にホスト名を含む値(デフォル ト投入キューなど)を設定していなくても必要になります(明示的に指定していない場合は、以下の 手順1と3のみが必要で、手順2は不要です)。
定義データ内のホスト名の変更方法については、以下を参照して行ってください。なお、参照先 では異なるマシンへの移行方法として記載しますが、移行元/移行先のサーバが物理的には同一で あり、ホスト名変更している、として読み替えてください。
1.定義データのダウンロード
サーバから全定義データをJPF形式でダウンロードします。定義データをもつ全ユーザ分行って ください。管理者ユーザで操作する場合に限り、一括で全ユーザの定義をダウンロードする事 が可能です。
2.定義データ内のホスト名変更
必要に応じて、定義データ内のホスト名の変更を行います。パラメータ内にホスト名を含む値 を設定していなければ変更は不要です。どのようなパラメータが該当するかについては上記リ ンク先を参照してください。
3.定義データのアップロード
JPFをアップロードしてサーバ上の定義データを更新します。全ユーザ分行ってください。変更 後のホスト名に対応した形で上書き更新されます。