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プラズマ密度,温度の空間分布を考慮した解析

ドキュメント内 九州大学学術情報リポジトリ (ページ 83-86)

第3,4牽の解析では、プラズ、マ密度,温度の空間分布は一様としている。実際のプ ラズ、マは、中心部において高温度,高密度であり、核徹合反応もその部分に局在して 起とる。空間分布の考慮により点火条件等の数値パラメータは、かなり変わる。よっ

て、実際の炉パラメータにより近い運転条件を設定するには、空間分布の考慮は不可 欠である。

本章では、プラズ、マ密度,温度の小半径方向の空間分布を考慮できる 1点近似の パワーバランスの式 [47)を導出し、との式を用いて前章と問機在解析を行なう。との 解析モデルは、密度,温度の空間分布を近似的に考慮するものであれ輸送係数等の 局所的な要素は考慮できない。 1次元輸送モデノレを用いたより実際的な解析は第6牽 で行をう。なお、本章の解析では系の磁気的相互作用を考慮する。

5 . 1  

基礎式

プラズマのパワーバランス以外に関して仮定等を含め第4牽の磁気的相互作用を 考慮したモデノレを用いる。したがって、小半径方向のプラズ、マ密度,温度の空間分布

を考慮できる 1点近似のプラズマのパワーバランスの式を以下では導出する。

軸対称、の同筒プラズ、マにおける半径変動の効果を考慮した 1次元輸送のパワーバ ランス方程式は

会 η 3 [ ( r , t ) T ( r , t ) ] = 

pα

川 一 升 川

ア(λ'一

+3TD

ト )

I  ‑ 10η ( T , t ) T ( 7', l, ) ~

1 8 

(θT  ̲ ̲̲ ̲ 8n ¥ 1 

r  a r  

l'  ¥  ‑.‑81' δ

r  ) 

J  (5.1 )  と在る。ととて~'" pα

, 

P1"  Ptは、各々単位体積当たりの α加熱パワー,制動車高射損 失パワー,外部加熱パワーを表わす。とれらの量は時間 tと小半径位置 γの関数であ る。右辺の第4項は熱伝導や粒子の対流によるエネルギー損失、第5項は半径変動に 関連した項であり αcxRl/2を用いた。

(5.1)式にプラズマの微小体積 d1令を乗じ、プラズマ全体積中で積分した後、 フラ

(5.2)  ズ マ 体 積 ち で 除 す こ と に よ れ 体 積 平 均 の 式 に 変 換 す る [47]。すなわち

pþ ,,"~ 3ηT  ̲‑=R 

=九一戸

r+ τ

デ 一 一 一 ‑10n T

V TE  lL 

2 ( 3 石 子 )

P

Ext

=  J 

仇仰xtt(r引 、 "

j3ηTdV令

‑ J 叶 ( I ( 芽+山会)]叫

ととで Pextは全外部加熱パワー,TEはエネノレギー閉じ込め時間を表わす。

(5.3)  (5.4 )  TE

となる。

( 5.5) 

£は空間依存量 x(r

t)の体積平均値として

ρ s ‑

V一10¥l/1つα

lJZ

f l u ‑

一 一

Z 一 一

また、

のように定義される時間 tの関数である。ただし、体積平均温度のみ便宜上、密度を

̲JnTd1今

~ ‑ J nd1今 重みとして

(5.6) 

と定義する [47]0プラズ、マ密度,温度が時間 tと空間 γの関数に、各々変数分離でき るとし

( 5.7)  π(r

, t )  

=η

c ( t )

ん(r) 

,  T 

(r

,  t )   =  T c  (  t ) ! T   ( け

戸α=jcn2

2 συ >Eα とすれば

( 5.8)  ( 5.9) 

P r  

= b . Zef {fi2T1/

C

2CT1/

! n

fT1/2 

一 九 一 一

J

= n

r J

Z

T

1

一 一 ん

(5.10) 

! n '  

fTは、各々密度及び温度の空間分布を特徴づける Tの関数で ただし、

と去る。

ηc' Tcは、各々中心 (r= 0)におけ 温度の空間分布の形 る密度, ?温度を示す tの関数である。本モデノレにおいて、密度,

あ り ん(0)= fT(O) = 1を満足するよう与える。

状は時間によらず一定であるから、 CnCTは定数である。空間分布は以下のように与 える。

a

zJ

1

噌 ︐

. υ

/SEE¥ 

α 

EE

EE

E1

11

11

14

¥1

11

Tα一 1

/I

ll

¥ 

r

r

1

FIBtEEE'IEE

l 一 一

rl

/l k 

rJ 

α 

420BBEEtEEdqL 

¥I

ll

‑ ノT一α

/I

ll

¥

 

c '

1

FEEEE'EEE'aL 

︑ ︐ 一 一

F'at¥

r J  

ととでごn~T はプラズ、マの端(7' =α)における有限な密度,温度を考慮するための 補正係数である。端における密度,温度を、各々 ηα Taとすれば

=1 εnl/αn?T= 1‑εT1/αT  ( 5.12)  九 一

一 一 九

F

一 一 九

F (5.13) 

となる。 αn

a T

εmεK適当な数値を仮定するととにより種々の空間分布を考慮 できる。代表的在空間分布として用いられるととの多い放物型分布は αη=αT

1,ε九 二 εT = O K対応する。案数の αηαTが大きいほど、より急峻な分布となる。

総粒子数保存の仮定より、 元ちが一定であるから

百 = 百

o ( 去 r

(5.14) 

が成立する。との式を用いて (5.2)式 を 変 形 す る と と に よ れ 密 度 , 温 度 の 空 間 分 布 を考慮できる 1点近似のパワーパランス式の最終形、すなわち

̲ :

̲   4=R  T  (  R  ¥ 

‑2 .=̲ 

P P T f  

~T-_:_ 3‑R 

=

一 一 + 百E ‑V o

(ニ )

¥Rん0) g(T) 

+  o '

訂 刊3灯川

) :

7九叩

 

L"~~n

百 ‑ ; ; ‑

Pr  Cη2 

(E

η;^'  ̲ ̲  ,   ̲  /') ¥ 

灯 ) 三 五

‑2‑

‑了(ずん

2συ> ‑ b. Ze

門 町

2!T1/2T1

(5.16)

(5.15 ) 

が導かれる。一様分布 (εη=εT= 1) K対して (5.15),(5.16)式は (3.13),(3.14)式 に当然ながら一致する。

以下の節では、 (5.15),(4.17) ,(4.18) ,(4.19) ,(4.20)(4.21)式、及び (4.16)式を 用いて線形安定解析や動特性解析を行在う。ただし、空間分布の考慮に伴う幾つかの 変更がなされる。まず、 (4.17)式中のプラズ、マ温度 Kは体積平均値が使われる。そし

て、ボロイダル

F

値の評価には、プラズマの体積平均圧力が用いられ

2oTo

yp

o‑Bph02/2μo  (5.17) 

となる。トロイダノレ

9

値の評価の際も同様である。制御の観測量は以下のようにとる。

( 主 立

‑1 :温度観測

P(t) 

=  1  月刊

p~dV~ VE.‑:核融合出力観測 (5.18) 

また、表3‑1の閉じ込め時間を用いる際、プラズ、マ密度には体積平均値を採用する。

5.2  定常運転パラメータ

(5.15 )式において時間微分項を Oとするととによれ密度,温度の空間分布を考 慮した場合の点火条件,

元 ( T E )

が以下のように求められる。

3T 

3g(T) 

Pex

t / (

2 1 今 )

(

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