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プラスチック製品

ドキュメント内 化学製品PL相談センター (ページ 79-83)

<ポリプロピレン製食品容器の安全性> 耐熱温度140度のポリプロピレンの蓋付食品容器を電子 レンジで使用すると環境ホルモンが溶出しないか心配。化学製品PL相談センターはインターネット で調べた、ある業界団体から紹介された。(若い女性)<消費者>

⇒食品用のプラスチック製品は、食品衛生法の規制を受けており、規格基準により、含まれてはな らない物質の種類と基準を決めている「材質試験」と溶け出して食品に移行する物質の総量を規 制している「溶出試験」に合格することが義務づけられています。また業界においては国の基準 よりさらに厳しい自主規格基準を設けています。ご心配には及ばないでしょう。なお、容器の変 形を防ぐために高温になりやすい油分の多い食品での使用はより耐熱温度の高いものを選ばれ ることをお勧めします。。

<フッ素樹脂加工のフライパンの安全性> フッ素樹脂加工のフライパンを使用している。現在妊娠中、

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インターネットでフッ素樹脂加工のフライパンは有害との情報があり心配になった。また、表面が削れ てしまっている状態で使用していたが問題ないか。(若い女性)<消費者>

⇒内閣府の「食品安全委員会」がフッ素樹脂についてまとめたファクトシート(科学的知見に基づ く概要書)によれば、仮に、はがれ落ちたコーティングの薄片を飲み込んだとしても、体内に吸 収されずそのまま通過し、ヒトの体のいかなる毒性反応も引き起こさないとされています。ただ し、フッ素樹脂加工されたフライパン等の加熱用調理器具は、適正に使用された場合にはリスク はないが、360℃以上に加熱すると、有害な蒸気が発生する可能性があるとされています。空 焚きなどしないよう気をつけましょう。

<食品用ラップフィルムの安全性> 食品用ラップの表示を確認したところ、耐熱温度がポリエチレ ン製は110度、ポリ塩化ビニリデン製は140度とある。電子レンジの取り扱い説明書にも食品 用ラップは140度以上のものを使用するようにとある。今まで、知らずにポリエチレン製のラッ プを電子レンジの温めに使用していたが表示を確認してフィルムの成分が身体に悪影響を及ぼして ないか心配になった。化学製品PL相談センターは以前にも利用したことがある。(30代女性)<

消費者>

⇒耐熱温度を超えてしまった場合はフィルムが融けたり、破れたりすることがあります。ラップフ ィルムとしての機能を果さなくなりますが安全性に問題がある訳ではありません。仮に食べてし まったとしても、腸内で吸収されることはなくそのまま排出されます。ご心配には及ばないでし ょう。

<車のコーティング剤を小分け販売する場合の製造物責任> ポリマー系の車のコーティング剤を メーカーから中味と小分け用チューブを購入し、小分け容器に充填して販売したいと考えている。

溶剤も含有しており、製造物責任法の観点から、何を注意すべきかご教示いただきたい。化学性品 PL相談センターはインターネットで知った。<事業者>

⇒当センターは、特定の企業・製品に関するコンサルタント業務は行っておりません。法律の専門 家にご相談ください。なお、製品事故防止のために経済産業省がリスクアセスメント・ハンドブ ック実務編(http://www.meti.go.jp/product_safety/recall/risk_assessment_practice.pdf)

を発行していますので参考にされるとよいでしょう。

<食品用プラスチック容器を電子レンジで使用した場合の安全性> 「スーパーで販売されている惣 菜のプラスチック容器を電子レンジで加熱した場合の安全性はどうか。有害物質が溶け出すことは ないか。また、加熱で容器が溶けて食べてしまった場合の健康への影響はどうか」との相談を60 代男性から受けている。食器用のプラスチック容器には、どのような規制があるか。<消費生活C>

⇒一般的に、プラスチックは電子レンジのマイクロ波を吸収しないので、マイクロ波が原因で温度 が上昇したり、変質することはありません。しかし、加熱された食品の熱が伝わることで容器も 熱くなります。容器の温度は中の食品の種類と加熱時間によります。水分の多い食品の場合は 100℃前後までしか上がりませんが、油性の食品はかなり高温になり、部分的に100℃を大 きく超えることもあります。プラスチックには沢山の種類がありますが、それぞれ耐熱温度が決 まっています。ポリエチレン(略号;PE)、ポリプロピレン(略号;PP)、ポリスチレン(略 号;PS)などのプラスチックは熱可塑性プラスチックと呼ばれ、加熱すると軟化し、冷却する

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と固化する性質(熱可塑性という)があり、耐熱温度を超えると軟化して変形しやすくなります。

ただし、変形したからといって、安全性に問題がある訳ではありません。プラスチックそのもの は、もし少量を食べてしまったとしても、消化されずにそのまま体外に排出されます。プラスチ ックに使われている添加剤の溶出を気にされる方もいますが、食品用プラスチック製品は食品衛 生法により規格基準が設けられ、その安全性が担保されています。また、業界においては国の基 準よりさらに厳しい自主基準を設けていますので、過度にご心配になる必要はありません。スー パーなどでお惣菜が入れられているトレーやプラスチック容器、コンビニの弁当などで使われて いるプラスチック容器には、一般にポリスチレン(発泡スチロールもポリスチレンの一種です)

か、ポリプロピレンが使われています。常用耐熱温度(短時間耐えられる温度)はポリスチレン が70~90℃、ポリプロピレンが100~140℃ですので、電子レンジでの使用可否は、一 般的にはポリスチレンは使用不可。ポリプロピレンは使用可です。ただし、薄いフィルム成型品 で食品からの熱の影響を受けやすいと考えられますので、から揚げや餃子、てんぷらなどの油分 の多い食品の場合は、電子レンジで使える容器や食器に移して加熱するようにしましょう。

<お弁当のプラスチック容器を電子レンジにかけた場合の安全性>「スーパー等で購入したお弁当 を電子レンジで加熱しすぎて、プラスチックの容器が融けることがある。身体への影響が心配にな るが安全性はどうか」との問い合わせを60代の男性から受けている。どうように回答すればよい か。<消費生活C>

⇒一般社団法人 日本プラスチック食品容器工業会のホームページによると、スーパーの惣菜やお 弁当には、一般に電子レンジ対応容器としてポリプロピレンが使用されているようです。Q&A に、電子レンジで孔が空いた場合について、プラスチックが収縮しただけで、食品に溶け込むこ とはありませんとあります。また、食品容器は、食品衛生法によって厳しく規制されています。

ご心配には及ばないでしょう。

<アクリル板の燃焼による放熱量について> 感電防止板をアクリルから塩ビに変更するにあたり、

放熱量を調べている。関連する業界団体のホームページで塩ビの燃焼による放熱量は確認できたが アクリルがわからないので教えてほしい。現在、プラスチックの業界団体へも問い合わせをしてお り返事待ちである。化学製品PL相談センターはインターネットで知った。<事業者>

⇒当センターではアクリルの放熱量の情報を持ち合わせておりません。まずは業界団体の回答を待 たれ、わからなければアクリル板のメーカーに問い合わせてみられてはいかがでしょうか。

<樹脂製緩衝材から出る繊維状のカスの安全性> 「中国製の犬の置物を購入したところ、梱包に樹 脂製と思われる柔らかい素材の緩衝材が使われていた。これを触ると、こまかい繊維状のカスがで て、少し吸い込んでしまったかも知れない。身体に害を及ぼすことはないだろうか」という相談を 受けている。どう回答したらよいだろうか。<消費生活C>

⇒繊維状のカスが何であるかが明確でないので、断言はできませんが、通常、目視で容易に確認で きる大きさのものであれば、もし、少量吸い込んでも気管や気管支のせん毛で排出されますので 問題はありません。また、樹脂は飲み込んでも、消化吸収されずにそのまま排出されます。継続 的に吸い込むような状況は好ましいとは言えませんが、今回のように一時的に少量を吸い込んだ かもしれないという程度で、身体症状もでていないので有れば、ご心配には及ばないと思われま

ドキュメント内 化学製品PL相談センター (ページ 79-83)

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