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6-1 ビジュアル条件 

 

①機 器 を使 用 しない。 

        使 用 したとしても、簡 単 に操 作 できること。 

  ②  動 画 感 覚 。コマとコマの間 を補 完 できること。 

  ③  本 でも動 画 感 覚 が得 られること。 

 

6-2    ビジュアル&手作業シミュレーション

 

 

JAISTオープンセミナー      2004年 11月 28日  

「創 造 的 人 材 を育 成 するグループ創 造 技 法 」   

  参 加 者 は33名 であった。 

 

当 日 の予 定 を書 きに記 す。 

KJ 法 と周 辺 技 法 の違 いの解 説  

KJ 法 作 法 ビジュアルシミュレーション(1 時 間 )  手 作 業 実 習   (1 時 間 ) 

KJ 法 の概 要 を説 明   (1 時 間 )   

  ビジュアルシミュレーションを先 に見 てもらって、その後 の手 作 業 シミュレーシ ョンには、下 図 の階 層 図 解 をみて作 業 をしてもらった。 

  この階 層 図 解 は、ラベル集 めと表 札 づくりの全 てを示 しているので、へたな手 順 書 よりも分 かりやすく、かつまた KJ 法 の階 層 構 造 も理 解 してもらえるのでは ないか思 ったからである。 

  シンボルマークによる空 間 配 置 がうまくいかないという訴 えが2・3件 あっただ けで、全 員 無 事 に図 解 化 までこぎつけた。手 作 業 シミュレーションだけの所 要 時 間 は一 時 間 であった。 

 

  自 力 でやってもらうのもよいが、作 業 の様 子 を見 て回 ったとき、もう一 つうちと けない何 かを感 じた。朝 から講 義 のみで受 身 できて、またもくもくと作 業 をした

からではないかとふと思 った。 

グループ創 造 技 法 フォローアップ研 修 のときのように、筆 者 の音 頭 でビジュ アルと手 作 業 のと解 説 の視 聴 触 覚 の三 次 元 で、質 疑 応 答 をしながら進 めるべ きだったと思 う。シミュレーションは機 械 的 ではあるが、伝 えるときは、人 間 同 士 のやり取 りのツールと考 えるべきであろう。これは何 事 にもいえることだ。 

   

伝統文化を生かした商品開発をするには

005 開発者が伝統文化の暗黙知

を形成することが必要      ● 006 伝統文化に協力する方々

に、大きな賞をあげる      ● 011 伝統文化を尊重する人が少

なくなっており、愛好運動の展開が 必要       

016 われわれの日常生活に伝統

文化を取り入れるべきである    ● 017 地域活性化のためにも、地域 の伝統文化を活かすべき    ● 018 加賀野菜

   調理法が分からず    買う気がしない       ● 001 失われた文化を、文献等を解

明することにより、再起する     ● 003 伝統文化を、学問における体

系化を行う       004 子供に伝統文化を教育すべ

きである       002 伝統文化では、後継者育成 が重要だ      

01 われわれの日常生活にも、地 域の活性化のためにも、伝統文化 を取り入れ活かすべきである   ● 03 伝統文化を途絶えさせないよう

に、後継者を育成し、子供には教 育を通して後世に伝えるべきである        07 伝統文化を再認識し、失われ

つつある伝統の精神をよみがえら せるための啓蒙活動をする    ●

02 伝統文化の精神をよみがえら せ、日常生活と地域の活性化、後 継者育成に取り入れる

05 例えば、古い時代の調理法な ど、伝統文化を、文献を元に掘り起 こし、情報を共有し、失われつつあ る日本の伝統文化を再興する ●

04 先祖たちが伝えてきた暗黙的 な知識を体系化し、後世に残せる ように共有する        05 先祖代々の伝統文化の知恵

を、文献を元に掘り起こし、学問的 なレベルに体系化して共有し、日本 の伝統文化を再興する

4 蘇らせたい文 化と精神 3 形式知からの

伝統文化の再興

007 市場のニーズにあった商品を 開発するには、技術の高さを誇る だけでは駄目である       ●

008 伝統文化を生かすことは、伝 統技術を押し売りすることではな い。ハイテク技術を伝統文化に生 かすことも必要      

009 開発者は、伝統文化に詳しく ない人と親しくして、伝統文化に初 めて接したときの驚き、喜びを観察 して開発に活かすべき     ●

010 研究開発だけでなく、全社の 知識を総合する技術マネジメント

(MOT)が重要である      ●

021 市場を拡大するために、販売 会社は、ネットワーク等を利用して 販売方法を改善するべきである ● 012 伝統文化は、電気などのエネ

ルギーをあまり使わず、地球にや さしい産業である        ● 013 伝統文化における特化した材

料の調達方法を確保する   ●

014 あまりに普及しすぎると、あた りまえになってしまい、ありがた み、価値が薄れるので、少し手が 届きにくいほうがよい      ●

015 伝統文化の趣味の会をター ゲットに、特別企画商品を開発販 売する       ●

019 販売範囲を拡大するため に、伝統文化の海外伝播も重要で ある       

020 開発者は、伝統文化と美 容・健康を結びつけた商品開発を 心がけ、マスメディアに登場させよ う!       06 伝統産業の市場拡大のた

め、世界規模の文和k交流を進 め、ネットワーク等を利用して販売 方法を改善する        02 市場ニーズに合った商品開発

のためには、技術意外にも目を向 けた、総合的なマネジメントが必要 だ      ● 03 市場ニーズに合った商品開発 のためには、伝統文化に始めて触 れた人の感動を冷静に観察するな ど、総合的なマネジメントが必要だ               ●

01 既存 又は、新しい市場にマス メディアを通じて、新しい技術を融 合した方向性の伝統産業を流通さ せる       ● 04 たとえ素人には馴染みにくくと

も、伝統文化を愛する人達の心に 深く響き続ける商品を開発すること も重要だ!        C1  本来環境にやさしい伝統文化

は、緩急や時代の変化によっ て、容易に得られる材料が減り、よ り環境を悪くする文化が人々の心 に根づいている

C2  市場のニーズを読み取り、人々 の心を振るわせるような伝統文化 マネジメントが必要である

C3  そもそもイノベーションの結晶 である伝統技術にハイテク技術を 活かすことで、新しい伝統イノベー ション産業を流通させる

1 現状の文化と

精神 5 伝統文化マネ

ジメント 2 伝統イノベー

ション産業 伝統文化を生かした商品開発をするには

第 65  「伝 統 文 化 を生 かした商 品 開 発 」階 層 図 解    

6-2 感想まとめ 

 

  「パワーポイントの説 明 文 が高 尚 でかつ KJ 法 独 特 の用 語 があって分 かりにく かった」 

  「シミュレーションだけでは、現 実 の問 題 解 決 やまとめの能 力 向 上 になるとい うイメージは湧 かなかった。」 

  「シミュレーションだけでは本 当 には分 からない。本 を読 んだりさらに研 修 を積 んだり、さらに実 際 に自 分 の問 題 などでやってみなければ、本 当 にはわからな いと思 う。」 

  KJ 法 用 語 も KJ 法 自 身 も、実 際 に体 験 してみてわかることが多 い。短 時 間 の シミュレーションの限 界 を感 じる。 

 

「今 までやってきた KJ 法 とは違 って、目 が覚 めた。KJ 法 といわれて広 まって いるものとの違 いを分 かるまで知 りたい。」 

ビジュアルと手 作 業 シミュレーション体 験 だけでも、誤 った KJ 法 との違 いが

よく分 かるようである。誤 った KJ 法 と正 則 な KJ 法 とは、その作 法 は全 く違 った ものであるので、当 然 といえば当 然 のことである。 

 

  「図 解 の具 体 的 な構 築 手 順 が良 く分 かった。中 公 新 書 の「発 想 法 」を読 んだ ばかりだったが、理 解 が深 まって良 かった。」「KJ 法 のラベル整 理 の作 法 のイロ ハはよく理 解 できた。」「ラベルの動 かし方 (作 法 )のあるとラインが理 解 できまし た。」「計 算 機 で処 理 できないデータの整 理 の手 順 が大 まかに分 かったような 気 がします。」 

  クリップ留 めでつまづいていた参 加 者 を思 い出 させる。シミュレーションだけで、

つまづきのおおかたは解 消 できるのではないかと思 われる。 

  あと は 、 ラベ ル集 めと 表 札 づ く り感 覚 をど の よう に 身 に つ け る かと い う課 題 を 残 すばかりである。 

 

  シミュレーションだけの実 習 でも、正 則 な KJ 法 の本 質 を見 抜 くひともいた。 

  「生 ラベルの書 き方 が細 かいのに驚 いた。」「ラベルを考 え出 すことが大 変 そ うだと感 じた。」「大 変 有 益 でした。時 間 の制 約 があり難 しかったと思 いますが、

作 法 の次 の段 階 がもう少 し聞 きたかったです。」「実 際 のグルーピングしていく 手 法 の実 習 があればよかったと思 った。一 週 間 後 のフォローアップ研 修 に出 ら れないので。」「表 札 をつける(抽 象 化 した表 現 を捻 出 する)ことが、非 常 に難 しいのではないかと思 います。」 

  ラベル集 めと表 札 づくりの重 要 性 に気 づいてもらえたようだ。 

 

  「分 類 のための道 具 ではないことを初 めて理 解 しました。むしろ異 なるものを より大 きな概 念 で捉 えなおしてゆくプロセスと理 解 しました。」「ラベルをカテゴラ イズすると考 えてましたが、融 合 することによって発 想 が生 まれる。」「データに 耳 を傾 けるということは、非 常 に大 切 だということが分 かった。」「結 果 (真 理 )よ りも、多 面 的 な見 方 をするというプロセスが大 事 なのか?」   

  ボトムアップの本 質 を見 抜 いていると感 じられる。 

 

  KJ 法 に初 めて触 れた参 加 者 の新 鮮 な驚 きの感 想 もある。 

  「KJ 法 の事 を今 まで知 らなかったので、とても新 鮮 でした。」「全 く初 めて触 れ る分 野 であり、 大 変 知 的 刺 激 を受 け た。 ただ、 慣 れ てい ない ので、 難 しく 感 じ た。」「KJ 法 の論 理 的 思 考 はおもしろい。」 

  「文 章 化 の手 法 を知 りたいです。」 

図 解 を文 章 化 することのメリットは計 り知 れない。だが、研 修 会 では、文 章 化 にまで達 したことがない。