第 9 章 永続的な命名属性の概要
10.3. パーティションの作成
(parted) mklabel gpt
このコマンドを実行するとすぐに変更が行われるため、実行する前によく確認してください。
4. パーティションテーブルを表示して、パーティションテーブルが存在することを確認します。
(parted) print
5. parted シェルを終了します。
(parted) quit
関連情報 関連情報
man ページの parted(8) 次のステップ
次のステップ
デバイスにパーティションを作成します。詳細は、「パーティションの作成」を参照してくだ さい。
ることで、さらに多くのパーティションを作成できますが、parted ユーティリティーで用いら れる一般的な方法で得られるエリアは 128 個に制限されます。
注記 注記
Red Hat では、特に理由がない限り、少なくとも少なくとも swap、/boot/、および / (root) のパー ティションを作成することが推奨されます。
パーティションの最大サイズ パーティションの最大サイズ
デバイスのパーティションの最大サイズは、パーティションテーブルの種類により異なります。
マスターブートレコード
マスターブートレコード (MBR) パーティションテーブルでフォーマットしたデバイスの最大サ イズは 2TiB になります。
GUID パーティションテーブルパーティションテーブル (GPT) でフォーマットしたデバイスの最大サイズは 8ZiB にな ります。
2TiB を超えるパーティションを作成する場合は、ディスクを GPT でフォーマットする必要がありま
す。
サイズ調整 サイズ調整
parted ユーティリティーを使用した場合は、パーティションサイズを指定する際の接尾辞を選択でき
ます。
MiB、、GiB、または、または TiB
サイズは 2 のべき乗で表示されます。
パーティションの開始点は、サイズが指定する正確なセクターに調整されます。
終了点は、指定されたサイズから 1 セクターを引いたサイズに調整されます。
MB、、GB、または、または TB
サイズは 10 のべき乗で表示されます。
開始点と終了点は、指定された単位の半分以内に置かれます。たとえば、接尾辞 MB を使用する場 合は ±500 KB です。
10.3.2. パーティションタイプ
このセクションでは、パーティションのタイプを指定するさまざまな属性を説明します。
パーティションタイプまたはフラグ パーティションタイプまたはフラグ
パーティションタイプ、またはフラグは、実行中のシステムではほとんど使用されません。ただし、
パーティションタイプは、systemd-gpt-auto-generator など、デバイスを自動的に識別してマウント するためにパーティションタイプを使用するオンザフライジェネレーターにとって重要です。
parted ユーティリティーは、パーティションタイプを flags にマッピングすることでパーティ
ションタイプを制御します。parted ユーティリティーが処理できるのは、特定のパーティショ ンタイプ (LVM、swap、または RAID など) に限定されます。
fdisk ユーティリティーは、16 進数コードを指定することで、あらゆる種類のパーティション
タイプに対応します。
パーティションファイルシステムのタイプ パーティションファイルシステムのタイプ
parted ユーティリティーは、パーティションを作成するときにオプションでファイルシステムタイプ
parted ユーティリティーは、パーティションを作成するときにオプションでファイルシステムタイプ 引数を受け付けます。値は以下の目的で使用されます。
MBR にパーティションフラグを設定します。
GPT にパーティションの UUID タイプを設定します。たとえば、ファイルシステムタイプの swap、fat、または hfs には、異なる GUID が設定されます。デフォルト値は Linux Data GUID です。
引数によりパーティション上のファイルシステムが変更することはありません。サポートされているフ ラグまたは GUID を変更するだけです。
次のファイルシステムのタイプがサポートされています。
xfs ext2 ext3 ext4 fat16 fat32 hfs hfs+
linux-swap ntfs
reiserfs
10.3.3. パーティション命名スキーム
Red Hat Enterprise Linux は、/dev/xxyN 形式のファイル名を持つファイルベースの命名スキームを使
用します。
デバイスおよびパーティション名は、以下の構造で構成されています。
/dev/
これは、すべてのデバイスファイルが配置されているディレクトリーの名前です。パーティション はハードディスク上に配置され、ハードディスクはデバイスであるため、パーティションを表すす べてのファイルは /dev に配置されます。
xx
パーティション名の最初の 2 文字は、パーティションが存在するデバイスのタイプ (通常は sd) を示 します。
y
この文字は、パーティションが存在するデバイスを示します。たとえば、/dev/sda は最初のハード ディスク、/dev/sdb は 2 番目のハードディスク、などです。26 を超えるドライブが搭載されてい るシステムでは、より多くの文字を使用できます。たとえば、/dev/sdaa1 です。
N
最後の文字は、パーティションを表す数字を示します。最初の 4 つのパーティション (プライマリー または拡張) のパーティションには、1 から4 までの番号が付けられます。論理パーティションは 5 から始まります。たとえば、/dev/sda3 は 1 番目のハードディスクの 3 番目のプライマリーパーティ ションまたは拡張パーティションで、2 番目のハードディスク上の 2 番目の論理パーティション
/dev/sdb6 です。ドライブのパーティション番号は、MBR パーティションテーブルにのみ適用され
ます。N は常にパーティションを意味するものではないことに注意してください。
注記 注記
Red Hat Enterprise Linux がすべてすべてのタイプのディスクパーティションを識別して参照 できる場合でも、ファイルシステムを読み取れないため、すべてのパーティションタイ プに保存されているデータにアクセスできます。ただし、多くの場合、別のオペレー ティングシステム専用のパーティション上にあるデータには問題なくアクセスすること ができます。
10.3.4. マウントポイントとディスクパーティション
Red Hat Enterprise Linux では、各パーティションは、ファイルおよびディレクトリーの単一セットを
サポートするのに必要なストレージの一部を形成するために使用されます。これは、パーティションと ディレクトリーを関連付けるマウントマウントとして知られるプロセスを使用して実行されます。パーティ ションをマウントすると、指定したディレクトリー (マウントポイントマウントポイントと呼ばれる) からそのストレー ジを利用できるようになります。
たとえば、パーティション /dev/sda5 が /usr// にマウントされている場合、/usr/ 下にあるすべての ファイルとディレクトリーは、物理的に dev/sda5 に配置されていることになります。そのた め、/usr/share/doc/FAQ/txt/Linux-FAQ ファイルは /dev/sda5 に保存されます
が、/etc/gdm/custom.conf ファイルは保存されません。
また、この例では、/usr/ 以下の 1 つ以上のディレクトリーが他のパーティションのマウントポイントに なる可能性もあります。たとえば、パーティション /dev/sda7 は /usr/local にマウントできます。つま り、/usr/local/man/whatis は、/dev/sda5 ではなく /dev/sda7 上に存在することになります。
10.3.5. parted でパーティションの作成
この手順では、parted ユーティリティーを使用してブロックデバイスに新しいパーティションを作成 する方法を説明します。
前提条件 前提条件
ディスクにパーティションテーブルがある。ディスクのフォーマット方法の詳細は、「ディス クへのパーティションテーブルの作成」を参照してください。
2TiB を超えるパーティションを作成する場合は、ディスクを GUID パーティションテーブル
(GPT) でフォーマットしておく。
手順 手順
1. インタラクティブな parted シェルを起動します。
# parted block-device
block-device を、パーティションを作成するデバイスへのパス (例: /dev/sda) に置き換え ます。
2. 現在のパーティションテーブルを表示し、十分な空き領域があるかどうかを確認します。
(parted) print
十分な空き容量がない場合は、既存のパーティションのサイズを変更できます。詳細 は、「パーティションのサイズ変更」を参照してください。
パーティションテーブルから、以下を確認します。
新しいパーティションの開始点と終了点
MBR で、どのパーティションタイプにすべきか 3. 新しいパーティションを作成します。
(parted) mkpart part-type name fs-type start end
part-type を、パーティションテーブルに基づき primary、logical、または extended に置 き換えます。これは MBR パーティションテーブルにのみ適用されます。
name を、任意のパーティション名に置き換えます。これは GPT パーティションテーブル
に必要です。
fs-type を xfs、ext2、ext3、ext4、fat16、fat32、hfs、hfs+、linux-swap、ntfs、または reiserfs のいずれかに置き換えます。fs-type パラメーターは任意です。parted は、パー ティション上にファイルシステムを作成しません。
start と end を、パーティションの開始点と終了点を決定するサイズに置き換えます (ディ
スクの開始からカウントします)。512MiB、20GiB、1.5TiB などのサイズサフィックスを 使用できます。デフォルトサイズはメガバイトです。
例
例10.3 小さなプライマリーパーティションの作成小さなプライマリーパーティションの作成
たとえば、MBR テーブルに 1024MiB から 2048MiB までのプライマリーパーティションを 作成するには、次のコマンドを使用します。
(parted) mkpart primary 1024MiB 2048MiB
このコマンドを実行するとすぐに変更が行われるため、実行する前によく確認してください。
4. パーティションテーブルを表示して、作成されたパーティションのパーティションタイプ、
ファイルシステムタイプ、サイズが、パーティションテーブルに正しく表示されていることを 確認します。
(parted) print
5. parted シェルを終了します。
(parted) quit
6. 次のコマンドを使用して、システムが新しいデバイスノードを登録するまで待機します。
# udevadm settle
7. カーネルが新しいパーティションを認識していることを確認します。