パッケージは、レポートで使用するデータをグループ化したり、特定のユーザー・
グループに関連するデータのサブセットを定義したりするために使用できます。例 えば、マーケティング主任に対するパッケージには、市場調査に関連する情報を含 めることができます。次にこのパッケージをポータルに公開して、レポートの作成 者に配布できます。レポートの実行結果は、パッケージに定義されているデータ・
ソースによって異なります。
管理者は、IBM Cognos Administration からパッケージを作成できます。同様の目的 で、データ・モデル作成者は、Framework Manager を使用してモデルを作成できま す。
IBM Cognos Connection から、パッケージを作成したり、パッケージで使用する デ
ータ・ソースを表示したりすることもできます。例えば、フォルダーの使用による パッケージの整理、パッケージへのショートカットの作成、パッケージの非表示、
移動またはコピーが可能です。
パッケージを作成する
IBM Cognos Connection から、SAP BW および PowerCube のデータ・ソースのパ ッケージを作成できます。
パッケージは、他のエントリーとともに「共有フォルダー」または「個人用フォル ダー」にリスト表示されます。パッケージに対して、他のエントリーと同じ種類の 機能を実行できます。
パッケージの作成
IBM Cognos Connection から、SAP BW および PowerCube のデータ・ソースのパ ッケージを作成できます。
IBM Cognos Connection からのパッケージの作成
IBM Cognos Connection からパッケージを作成する手順は、次のとおりです。
手順
1. IBM Cognos Connection で、「共有フォルダー」または「個人用フォルダー」を
クリックし、「新しいパッケージ」アイコンをクリックします。
2. パッケージで使用するデータ・ソースを選択して、「OK」をクリックします。
パッケージの新規作成ウィザードが表示されます。128ページの『PowerCube の パッケージの作成』または128ページの『SAP BW パッケージ』の手順に進み ます。
© Copyright IBM Corp. 2005, 2014 127
PowerCube のパッケージの作成
IBM Cognos の Studio/Authoring ツールで PowerCube データ・ソースを使用するに は、その前に、パッケージを作成する必要があります。
手順
1. 127ページの『パッケージの作成』の手順を完了します。
2. パッケージの名前を入力し、「次へ」をクリックします。
3. IBM Cognos の Studio/Authoring ツールのユーザーに使用を許可する Null 消去 オプションを選択します。
v 「Null 消去を許可」: 消去を可能にします。
v 「マルチエッジ消去を許可」:Studio/Authoring ツールのユーザーが複数のエ ッジで値を消去できるようにします。
v 「消去オプションへのアクセスを許可」:Studio/Authoring ツールのユーザー が、ゼロや欠落値など、消去する値のタイプを選択できるようにします。デフ ォルトでは、消去が有効なときにはすべての Null 値が消去されます。
4. 「終了」をクリックします。
SAP BW パッケージ
IBM Cognos の Studio/Authoring ツールで SAP BW データ・ソースを使用するに は、その前に、パッケージを作成する必要があります。
SAP BW パッケージを作成後に編集するには、を参照してください。
SAP BW パッケージの作成
SAP BW パッケージを作成する手順は、次のとおりです。
手順
1. 127ページの『パッケージの作成』の手順を完了します。
2. パッケージの名前を入力し、「次へ」をクリックします。
3. パッケージに含めるオブジェクトを選択します。
選択できるオブジェクト数には制限があります。デフォルトでは、キューブを 2 まで、情報クエリーを 5 まで選択できます。
4. デュアル構造が含まれている SAP BW クエリーをインポートし、その構造を
IBM Cognos クエリーで使用して、ユーザーに表示する情報の量および順序を
制御するには、「SAP BW デュアル構造のサポートを有効化」をクリックしま す。
デュアル構造の詳細については、「Framework Manager ユーザー・ガイド」を 参照してください。
5. 「次へ」をクリックします。
6. パッケージに含める言語を選択し、「次へ」をクリックします。
パッケージにユーザーのコンテンツ・ロケールを含めることができない可能性 がある場合は、「設計言語」を選択し、デフォルトのロケールとして使用しま す。
7. オブジェクトの表示名を指定します。
8. モデルのオブジェクトを Business Explorer Query Designer と同じ方法で編成す るには、「オブジェクトが SAP BW の編成になるようパッケージを拡張す る」をクリックします。
9. 「終了」をクリックします。
10. 「パッケージが正しく作成されました。」が表示されたときのオプションは、
次の 2 つあります。
v 変数プロパティーを編集する場合、またはパッケージで使用するメタデータ を再選択する場合は、「このダイアログを閉じた後にこのパッケージの SAP BW 変数を編集する」をクリックします。続行し、手順 11 に進みます。
v 「閉じる」をクリックして終了します。
11. パッケージに変数がある場合は、「SAP BW の変数を編集」ページが表示され ます。
編集する値をクリックしてから、新規変数を選択するか、入力します。
12. 「保存」をクリックします。
SAP BW パッケージの編集
SAP BW パッケージを編集する手順は、次のとおりです。
手順
1. パッケージの横にある「その他」をクリックし、次に「パッケージの編集」をク リックします。
2. 次のいずれかのオプションを選択します。
v メタデータの選択項目を変更するには、「メタデータの選択項目を変更」をク リックします。128ページの『SAP BW パッケージの作成』の手順 5 に戻り ます。
v パッケージ変数を編集するには、「変数を編集」をクリックします。編集する 値をクリックしてから、新規変数を選択するか、入力します。「OK」をクリ ックします。
v パッケージ設定を変更するには、「パッケージの設定を変更」をクリックし、
「動的クエリー・モードの使用」を選択します。
パッケージで使用するデータ・ソースの表示
パッケージで使用するデータ・ソースを表示できます。
表示できるのは、「共有」フォルダー内にあるパッケージのデータ・ソースのみで す。「個人用フォルダー」内にあるパッケージのデータ・ソースは表示できませ ん。
データ・ソースに対してパッケージで動的クエリー・モードが使用されているかを 調べるには、そのパッケージの「プロパティー」ページを確認します。
第 7 章 パッケージ 129
始める前に
表示するには、パッケージに対するポリシー設定権限、およびモデルに対する通過 権限と読み取り権限が必要です。
データ・ソースに対する読み取り権限がある場合は、そのデータ・ソースのローカ ライズ名が関連するアイコンとともに表示されます。データ・ソースに対する読み 取り権限がない場合は、名前の代わりに「使用不可」が表示されます。
データ・ソース接続機能はあるが、パッケージで参照されるデータ・ソースが存在 していない場合は、デフォルトのアイコンおよび角括弧で囲まれたデータ・ソース 名とともに、「使用不可」が表示されます。データ・ソース接続機能がない場合 は、名前の代わりに「使用不可」が表示されます。
手順
1. IBM Cognos Connection を起動します。
2. 「共有」フォルダーでパッケージを検索し、「その他」をクリックします。
3. 「操作」列で、「パッケージ・データ・ソースを表示」をクリックします。
パッケージのデータ・ソースのリストが、「このパッケージで使用されるデー タ・ソースを表示」の下に表示されます。