• 検索結果がありません。

ネットワーク上にある他マシンのマシンIDを登録する

ドキュメント内 <環境構築ガイド> (ページ 32-39)

第3章 JobCenterネットワーク環境構築

3.1. ネットワーク上にある他マシンのマシンIDを登録する

ネットワーク上にあるジョブの転送先となる他マシンのマシンIDを登録します。なお、自マシン のマシンIDはインストール時に登録されています。

ネットワーク上にある他マシンのマシンIDを自マシンに登録する方法には次の3通りがあります。

■標準リモートマシン構成

■マシングループ構成(JobCenter CL/Winからの登録)

■マシングループ構成(コマンドラインからの登録)

3.1.1. 標準リモートマシン構成とマシングループのメリット・デメリッ ト

標準リモートマシン構成は、マシンアイコン追加とユーザマッピングを設定する基本的な構成で す。マシングループでは、システム全体を集中管理するためのより便利な機能を利用できます。

マシングループについての説明は、 <NQS機能利用の手引き>の「6.7.6 マシングループ/ スケ ジューラマシン」を参照してください。

標準リモートマシン構成とマシングループには、それぞれ次のようなメリットとデメリットがあ ります。通常のリモートジョブリクエストの実行においては、設定が容易な標準リモートマシン 構成を推奨していますが、次の点に留意して適切な構成を選択してください。

標準リモートマシン構成 マシングループ構成

設定変更時作業量 小○ 大×

ネットワーク負荷 低○ 高×

情報一覧性 低× 高○

稼働日カレンダ同期 手動× 自動○

デマンドデリバリ方式による負荷分散 不可× 可○

その他 下記参照 下記参照

■設定変更時作業量

マシングループ構成では、マシングループに参加している各SVにCL/WinでJobCenter管理者ア カウントにより接続しても、常にEUIモードでの接続となるため、キューの構成変更やその他の 環境設定変更ができなくなります。設定変更するためには一旦マシングループから離脱させる 必要があります。

■ネットワーク負荷

標準リモートマシン構成では、マシン間の定常的な通信は発生しないため、ネットワークに負 荷をかけません。

一方、マシングループ構成では、マシングループに参加している各SVとの定期的な状態参照の 通信が発生し、トラッカ一覧@全マシンでは全てのマシンのトラッカデータの転送を行うため、

JobCenterネットワーク環境構築

16

一方、マシングループ構成では、MGマシンの[トラッカ一覧@全マシン]ウィンドウで、グルー プ傘下の全マシンの全ユーザのトラッカ情報を参照できます。

■稼働日カレンダ同期

標準リモートマシン構成では、他マシンとの稼働日カレンダの同期は、マシンアイコンごとに 個別に「稼働日カレンダの更新」を実行する必要があります。

一方、マシングループ構成では、稼働日カレンダをスケジュールマシン上で更新すると、グ ループ内の各メンバマシンに自動配布されますので、他のマシン上にジョブネットワークを置 いて稼働日カレンダ参照スケジュールにより起動する運用の場合のカレンダ管理が一元化され ます。

■デマンドデリバリ方式による負荷分散

標準リモートマシン構成では、デマンドデリバリ方式による負荷分散はできません。

一方、マシングループ構成では、複数マシンの複数のキューを指定した、デマンドデリバリ方 式による負荷分散環境が構築できます。

■その他

標準リモートマシン構成では、マシンアイコンの追加だけではリモート操作は行えません。最 低限、JobCenter管理者アカウント同士のユーザマッピングを手動で設定する必要があります。

一方、マシングループ構成では、マシングループ内のすべてのマシンが起動していることを前 提に動作しますので、例えばマシングループからマシンを削除する際に、グループ内の一部の マシンでJobCenterが起動していないと、正常に削除できない場合があります。

3.1.2. 標準リモートマシン構成

標準リモートマシン構成で他マシンのマシンIDを登録する方法は、次のとおりです。

マシン一覧に表示されるマシンアイコンについて、同一マシンが「ホスト名のみ」と

「FQDN」の2通りでアイコンが2個表示される場合があります。これはセットアップ やマシングループへのマシン追加の際に、FQDNで認識されるマシンについては自動 的にホスト名のみの名前を別名として設定するためです。

別名はマネージャフレームのマシン一覧表示で運用上の役割で識別したい場合 や、nmapmgrやqmgrサブコマンドにおける利便性向上のために利用することができ ます。(ただし有効範囲は自マシン(サイト)内だけです。通信上の名前解決には使用で きません)

別名が不要な場合は、CL/Winからではなくnmapmgrコマンドで削除できます。(CL/

Winからは、別名だけを削除することはできません)

<コマンドリファレンス>の「3.12 nmapmgr ネットワークの構成管理」の「サブコマ ンド」の「Delete Name $alias」を参照してください。

■マシン一覧へマシンを追加する

1. 管理者権限のアカウント(UMS Mode)でログインし、マネージャフレームの[マシン一 覧]を表示します。

2. [マシン一覧]ウィンドウ上で右クリックをしたときのポップアップメニューから[新規作 成]を選択するか、メニューバーの[ファイル]-[新規作成]を選択します。

JobCenterネットワーク環境構築

図3.1 マシン一覧へのマシン追加画面例(標準リモートマシン構成機能)

3. [マシンの追加]ダイアログが表示されますので、追加するマシンのホスト名を入力しま す。

図3.2 [マシンの追加]ダイアログ画面例 4. 設定後、[OK]ボタンをクリックします。

5. マネージャフレームの[マシン一覧]ウィンドウに追加されたマシンが表示されます。

JobCenterネットワーク環境構築

18

図3.3 マシン追加後の[マシン一覧]画面例(標準リモートマシン構成機能)

■マシン一覧からマシンを削除する

1. マシンを追加するときの操作と同様に、[マシン一覧]ウィンドウを表示します。

2. 削除したいマシンにあわせて右クリックから[削除]を選択するか、あるいは削除したいマ シンを選択し、メニューバーから[ファイル]-[削除]を選択します。

3. [マシン一覧]からマシンが削除されます。マシンが削除されると同時に、そのマシンのす べての別名が削除されます。

マシングループに追加されたマシンをマシン一覧ウィンドウから削除した場合、マ シングループからも自動的に削除されますので注意してください。

3.1.3. マシングループ構成(JobCenter CL/Winからの登録)

ネットワーク上にある他マシンをマシングループに追加、削除します。マシン一覧に存在しない マシンをマシングループに追加すると、マシン一覧にもマシンIDが自動的に設定され、JobCenter 管理者同士のユーザマッピングも自動的に設定されます。

■マシンをマシングループに追加する場合、そのマシンを複数のマシングループに参 加させることはできません。

■すでに他のマシングループに参加しているマシンを指定してマシングループに参加 させると、そのマシンは以前のマシングループからはずれてしまいますが、元のマ シングループのスケジューラマシンにはその変更が反映されません。そのため、す でにマシングループに参加しているマシンを他のマシングループに参加させたい場 合は、既存のスケジューラマシンのマシングループ設定から一旦削除してから、新 しいマシングループに追加するよう注意してください。

■マシングループに参加しているマシンをマシン一覧から削除すると、自動的にマシ ングループからも削除されます。

■マシングループに追加したマシンのホスト名やクラスタサイト名変更を行う場合 は、事前にスケジューラマシンのマシングループとマシン一覧から削除してから変 更してください。

■マシングループに他マシンを追加する

JobCenterネットワーク環境構築

1. スケジューラマシンにするマシンに管理者権限のアカウント(UMS Mode)でログインし、

メニューバーの[設定]-[マシングループ]を選択します。

図3.4 メニューバー[設定]-[マシングループ]選択画面例

2. [マシングループ]ダイアログが開きますので[追加]ボタンをクリックしてください。

図3.5 [マシングループ]ダイアログ画面例

3. [マシンの追加]ダイアログが開きますので、マシングループに追加したいマシンの正しい ホスト名を入力します。(ホスト名は必ず名前解決の設定で正引きまたは逆引きできるよう 設定してください。)

JobCenterネットワーク環境構築

20

図3.7 マシン追加後の[マシングループダイアログ]画面例

■マシングループから他マシンを削除する

1. マシンを追加するときの操作と同様に、[マシングループ]ダイアログを表示します。

2. 削除したいマシンを選択し、[削除]ボタンをクリックします。

3. [確認]ウィンドウが開きますので、[OK]ボタンをクリックします。

4. [マシングループ]ダイアログからマシンが削除されます。

5. マシングループからマシンを削除しても、マシン一覧から削除されてないことを確認しま す。

マシングループに追加されたマシンをマシン一覧ウィンドウから削除した場合、マ シングループからも自動的に削除されますので注意してください。

3.1.4. マシングループ構成(コマンドラインからの登録)

コマンドラインからマシングループを設定する場合は、nmapmgrコマンドとqmgrコマンドを使用 して設定します。(特定のマシンのみ指定した追加、削除ではなく、マシングループ再定義となり ます)

両コマンドの詳細については、<NQS機能利用の手引き>の「6.5.2 リモートマシン定義」、<コマ ンドリファレンス>の「3.12 nmapmgr ネットワークの構成管理」、<コマンドリファレンス>の

「3.13 qmgr 構成管理および運用管理」をそれぞれ参照してください。

1. nmapmgrコマンドでサブコマンドadd mid <マシンID> <マシン名>を実行する

事前に追加対象マシンをマシン一覧に登録します。この操作はマシングループに追加するすべ てのマシンについて行います。

UNIXとWindows間で異なるプラットフォームのマシンを登録する際は、nmapmgrコマンドの SEt TypeサブコマンドでそれぞれNQS TYPEの適切な設定が必要になります。

2. qmgrコマンドでサブコマンドSEt MAChine_group=(<スケジューラマシン名> [, <マシン名>

…])を実行する

対象マシンをマシングループに登録します。このとき、マシングループの先頭に指定されたマ シンがスケジューラマシンとなります。また、必ず自分自身をグループ内に含むようにしま す。

qmgrコマンドの引数はSEt MAChine_group=部分を含めて1行256バイト(UNIX)または254バ イト(Windows)以内で指定する必要があります。

マシン名にはあらかじめ設定しておいたエイリアス名(別名)も指定できます。解除は自分だけ を含むグループを再設定します。

ドキュメント内 <環境構築ガイド> (ページ 32-39)