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データベース・サーバーのアップ

ドキュメント内 TIO_MigrationGuide_21.ps (ページ 37-41)

ご使用のデータベース・サーバーおよびクライアントが Tivoli Provisioning Manager 2.1 でサポートされるプロダクト・レベルであることを確認する必要があります。

v 現在ご使用のデータベースが DB2 Universal Database Workgroup Unlimited

Edition 8.1.2 である場合は、フィックスパック 3 を適用したバージョン 8.1.3 に

更新する必要があります。このデータベースが別のサーバーにインストールされ ている場合は、Tivoli Provisioning Manager サーバー上のクライアントも更新する 必要があります。

現在の DB2 Universal Database のプロダクト・レベルは、db2level コマンドを実 行することによって確認することができます。

注: タイプの異なるデータベースへのマイグレーションはサポートされていませ ん。現在使用しているデータベースのタイプを切り替えたい場合は、Tivoli

Provisioning Manager 1.1 の資料に記載されているインストールおよび構成ステ

ップを正常に完了する必要があります。

DB2 Universal Database のアップグレード

ご使用の DB2 Universal Database サーバーおよびクライアント・ソフトウェアをア

ップグレードする必要があります。

DB2 Universal Database サーバーのアップグレード

ご使用のデータベース・ソフトウェアを更新するには、次のようにします。

1. DB2 Universal Database クライアントが実行中でないことを確認します。

2. root としてログオンします。

3. DB2 プロセスが停止されていることを確認します。

a. root としてログオンします。

b. 各インスタンスに対して以下のコマンドを実行します。

su - iname

. $HOME/sqllib/db2profile db2 force applications all db2 terminate

db2stop

db2licd -end # run at each physical node exit

ここで iname はインスタンス所有者名です。

High Availability Cluster Multi-Processing (hacmp) ユーザーの場合は、

db2stop コマンドの代わりに ha_db2stop コマンドを使用する必要がありま

す。その他のユーザーの場合は、db2stop コマンドが障害イベントをトリガ ーします。

© Copyright IBM Corp. 2003, 2004 27

c. DB2 バージョン 8 を使用しているすべてのインスタンス (「障害モニター」

が存在していて、DB2 バージョン 8 を使用している場合は、これも含む) を 停止します。

ポストインストール・ステップ

DB2 フィックスパックの適用: DB2 Universal Database をインストールした後、

DB2 バージョン 8.1 フィックスパック 3 を適用する必要があります。このフィッ クスパックをインストールするには、次のようにします。

1. ご使用のプラットフォーム用の DB2 Universal Database、Workgroup Server Unlimited Edition, Version 8.1 Fix Pack 3 CD を CD ドライブに挿 入します。 CD ドライブをマウントします。ただし、ディレクトリーをマウン ト・ポイントに変更しないでください。ディレクトリーをマウント・ポイントに 変更すると、CD ドライブがロックされ、CD を交換できなくなります。

2. 以下のステップを実行してください。

a. 圧縮されている tar ファイルを CD からシステム上の一時ディレクトリーに コピーします。このディレクトリーには 2 GB のフリー・スペースが必要で す。

b. フィックスパック・ファイルを解凍します。

c. ファイルを解凍したディレクトリーに切り替え、コマンド ./installFixPak を実行します。

3. フィックスパック・インストーラーの指示に従います。

4. マシンをリブートします。

データベース・インスタンスの更新: 以下のポストインストール・ステップを実行 して、DB2 の更新を完了してください。

1. root としてログオンします。

2. 次のコマンドを実行して、すべてのインスタンスのリストを入手します。

DB2_installdir/instance/db2ilist

3. ステップ 2 で確認した各インスタンスが DB2 の新しいレベルを使用するよう に更新します。次のコマンドを実行します。

DB2_installdir/instance/db2iupdt iname

ここで iname はインスタンス名です。

db2iupdt コマンドの詳細については、このコマンドに -h オプションを指定し

て実行してください。

4. 各インスタンスごとに、インスタンス所有者としてログインし、db2start コマ ンドを実行します。

5. インスタンス内の各データベースごとに、ご使用のデータベースに対して DB2 ユーティリティーをバインドします。このステップはフィックスを有効にするた めに必要なもので、各データベースごとに 1 回ずつ実行すれば十分です。以下 のコマンドを実行します。

db2 terminate

db2 CONNECT TO dbname

db2 "BIND DB2_installdir/bnd/@db2ubind.lst BLOCKING ALL GRANT PUBLIC"

ここで dbname は、ユーティリティーのバインド先のデータベースの名前です。

DB2 CLI から DB2 バージョン 8 サーバーへの接続に必要なバインド・ファイ

ルの名前は、ファイル db2ubind.lst および db2cli.lst に入っています。

6. マシンをリブートします。

DB2 Universal Database クライアントのアップグレード

既存の DB2 Universal Database Run-Time Client を除去しなければ、DB2 Universal Database Workgroup Server Edition 8.1.3 で使用するために必要な DB2 Universal Database Administration Client をインストールできません。

Administration Client をインストールするには、次のようにします。

1. root として Tivoli Provisioning Manager サーバーにログオンします。

2. 各インスタンスに対して以下のコマンドを実行します。

su - iname

. $HOME/sqllib/db2profile db2 force applications all db2 terminate

db2stop

ここで iname はインスタンス所有者名です。

High Availability Cluster Multi-Processing (hacmp) ユーザーの場合は、db2stop コマンドの代わりに ha_db2stop コマンドを使用する必要があります。その他の ユーザーの場合は、db2stop コマンドが障害イベントをトリガーします。

3. オペレーティング・システムのツールを使用して、Administration Client を除去 します。

v 2000Linux rpm を使用して、Administration Client のパッケージを除去します。

4. 次のようにして、DB2 Universal Database Run-Time Client をインストールしま す。

a. Tivoli Provisioning Manager, Version 2.1 Prerequisite Software

Installer CD と DB2 Administration Client Component, Version 8.1 CD があることを確認します。

b. Tivoli Provisioning Manager, Version 2.1 Prerequisite Software

Installer CD を CD ドライブに挿入します。CD ドライブをマウントしま

す。ただし、ディレクトリーをマウント・ポイントに変更しないでくださ い。ディレクトリーをマウント・ポイントに変更すると、CD ドライブがロ ックされ、CD を交換できなくなります。

c. ご使用のプラットフォーム用のコマンドを実行します。

v 2000Linux mount_point/setuplinux.bin。

v iSeries2000 mount_point/setuplinuxppc.bin。

d. インストールするプロダクトの選択を要求されたら、「DB2 Universal Database」を選択し、続いて「次へ」をクリックします。次の構成パネル で、「DB2 Administrator Client およびフィックスパック 3 (DB2 Administrator Client with Fixpack 3)」を選択します。DB2 Administrator

Client とフィックスパックがインストールされます。このオプションは、リ

モート・データベース・サーバーを作成しようとしているか、すでに作成し

5 章 データベース・サーバーのアップグレード 29

ていて、Tivoli Provisioning Manager マシンでインストーラーを実行している 場合に選択してください。DB2 クライアント・インスタンスが作成されま す。

CMDB 表スペースのロード

Tivoli Provisioning Manager をインストールする前に、構成管理データベース

(CMDB) 表スペースをロードする必要があります。この表スペースは、Tivoli

CMDB Relationship Registry との統合により、Tivoli Provisioning Manager がデー タ・センターで管理される項目に関する情報を挿入できるようにします。

CMDB 表スペースをロードするには、次のようにします。

1. データベース・アドミニストレーター (表スペースを作成する特権を有するユー ザー) としてデータベースに接続します。

db2 connect to db_name user admin_user using password

ここで、db_name はデータベース名、admin_user はアドミニストレーター・ユ ーザー名、password はアドミニストレーター・パスワードです。

2. CDBTableSpace.sql を、Tivoli Provisioning Manager, Version 2.1 CD の

/tools/db/db2 ディレクトリーからデータベース・サーバーにコピーします。

3. CDBTableSpace.sql ファイルのコピー先ディレクトリーで、次のコマンドを実行

します。

db2 -tvf CDBTableSpace.sql

ドキュメント内 TIO_MigrationGuide_21.ps (ページ 37-41)

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