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ディレクトリー・サーバーのアッ

ドキュメント内 TIO_MigrationGuide_21.ps (ページ 41-47)

v Windows Server 2003 Standard Edition v SLES 8 for iSeries Power PC

プリインストール・ステップ

以下のプリインストール・ステップを実行してください。

1. マイグレーションするデータのディレクトリーを作成します。以下のコマンドを 入力してください。

mkdir IDS_installdir/etc/userV52

mkdir IDS_installdir/etc/userV52/ldapV51 2. データをエクスポートします。

a. 構成ツールで、タスク・リストの「LDIF データのエクスポート (Export LDIF data)」をクリックします。

b. 「LDIF データのエクスポート (Export LDIF data)」ウィンドウで、LDIF フ ァイルのパスおよびファイル名を「パスおよび LDIF ファイル名 (Path and LDIF file name)」フィールドに指定します。

c. 「エクスポート」をクリックします。ファイルを IDS_installdir/etc ディ レクトリーに保管します。

3. IBM Directory Server を停止します。

4. slapd32.conf または ibmslapd.conf の旧バージョンとスキーマ・ファイルを、

IDS_installdir/etc ディレクトリーから IDS_installdir/etc/userV52 ディレ クトリーにバックアップします。このバックアップには、以下のファイル拡張子 を持つファイルが含まれるはずです。

v .oc v .at v .conf

また、以下のファイルも含まれます。

v V3.ldapsyntaxes v V3.matchingrules v V3.modifiedschema

IDS_installdir/etc ディレクトリーから以下のコマンドを入力します。

cp *.ldif userV52 cp *.conf userV52

cp ldapV51/* userV52/ldapV51

5. IDS_installdir/etc/userV52 にあるすべてのバックアップ・ファイルを、新し

い Tivoli Directory Server マシンへのマイグレーションに備えて、取得可能なロ

ケーションにコピーします。

6. IBM Directory Server をアンインストールします。

v 2000Linux InstallShield を使用してアンインストールします。/usr/ldap/_uninst

に切り替えます。コマンド ./uninstall を実行します。IBM Directory Server コンポーネントをすべて除去します。

v iSeries2000 以下のコマンドを実行して、IBM Directory Server パッケージを除去

します。

rpm -ev ldap-server-5.2-1 rpm -ev ldap-webadmin-5.2-1 rpm -ev ldap-client-5.2-1

rpm -ev ldap-msg-xxx-5.2-1.i386.rpm (Where xxx is language dependent.) rpm -ev ldap-html-xxx-5.2-1.i386.rpm

7. IBM Directory Server パッケージがすべて除去されたことを確認します。次のコ

マンドを実行します。

pkginfo -l | grep -i ldap

8. IBM Directory Server パッケージが見つかった場合は、それを除去します。rpm

-e package_name と入力します。ここで package_name はパッケージ名です。

9. コンピューターを再始動します。

Tivoli Directory Server 5.2 のインストール

Tivoli Directory Server 5.2 を、Red Hat Enterprise Linux AS 2.1 以外のサポートさ れるプラットフォームを実行しているサーバーにインストールしてください。

Tivoli Directory Server 5.2 をインストールするには、次のようにします。

1. 該当する Tivoli Directory Server 5.2 CD を CD ドライブに挿入します。CD ドライブをマウントします。ただし、ディレクトリーをマウント・ポイントに変 更しないでください。ディレクトリーをマウント・ポイントに変更すると、CD ドライブがロックされ、CD を交換できなくなります。

2. CD のルート・ディレクトリーから、./setup (iSeries 上の UNIX または Linux) または setup.exe (Windows) を実行します。

3. インストーラーの指示に従って、ソフトウェアをインストールします。

注: インストーラーは、プリインストールされているコンポーネントおよび対応 するバージョン・レベルを識別します。必ず Server 5.2 および Client

SDK 5.2 をインストール対象として選択するようにしてください。 Web 管

理ツールは WebSphere Application Server 5.1 と互換性がないので、

WebSphere Application Server をバージョン 5.1 にアップグレードした後は 使用しないでください。

Tivoli Directory Server フィックスの適用

Tivoli Directory Server を新しいディレクトリー・サーバーにインストールしたら、

以下のステップを実行してください。

1. Tivoli Directory Server フィックスを適用します。V3.ibm.at フィックスを、

Tivoli Provisioning Manager, Version 2.1 Generic Fixes CD の ITDS ディ レクトリーから IDS_installdir/etc ディレクトリーにコピーします。

ディレクトリー・サーバー・データのインポート

Tivoli Directory Server 5.2 をインストールするために IBM Directory Server 5.1 を アンインストールしなければならなかったので、Tivoli Provisioning Manager 2.1 ス キーマをインポートし、さらに IBM Directory Server 5.1 データをインポートする 必要があります。

データをインポートするには、次のようにします。

1. ファイル schema.ldif を、tools¥ldap にある Tivoli Provisioning Manager Version 2.1 CD から IDS_installdir ディレクトリーにコピーします。

6章 ディレクトリー・サーバーのアップグレード 33

2. Tivoli Directory Server 構成マネージャーを開始します。

3. 「追加」をクリックし、続いて「OK」をクリックします。

4. 「スキーマ・ファイルの管理 (Manage Schema files)」をクリックして、次の ようにします。

a. IBM Tivoli Directory Server 5.2 ホーム・ディレクトリーにブラウズして、

schema.ldif を選択します。

b. 「追加」をクリックし、続いて「OK」をクリックします。

5. データをマイグレーションするためのディレクトリーを作成します。

mkdir IDS_installdir/etc/userV52

mkdir IDS_installdir/etc/userV52/ldapV51

6. 元のサーバーでバックアップしたファイルを、このサーバーの IDS_installdir/etc/userV52 ディレクトリーにコピーします。

7. migrate52 スクリプトを実行して、バックアップした構成ファイルをマイグレー

ションします。コマンド・プロンプトから以下のコマンドを入力します。

cd IDS_installdir/etc ../sbin/migrate52

注: 前のスキーマを変更していない場合でも、migrate52 スクリプトを実行する 必要があります。新しいスキーマ・ファイルがあるほか、前のバージョンと 互換性のない項目が ibmslapd.conf ファイルに入っています。

8. 元の Tivoli Directory Server マシンからエクスポートしたデータをインポートし ます。

a. 構成マネージャーで、タスク・リストの「LDIF データのインポート (Import LDIF data)」をクリックします。

b. 「LDIF データのエクスポート (Export LDIF data)」ウィンドウで、エクスポ ートした LDIF ファイルのパスおよびファイル名を「パスおよび LDIF ファ イル名 (Path and LDIF file name)」フィールドに指定します。

c. 「標準インポート (Standard Import)」を選択して、「インポート」をクリ ックします。

IBM Directory Server 5.1 クライアントのアップグレード

Tivoli Directory Server が別のサーバーにインストールされている場合は、Tivoli Provisioning Manager サーバー上の Tivoli Directory Server クライアントを更新する 必要があります。

このクライアントをアップグレードするには、次のようにします。

1. root としてログオンします。

2. IBM Directory Server 5.1 クライアントをアンインストールします。

a. rpm -qa | grep -i ldap-client-5.1 と入力して、クライアント・パッケー ジを探します。rpm -e package_name と入力して、各クライアント・パッケ ージを除去します。ここで package_name はパッケージ名です。

3. Tivoli Directory Server Version 5.2 CD を CD ドライブに挿入します。CD ドライブをマウントします。ただし、ディレクトリーをマウント・ポイントに変 更しないでください。ディレクトリーをマウント・ポイントに変更すると、CD ドライブがロックされ、CD を交換できなくなります。

4. インストーラーを開始するには、./setup を実行します。後はインストーラーの 指示に従ってください。インストールするプロダクトの選択を要求されたら、

Client SDK 5.2 のみを選択してください。

Microsoft Active Directory

Microsoft Active Directory がインストールされている Windows 2000 Server は、

Tivoli Provisioning Manager として使用することができます。

Tivoli Provisioning Manager 2.1 へマイグレーションするには以下を行ないます。

v Microsoft Active Directory を、既存の Tivoli Provisioning Manager 1.1.2 システム でセットアップする必要があります。

v Windows 2000 Server を Service Pack 4 に更新してください。この Service Pack は Microsoft Web サイト (http://www.microsoft.com) から入手できます。

v WebSphere Application Server をバージョン 5.1 にアップグレードしたら、SSL 通信のためにセキュリティー証明書をインポートし直す必要があります。詳細に ついては、「Tivoli Provisioning Manager インストール・ガイド」の『Microsoft

Active Directory のインストールおよび構成』の章を参照してください。

6章 ディレクトリー・サーバーのアップグレード 35

ドキュメント内 TIO_MigrationGuide_21.ps (ページ 41-47)

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