• 検索結果がありません。

ダイナミクスパラメーター

ドキュメント内 (3)-10 1/4 2 (ページ 122-126)

● コンプレッサー(CMP) パラメーター

Threshold (THRESH)―コンプレ ッサーが作 用する入力信 号 レベルを設定 します。レベルがスレッ ショルドまで到達し ない 信号は、圧縮されません。

レベルがスレッショルドを越えた信号は、RATIOパラメーター で指定した比率に応じて圧縮されます。

Ratio―圧縮率を指定します。これは入力信号のレベル変化に対 する出力信号 のレベル変化の比率 を表わしたものです。た とえ ばレシオが 2:1 の場合、スレッショルドを越えた入力信号のレ ベルが10dB変化すると、出力レベルは 5dB変化します。また、

5:1 のレシオでは、入力レベルが 10dB 変化すると、出力レベ ルは2dB 変化します。

Attack―コンプレッサーがトリガーされてから、どのくらいの 時間で信号が 圧縮されるかを設定 します。アタックタイム が速 い場合は、信号 がほぼ瞬時に圧縮さ れます。アタックタイ ムが 遅い場合は、サウンドの初期アタック部分は圧縮されません。

Release―トリガー信号のレベルがス レッショルドより下がっ てか ら、どのくらいの時間で コンプレッサーが通 常のゲインに 戻る かを設定します。リリ ースタイムが短すぎ ると、ゲインが 急激 に戻るため、音が飛び 出すように聞こえま す(ゲインの変 動が耳につきます)。ところがリリースが長すぎると、ゲインが 戻ら ないうちに次のレベ ルの高い信号が入力 されてしまい、圧 縮が適切に行われないおそれがあります。

Out Gain (GAIN)―コンプ レッサ ーの出 力信号 レベルを 設定 し ます。コ ンプ レッサ ーは 信号 の平 均レ ベルを 下げ ます ので OUTGAIN により圧縮によって生じる全体的なレベルの変化を 補正するために使用します。

Knee―信号がスレッショルドを越えてから、どのように圧縮さ れるかを設定します。HARD に設定すると、入力信号のレベル が スレ ッショ ルド を越え たら すぐ に指定 され たレシ オに した がって圧縮されます。また、1 〜 5 の設定では、スレッショル ドを 越えてから少しずつ 圧縮がかかっていく ので、より自然な サウンドになります。これを「ソフトニー圧縮」 と呼びます。

コンプレッサー (CMP)

-70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 +10 +20

-70 -50 -30 -10 0 +10 +20 Input Level

Output Level

dB dB

Knee = hard Threshold = -20dB

Compression ratio = 2:1

-60 -40 -20

コン プレッサーは自動でレベルを制御します。コンプレッサーでレベルの高い 信号 を抑えて、つまりダイナミックレンジを制限することで、信号の制御や適 切な フェーダーレベル設定が簡単にできるようになります。ダイナミックレン ジ を制限するとい うことは、必然的に 録音レベルを高 く設定できるため、 SN 比も向上します。

エキスパンダー (EXP)

-70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 +10 +20

-70 -50 -30 -10 0 +10 +20 Input Level

Output Level

dB dB

Threshold = -10dB Knee = hard

Expansion ratio = 2:1

-60 -40 -20

-70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 +10 +20

-70 -50 -30 -10 0 +10 +20 Input Level

Output Level

dB dB

Threshold = -20dB Knee = knee5

Expansion ratio = 2:1

-60 -40 -20

01X 取扱説明書

パラメーターリスト

123

準備編基礎編クイックガイドリファレンス編資料編

● エキスパンダー(EXP) パラメーター

Threshold (THRESH)―エキスパ ンダーをト リガーする入 力 信号のレベル を設定します。スレッシ ョルドを越えた信号 には エキスパンダ ーはかかりません。レベ ルがスレッショルド より 低い信号は、RATIOパラメーターで指定されたレシオに応じて 減衰します。

Ratio―エキスパンダーの比率を指定します。これは入力信号の レベル変化に 対する出力信号のレベ ル変化の比率を表わし たも のです。比率が 2:1 の場合、 入力レベルがスレッショルドより 低い領域で5dB 変化すると、出力レベルは 10dBの変化となり ます。また、5:1の比率では入力レベルが 2dB 変化すると、出 力レベルが10dB変化します。

Attack―エキスパンダーがトリガーされてから、どのくらいの 時間で信号を 伸長するかを設定し ます。アタックタイムが 速い 場合は、信号が ほぼ瞬時に伸長され ます。アタックタイム が遅 い場合は、サウンドのアタック部分は伸長されません。

Release―トリガー信号のレベルがス レッショルドを越えてか ら、どれ くらいの時間でエキ スパンダーが通常の ゲインに戻る かを設定します。

Out Gain (GAIN)―エキス パンダ ーの出 力信号 レベルを 設定 します。

Knee―信号が スレッシ ョルドより 下がって からどのよ うに伸 長されるかを設定します。HARD に設定すると、入力信号のレ ベル がスレッショルドより 下がったらすぐに指定 されたレシオ で伸長されます。また、1 〜 5 の設定では、スレッショルドよ り下 がってから少しずつ 伸長されていくので、よ り自然なサウ ンドになります。

● コン パンダー H (CPH)、コンパンダー S (CPS) パ ラメーター

Threshold (THRESH)―コンパン ダーを行う 入力信号のレ ベ ルを設定しま す。スレッショルドを越 えた信号は影響を受 けず そのまま通過し、スレッショルド値以下の信号は RATIO パラ メーターで指定した比率に応じて圧縮されます。

Ratio―圧縮率を指定します。これは入力信号のレベル変化に対 する出力信号 のレベル変化の比率 を表わしたものです。レ シオ が 2:1 の場合、スレッショルドを越える入力レベルが 10dB 変 化すると、出力レベルは 5dBの変化となります。また、5:1 の レシオでは入力レベルが 10dB変化すると、出力レベルが2dB 変化します。エ キスパンダーの伸長 率は固定されてお り、ソフ トコンパンダーでは1.5:1、ハードコンパンダーでは 5:1となり ます。

Attack―コン パンダー がトリガ ーされて からどの くらいの 時 間で信号を圧 縮/伸長するかを設 定します。アタックタイ ムが 速いと、信号は ほぼ瞬時に圧縮/伸 長されます。アタック タイ ムが遅いと、サウ ンドの最初のアタッ ク部分は圧縮/伸長 され ません。

Release―トリガー信号のレベルがス レッショルドより下がっ てか らどれくらいの時間で コンパンダーが通常の ゲインに戻る かを設定します。

Out Gain (GAIN)―コンパ ンダー の出力 信号レ ベルを設 定し ます。

W W

WWiiiiddddtttthhhh―スレ ッショルドレベル よりどれだけ下のレ ベルから伸 長を開始するかを設定します。この幅を90dBに設定すると、エ キスパンダーは実質的にオフになります。

コンパンダー

コ ンパンダーは、コ ンプレッサー、エ キスパンダー を組み合わせた 効果です。

リミッターは出力信号が 0dBを越えるのを防ぎ、コンプレッサーはスレッショ ルドレベルを越える信号を減衰します。同じように WIDTH(幅)パラメーター で設 定したレベルよりも低い信号を減衰させます。コンパンダーを使えば大き なダ イナミックレンジを持つ信号に対し、過大な出力やクリッピングを防げま す。

-70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 +10 +20

-70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 +10 +20 Input Level

Output Level

dB dB

Threshold Width

パラメーターリスト

準備編基礎編クイックガイドリファレンス編資料編

● ゲ ート (GAT)、ダッ キング (DUCKING) パラメ ー ター

Threshold (THRESH)―ゲートが 閉じて信号 がカットされ る レベルを設定 します。スレッショルド を越えた信号は影響 を受 けずにそのま ま通過し、スレッショル ドよりレベルの低い 信号 ではゲートが閉じます。

ダッキングで は信号がスレッショル ドを越えるとダッキン グが 作動し、RANGE パラメーターの設定に応じて信号が減衰しま す。

トリガー信号は、KEY INパラメーターで選択します。

Range―ゲートを閉じたときのレベルを設定します。ちょうど 少し開いたゲ ートを固定するよう なもので、常に一定量の 信号 が通過するように設定できます。− 70dB の設定では、入力信 号がス レッショ ルドより 低い場 合はゲー トが完全 に閉じま す。

− 30dBの設定ではゲートがそのレベルまで閉じ、0dBの設定 ではゲートが 無効となります。ゲー トをかけすぎると、信 号が 突然消えるために響きが不自然になることがあります。

ダッキングでは− 70dBの設定で、 入力信号がカットされるこ とになります。− 30dBの設定では信号が30dB減衰し、0dB の設定ではダッキング効果は起こらなくなります。

Attack―信号がスレッショルドを越えてから、どのくらいの時 間で ゲートが開くかを設 定します。アタックタイ ムを遅くすれ ば、パー カッシブサウンドの 最初の立ち上がり部 分を除去する 用途 に使えます。あまり遅 くしすぎると、サウン ドが逆方向に 再生されているように聞こえることがあります。

ダッ キングではトリガーさ れてからどのくらいの 時間で信号を ダッ キングさせるかを設 定します。アタックタイ ムが速い場合 は、信号 がほぼ瞬時にダ ッキングされます。ま た、アタックタ イム が遅い場合は、ダッキン グ効果により信号が フェードイン しま す。アタックタイムが速 すぎるとレベル変化 が唐突に聞こ えますので、ご注意ください。

Hold―トリガー信号がスレッショルドより下がってから、どの くら いの時間ゲートを開 けておくか、あるいはダ ッキングを続 けるかを設定します。

Decay―上記のホールドタイムが終わってから、どのくらいの 時間 でゲートを閉じるか を設定します。ディケイ タイムが長い ほど 自然なゲートの効果 が得られ、楽器の自然な 減衰音を再現 できます。

ダッ キングではトリガー信 号のレベルがスレッシ ョルドより下 がっ てからどのくらいの 時間で、通常のゲインに 戻すかを設定 します。

ゲート (GAT)、ダッキング (DUCKING)

ゲート、また はノイズゲートは設定したスレッショルドより低い信号をミュートさせるオーディオスイッチの ようなも のです。録音中のマイクでどうしても拾ってしまうバックグラウンドの雑音、真空管のギターアンプやコンパクトエフェ クターから発生するノイズ、 ヒスノイズをカットするのに使用します。

ダッキング はソ−ス信号が設定したスレッショルド値を越えるとその信号レベルを自動で抑えます。通常音楽 に声を重 ねる用途に使用し、声が入力されたときにバックの音楽を自動的に下げて声がクリアに聞こえるようにします。

-70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 +10 +20

-70 -50 -30 -10 0 +10 +20 Input Level

Output Level

dB dB

Threshold = -10dB

Range = -30dB

Range = -70dB

-60 -40 -20

-70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0 +10 +20

-70 -50 -30 -10 0 +10 +20 Input Level

Output Level

dB dB

Range = -30dB Threshold = -20dB

-60 -40 -20

ドキュメント内 (3)-10 1/4 2 (ページ 122-126)