VERITAS Cluster Server のインストール
タスク 9 :ソフトウェアの認証
NetWorkerサーバおよびクライアントの恒久認証コードを入力するには、次の手順
で行います。
1. クラスタ内の1つのノードで、NetWorker Consoleを起動します。高可用性
NetWorkerサーバの論理ホスト名を使用します。
2. 顧客情報と連絡先の情報を入力します。
a. NetWorker Consoleソフトウェアを起動します。
b.[管理]ウィンドウで、[構成]をクリックします。
c. 左側のペインで、NetWorkerサーバを選択します。
d.[ファイル]メニューから[プロパティ]を選択します。[プロパティ]ダイ アログ・ボックスが表示されます。
e.[お客様の情報]タブを選択し、連絡先情報を入力します。
f.[OK]をクリックします。
3. 登録情報を確認します。
a.[管理]ウィンドウで、[構成]をクリックします。
b. 左ペインで、[登録]をクリックします。
c. 右ペインで認証するライセンスを右クリックし、[プロパティ]を選択しま す。[プロパティ]ダイアログ・ボックスが表示されます。
d.[認証コード]属性を確認します。
NetWorker クライアント・ソフトウェアのみをクラスタにインストール
この構成では、NetWorkerサーバはクラスタのメンバーでないノード上で実行され ています。
NetWorkerクラスタ・クライアントをインストールするには、次のタスクを実行し
ます。
◆ 158ページの「タスク1:NetWorkerクラスタ・クライアント・ソフトウェアの インストール」
◆ 158ページの「タスク2:NetWorkerクライアント・ソフトウェアをクラスタ・
アウェアとして構成」
◆ 160ページの「タスク3(オプション):NetWorkerクライアント・リソース・イ ンスタンスの作成」
◆ 160ページの「タスク4:信頼できるNetWorkerサーバのリストを定義」
◆ 161ページの「タスク5:NetWorkerサーバ下のクライアントの構成」
注:バックアップするクラスタ内の各ノードにNetWorkerクライアント・ソフトウェアがイ ンストールされていることを確認してください。
タスク
1:
NetWorkerクラスタ・クライアント・ソフトウェアのインストール
SolarisおよびLinuxの場合ソフトウェアのインストールを準備するには、次の手順で行います。
1. オペレーティング・システム環境とVERITAS Cluster Server 3.5、4.0、5.0ソフ トウェアがすべてのクラスタ・ノードにインストールされ、構成されているこ とを確認します。
2. VERITAS Cluster Serverのインストール・ディレクトリと構成ディレクトリがデ
フォルトのディレクトリと異なる場合は、次の環境変数を設定します。
• VCS_HOME
デフォルト・ディレクトリは、/opt/VRTSvcs。
• VCS_CONF
デフォルト・ディレクトリは、/etc/VRTSvcs。
3. PATH環境変数に、/usr/sbinおよび$VCS_HOME/binが含まれていることを
確認します。デフォルト・ディレクトリは、/opt/VRTSvcs/binです。
NetWorkerクライアントとして指定するコンピュータにNetWorkerソフトウェアを
インストールするには、次の手順で行います。
1. 配布メディアからNetWorkerソフトウェアにアクセスします。
2. クラスタ内のバックアップする各ノードの物理ディスクに、NetWorkerクライ アント・ソフトウェアをインストールします。
インストール方法の詳細については、「NetWorkerインストール・ガイド」を参 照してください。
Windowsの場合
クラスタ内の各ノードにNetWorkerクライアント・ソフトウェアをインストールす るには。
1. 使用するオペレーティング・システムに最新のクラスタ・パッチが適用されて いることを確認します。
2. クラスタ内のバックアップする各ノードの物理ディスクに、NetWorkerクライ アント・ソフトウェアをインストールします。
タスク
2:
NetWorkerクライアント・ソフトウェアをクラスタ・アウェアとして構成
SolarisおよびLinuxの場合NetWorkerクライアントをクラスタ・アウェアとして定義して構成するには、次の
手順で行います。
1. NetWorkerソフトウェアがインストールされている各ノードに、rootとしてロ
グインします。
2. 各クラスタ・ノード上の/etc/hostsファイルに仮想ホスト名が含まれていること を確認します。
仮想ホスト名は、ドメイン名システム(DNS)またはネットワーク情報サービ ス(NIS)で公開できます。
NetWorkerクライアント・ソフトウェアのみをクラスタにインストール 159 3. クラスタ内の各ノードで、次の手順に従います。
a. クラスタ構成スクリプトを実行します。
/usr/sbin/networker.cluster
このスクリプトによってNWClientリソース・タイプが作成されます。この リソース・タイプは、後でVERITAS Cluster Server構成に追加しなければな らない場合があります(「タスク4」を参照)。
b. 次のプロンプトに対する応答として、次の情報を入力します。
ローカルのNetWorkerデータベースがインストールされたディレクトリを 入力してください[/nsr]?
–– インストール時に与えられるローカルNetWorkerデータベースのディレ クトリの場所を入力します。例:
/space/nsr
NetWorkerサーバとクライアントの両方を構成しますか? Yes or No [Yes]?
––「No」と入力します。これにより、クライアント・ソフトウェアだけが構 成されます。
注: 構成の変更は、networker.cluster -rオプションを実行してから、もう一度
networker.clusterスクリプトを実行することにより、元に戻すことができます。
Windowsの場合
NetWorkerクライアントをクラスタ・アウェアとして定義して構成するには、クラ
スタの各ノードで次の手順で行います。
1. 管理者としてログインします。
2. C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hostsファイルに仮想ホストの名前が含 まれていることを確認します。
仮想ホスト名は、ドメイン名システム(DNS)またはネットワーク情報サービ ス(NIS)で公開できます。
3. クラスタ構成プログラム<NSR_BIN>\lc_config.exeを実行します。
このスクリプトによってNWClientリソース・タイプが作成されます。このリ ソース・タイプは、後でVERITAS Cluster Server構成に追加しなければならな い場合があります(「タスク4」を参照)。
4. プロンプトへの応答として、次の情報を入力します。
「N」と入力します。これにより、クライアント・ソフトウェアだけが構成され ます。
Enter the directory in which your Veritas Cluster Server software is installed (typically something like C:\Program
Files\Veritas\cluster server).
Veritas Cluster Serverがインストールされている場所を入力します。
注: 構成の変更は、lc_config.exe -rオプションを実行してから、もう一度lc_config.exe を実行することにより、元に戻すことができます。
Do you want to configure NetWorker virtual server?[y/n]
タスク
3(オプション):
NetWorkerクライアント・リソース・インスタンスの作成
NetWorkerクライアント(NWclient)リソース・インスタンスの作成方法について
は、150ページの「タスク4(オプション):NetWorkerクライアント・リソース・
インスタンスの作成」のサーバ構成のセクションを参照してください。
タスク
4:信頼できる
NetWorkerサーバのリストを定義
NetWorkerサーバでクライアントがバックアップされる前に、サーバに対してクラ
イアントへのアクセスが許可される必要があります。アクセス許可は、serversファ イルが制御しています。
注:/nsr/res/serversファイルが空か存在しない場合、どのNetWorkerサーバでも次の操作を 実行できます。
- クライアントへのアクセスおよびクライアントのバックアップ。
- クライアントにディレクテッド・リカバリを実行する。
信頼できるNetWorkerサーバのリストを定義するには、クラスタの各ノードで次の 手順に従います。
SolarisおよびLinuxの場合
1. NetWorkerプロセスを終了して、NetWorkerデーモンが停止していることを確
認します。
nsr_shutdown ps -ef | grep nsr
2. /nsr/res/serversファイルを編集または作成し、このクライアントへのアクセス
を許可するNetWorkerサーバのセットを1行に1つずつ追加します。
3. NetWorkerブート時起動ファイルをチェックして、nsrexecdが-sオプションで
実行されているかどうかを確認します。-sオプションが存在する場合は、ファ イル内のすべての該当箇所を削除します。例:
-s servername
4. NetWorker デーモンを再起動します。
/etc/init.d/networker start Windowsの場合
1. %SystemDrive%\Program Files\Legato\nsr\res\serversファイルを編集また は作成します。
2. このクライアントへのアクセスを必要とするNetWorkerサーバを1行に1つず つ追加します。
注:%SystemDrive%\Program Files\Legato\nsr\res\serversファイルが空か存在しない場
合、どのNetWorkerサーバでも次の操作を実行できます。
- クライアントへのアクセスおよびクライアントのバックアップ。
- クライアントにディレクテッド・リカバリを実行する。
スケジュール・セーブの追跡 161
タスク
5:
NetWorkerサーバ下のクライアントの構成
NetWorkerサーバの下にクライアントを構成するには、次の手順に従います。
1. (オプション)セーブ・グループを定義します。
2. クラスタ内の各物理ノードをNetWorkerサーバのクライアントにします。クラ スタ内の物理クライアントについて次の操作を行います。
a. 新しいNetWorkerクライアントを作成します。
b.[名前]属性に、物理クライアントの名前を入力します。
3. 次の手順で、クラスタ内の各仮想クライアントをNetWorker仮想サーバのクラ イアントにします。クラスタ内の仮想クライアントについて、次の操作を行い ます。
a. 新しいNetWorkerクライアントを作成します。
b.[名前]属性に、仮想クライアントの名前を入力します。
c.[リモート アクセス]属性に、クラスタの各物理クライアントの
user@hostnameを入力します。たとえば、LinuxまたはSolarisでは次のよ
うに入力します。
root@clus_phys1
d.[グループ]属性で、グループを選択します。
スケジュール・セーブの追跡
クライアント・リソースとグループ・リソースが正常に構成されていることを検証 するため、NetWorkerアプリケーションが動作しているノードから、各クライアン トの検証テストを行います。
savegrp -pv -c client_name group_name
検証テストの結果、スケジュール・セーブセットがすべて表示されない場合は、次 のようにします。
◆ クラスタ管理ソフトウェアを使用してクラスタ構成をチェックします。必要に 応じてクラスタを再構成します。
◆ クライアントに定義されたセーブセットの所有者がそのクライアント自身であ ることを確認します。必要であれば、クライアント・セーブセットを適切なク ライアント・リソースに再配布します。
注: クラスタ・リソースの構成が正しくない場合は、スケジュール・セーブセットが
してください。
◆ スケジュール・セーブの規則を上書きするには、次コマンドを入力します。
SolarisおよびLinuxの場合:
touch networker_bin_dir/pathownerignore
Windowsの場合:
echo NUL: networker_bin_dir\pathownerignore
このコマンドにより、所有権が仮想ノードにあるか物理ノードにあるかに関係 なく、すべてのパスをクライアントにバックアップすることができます。詳細
◆ 2回目の検証テストを実行して、構成を検証します。
バックアップ対象から外れてしまいます。詳細については、NetWorker管理ガイドを参
については、NetWorker管理ガイドを参照してください。