ス マ トラ 島に お いて は、 鉄 道輸 送が イ ンフ ラの 基 幹モ ード と して 機能 し てい る 。 石 炭生 産 量の 大部 分 を PTBAが 占 め 、PTKAIが 運営 す る鉄 道に て、Kertapati Terminal(河

港)と Tarahan Terminal(海港)へ 運 搬し 、両 タ ーミ ナ ルよ りバ ー ジ或 いは 石 炭運 搬船 で 出

荷し て いる 。運 搬 方法 を大 別 する と図 5.1.4 のよ う に 3 タイ プ とな る。 ス マト ラ 島 の イン フ ラの 概略 を 図 5.1.5に 示 す 。

鉱 区 トラック 石炭ターミナル

(海港)

石炭輸送船 バージ

鉱 区 鉄道 石炭ターミナル

(河港) バージ

鉱 区 鉄道 石炭ターミナル

(海港)

石炭輸送船 バージ TYPE I

TYPE II

TYPE III

図 5.1.4 石炭 運 搬フ ロー

典:日本工営 図 5.1.5スマトラ島石炭輸送インフラ概略

TYPE I に お け る 石 炭 タ ー ミ ナ ル に 該 当 す る も の は 、 イ ン ド 洋 岸 の Teluk Bayur Terminal( 海港 ) と Pulau Baai Terminal(海 港) で 、Teluk Bayur Terminal( 海 港) は Allied Indo Coal社が 利 用し て いる 。Pulau Baai Terminal(海港)は 、ベン ク ール 州の 中 小 生産 者 が利 用し て いる 。

TYPE IIは PTBA(Tanjung Enim炭 鉱)が利 用 して い るフ ロー で ある 。PTBAは Tanjung Enimよ り Kertapati Terminal(河 港 )ま で 鉄 道輸 送 し 、同タ ー ミナ ルで バ ージ に積 替 え 搬出 し てい る。

TYPE IIIの 石炭 タ ーミ ナル に 該当 する も のは 、Tarahan Terminal(海 港 )と Teluk Bayur Terminal( 海港 )で 、Tarahan Terminal(海 港 )は PTBA(Tanjung Enim炭 鉱 )、Teluk Bayur

Terminal( 海港 ) は PTBA(Ombilin 炭 鉱) が利 用 して いる 。

(2) 鉄道

南ス マ トラ 州の 石 炭産 出の 大 半は 、Tanjung Enimに あ る PTBAの Tanjung Enim炭 鉱 から の もの であ る 。鉄 道ル ー トは 、Tanjung Enim炭 鉱 に 設置 さ れ た 3ヶ 所 の石 炭積 み 込み 設 備TLS(Train Loading System)と 約8kmの 専 用 線 によ り Muaraenim駅 ま でつ な がっ て いる 。Muaraenim か ら Prabumulihを 経由 し て Kertapati お よび Tarahanへ 石 炭 は輸 送 され てい る (図 4.1.5 参 照 )。 各区 間 の輸 送 距離 は、Tanjung Enim-Tarahan が 409km、Tanjung Enim-Kertapatiが 160kmで ある 。 現在 の輸 送 容量 は、Tanjung Enim

-Tarahanが 750万ト ン、Tanjung Enim-Kertapatiが 170万ト ン であ る。

一方 、 西ス マト ラ 州で は、PTBA の Ombilin 炭鉱 か ら石 炭を 鉄 道(155km) で Teluk

Bayur Terminal ま で 運 搬し て いる 。運 搬 能力 は年 間 100 万ト ン で、 将来 は 200 万 ト ン

の計 画 であ る。

(3) 石炭 積 出タ ーミ ナ ル( 海港/河港 )

ス マ トラ 島に は 、後 述の と お り 4箇 所 の石 炭積 出 施設 が在 る 。そ の位 置 は、図 5.1.5 に示 す とお りで 、 イン ド洋 岸 に 2施設 、 スン ダ海 峡 に 1施設 、 ジャ ワ海 に 注ぐ ムシ 川 流域 に 1施 設で あ る。

・ Tarahan Terminal( タ ラ ハン ・ ター ミナ ル )

南 ス マト ラ州 の Panjang 港よ り 6km 地 点 に 位置 す る海 港。 石 炭積 出桟 橋 は、 石 炭貯 蔵 ヤー ドよ り 海側 に伸 び たコ ーズ ウ ェイ(築堤 道 路)の先 に L 字型 に 配置 さ れ て い る 。 当 初 設 計 で は 、 対 象 船 舶 は 30,000DWT で あ っ た た め 、 岸 壁 水 深 は-12m であ っ た。

PTBAの Tanjung Enim炭 鉱 の 石 炭を 鉄 道に て同 港 へ輸 送し 、10,000DWT級 バ ー ジ に て 、 西 ジ ャ ワ の ス ラ ラ ヤ 火 力 発 電 を は じ め 国 内 へ 出 荷 し て い る 。 ま た 、 パ ナ マッ ク スサ イズ の 運搬 船で 輸 出も 行っ て おり 、日 本 へも 輸出 し てい る。

・ Teluk Bayur Terminal( テル ク ・バ ユー ル ・タ ーミ ナ ル)

西 ス マト ラ州 パ ダン 市よ り 6kmの地 点 に在 る海 港 。PTBA( オ ン ビリ ン 炭鉱 )、

PT. Allied Indo Coal か ら鉄 道(155km)或 い はト ラ ック(90km)に て運 び 入れ てい る。 最 大受 入船 型 は 40,000DWTで 、ヤ ー ドの 貯炭 能 力 は 250万 トン であ る 。

・ Kertapati Terminal(ク レタ パ ティ ・タ ー ミナ ル)

ム シ 川河 口よ り 約100km上 流 の パレ ン バン 市に 位 置す る河 港。6,000~8,000DWT 級バ ー ジが 接岸 で きる 岸壁 が 1 バ ース 稼 動し てい る 。PTBAの Tanjung Enim 炭 鉱 の 石 炭 を 鉄 道 に て 同 港 へ 輸 送 し 、 バ ー ジ に て 、 西 ジ ャ ワ ( ス ラ ラ ヤ 火 力 発 電 所 )、

マレ ー シア へ運 搬 して いる 。

施 設 につ いて 、600 トン/時の 石 炭取 り 卸し ホッ パ ー設 備 が 2 基 設 置さ れ てい る が、常用 し てい る の は 1基 で、他 の 1基 は予 備と し てい る。1日 10時間・年 間 300 日稼 動 、積 込効 率 80%とす る と、2 基 稼 動さ せれ ば 、年 間 250 万 ト ンの 石 炭輸 送 が可 能 とな る。 図 5.1.6 に 施 設に レイ ア ウト を示 す 。

出 典:平 成16年 度NEDO日 本 イ ン ド ネ シ ア 石 炭 共 同 探 査 ブ ニ ア ン・ク ン キ ラ ン プ ロ ジ ェ ク ト に 係 る 石 炭 輸 送 イ ン フ ラ 調 査 報 告 書

図 5.1.6 Kertapati Terminalの レイ ア ウト

・ Pulau Baai Terminal( プ ラウ ・ バア イ・ タ ーミ ナル )

ベ ン クー ル州 の イン ド洋 岸 に位 置す る 海港 。同 港 の 約 100km 範 囲 内に 在 る中 小 の石 炭 生産 者が ト ラッ クで 運 び入 れて い る。 最大 受 入船 型 は 5,000DWTであ る 。

(4) 河川 舟 運 (ムシ 川)

ムシ 川 の河 口よ り 約 100km上 流 の Palembang 市Boom Baru地 区 に PELINDO II(国 営第 二 港湾 運営 会 社 )が管 理 す る Palembang港が あ る 。100kmの 航 路に は 、13箇所 の 埋没 が 著し いス ポ ット があ り 、1年 に 1回 、DGST( 海 運総 局 )の 予算 で 維持 浚渫 を 行 なっ て おり 、そ の 土量 は 約 200 万 m3で あ る。 航 路断 面は 、 最小 幅:10m、 計 画水 深:-6

~-7mで 、 潮位 差 を利 用し て 最 大 25,000DWTクラ ス の貨 物船 が 乗り 入れ て いる 。 Palembang港の 貨 物取 扱量 は 、1,000万ト ン 前 後で 推 移し てお り 、2006年 の 石炭 取 扱

量 は 31万 トン で あっ た 。同 港 よ り上 流 側の 河川 舟 運に つい て は 、200DWTク ラス の バ ー ジ が 利 用 さ れ て お り 、 石 炭 の ほ か 、 ゴ ム 、 パ ー ム 油 、 食 料(米 、 コ ー ヒ ー)が 輸 送 さ れて い る。 パー ム 油は 、ム シ 川沿 岸で 操 業し てい る 精製 工場 か ら出 荷さ れ るも の で あ る。

ドキュメント内 はじめに 本調査事業は 我が国への石炭供給安定化を目指して 主要産炭国の石炭輸出ポテンシャルや 当該地域の石炭需要等 石炭関連情報を調査し 分析することを目的としている 我が国にとってインドネシアは 豪州に次ぐ第二位の石炭輸入相手国である 2007 年には約 3,200 万トンを輸入しており 今後も (Page 134-138)