• 検索結果がありません。

ジョブのスケジュールに必要な知識

ドキュメント内 使用手引書 (ページ 72-79)

第 4 章 ジョブをスケジュールする

4.1 ジョブのスケジュールに必要な知識

- JCLファイル(注1)

- コマンド

- Systemwalkerスクリプト(注1)

- ワークユニット(注2) 注1)

実行属性が“ジョブ実行制御”の場合のみ実行可能です。

注2)

実行属性が“PowerAIM”または“Interstage”の場合のみ実行可能です。

・ 以下のジョブはジョブ実行制御で実行できないため、登録できません。

- ウィンドウ系のコマンド

- 対話型のコマンド

- 入力要求を行うコマンドまたはシェルスクリプト

・ 接続先が、Solaris版 Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Editionの場合、グローバルサーバ上のジョ ブをジョブスケジューラに登録できますが、以下に示すグローバルサーバ上のジョブは登録できません。

- マルチクラスタ環境において、特定の実行クラスタを指定したグローバルサーバジョブ

- 1つのJCL(ジョブ制御言語)に複数定義したグローバルサーバジョブ

- XEQ文、XMIT文を使用して他ノードへ転送するグローバルサーバジョブ

4.1.4 実行属性と登録できるジョブについて

ジョブネットの実行属性によって、ジョブネットに登録できるジョブと登録できないジョブがあります。以下に実行属性と登 録できるジョブを示します。

・ “ジョブ実行制御”属性の場合

- 【Windows版】

Oracle E-Business Suite のコンカレントプログラムとバッチフレームワークジョブを除くすべてのジョブ

備考1.R/3は“Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携”のSAP R/3 ジョブ連携機能が導入されている場合 のみ登録可能です。

備考2.GLOVIA-Cは、接続先のサーバがWindowsNT(R)で、依頼先ホストにGLOVIAが導入されている場合の み登録可能です。

- 【UNIX版】

コマンド実行、サービス開始、サービス停止、メッセージ事象発生、ファイル状態確認、バックアップ連携、クライ アントアプリケーション起動、クライアントファイル圧縮/伸長、クライアントファイル操作(ファイル名変更/ファイル削 除/ディレクトリ作成/ディレクトリ削除)、クライアントファイル転送、サーバアプリケーション起動、サーバファイル圧 縮/伸長、サーバファイル操作(ファイル名変更/ファイル削除/ディレクトリ作成/ディレクトリ削除)、サーバファイル 転送、クライアント電源切断、クライアント電源投入、R/3(注1)、Oracle E-Business Suite(注4)、バッチフレームワー クジョブ(注2)、グローバルサーバジョブ(注3)

注1)

R/3は、“Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携” のSAP R/3 ジョブ連携機能が導入されている場合の み登録可能です。

注2)

Systemwalker Operation Manager EE/GEEとInterstage Job Workload Serverが導入されている場合のみ登録 可能です。

注3)

グローバルサーバジョブはSystemwalker Operation Manager GEEが導入されている場合のみ登録可能で す。

注4)

Oracle E-Business Suiteは、“Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携”のOracle E-Business Suite ジョブ 連携機能が導入されている場合のみ登録可能です。

・ “PowerAIM”属性の場合【UNIX版】

PowerAIMのワークユニット

・ “旧バージョン互換(旧・標準)”属性の場合【UNIX版】

コマンド実行、サービス開始、サービス停止、メッセージ事象発生、ファイル状態確認、バックアップ連携

・ “Interstage”属性の場合 Interstageのワークユニット

なお、各実行属性について詳細は、“Systemwalker Operation Manager 解説書”を参照してください。

4.1.5 ジョブネットの階層化について

ジョブネットの中にジョブとして別のジョブネットを登録することができます。ジョブネットの中にジョブネットを登録すること を“ジョブネットの階層化”と呼びます。別のジョブネットを登録しているジョブネットを“親ジョブネット”、ジョブネットに登録 されているジョブネットを“子ジョブネット”と呼びます。

また、階層化されているジョブネットにおいて、階層の深さを“第N階層”と表現します。ジョブネットは、第5階層まで階層 化することができます。

1階層ごとに登録できるジョブの数には制限があります。制限値について詳細は、“Systemwalker Operation Manager 解 説書”の“ジョブのスケジューリングに関する制限値”を参照してください。

子ジョブネット、およびリンクジョブネットに起動日を設定することにより、運用日ごとにジョブネットの構成を変更すること ができます。子ジョブネット、およびリンクジョブネットに起動日を設定するには、子ジョブネットまたはマスタリンクジョブ ネットに対する通常のジョブネットに起動日を設定する手順に加えて、[登録-ジョブ]ウィンドウの[制御情報]シートで、

[起動日のみ有効]を指定する必要があります。設定手順の詳細は、“4.2.3 ジョブネットを登録する”および“4.2.4 ジョブを 登録する”を参照してください。また、リンクジョブネットおよびマスタリンクジョブネットについては、“4.1.6 リンクジョブネッ トについて”を参照してください。

ジョブネットの階層化手順

ジョブネットの階層化は、以下のように行います。

ジョブネットを階層化するにあたって、親ジョブネット/子ジョブネットがそれぞれ以下の条件を満たしていることが必要で す。

親ジョブネットとなるための条件

親ジョブネットになれるのは、以下の条件を満たすジョブネットです。

・ 実行属性がジョブ実行制御属性である。

子ジョブネットとなるための条件

子ジョブネットとして登録できるのは、以下の条件をすべて満たすジョブネットです。

・ 親ジョブネットと同一プロジェクトである。

・ 実行属性がジョブ実行制御属性である。

・ 起動条件に[なし]が設定されているジョブネットである。

・ グループに属していないジョブネットである。

・ 他のジョブネットの子ジョブネットとなっていない。

・ 複写起動により複写されたジョブネットでない。

・ リンクジョブネットでない。

・ マスタリンクジョブネットでない。

・ 終了処理ジョブネットでない。【Windows版】

4.1.6 リンクジョブネットについて

1つのジョブネットを複数のジョブネットにジョブとして登録することができます。複数のジョブネットに登録されたジョブネッ トを“リンクジョブネット”と呼びます。リンクジョブネットには、定義情報となるジョブネットが存在します。リンクジョブネットの 定義情報となるジョブネットを“マスタリンクジョブネット”と呼びます。リンクジョブネットは、マスタリンクジョブネットの複製 として登録され、マスタリンクジョブネットの定義情報を参照します。リンクジョブネットは1つの親ジョブネットに複数登録す ることもできます。

一つのマスタリンクジョブネットを参照するリンクジョブネット数には、制限があります。制限値について詳細は、“Systemwalker Operation Manager 解説書”の“ジョブのスケジューリングに関する制限値”を参照してください。

リンクジョブネットによる階層化は、子ジョブネットを用いた階層化と組み合わせることができます。組み合わせて階層化 する場合でも、第5階層まで階層化することが可能です。リンクジョブネットが参照しているマスタリンクジョブネットが階層 化されていても、問題ありません。ただし、リンクジョブネットの中に、さらにリンクジョブネットを登録することはできません。

リンクジョブネットの登録

マスタリンクジョブネットとなるジョブネットが存在する状態で、リンクジョブネットのジョブを配置した親ジョブネットを登録し ます。リンクジョブネットを登録することにより、参照先に指定したジョブネットが、マスタリンクジョブネットとなります。マスタ リンクジョブネットは、そのまま第1階層に残ります。リンクジョブネットの登録の流れを以下に説明します。

リンクジョブネットの登録手順

1. マスタリンクジョブネットを登録する

リンクジョブネットを登録するプロジェクトと同じプロジェクトに、マスタリンクジョブネットとなるジョブネットを登録しま す。その際、マスタリンクジョブネットとなるための条件(以下参照)を満たすようにしてください。

2. リンクジョブネットのジョブを持つ親ジョブネットを登録する

リンクジョブネットは、ジョブ実行制御属性のジョブネットに登録することができます。[ジョブネットの新規作成]ウィン ドウ、または[ジョブネットの変更]ウィンドウで、リンクジョブネットのジョブを配置したジョブ実行制御属性のジョブネッ トを登録します。リンクジョブネットの参照先として、1.で登録しておいたジョブネットを指定します。

なお、設定手順の詳細は、“4.2.3 ジョブネットを登録する”および“4.2.4 ジョブを登録する”を参照してください。

マスタリンクジョブネットとなるための条件

マスタリンクジョブネットとなれるのは、以下の条件をすべて満たすジョブネットです。

・ 実行属性がジョブ実行制御属性である。

・ 起動条件に[なし]が設定されているジョブネットである。

・ グループに属していないジョブネットである。

・ 他のジョブネットの子ジョブネットとなっていない。

・ 複写起動により複写されたジョブネットでない。

・ リンクジョブネットでない。

・ リンクジョブネットにより階層化されていない。

・ 終了処理ジョブネットでない。【Windows版】

リンクジョブネットの変更

マスタリンクジョブネットは、参照しているすべてのリンクジョブネットの定義情報となります。ジョブネットをリンクジョブネッ トとして登録しておくことにより、定義情報のほとんどは、マスタリンクジョブネットを変更することで、そのマスタリンクジョブ ネットを参照しているリンクジョブネットに変更を反映できます。

リンクジョブネットの実行

リンクジョブネットの実行は、同じマスタリンクジョブネットを参照している他のリンクジョブネットの実行に影響を与えませ ん。リンクジョブネットはそれぞれ別のジョブネットとして実行されます。そのため、同じマスタリンクジョブネットを参照して いるリンクジョブネットを同時に実行することも可能です。実行履歴もそれぞれ別に保存されます。ただし、リンクジョブネッ ト、およびその上位の階層のジョブネットが実行中の間は、リンクジョブネットが参照しているマスタリンクジョブネットを変 更することができなくなります。

マスタスケジュール管理環境における利用について

リンクジョブネットは、マスタスケジュール管理環境においても利用可能です。マスタスケジュール管理環境で利用するこ とにより、マスタスケジュール管理機能を使用しない環境に比べ、より細やかな制御が可能となります。

リンクジョブネットは、マスタプロジェクト、および運用変更用プロジェクトに登録することができます。マスタプロジェクト、

および運用変更用プロジェクトに登録されたリンクジョブネットは、マスタスケジュール管理機能により抽出され、運用日 管理プロジェクトに通常の子ジョブネットとして登録、実行されます。登録後にマスタプロジェクト内のマスタリンクジョブ ネットの定義情報を変更しても、情報は反映されません。そのため、そのジョブネットが実行中の場合でも、マスタプロジェ クト、および運用変更用プロジェクトのマスタリンクジョブネットを変更することができます。なお、マスタリンクジョブネット は、運用日管理プロジェクトには登録されません。

4.1.7 グループに登録できるジョブネットの条件について

グループに登録することができるのは、以下の条件をすべて満たすジョブネットです。

・ グループと同一プロジェクトである。

・ [起動条件]が設定されている。さらに、その起動条件が[時刻起動]で、登録している起動時刻が1つだけ(一日一回 起動)である。

・ メッセージ事象の起動条件として[ジョブネット実行中も有効]が指定されていない。

・ グループ内に同一のジョブネットが存在しない(1つのグループに同一のジョブネットを複数登録することはできませ ん)。

・ 他のグループに登録されていない。

参考

・ グループに対して“起動”操作を実施した場合、グループに登録されたジョブネットは、メッセージ事象の発生や起動 時刻の到来を待たずに起動されます。“14.1.7 グループの操作と動作”を併せて参照してください。

ドキュメント内 使用手引書 (ページ 72-79)