ドイツ

第 3章 ド イ ツ じ め に

ド イ ツ 育 児 や 両 立 に 関 す 政 策 戦

40

年 に わ 東 西 分 裂 し い 地 域 異 発 展 を 遂 旧 東 ド イ ツ ニ ン¹ 働 者 食 う

い う 言 葉 に 代 表 さ う に 国 民 総 活 躍 社 会 を 重 社 会 主 義 政 権 共 働 世 帯 保 育 施 設 整 備 や 両 立 支 援 早 く 逭 他 方 旧 西 ド イ ツ

父 親 け 働 く 世 帯 デ 支 配 的 保 育 施 設 整 備 や 両 立 支 援 あ ま 逭 展 し ま

3

歳 ま 親 元 育 い う

“3

歳 児 神 話

”

存 在 し 幼 い 子 を 保 育 園 に 預 け 働 く 母 を カ ラ ス

(=

薄 情

)

母

(Rabenmutter)

呼 び 非 す 風 潮 存 在 し

こ う 東 西 史 的 相 違 あ 中

1990

年 統 一 西 側 政 策 制 度 引

し し 東 西 地 域 違 い 現 在 ま 少 残 社 会 的 影 響

を 及 し い 例 え

3

歳 未 満 児 保 育 需 要 に 対 す 施 設 供 給 率 現 在 東 西 異 旧 東 ド イ ツ 地 域 比 較 的 子 保 育 園 に 入 園 し や す い に 対 し 旧 西 ド イ ツ 地 域 入 園 し に く く 保 育 時 間 旧 東 ド イ ツ 地 域 短 い 以 上 事 情 フ タ イ ム 働 く 母 親 割 合 旧 東 ド イ ツ 地 域

55.7%

旧 西 ド イ ツ 地 域

25.2%

大 く 異 い

(2012

年

)

²

共 働 世 帯 に 対 す 保 育 施 設 整 備 や 両 立 支 援 に 政 府 積 極 的 に 組

少 子 高 齢 化 労 働 力 足 に 対 す 懸 念 本 格 化 し

2000

年 代 に 入 こ あ

以 上 を 踏 ま え 本 稿 第

1

節 ド イ ツ 育 児 休 業 制 度 導 入 経 緯 や 史 的 変 遤 を 概 観 し 制 度 利 用 状 況 に い 触 第

2

節 男 女 労 働 者 現 状 や 両 立 支 援 策 を 紹 介 し に 簡 単 ま を 述

第 1節 育 児 休 業 制 度

． 導 入 経 緯 と 歴 史 的 変 遷

3

ド イ ツ 家 族 政 策

1949

年 に 東 西 ド イ ツ 分 裂 し 再 び

1990

年 に 統 一 す ま 異

1

旧 ソ ビ 社 会 主 義 共 和 国 連 邦 初 代 指 導 者

2 Elke Holst and Anna Wieber(2014)Eastern Germany Ahead in Employment of Women, DIW Economic Bulletin 11.2014, p.34.

3 OECD (2017) Dare to Share – Deutschlands Weg zur Partnerschaftlichkeit in Familie und Beruf, Anke Radenacker(2014) Family Policies: Germany 2014, The Population Europe Resource Finder and Archive (PERFAR), Kraemer, Birgit, Germany: Family benefit rule changes encourage parents to share childcare duties, European Observatory of Working Life(19 February 2015) ^{山 千} (2010)

フ ラ ン ス 及 び ド イ ツ に け 家 族 政 策 立 法 調 査2010.11 No.310 齋 藤 純 子(2011) ド イ ツ 保 育 制 度――拡 充 歩 展 望― フ ン ス 成23年2月 号 国 立 国 会 図 書 館 調 査 及 び 立 法 考 査 局 等 を 主 参 考 資 料 し

政 策 道 筋 を

旧 東 ド イ ツ 女 性 出 産 し 働 続 け 共 働 支 配 的 家 族 デ

ま 社 会 主 義 政 権 出 産 就 業 続 奨 励 さ 女 性 フ タ イ ム 働 続 け う に 早 く 保 育 施 設 整 備 等 逭

他 方 旧 西 ド イ ツ 夫 稼 妻 家 庭 を 支 え 家 庭 内 役 割 分 担 デ 主 流 保 育 施 設 整 備 旧 東 ド イ ツ 比 較 し 逭 ま ま チ ス 政 権 に け 人 口 政 策 省 国 家 私 的 領 域 意 思 決 定 に 直 接 関 し い い う 立 場 を

出 生 奨 励 策 を 避 け 傾 向 に あ

1990

年 統 一 以 降 基 本 的 に 旧 西 ド イ ツ 制 度 旧 東 ド イ ツ 地 域 に 適 用 さ

1990

年 代 に 育 児 手 当 や 児 童 扶 養 控 除 大 幅 引 上 行 わ 育 児 休 業 期 間 や 育 児 手 当 支 給 期 間 延 長 さ

(

育 児 休 業 期 間

1992

年 に

18

カ 月

36

カ 月 に 育 児 手 当 支 給 期 間

1993

年 に

12

カ 月

24

カ 月 に 延 長 さ

)

し し こ う し 家 庭 内 育 児 期 間 延 長 や 奨 励 策 結 果 的 に 母 親 長 期 離 職 に 多 く 母 親 復 職 に 両 立 困 に 解 雇 さ し 母 親 ャ ア 中 断 を 招 く こ に ⁴ ま

統 一 直 旧 東 ド イ ツ 地 域 体 制 急 激 変 化 に 社 会 的 混 乱 や 高 失 業 率 続 合 計 特 殊 出 生 率 急 速 に

(1990

年

1.52 1994

年 に

0.77

ま ⁵

)

し 少 子 高 齢 化 大 く 逭

2000

年 代 に 入 少 子 高 齢 化 労 働 力 足 経 済 社 会 全 体 へ え マ イ ス 影 響 本 格 的 に 認 識 さ 始 家 庭 内 経 済 的 負 担 調 整 を 中 心 し 政 策 仕 事 家 庭 両 立 支 援 を 中 心 す 包 括 的 子 育 支 援 策 へ 転 換 図

第

2

次 シ ュ 政 権

(2002

～

2005

年

)

出 生 率 を 上 両 立 支 援 に 重 点 を 置 く 諸 施 策 を 推 逭 し 政 府 委 を け ュ ッ プ 教 授 ま

2003

年 積 極 的 人 口 開 発 持 続 可 能 家 族 政 策 報 告 書⁶ 出 生 率 上 昇 女 性 就 業 続

(

両 立 支 援

)

に 向 け 具 体 策 し 保 育 施 設 拡 充 両 親 手 当 導 入 パ

月⁷ 導 入

3

提 言 さ 以 家 族 政 策 源 流

4

魚 明 代(2007) ド イ ツ 新 し い 家 族 政 策 海 外 社 会 保 研 究 Autumn 2007 No. 160 p.25 及 び 山 千 (2010) フ ラ ン ス 及 び ド イ ツ に け 家 族 政 策 立 法 調 査2010.11 No.310 p.8

5 Statistisches Bundesamt (Destatis)サ イ

(https://www.destatis.de/EN/FactsFigures/SocietyState/Population/Births/DevelopmentBirths.html).

6 Prof. Dr. Bert Rürup und Sandra Gruescu (2003) Nachhaltige Familienpolitik im Interesse einer aktiven Bevölkerungsentwicklung, BMFSFJ

(https://www.bmfsfj.de/bmfsfj/service/publikationen/nachhaltige-familienpolitik-im-interesse-einer-aktiven-bevoelkerungsentwicklung/96410).

7

パ 月(Partnermonate) 両 親 手 当 に 付 す イ ン セ ン 策 片 方 親 け 両 親 手

当 を 給 す 場 合 12カ 月 間 う 一 方 親 給 す 給 期 間 延 長 さ こ 追 加 分

を パ 月 呼 び う1人 親 育 児 休 業 を 得 し け 給 権 消 滅 し し ま う 母 親

け く 父 親 育 児 に 参 加 さ こ を 意 図 し 制 度 2003年 報 告 書 3カ 月 パ

月 を 提 言 し い 2007年 式 導 入 時 に 2カ 月 さ 1993年 に 導 入 し

欧 を 中 心 に 広 パ パ ク タ 制 い う 育 休 一 定 期 間 を 父 親 に 割 当 制 度 デ に

い

続 く 第

1

次 政 権

(2005

～

2009

年

)

そ 流 を 引

2005

年 に 終 日 保 育 拡 充 法

(Tagesbetreuungsausbaugesetz)

を 施 行 し 需 要 に 応 保 育 拡 充 を 逭 こ 時 期 に 大 転 機

2007

年 に 導 入 さ 両 親 手 当

(Elterngeld)

あ そ ま 子 満

2

歳 に ま 就 業 無 に 関 く 原 則 し 子

1

人 に 月

300

ユ 育 児 手 当

(Erziehungsgeld)

支 給 さ い ⁸ し し こ 育 児 手 当 支 給 少 く 効 果 的 所 得 保 い い 家 庭 内 主 要 稼 手 あ 父 親 休 業 事 実 上 可 能 長 期 間 に わ 育 児 休 業 や 育 児 手 当 支 給 母 親 復 職 を 困 に し い 等 問 点 指 摘 さ い そ こ こ を 解 決 す

2007

年

1

月 以 降 に 生 ま 子 新 に 従 前 手 所 得

67

％⁹

(

月

300

～

1,800

ユ ま

)

を 支 給 す 両 親 手 当 導 入 さ 同 時 に

2

カ 月 パ 月

(

一 方 親 手 当 給 期 間

12

カ 月 両 親 休 業 し 育 児 を す

2

カ 月 延 長 さ 通 算

14

カ 月 に

)

導 入 さ ¹⁰ こ 両 親 共 に 働 共 に 育 児 す 家 族 政 策 成 果 を 上 い 欧 諸 国 制 度 デ に い ¹¹ 両 親 手 当 育 児 休 業 中 所 得 減 少 を 手 厚 く 補 填

(67%)

す こ 労 働 者 出 産 育 児 休 業 を 促 し パ 月 に 少 く

2

カ 月 間 父 親 育 児 休 暇 を 促 し

12

カ 月

支 給 期 間 制 限 に 母 親 早 期 復 職 を 奨 励 し あ

第

2

次 政 権

(2009

～

2013

年

) 2013

年

8

月

1

歳 以 上 全 子 保 育 を け 権 利 保 さ う に ¹² こ

“3

歳 ま 親 元

”

い う 社 会 通 念 や 親 仕 事 育 児 関 わ 方 を 大 く パ ラ イ ム シ フ さ

第

3

次 政 権

(2013

年 ～

2017

年

)

家 族 政 策 逭 展 を 見

2015

年 に 従 来 両 親 手 当 を 個 別 に 柔 軟 化 し 母 親 父 親 家 事 育 児 等 分 担 早 期 復 職 を さ に 促 す 両 親 手 当 プ ラ ス

(Elterngeld Plus)

導 入 さ ま 介 護 仕 事 さ 両 立 支 援 を 目 指 す 新 に 家 族 介 護 仕 事 良 い 調 和

法

(Entwurf eines Gesetzes zur besseren Vereinbarkeit von Familie, Pflege und Beruf)

施 行 さ 従 前 原 則 無 給 緊 急 時

10

日 間 ま 短 期 休 業 介 護 支 援 手 当 し 従 前 手 所 得

9

割 介 護 金 庫 支 給 さ う に 等 家 族 介 護

し や す い 仕 組 作 逭 日 本 異 ド イ ツ 介 護 保 険 給 者 高 齢 者

8

育 児 手 当(Erziehungsgeld) 子 数 や 支 給 期 間 に 応 金 異 1986年 導 入 当 初 6カ 月

ま 所 得 制 限 1994年 所 得 制 限 設 け を 超 過 す 支 給 減 さ そ

所 得 上 限 徐 々 に 引 結 果 し 子 い 所 得 世 帯 へ 支 援 い う 要 素

強 く い

9

詳 細 述 両 親 手 当 項 目 を 参 照

10 1人 親 場 合 初 14カ 月 給 す こ

11 Anke Radenacker(2014) Family Policies: Germany 2014, The Population Europe Resource Finder and Archive (PERFAR).

12 3歳 以 上 全 未 就 学 児 保 育 を け 権 利 1996年 存 在 し そ 2013年8月 に 1歳 以

上 に 大 く 拡 大 さ 事 前 準 備 期 間 し 2008年 児 童 支 援 法

(Kinderförderungsgesetz)に 2013年7月 ま に3歳 未 満 全 子 3分 1 公 的 保 育 を

け う 整 備 す こ 地 方 自 治 体 に 対 し 義 務 付 け い

け く 子 や い 者 等 介 護 を 必 要 す 人 全 対 象

0

歳 乳 幼 児 介 護 保 険 給 者 あ 若 い 親 介 護 者 に 得 ¹³

(

述

)

2017

年 に 連 立 協 定¹⁴に 従 い 育 児 や 介 護 を 理 由 に パ タ イ ム を 選 択 し 労 働 者 希 望 す 再 び 従 前 フ タ イ ム へ 復 権 利

(Rückkehrrecht)

を 法 改 制 度 化 す こ 予 定 さ い 連 邦 両 親 手 当 及 び 両 親 休 暇 法

(BEEG) 15

条

15

人 超 を 雇 用 す 使 用 者

6

カ 月 超 続 し 働 経 営 上 差 し 迫 理 由 く 使 用 者 同 意

2

カ 月 に わ 週

15

～

30

時 間 範 時 短 勤 務

(

パ タ イ ム 労 働

)

を す 場 合 労 働 者 フ タ イ ム に 復 権 利 を す 他 方

2000

年 に 制 定 さ パ 期 法

(TzBfG)

労 働 者 理 由 を 問 わ フ タ イ ム パ タ イ ム へ 労 働 時 間 短 縮 請 求 権 認 し し 同 法 に 基 フ タ イ ム 復 を 希 望 し 場 合 使 用 者 義 務 企 業 内 に 空 ポ ス あ 場 合 情 報 提 供

(TzBfG7

条

2

項

)

優 先 考 慮

(

同

9

条

)

復 そ 義 務 付 け い

い¹⁵ そ 両 親 休 暇 法 や 家 族 介 護 時 間 法 要 件 に 該 当 し い 労 働 者 育 児 や 介 護 を 理 由 に パ タ イ ム へ 移 行 し ま ま フ タ イ ム に 戻 い 状 況 多 く 見

課 い こ う 事 態 を 改 善 す 第

3

次 政 権

(2013-2017)

育 児 や 介 護 を 理 由 に パ タ イ ム を 選 択 し 労 働 者 希 望 す 再 び フ タ イ ム へ 復 権 利 を パ 期 法 改 ¹⁶ 制 度 化 す こ 予 定 さ い し し 終 的 に 使 用 者 強 い 発 議 決 定 に 至 第

4

次 政 権

(2017

～

2021

年

)

へ 持 越 さ

同 改 法 案 第

4

次 産 業 革 を 見 据 え デ タ 化 時 代 労 働 社 会 政 策 を 模 索 す 対 話 プ ク 労 働

4.0(Arbeiten 4.0)

¹⁷ に い 各 人 ラ イ フ ス に 応 労 働 者 主 権 に 基 く 柔 軟 労 働 時 間 決 定 実 現 に 向 け 重 要 法 案 し 注 目 さ

13

宮 本 恭 子 ド イ ツ に け 家 族 介 護 者 支 援 構 造 的 特 徴 － ド イ ツ 現 地 調 査 － 経 済 科 学 論 集 (Journal of Economics)第43号2017年3月 p.3

14 Koalitionsvertrag zwischen CDU, CSU und SPD (18. Legislaturperiode), Deutschlands Zukunft gestalten.

15 Rückkehrrecht von Teilzeit- zur Vollzeitbeschäftigung (Sozialrechtsnews, 15. März 2017) (https://www.sozialrechtsnews.de/rueckkehrrecht-teilzeit-666810/).

16

パ タ イ ム 労 働 者 権 利 強 化 等 を 目 的 に2000年 に パ 期 法(TzBfG) 制 定 さ 同 法 労 働 時 間 に 応 金 銭 給 付(時 間 比 例 原 則)を 義 務 付 け フ タ イ ム パ タ イ ム パ タ イ ム

フ タ イ ム へ 転 換 拒 否 を 理 由 す 解 雇 無 効 に ま 育 児 目 的 い 場 合 労 働 時 間 短

縮 請 求 権 認 そ 場 合 請 求 を 拒 否 経 営 上 差 し 迫 あ 必 要

く そ 意 味 BEEG15条 に 基 く 育 児 中 労 働 時 間 短 縮 請 求 権 拒 否 に 経 営 上 差 し 迫 理

由 を 必 要 し い 点 強 力 請 求 権 付 さ い ま BEEG 一 定 条 件 フ タ イ

ム へ 復 権 認 い (以 上 株 式 会 社 ニ ッ セ イ 基 礎 研 究 所(2008) 厚 生 労 働 省 委 調 査 研 究 仕 事 家 庭 両 立 支 援 に 関 す 調 査 研 究 報 告 書(ド イ ツ 執 筆 部 分 齋 藤 純 子) )

17

対 話 プ ク 労 働4.0 2015年4月 に 開 始 し 2016年11月 に 白 書 を 発 表 し 同 書 に 1年 半 に わ 実 施 さ 関 団 体 へ 意 見 聴 専 門 会 議 ワ ク シ ョ ッ プ 220以 上 科 学 的 調 査

1.2万 人 市 民 直 接 対 話 1.5万 人 回 答 し ン ラ イ ン ア ン 得 知 見 や 政 策 提 言 等

盛 込 ま い

改 革 頓 挫 地 元 デ ア 大 く 上 ¹⁸

． 現 行 制 度 概 要

1 9

ド イ ツ 法 制 度 多 分 に 欧 州 連 合

(EU)

影 響 を け い

EU

運 営 条 約

EU

条 約

EU

基 本 権 憲 章 基 本 的 法 規 規 則 指 決 定 勧 告 意 見 等 を 通

EU

あ ゆ 分 野 男 女 等 実 現 に 向 け 組 を 行 い 近 年

2009

年 発 効 ス ボ ン 条 約

(

改 基 本 条 約

) 2010

年 に 発 表 さ 新 経 済 成 長 戦 略 欧 州

2020 (Europe2020)

男 女 等 へ 向 け 戦 略

2010

～

2015

さ に

2015

年 に 発 表 さ

男 女 等 へ 向 け 戦 略

2016

～

2019

等 女 性 雇 用 率 引 上 や 企 業 女 性 役 員 割 合 改 善 を 加 盟 各 国 に 促 し ド イ ツ 国 内 法 制 定 に 大 影 響 を え い 以 上 背 景 を 踏 ま え 上 関 連 国 内 法 を 見 い く

出 産 休 暇 制 度

母 性 保 護 法

(MuSchG)

に 基 使 用 者 産 前

6

週 間 産

8

週 間 保 護 期 間 中 妊 婦 を 就 労 さ い け い

(

図 表

3-1)

就 労 禁 期 間 中 当 該 労 働 者

(

妊 婦

)

公 的 健 康 保 険 に 被 保 険 者 本 人 し 強 制 加 入 ま 任 意 加 入 し い 場 合 母 性 手 当

(Mutterschaftsgeld)

し 従 前

(

就 労 禁 期 間 開 始 前

13

週 間 ま

3

カ 月 間

)

賃 金

同

(1

日 当 均 賃 金

)

を 給 す こ

1

日 給 う 大

13

ユ

ま 疾 病 金 庫²⁰ 負 担 す 使 用 者 付 加 手 当 し 残 差 を 負 担 す

労 働 者

(

妊 婦

)

公 的 健 康 保 険 に 加 入 し い い 場 合 就 労 禁 期 間 中 均 賃 金 相 当 連 邦 保 険 局²¹

(Bundesversicherungsamt)

総

210

ユ 一 時 金 支 給 さ

従 前 賃 金 差 公 的 健 康 保 険 に 被 保 険 者 本 人 し 加 入 し い 場 合 同 様 に 使 用 者 付 加 手 当 し 負 担 す

母 性 保 護 法

2018

年

1

月

1

日 改 法 施 行 さ 一 部

2017

年

5

月 公 直 施 行 さ い 児 を 出 産 し 場 合 従 来

8

週 間

12

週 間 へ 産 休 暇 延 長

(MuSchG 6

条

)

妊 娠 中 産

4

カ 月 解 雇 規 制 を 妊 娠

12

週 以 降

流 死 産 場 合 に 適 用

(MuSchG 9

条

) 2

点 変 更 さ

2018

年 改 に 従 来 労 働 者

(

家 内 労 働 者 含

)

に 加 え 学 生 や 職 業 訓 練 生 等 保 護 対 象

ま こ ま 個 別 に 規 定 さ い 公 務 員 裁 官 軍 人 全 統 一 さ 同 保 護 水 準 適 用 さ 同 時 期 保 険 契 約 法 改

(2017

年

4

月

11

日 施 行

)

に 産 前 産

18 Die Welt, Handelsblatt, Der SPIEGEL, Die Zeit, Frankfurter Allgemeine Zeitung

19 EU法 に い 駐 日 欧 州 代 表 部 サ イ (http://eumag.jp/feature/b0814/) 国 内 法 に い 厚 生 労 働 省 2016年 海 外 情 勢 報 告 及 びJILPT デ タ ッ ク 国 比 較2017 を 主 参 考 資 料 し

20

疾 病 金 庫(Krankenkasse) 地 区 企 業 等 を 単 し 設 置 さ い 公 法 人 健 康 保 険 運 営 主 体 い (連 邦 保 健 省 所 管)

21

連 邦 保 険 局 各 種 社 会 保 険 を 監 督 す 独 立 連 邦 機 関 あ

休 暇 中 現 金 給 付 公 的 保 険 同 様 民 間 法 定 医 療 保 険 に 義 務 付 け こ 他 妊 娠 中 や 授 乳 中 母 親 全 に 働 け 環 境 あ 確 認

2018

年 ま に 実 施 使 用 者 に 義 務 付 け 同 改 法 妊 娠 中 出 産 直 ま 授 乳 中 労 働 者 全 衛 生 改 善 に 関 す

EU

指

(Directive 92/85/EEC)

国 内 法 化 に 対 応 し い ²²

図 表3 - 1 出 産 休 暇 ( 産 前 産 後 休 暇 )

項 目 内 容

対 象 労 働 者 。 子 年 齢 ) 範 M つ S 続 し 違 3 盤条

産 前盤週 間 産 8週 間 。 多 子 未 熟 児 い 児 産

1 2 週 間 ) 就 業 禁 し 産 前 盤 週 間 に い 本

人 明 示 的 に 就 業 希 望 意 思 表 示 を す 就 業 可 能

※ 法 改 に 2 0 1 8年1月 適 用 拡 大 さ 学 生 職

業 訓 練 生 自 営 ボ ラ ン ア 保 護 対 象

使 用 者 請 求 を 拒 否 場 合 し

得 手 続 M つ S 続 し 違 5条

労 働 者 自 分 状 況 を 知 時 点 使 用 者 に 対 し 妊

娠 し 旨 出 産 予 定 日 を 報 告 し け い 。 使 用 者

求 あ 場 合 に 医 師 証 明 書 を 提 出 す )

雇 用 形 態 に 得 要 件 手 続 差 異 し

第1子 以 降 子 に 特 例 措 置 し

代 要 員 確 保 措 置 義 務 賄 ＊ ＊ 違 2 1条

代 要 員 雇 用 労 働 契 約 期 間 を 定 客 観 的 理 由

に 該 当 す

給 付 無 内 容

M つ S 続 し 違 1 3 1 4条 賄 ＊ ＊ 違 3条

従 前 手 1日 当 均 賃 金 1 0 0 財 補 償 さ

。 健 康 保 険 日 1 3ユ 残 使 用 者 負 担 )

出 所 : 厚 生 労 働 省 委 調 査 研 究 。 2 0 0 8 ) を 基 に 一 部 情 報 を 更 新

育 児 休 暇 制 度

日 本 育 児 休 業 制 度 や 育 児 休 業 手 当 に 近 い 制 度 ド イ ツ 両 親 休 暇 や 両 親 手 当 呼 連 邦 両 親 手 当 及 び 両 親 休 暇 法

(BEEG)

規 定 さ い

(

図 表

3-2 3-3)

以 順 を 追 見 い く

両 親 休 暇 ( E l っ e ち n z e じ っ )

子 同 一 世 帯 生 活 し そ 世 話 や 養 育 を 行 う 労 働 者²³ 子 満

3

歳 に ま

(36

カ 月 間

)

育 児 休 暇 を 得

36

カ 月 両 親 休 暇 う

24

カ 月 を 限 度 し 子 満

8

歳 に ま 別 期 間 に 休 暇 を 持 越 す こ 両 親 休 暇 両 親 間 分 担 し

別 期 間 に あ い 一 方 親 単 独 し く 両 親 同 時 に 得 す こ

両 親 休 暇 を 得 し う す 者 遅 く 休 暇 開 始

7

週 間 前

(

満

3

歳 満

8

歳 ま 間

13

週 間 前

)

に 書 面 使 用 者 に 申 請 し け い

(

図 表

3-2)

労 働 者 両 親 休 暇 得 を 請 求 し 時 点 あ い 両 親 休 暇 開 始

8

週 間 前

(

満

3

歳 満

8

歳 ま 間

14

週 間 前

)

終 了 ま 解 雇 禁 さ い

(BEEG18

条

)

ま

22

泉 眞 樹 子 母 性 保 護 法 全 面 改 外 国 立 法(2017.7)

(http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10375756_po_02720113.pdf?contentNo=1)

23

両 親 休 暇(育 児 休 暇) 請 求 権 原 則 し 親 に あ 孫 に 同 一 世 帯 生 活 し 自 身 孫 を 保 育

し 孫 片 方 親 未 成 年 あ 場 合 あ い 孫 片 方 親 満18歳 前 に 職 業 訓 練 を

開 始 し こ に 全 力 組 ま け い 状 況 あ 場 合 に 祖 父 母 に 請 求 権 あ ま

請 求 権 孫 い 親 自 育 児 休 暇 を 請 求 し い 期 間 に い 存 す (BEEG15条1a項)

ドキュメント内 資料シリーズNo.197全文 資料シリーズNo.197「諸外国における育児休業制度等、仕事と育児の両立支援にかかる諸政策―スウェーデン、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、韓国―」｜労働政策研究・研修機構（JILPT） (ページ 95-125)