6 OP17 のOP 177Bへの移行
6.4 システムファンクション、イベントおよびPLCジョブ
6.4.1 システムファンクション
OP17 プロジェクト: ProTool のシ
ステムファンクション OP 177B プロジェクト: WinCC flexible のシステムファンクショ ン
レシピ目次 設定されたパラメータに応じて以下のように置換されます。
• パラメータ[2 = 編集]
[レシピ]ウィンドウのある画面を呼び出すのに使用できるシ ステムファンクション ActivateScreen で置換されます。 [レ シピ]ウィンドウでデータレコードを編集することができま す。
• パラメータ[5 = 印刷]
サポートされていません; レシピレポートを使用して、レシ ピデータレコードを印刷することができます。
• パラメータ[7 = 転送]
[レシピ]ウィンドウのある画面を呼び出すのに使用できるシ ステムファンクション ActivateScreen で置換されます。 [レ シピ]ウィンドウを使用して PLC にデータレコードを転送す ることができます。
データレコードの呼び出し データレコードは[レシピ]ウィンドウを使用して表示および編集 されるので、必要なくなりました。
アラーム
故障アラームバッファーを空にす
る 移行プログラムは、"エラー"値を使って"ClearAlarmBuffer"ファ ンクションを作成します。
最初/最後の故障アラーム サポートされていません。[アラーム]ウィンドウの設定中に、エ ラーアラーム(エラー)の表示順序を設定することができます。
ランタイム中に順序を変更することはできません。
故障アラームオーバーフロー警告 サポートされていません。 オーバーフロー警告の代わりとし て、[アラームバッファオーバーフロー]イベントに対してジョブ を割り当てることができます。ジョブはスケジューラ内で設定 されます。 システムアラームもイベント用に出力できます。
アラームバッファを空にする 移行プログラムは、"警告"値を使って"ClearAlarmBuffer"ファン クションを作成します。
イベントオーバーフロー警告 サポートされていません。 オーバーフロー警告の代わりとし て、[アラームバッファオーバーフロー]イベントに対してジョブ を割り当てることができます。ジョブはスケジューラ内で設定 されます。 システムアラームもイベント用に出力できます。
アラームレポートオン/オフ SetAlarmReportMode システムファンクションで置換されま す。
FM ファンクション、
MCU ファンクション、
NC ファンクション
SINUMERIK オプションで置換されます。
パスワード
パスワードログアウト Logoff システムファンクションで置換されます。
印刷
故障アラームバッファの印刷 "エラー"アラームクラスのアラームレポートを印刷するために移 行中に使用できる"PrintReport"システムファンクションで置換 されます。
イベントバッファの印刷 "警告"アラームクラスのアラームレポートを印刷するために移行 中に使用できる"PrintReport"システムファンクションで置換さ れます。
すべてのデータレコードを印刷す
る すべてのレコードのレシピレポートを印刷するために移行中に
使用できる"PrintReport"システムファンクションで置換されま す。
OP17 プロジェクト: ProTool のシ
ステムファンクション OP 177B プロジェクト: WinCC flexible のシステムファンクショ ン
データレコードを印刷する 特定のレコード番号が付いたレコードのレシピレポートを印刷 するために移行中に使用できる"PrintReport"システムファンク ションで置換されます。
ハードコピー PrintScreen システムファンクションで置換されます。
すべての画面を印刷する サポートされていません。 すべての画面を印刷したい場合、レ ポートに画面をコピーし、レポートを印刷します。
画面の目次 必要ありません。
画面
画面の分岐 必要ありません。移行中に入力画面から作成された画面間のナ
ビゲーションは、ActivateScreen システムファンクションによ って実行されます。
特殊画面の選択;トクシュガメンノ
センタク 必要ありません。
表示選択 ActivateScreen システムファンクションで置換されます。
画面の目次 必要ありません。
画面の更新 必要ありません。
システム設定
S7 バックアップ サポートされていません。
切り替え;キリカエ
S7 動作ステータス変更 サポートされていません。
S7 PLC 変更 ChangeConnection システムファンクションで置換されます。
言語の変更 SetLanguage システムファンクションで置換されます。
アラームレベル [アラーム]ウィンドウのある画面を呼び出すために使用できる ActivateScreen システムファンクションで置換されます。
動作モードの変更 SetDeviceMode システムファンクションで置換されます。
ProTool の[動作モードの変更]機能は、4 つの動作モード(0: オン ライン、1: オフライン、2: 転送、3: ループスルー動作)に設定で きます。 WinCC flexible では 3 つの動作モード(0: オンライン、
0: オフライン、2: 転送)のみサポートされています。
動作モード「ループスルー動作」が移行したプロジェクトで設 定されていると、生成中に「システムファンクション用定数パ ラメータが無効です」のエラーメッセージが出力されます。