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アラームシステム

ドキュメント内 WinCC flexible 2008 への移行 (ページ 39-42)

2 HMIの変更なしの移行

2.4 アラームシステム

2.4.2 [ProTool 固定 ] ウィンドウからテンプレートへ

はじめに

WinCC flexible では、複数の画面で使用されるオブジェクトとソフトキーを中央のテンプレ ートに保存することができます。[常駐]ウィンドウとは対照的に、テンプレートは独自の画 面エリアを必要とせず、画面の下でかなりアクティブになります。

移行中、ProTool プロジェクトの[常駐]ウィンドウに表示されている以下のオブジェクトは テンプレートに保存されています。

● [アラーム]画面

● [アラーム]ウィンドウ

● アラームインジケータ

● グローバルに割り付けられたソフトキー

テンプレートのアラーム

移行時に、プログラムは常に WinCC flexible プロジェクトのテンプレートに、少なくとも 1 つのシステムアラーム表示用[アラーム]ウィンドウを作成します。

ProTool アラームウィンドウとは対照的に、WinCC flexible のアラーム画面は PLC の診断バ ッファを読み取るオプションを提供していません。

ProTool プロジェクトの[アラーム]ウィンドウとアラームバーは、変換中に WinCC flexible プロジェクトのテンプレートにある"アラームウィンドウ"と"アラーム表示"タイプオブジェ クトによって置き換えられます。 [アラーム]ウィンドウは、1 つの(アラーム行)行のみ含む ように作成されています。

変換中に、[アラーム]ウィンドウとアラーム表示は ProTool プロジェクトの設定に従って作 成されます。

[PLC|画面/キー]の ProTool プロジェクトで

の設定 WinCC flexible プロジェクトのテンプレート内容 ウィンドウ-ウィンドウ イベントアラームを表示する1つの[アラーム]ウィン

ドウ、ランタイム中の表示は ShowAlarmWindow シス テムファンクションが割り付けられたボタンで制御す ることができます。

エラーアラームを表示する 1 つの[アラーム]ウィンド ウ、表示モード: [自動表示]が使用可能

ウィンドウ 行 エラーアラームを表示する 1 つの[アラーム]ウィンド

ウ、表示モード: [自動表示]が使用可能

1 つのアラーム表示 警告アラーム表示は 1 行上、表示 モード: "閉じること可能"使用不可

ウィンドウ - オフ エラーアラームを表示する 1 つの[アラーム]ウィンド ウ、表示モード: [自動表示]が使用可能

行-行 1 つのアラーム表示 警告アラーム表示は 1 行上、表示

モード: "閉じること可能"使用不可

1 つのアラーム表示 エラーアラーム表示は 1 行上、表 示モード: "閉じること可能"使用不可

注記

ローカルソフトキーは、割り付けられた画面がアラーム表示または[アラーム]ウィンドウで オーバーレイされているかどうかにかかわらず、ランタイム中はアクティブのままです。

これは特に小さな表示の HMI デバイスで発生する可能性があります。(例: OP 170B)

システムファンクションを使用した[アラーム]ウィンドウの呼び出し

アラーム表示を行なうための ProTool のファンクションは変換中に、適切に作成された WinCC flexible の ShowAlarmWindow システムファンクションで置き換えられます。 プロ グラムは、システムファンクションで表示される[アラーム]ウィンドウの作成と設定も行い ます。

アラーム行でのアラームクラスシンボルの表示

Pro Tool では、Runtime でアラームクラスシンボルが表示されるようにアラーム行を作成で きます。 WinCC flexible では、アラームクラスシンボルは、アラーム行ではなく、[アラー ム]ウィンドウにのみ表示されます。

アラームクラスシンボルを表示する必要がある場合は、移行後にアラーム行を再作成しなけ ればなりません。 移行;イコウ これを行うには、"Mode"範囲の"レイアウト"グループおよび

"表示列"範囲の"レイアウト"グループにある[アラーム]ウィンドウのプロパティで表示タイプ を変更し、アラームクラスレイアウトを有効にします。

テンプレートのアラームインジケータ

アラームインジケータが ProTool プロジェクトの中で作成されている場合は、プログラムが [アラームインジケータ]画面オブジェクトを自動的に WinCC flexible プロジェクトのテンプ レートに保存します。

グローバルキー割り付け

ソフトキーのグローバル割り付けは、移行中、WinCC flexible プロジェクトのテンプレート に自動的に保存されます。 移行が終了したら、テンプレートでいつでも割り付けを編集す ることができます。

注記

ProTool 内で LED で割り付けられたビットは、対応するキーにファンクションが割り付け られる場合にだけ移行されます。

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