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QuickDesigner Reports

前のセクションでは、レポートデザイナーとデータソースマネージャのインターフェイスを使用してデ ータベースにクエリを行い、レポートを作成する方法について説明しました。 ERES は、随時クエリや レポートを作成するためのシンクライアントインタフェースを提供する QuickDesigner Reports インタ ーフェイスも提供しています。 この章では、QuickDesigner レポートを使用してクエリとレポートを 作成します。

QuickDesigner レポートを開始するには、ERES の「スタート」ページに移動し、Q.2.1 項「ユーザーの 作成」で作成したユーザーを使用してログインします。 ログインすると、QuickDesigner Reportsと いうリンクがクリックされ、QuickDesigner Reports が起動します。

べてのデータソースが表示されます。 ノードを展開し、データビューの作成で作成した DataView 請 求書を選択します。 Data Source Dialogの右側のペインに、DataView Builderのビューのすべての 見出しとフィールドが表示されます。 左側のパネルで Order Info 見出しから次のフィールドをクリッ クして追加します。

Order ID Order Date Product Name Unit Price Quantity

Data Source ダイアログ

列を追加したら、Build Formula ボタンをクリックして計算列を作成します。 これにより、新しいウ ィンドウで数式ビルダーが起動します。

Formula Builder

数式ビルダーで、右側のビューノードを展開します。 Order Infoノードを展開します。 このノードの 下で、Unit Priceエントリをクリックします。 テキストがメインの数式ウィンドウに追加されます。

multiply button(*)をクリックします。 最後に、Quantity数量項目を選択します。 完成した数式は、

{Order Info.Unit Price} * {Order Info.Quantity}のようになります。 完了したら、OKをクリックして数 式を追加します。 新しい列が列選択ダイアログに追加されます。

式の列に別名を指定するには、その列を選択してRenameボタンをクリックします。 エイリアスを指 定できるダイアログが表示されます。

Rename ダイアログ

計算列のエイリアスとしてSubTotalを入力し、OKをクリックします。 計算列の名前が変更されます。

名前が変更された列

Next ボタンをクリックして列選択をサブミットします。 次に表示されるダイアログでは、DataView クエリのソート、グループ化、および条件を設定できます。

Conditions ダイアログ

Order Date フィールドの Condition Wizardボタンをクリックします。 Select From Columnオ プションを選択し、Between演算子をクリックします。

条件演算子

これにより、クエリをフィルタリングする日付範囲を選択できるダイアログが開きます。

条件値の選択ダイアログ

必要な日付範囲を選択し、OK をクリックします。 条件は、Order Date フィールドに追加されます。

View DataSheetタブをクリックすると、完成したクエリをプレビューできます。

データプレビュー

次に、Conditionsタブに戻り、Save Queryボタンをクリックして、この DataView クエリをレジスト リに保存し直します。 これにより、クエリの名前を選択するダイアログが表示されます。

Save Query ダイアログ

クエリに使用する名前を入力し、OKをクリックします。 新しいクエリは、Data Source Dialogの左 ペインにあるDataViewノードの下に表示されます。

新しい DataView クエリ