10-1章.支給材料及び貸与品
1.書類の目的と関係法規
発注者が受注者に支給する工事材料及び貸与する建設機械器具の品名、数量、品質、
規格又は性能、引渡場所及び引渡時期は設計図書により定められる。
受注者は、支給材料及び貸与物件を善良な管理者の注意をもって管理し、支給材料 及び貸与物件の受払状況を記録した帳簿を備え付け、常にその残高を明らかにしてお かなければならない。(工事請負契約書第15条、土木工事共通仕様書第1編1-1
-16)
2.設計図書の記載例(発注者)
発注者は設計図書(特記仕様書等)において支給する工事材料(支給品調書)及び 貸与する建設機械器具(貸与品調書)を定める。
工 事 名
規 格 単位 数 量 支給及び返納場所 摘 要
○×○×○ 個 ○○ ○県○市○○○地内
○型○m 枚 ○○ ○県○市○○○地内
( 参 考 ) 様 式
支 給 品 調 書
○○○○○○工事
品 目 コ ン ク リ ート ブ ロ ッ ク
綱矢板
発注者作成
工 事 名
規 格 単位 数 量 貸与及び返納場所 摘 要
○○○○
○○P s 台 ○ ○県○市○○○地内
( 参 考 ) 様 式
○○機械
貸 与 品 調 書
○○○○○○工事
品 目
発注者作成
3.受領書または借用書
受注者は、支給材料又は貸与品の引渡しを受けたときは、引渡しの日から7日以内 に、監督職員に受領書又は借用書を提出しなければならない。
様式-33
分任物品管理官( 官職氏名)
殿
年月日:
受注者 ( 住所)
( 氏名)
( 現場代理人氏名) 印
下記のと おり 支給品を 受領し まし た。
記 工 事 名
数 量 前回ま で 今 回 累 計
○型○m 枚 50
( 注) 1. 監督職員に提出
契約年月日 平成○年○月○日
品 目
支 給 品 受 領 書
平成○○年○○月○○日
○○県○○市○○-○
○○建設( 株)
代表○○ ○○○○
○○長 ○○○○
規 格 単 位 備 考
○×○×○ 個 100 250 350
綱矢板 70 120
コ ンク リ ート ブロ ッ ク
○○○○
○○○○○○工事
4.支給品精算書
受注者は、工事完成時(完成前に工事工程上、支給材料の精算が可能な場合は、そ の時点)に支給品精算書を監督職員へ提出しなければならない。(土木工事共通仕様 書第1編1-1-16)
様式-34
年月日:
分任物品管理官( 官職氏名)
殿
受注者 ( 住所)
( 氏名)
( 現場代理人氏名) 印
下記のと おり 支給品を 精算し ま す。
記
工 事 名 契約年月日
支給数量 使用数量 残 数 量
○×○×○ 個 350 350
○型○m 枚 120 120
※
上記精算について調査し たと こ ろ 事実に相違ないこ と を証明する 。 主任監督員
年月日:
証 明 欄
( 官職氏名) 印
( 注)
1. 監督職員に提出
2 ※は主任監督員が記入する
※物品管理簿登記 平成○○年○○月○○日
○○長 ○○○○
平成○○年○○月○○日
備 考 単位
平成○○年○○月○○日
印
支 給 品 精 算 書
○○県○○市○○-○
○○建設( 株)
代表○○ ○○○○
○○○○
○○○○○○工事
数 量 品 目 規 格
コ ン ク リ ート ブロ ッ ク 綱矢板
0 0
平成○○年○○月○○日
○○○○
主任監督員が記入する
10-2章.請負工事用建設機械貸付仕様書
受注者は設計図書で指定された請負工事用建設機械の貸付を受けるときは、請負工事用 建設機械貸付仕様書の規定によらなければならない。(共通仕様書(参考資料)請負工事 用建設機械貸付仕様書)
1.設計図書の記載例(発注者)
発注者は設計図書(特記仕様書等)において貸付する建設機械を定める。
10-3章.工事現場発生品
受注者は、設計図書に定められた現場発生品について、「現場発生品調書」を作成し、
設計図書又は監督職員の指示する場所で監督職員に引き渡さなければならない。
また、設計図書に定められていないものが発生した場合には、監督職員に通知し、監督 職員が引き渡しを指示したものについては、現場発生品調書を作成し、監督職員の指示す る場所で監督職員に引き渡さなければならない。(土木工事共通仕様書第1編1-1-1 7)
1.現場発生品調書記載例
様式-36 年月日:
主任監督員( 官職氏名)
○○長 ○○○○ 殿
受注者 ( 住所)
( 氏名)
( 現場代理人氏名) 印
平成○年○月○日 工事
における 下記の発生品を 引き 渡し ま す。
品 名 規 格 単 位
綱矢板 ○型○m 枚
付けをも っ て請負契約を 締結し た ○○○○○○
○○県○○市○○-○
○○建設( 株)
代表○○ ○○○○
○○○○