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線で北上するか、五所川原市から国 道 339 号線で日本海側を北上する方 法がある。また日本海側の能代方面か ら国道 101 号線を北上して来た人は、

鰺ヶ沢から県道 12 号線を使う方法も ある。

 小泊からの竜たつとまりラインは海岸線を しばらく走った後に山岳地帯の厳しい ワインディングがあり、これを抜ける と風力発電の風車が見えてくる。すぐ その先が竜飛岬である。

 駐車場に近いところに石川さゆり の 津軽海峡冬景色 の歌碑があり、

ボタンをおすと歌が流れるようになっ ている。観光客も大勢で、多くの人は この歌に迎えられての竜飛崎到着とな る。

 すぐ近くには日本唯一の階段国 道がある。車 が通れなく、歩いてしか通れない国道は、この 339 号線、ここのみである ( 写真 2) 。

 この階段国道のところを少し上がって行くと竜 飛崎の白く丸い丈の高くない普通の灯台がある。

そこには展望所があり、高い崖の上にあるので、

眼下に津軽海峡が見渡せ、北海道が意外と近く、

よく見える。近くには青函トンネル記念館もある。

津軽半島は津軽三味線の発祥の地で、五所川 原市金木町のある「津軽三味線会館」ではいつで も生の演奏が聴ける。また青森市や弘前市では居 酒屋でも郷土料理を食べながら、津軽三味線を聴 けるところが数か所ある。

 その他 金木町には文豪 太宰 治 の生家  太宰治記念館「斜陽館」があり、太宰ファンにとっ ては見逃しできない必見の場所である。

 本州最南端の潮は串本町にある。和歌山市 から国道 42 号線を南下するか、また は途中阪和自動車道を使い、後は国道 42 号線に合流するかである。JR 紀勢 線を利用するのがお勧めである。大阪 から特急を利用すると約 3 時間で串本 に到着する。

 潮岬につくと潮岬観光タワーがあ り、この上からの展望は極めて良く、

水平線が丸い、黒潮流れる太平洋が見 渡せる。その前には芝生の広場があり、

その先の海側に本州最南端の碑が建っ ている ( 写真 3) 。

 潮岬は台風の通り道にあり、台風の 時など気象情報の起点となる事で有名 である。灯台はここより少し西側にあ る。白く、丸く、丈のあまり高くない 普通の灯台であるが、石造りの日本最 ( 写真 3) 本州最南端の潮岬灯台

( 写真 2) 日本唯一の階段国道

古の灯台の一つである。らせん状階段は御影石造 りであった。そしてこの灯台は近畿地方では唯一 上まで登ることができる灯台である。

 串本には弘法大師の未完の橋と言われる有名な 橋杭岩 がある。これは奇岩で一見の価値がある。

串本から大島まで現在は立派なループ橋が架かっ ている。

 串本から少し北東へ熊野灘沿いに行くと、クジ ラで有名な太地がある。ここは我が国の捕鯨発祥 の地として知られている。くじら博物館には実物 大のクジラの模型もあり、展示資料も多く、一級 の博物館である。ここにある入り江を仕切った天 然のプールでは、他の施設ではイルカがするよう な曲芸を、全部クジラが行っているのは面白い。

勿論今でもクジラ料理は多く、昔懐かしい。

 那智勝浦は温泉と熊野那智大社と那智の滝で知 られる。那智の滝は本当にすばらしく、一度は見 ておくべきである。また勝浦はマグロの水揚げ港 として知られるが、生鮮のマグロの水揚げは日本 でも有数だそうである。

 その他少し内陸に入れば、熊野古道や川湯温泉、

湯の峰温泉、十津川温泉、龍神温泉など素敵な温 泉が多数ある。

 紀伊半島は見どころが多い。

 島根半島の西側に日・ ・ ・御碕がある。普通に国道 9 号線を走り、出雲市内で国道 431 号線から、県 道 29 号線に乗り換えれば日御碕に辿り着く。こ こは岬自体より日御碕灯・ ・台が有名である。多くの 人は出雲大社の参拝のついでに訪れるのではある まいか。

 ここの出雲日御碕灯台は単独にでもよいから是 非訪れてほしいものである。この灯台は高さが日 本一だけではなく、石積みの白亜の灯台で、その 美しさも日本一であろう。

石積みは日本の城造りの技術のノウハウが生 かされているとの事である。内側は煉瓦造りで、

二層構造になっているそうである。

 高さが約 44 mあるが、崖の上に建っているの で海面まではさらに高い。上からの展望はすばら しく、日本海を見渡せ、周囲のリアス式海岸の風 景もよく、そのうえ高度感も抜群であり、高所恐 怖症の人は足がすくむのではあるまいか。

 らせん状階段を上まであがり、最後は梯子様階 段を登ることになる。足腰の弱い人は勿論、スカー トをはいた女性はのぼらないことをお勧めする。

 近くには出雲大社、宍道湖、松江、大山や ゲ ゲゲの鬼太郎 の境港もある ( 写真 4) 。

 このように灯台の内部を公開し、上まで登れる 灯台を「参観灯台」と言うが、中国・四国地区で はこの出雲日御碕灯台と山口県の角島灯台だけで ある。

 ちなみに近畿地区では潮岬灯台、九州地区では 都井岬灯台のみである。

  はしっこ に行くのも面白いが、それに付き 物の 灯台 も場所により色や形がすべて異なっ ているので、これらを見て歩くのもまた面白い。

 尚、今回、潮岬方面は JR とレンタカーを利用 した。

( 写真 4) 日本一高い美しい日御碕灯台