事例検討研修 ~医療的ケアが必要なケースの地域支援連携について~ アンケート結果
① しぇあーどの見学・講話を通して学んだこと・感じたこと
②西から東から事例検討を通して学んだこと・感じたこと
・住んでいる地域、年齢によって必要な支援を受けられない。せっかく相談に行ったのにたらい回しになってし まう、支援はある程度整っているが、社会参加の場がなく孤立の不安がある…など、様々な課題があった。
・地域の特色や制度の運用・社会資源の違いを認識することができ、様々なアイデアや、必要な支援を受け るためのアプローチ手段などを助言をいただくことができた。
・「本人中心」が大切。
・あたりまえに学校に行くということも、様々決まりに阻まれ有効な手立てが得られない。
・どの地域も、学校(教育機関)との連携・関わりが難しい。
・東西それぞれの地域の特色や制度の運用・社会資源の違いを認識することができた。
・様々な会議やカンファレンスがあるが、ややすると連携を作るどころか、役割や責任の押し付け合いになっ てしまう。そのような場合は、「本人中心」からずれてしまっている。
・相互関係の中に在るということを忘れてはならないと思った。
・カンファレンスの本当の目的は、みんなで「本人の声や気持ち」に寄り添い続けること。
・壮絶な人生を歩んできたであろう母親と男児にしかわからないことはたくさんある。こういう状況になった時、
どんな感じか、思い描くことは容易ではないが、子どもと家族を理解しようと努力し、逃げずに寄り添い続ける ことが大切だと思った。
・ 2 つの事例を通して、目の前にいる子どもと家族に必要なことをする、という支援の本質的なことを実践して
いる方々の凄さを感じた。
③今回の研修を通して自分の気持ちや考え方がどのように変化したか
・インフォーマルサービスの活用や自費のサービスをうまく組み合わせる工夫と、協力者を増やす努力も必要であ る。
・課題だけに目を向けるのではなく、できる方法を見出すことで生活も豊かになるという気持ちをもって、攻める姿 勢であっても責める言動はせずに柔軟に働きかけていきたいと思います。
・同じ想いを持った仲間がたくさんいることがとても心強いと感じた。
・自分の仕事を振り返る機会となった。
・障がい理解を拡げ、必要な社会資源開発に繋げられるよう、あきらめずに働きかけていきたい。
・あたりまえの生活を実現していくため、本人主体・相互主体を常に意識して「この人になら相談したい」と思われ るような相談員でありたい。
・本人の想いに添って必要なことは必要とあきらめずに発信し続けること、共感してくれる仲間を増やして、新たな 支援を生み出していくこと、一つ一つ積み重ねていくことが大切だと思った。
・自分の今の立場で、使命感を持つ仲間、そして、奮闘している関係機関の人々の支えに少しでも自分がなりたい と改めて思った。
・「できない、できない」と考えるより、「楽しい、ワクワク」を考えていきたいと思う。
・しぇあーどで感じてきた空気感を忘れず、当事業所でも、宇都宮市でも、栃木県でも、実現していきたいと思った
。そのことで地域が変わる予感さえした。
・自分の今の立場で、使命感を持つ仲間、そして、奮闘している関係機関の人々の支えに少しでも自分がなりたい と改めて思った。
・広く柔軟な視点で「本人」を認め、視たり、聴いたりしながら必要なオーダーメイドのフレームを考えていける支援 者になりたいと強く感じた。
・利用者様の 24 時間を支えるために、まだまだ、経験や知識が不十分である。しかし、どんな状況でも利用者様の 立場に立って、本当に必要なもの、本人・家族の悲鳴をいつでも汲み取り対応出来るような事業所になりたいと思 う。
・その方にとって、当たり前の生活とは何なのか、ということを改めて考えるようになった。
6 、まとめ
今回この視察研修を通し、「しぇあーど」が、どのような取り組みをしている のかを実際に見て、聞いて、話し合うことで、今自分たちが抱えている問題 への課題や、解決策が見えてきた。
重度の障がいを持っている方を支えるサービスや、制度はどの地域でも 不足している。その中でどのようにやっていくか、どのように地域・社会を 変えていくかを考えるのが大切であり、「当たり前の暮らし」「本人主体の 考え方」を改めて考える機会となった。
「しぇあーど」の 24 時間ケアから学ぶことは多く、生活を支えるためには とても必要なサービスであることを知った。
「居ること」が大切。その方の存在が、地域を豊かにしていることに、改めて 気付くことが出来た。
今回の研修を通し、栃木でも「しぇあーど」のように、当たり前の暮らしが
誰でもできる地域づくりをしていきたいと思う。
ドキュメント内
障害児者の地域生活を支える多職種ネットワークの構築 〜夢のあるライフプランづくりを目指して〜
(ページ 73-77)