第 6 章 Quantum cohomology
6.10 このとき、カップ積はこうなる
6.10 このとき、カップ積はこうなる
Q(a;b;c) = #f':S2!M2Mg;m(M;)j'(0)2N1; '(1)2N2; '(1)2N3g (6.47)
この特別な場合にですね 、カップ積は何かというのを考えるんです。Q(a;b;c)というのを考
えます。
a PD!N1 b PD!N2
c PD!N3 (6.48)
今、aのPoincare dualを N1,b のPoincare dualを N2, cのPoincare dualを N3 とします。
そうすると 、これは数であって、|もう一回書きますと | 'という、S2 から M であって、
'(0)が N1に入って、'(1)が N2に入って、'(1)が N3に入っている。こういうものです。
(6:47)の右辺 3' '(S2) =Si2 (6.49)
こういう元を 'としますと、'(S2)というのは、何かのSi2 なんです。
N1;N2;N3はSi2とtransversal (6.50)
このですね、N1, N2,N3 を動かして、Si2 たちと全て、transversalにします。
dimNi= 4 (i= 1;2;3) (6.51)
今、一番、大事な場合は、Niの次元が全部4の場合です。そうすると、codimensionはそれぞ
れ2で、3つを足すと6なんですね。
N1Si2=N1=
Z
a (6.52)
N1と Si2のintersection numberを考えます。こいつは何点あるか。'のホモロジーは だか
ら、 で考えて、それにN1 をこうやったものですね。これは、 で N1のPoincare dualaと
いうやつを積分するわけです。こんな感じです。
ど うなっているかというと、今、ここに、Si2があるんですね。ここに、N1,N2,N3というの
が 、3つあるんです。今の場合、S2i とNj は有限個の点でしか交わらないんです。Njが4次元
で、Si2が2次元で、Mが6次元だから、有限個の点でしか交わらない。
図6.1: Si2と Nj との交わりを考える
6.11. Homology classが となるpseudo holomorphic curveの数を数える 177 N1\Si2の点
N2\Si2の点 N3\Si2の点
1
C
A1つずつ選ぶ (6.53)
そうすると、N1\Si2の点とN2\Si2の点とN3\S2i の点を1つずつ選ぶと、こういうものが 決まります。これ 、1対1です。もちろん 、この iと、こういうのを選べば 、決まるわけです。
)Q(a;b;c) =dh;aih;bih;ci (6.54)
そうすると、こういう数が分かって。d と各cohomology classに、h;ai掛ける h;bi掛け
るh;ci. こういう風に。要するに 、こういうものを計算しているんだと理解すればよくて。カッ プ積というのは 、こういうものなんです。これが一つです。
6.11 Homology class が となる pseudo holomorphic curve
の数を数える
d・・・これの計算に帰着
homology classが となるpseudo-holomorphic curveの数 (6.55)
結局、quantum cohomologyの計算というのは 、こういう、Calabi-Yauで 、6次元の CY = 0
の場合というのが一番大事なんです。これが計算できるケースです。これは、homology classが
である、pseudo holomorphic curveの数です。こういうのをど うやって数えるという問題に結局、
帰着している。
6.12
について
Fact 8C >0 #fjMg;m(M;)6=;; ! < Cg<+1 (6.56)
さっき、の定義を言い忘れたのをもうちょっとお話ししますと。任意のconstantCに対して、
の集合であって、Mg;m(M;)がnon-emptyであって、しかも、!が C より小である。こ
れが有限集合。ということが知られています。
(6:56)の証明は Mg;m(M;)のcompact性の場合と同様 (6.57)
これは、こいつのコンパクト性の証明と大体同様なものです。なぜかというと、'が 、ここに含
まれていたらば 、'と !の積分、エネルギーの 'が C より小さいとき。これは、何に等しかっ
ンパクト性。有限集合。
fja;b: x; a[b6= 0; ! < Cg:有限集合 (6.58)
こうなんですね。a,bをxしたときに、a[bが0でないようなであって、それで、!
があるconstantCより小さいというのは、有限集合である。
:=
(
Xcq
c= 0; ! <0; c= 0; != 0; 6= 0;
)
(6.59)
そこで、の正しい定義はこうです。ちょっと最初に書き間違えたのを書き直しますと 、qの 乗の1次結合ですね。但し 、係数c は0で、!が0より小で。で、cがやっぱり、0で、
!が0で、が0でない。
8C #fj! < C; c6= 0g<+1 (6.60)
さっき書いた、この条件は何かといいますと 、任意のconstantに対して、 の集合であって、
と !の内積が Cよりも小さくて、cが0でないというのが 、有限集合です。何かごちゃごちゃ 言いましたけど も、まあ、こういうのがある。これが有限集合というのを使うと 、これがここに 入っているというのが分かる。