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表‑63,A.ジベレリンによるスギの花陛分化硼 犬況

Table  63,A.Details offlower sex reversal in CTυ οη9TJα  Japο″Jca by spraying

ith gibberellin* (5個体の調査結果)

Treatment

数 蝉    回

︐ranch.

潟ireated

調

No of shoots investi‐

3ated

H4性 を着生 した枝 の数

 of 雌性花

を着生 した緑 枝の数 No of shOots with

femi‐

nized flowers

数  鰯

‑64 

スギの花性分化の化学調節の方法

Table 64,Mehods Of chemical contrOl of flower sex differentiOtion in CTypttο η9TJa力pοηじCa

   Treatment

   Conc/entration

(ppm)

散布 回数

 of spraying

散 布 時 期 Period of spraying

(月m d,)

供試木 の数

trees used

 

 

Effect ol sex reversal 1号

No l

2号

No 2

3号 No 3

対照 (摘)5nt, 3

単 用 処理 Single spray

尿 素 Urea 10,000 3

GA 10

50

3

8 21 ‑ャ 9 15 3

+

IAA

・0 00

4

3.22

3

NAA

・0 00

4 8 22 9,18 3

2,4‑D

・0

︲00

4 8 22 〜 9,18 3

併 用 処理 Dual sprays

GA+尿素 (U) 10‑110,000

50‑卜10,000

3+5 GA:   8.21〜 915 u  :      8.22 9,21

3

+

GAttIAA 10+ lo

10‑1100

3+4 GA:   8.21〜 9.15 lAA:     8.22  〜 9,18

3

GA ttNAA 10‑卜 10 10+100

3+4

雌 は 

8 21 ‑ 9.15 8 22 ‑ 9.18

3 +

GA+2,4‑D 10‑卜 10

10‑卜100

3+4 GA:    8.21〜 9,15

2,4‑D: 3.22〜 9,18

3

あるいは

IAAの

併用はジベレリンと尿素の併用に比べ て効果は劣 るが,ジベレリン単用よ りは雌性花の着生を促 進 した。

 IAAは

側ppmで併用効果が認め られた。

NA

Aは10ppmで 効果があづたが

,高

濃度ではかえってジベ レリンの作用を抑制 した。

2,4‑Dは

ほ とん ど併用効果 が認め られなかった。

以上の結果か ら,ジベレリンと尿素

,IAAあ

るいは

N AAの

併用処理はジベレリンの単用よ りも雄花の雌性化 を一層促進する。これ らの うちで,ジベレリンと尿素の 併用処理が最 も有効であることがわか った。

2.カラマツの花性分化の化学調節

A.材料 と方法

10年生 カラマツ (蒜山演習林植栽)を使用 して実験を

行なった。5月か ら6月に前述のⅢ

‑2, 2と

同様の方 法によ り幹に環状象U皮処理 をして花芽分化を促 した後,

雄花の着生 した個体を選びだ し次の処理を行なった。

ホルモン剤処理 :使 用 した薬剤はナフタリン酢酸ソー ダ

(NAA),GA3,GA7お

よび2‑クロロェテル ト

リメテルアンモニウム塩

(CCC)で

ある。処理方法は 表‑66の 如 くである。施肥量は 1個 体当た り100〜4∞m9

(ただし

CCCは

2W)で,半量ずつ 2回

,7月

29口と 8月20日に樹幹に処理 した。第 1回 目は水溶液あるいは 50%ァ ルコール溶液 として樹幹の第2象J皮(2 cm幅に 環状黒J皮)から吸収 させたが

,水

溶液の注入は容易でな いこそがわかったので

,第

2回 目はラノリン軟膏 として 材部に塗布 した。

         

表‑65.スギの花性分化 におよぼす薬剤 の影響

Table  65, Chemical control of flower sex differentiation in CT卸 とοπεTJαゴ叩ο,どCa

表‑66.カ ラマツの花性分化の化学調節の方法

Table  66. Methods of chemical control of flower seX dttfferentiation in La rヴ ″′9pオο′θP,s  

Treatment

(ppm)

調査緑 枝 No of

s hOOts investi―

gated

雌 性花 を 着生 した 緑 枝 の数 No of

s hoots with femi―

nlzed flowers

1緑枝 当 た り着 花 No of

fユowers per S hOot

雄花 に固 定 した花 の数 No of

fixed malo f10wers

葉芽 に発 育 した花 の数 Nll of flowers which develop‐

ed into foliar buds

No of feminized flowers per shoot

雌 性花率

% of

feminized llowers

部 分 的 Partial

全 面 的 Complete

 

Total

 照 COnt.

GA 10 GA 50

GA10+尿 (U)10,000 GA50+尿 (U)10,000

GA10+IAA 10 GA10+IAA 100 GA10+NAA 10 GA10+NAA 100

0 5 4 5 5 4 4 4 0

15.2 14.4 16.3 10,0 10.2 12.2 10,8 10.0 11.5

14 2 12.3 15,3

58

4.5 10.8 8.2

58

11.5

1.0 0 0 0 0 0 0

08

0

0

21

1.0 3.8

32

1.4 1.4 1.6 0

0 0 0 0,4 2.5 0 1,2 1.8 0

0 2.1 1,0

42

5.7

14

2.6 3.4 0

0

146

6.1 42.0 55 9 11.5 24.1 34,0 0

使 用 薬 剤 Chemicals used

1個体 当た り施 用量 Qual■tity applied per tree

1回 lst treatment 2回 2nd treatment 処 理月 日

Date treated

(md)

 

 

Quantity applied

 

Method

処理月 日 Date treated

(m d.)

 

 

Quantity applied

 

Method

NAA GA3 GA7 CCC

100 1ng 400  100  400  100  300  2 ml

7月29日 50 mg 200 

50  200  50  100  l ml

lζ:息

:1掌

::

1鸞 錦

8月20日 50 mg 200  

50   200   50   200   l ml

各々を少量の ラノリ ンにとか し,第2剣

皮部直上の幹 に2 cm 幅で環状剣皮 してぬ りつけ,樹皮 をはめ 込み,テープで しば

処理位 置は,ホルモン剤の移動状況がわかるように,木 のほぼ中央部 とした。

檎頭切除 :花芽分イヒ後の7月29日に補頭 を約lmき り すてた。

枝の剪定:ホルモン斉Iを処理 した木について

,処

理部 の上部あるいは下部の枝を剪定 した。剪定は

,花

芽分化 後の7月29日に行ない, 1次枝の当年〜 1年 生の部分お よび側枝の当年生の部分を全部 きりすてた。

B。 結 果

実験の結果は表 ‑67の 如 くである。

GA?と

CCCの

処理 を除き,唯花の着生が認められたが,

NAAの

処理が最 も有効であった。すなわち

,NAAm

m9区2101m,4∞孵区で61個の雌花が 1本 の木に着生 したc

C Aaと檎頭切除の効果は顕著でなかった。また枝の剪定

の効果は認められなかった。剪定処理では逆に雌花の青

︱ I

(115) 表‑67 カラマツの花性分化 に対す る人工処理の効果

Table  67. Effects of artificial treatments on flower sex differentiation in fFITぢ π  ιθοど9pげG

1)枝下高で示す。

 2)1本

の全着花数を,ま

生数が減少 した。幹に対する環状象J皮の単独処理では

(前述のⅢ

‑2, 2の

実験),H4花は 1個 体当た りせいぜ い 1〜 2個 しか着生 しない。 したがって

,NAAの

処理 による著 しい雌花数の増加は明 らかに

NAAの

影響によ るもの と思われる。薬害はいずれの場合 もホルモン剤処 理部 よ り上部に現われた。c A7区では処理部より上部が 枯死 した。 これは第 1回 目の処理のさい50%ア ルコール 溶液を用いた (G A7は水にとけないので)ためであると 思われる。次いで

NAA4∞

9区に薬害が強 く現われ∫処 理部 よ り上部の技や芽の一部が枯れ,また翌春の発芽が 抑制 された。

NAAm■

9区およびCAュ側m9区で も多少薬 害がみ られた。また薬液の注入によって剣皮部のカルス の形成が阻害 された。

着花状況についてみると(表

‑68,69),GA処

理区で

は処理部より上部の枝に雌花がみられたが

,NAA処

理 区では上部 と下部の両方に雌花が着生 した。 しか し

,下

)内 は着花した1決伎の数を示す。

部の枝にはわずかで,大部分が上部の枝に着生 している。

ホルモン剤処理部より上部を三つに区分 した場合

,雌

花 は中部に最 も多 く,次いで下部,上部の順になっている。

枝 における雌花の着生状態についてみると

,CA区

と補 頭切除区では 2年生の部分のみ雖花が着生 しているが,

NAA区

では 2〜 4年生の部分に着花 した。N A Al∞皿9

区では,雌花は処理部直上の枝では 3年 生の部分に,上 部の枝では 2年生の部分に最 も多か った。次に枝の次数 との関係であるが

,一

般 に雌花は 1次枝のなかほどか ら 上の部分か らでた 2次枝に多いが,樹冠上部の枝では1

次枝に もみられた。すなわち

,処

理によって受ける影響 の程度や樹冠の位置によって花の着生の状況がちがって

くる。

以上の結果か ら

,NAAの

処理はカラマツの唯花の着 生 を促進す る。

NAAの

効果は主 として処理部 よ り上部

に現われることなどがわかった。

処 理 区 Treat―

ment

画 ﹈