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■参加者数

■一般利用者数

□視察

□計

4月  6月  8月  10月 12月  2月

図23  プログラム参加数と利用者数

   平成13年4,月から平成14年3,月まで、月曜日は休館日である。

1)里地・里山とは、都市域と原生的自然との中間に位置し、様々な人間 の働きかけを通じて環境が形成されてきた地域であり、集落をとりまく 二次林と、それらと混在する農地、ため池、草原等で構成される地域概 念である。一般的に、主に二次林を里山、それに農地等を含めた地域を 里地と呼ぶ場合が多いが、言葉の定義は必ずしも確定しておらず、本研 究では全てを含む広義の概念として「里山」という言葉を使用した。

2)1969年に米国で環境政策を方向づける国家環境政策法(National Environmental Policy Act:NEPA)が成立し、環境行政において「開発に 伴う環境・生態系への影響を緩和する」意味で説tigation(以後、ミテ

ィゲーション)環境影響緩和策(1978)として使われている。

3)ミティゲーションは、干潟・沼地の埋め立て・改変などの開発行為が、

生態系や自然環境に影響を及ぼすと考えられるとき、開発による悪影響 を軽減するために取る補償措置や代替措置のこと。近年,日本では人為 的に生態系を復元・創造することによって,開発による生態系の消失を 代償するという代償ミティゲーションが注目されつつある。1997年に環 境:影響評価法が成立し、1999年6,月11日より全国的に実施され、環:境 影響評価制度上、始めてミティゲーションの概念が明確に規定された。

4)コウホネ類の扱いについて、ヒメコウホネは「日本水草図鑑」(角野 1994)によれば、①通常葉が浮葉であること②沈水葉が細長くないこと

③花(柱頭盤)の構造的特徴などによりコウホネから識別される。

 やしろの森公園内に生育するコウホネ類の中には、これら①〜③全て においてコウホネと判断されるものと、①②についてはヒメコウホネの 特徴:をもち、③についてはコウホネの特徴をもつものとが見られた。

 そこで、前者をコウホネ、後者をヒメコウホネspとして扱った。しか し、ため池によりヒメコウホネspにも少し違いが見られた。今後の詳し い調査が期待される。

謝辞

 本研究を進めるに当たり、兵庫教育大学増澤康男教授には2年間にわた り、懇切丁寧なるご指導とご助言をいただきましたことを、ここに謹ん で深い謝意を表します。また、神戸大学角野康郎教授には、貴重な時間 を割いて水生植物の同定について丁寧にご指導くださいました。心より お礼申し上げます。公園の管理スタッフの方々は調査観察のために立ち 入ることを快く許可していただき、また、ボランティアとして活動に参 加している方々から様々なアドバイス・協力をいただきましたことを心 から感謝し、お礼を申し上げます。

 このような研究の機会を与えてくださいました兵庫県教育委員会、中 播磨教育事務所、姫路市教育委員会ならびに姫路市立大的中学校校長先 生並びに諸臣生方に厚く感謝の意を表します。

 本稿は、兵庫教育大学大学院 教科・領域教育専攻 総合学習系コー スにおいて、多くの先生方、共に学んだ、地域や校讐の異なる同僚の温 かいご助言を得て作成されたものです。皆様に心からお礼を申し上げま

す。

 今後は、学校教育の中で、今回の研究を通して得たことを実践し、さ らに研修を積んで参ります。

2002年12月20日 花 田 雅 博

引用文献

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片山雅男,1998,生き物の暮らし:方に学ぶ,自然のシステムに学ぶ生活環        境論(梅沢直樹ら共著),化学同人,53−86

北九州市企画局,1974,北九州市水稲;境保全基本調査報告書

角野康郎,1984,兵庫県東播地方におけるため池の水生植物,植物地理        分類研究32(2),127−135

角野康郎,1994a,日本水草図鑑,総合出版

角野康郎,1994b,兵庫県におけるため池の水生植物の現況1,

       水草研究会会報53,1−7

角野康郎,1995,兵庫県におけるため池の水生植物の現況2,

       水草研究会会報55,13−16

角野康郎,1997,ウエットランドの自然,エコロギーガイド(角野康郎、

       二百正秀編),保育社,72−81

角野康郎,1998,ため池の植物群落一その成り立ちと保全,水辺環境の保全        (江崎保男、田中哲夫編),朝倉書店,1−16

武内和彦,2001,二次的自然としての里地・里山,里山の環境学(武内和彦        一編),東京大学出版会,1−9

田中 章,1999,生態系評価とミティゲーション,IAIA−Japanニューズ        レター Vo1,4NO3

ため池の自然懇談会,1994,ため池の自然学入門,合同出版

浜島繁隆,2001,ため池の自然一生き物だちと風景(土田ふみ、近藤繁生、

       益田芳樹共著),信山社サイテック,7−65

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