• 検索結果がありません。

■ 円

ドキュメント内 A  鋳造関係遺物 (ページ 42-45)

︱ I U

Fig.51 横櫛実測図 (1:2)

高 さ

cm

厚 さ

mm

0.55 0.52 0.55 0.55

0.50 0.55 0,85 0.45 0.53 0.55 0.45

0.50 0.45

0.45

0.55

0。48 0.59 0.35 0,66

0.60 0.50 0.55

0。44 0.51 0,65 0.50

0.39 0.43

0.41

0.64

  

イ ス ノキ

  

イ ス ノキ

  

イ ス ノキ

  

イ ス ノキ

   イ ス ノキ

  

14

15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32

5。2 3.1

3.5 2.8

6.3 8.0 3.7 8.8 8.4 4.2 8,0 8,4

5。9 7.4 5,9 4,7 4.8 6.3 3.2 6.1

6。9

9。3 5.8

3.3

2.2

2.6 2.4

30 27 43 26 29 27 27 23 33 27 26 34 30 31 35 34 32 28 27 SE1305

SE1305 SE1305 SEl SE1550 SE1555 SE1555 SE1555 SE1555 SE1555 SE1555 SE1555 SE1560 SE1560 SE1560 SE1560 SE1867

2.3 4.9 3.4 4.7 1.8 5,2 13,7 7.1 9,0

5。6 5,0 7.8 1.5 6.2 4.4 1.4 2.1 2.2 3.8

b

b

(幅は現存値

,歯

数は本

/3cm,分

類は背の断面形)

Tab.11横

櫛 寸 法 表

最 も狭 いのは16の

O.35mmで

あ る。 16は 最小 の横櫛 で

,歯

の厚 さも最 も薄 く

,歯

の密度 も

3cm

あた り43本 と他 に比 べ多 い。0。

35 mmと

い う間隔は

,す

くな くとも歯元の近 くでは

,歯

を挽 き 出す鋸 の幅 を示 す ものであ ろ う。参考 までに

,近

年 まで製作が続1/1られ て いる ツゲ櫛 の加工 に 使 われて い る歯挽 き用鋸 の幅 は横櫛 の ア ラ歯用 の

1.3mmか

,杭

き櫛用 の

O.35 mmま

で数

1)

種類ある。最 も薄い鋸の幅が出土品にみ られ る歯の間隔の最 も狭い寸法 と一致することは興味 深い。

 

(12,Fig.521)縦

長の板材の一端か ら長い歯を挽 き出 した櫛。他端は弧形を

た て ぐ し つ連ねた形につ くり

,中

央の両側辺を弧状に決 って

,握

り部分 とす る」歯の切 り通 し線は直線

状であるが

,亥

」線を施 してはいない。歯 の部分は左右端を欠 き

, 3本

の歯が残 る。本来は11本

2

Fig.52 

竪櫛 の出土例 (1 :3)

1)石

川裕子「 つげ櫛職人」『埼玉県立民俗文化センター研究紀要』第 3号

1984,pp.1〜

32。

′′J

ま げ も の

か き し ぶ

前後 であ った と推定 され る。 歯 の密度 は

3mmに

つ き

1本

鋸 で挽 き出 した のち

削 って 厚 さ 2〜

3mmの

扁平 な板状 に仕上げ

,先

端 は剣先状 に尖 らせてい る。長 さ

16.5cm,握

り部 分 の幅

3.lcm,厚

1.5 cmo SE2020出

土。 ツゲ材。

本例 に類似 した竪櫛が平城官

6AAD区

基幹排水路

SD2700か

ら出上 してい る (Fig.522)。

それ に比べ る と本例は粗製 で分厚 く

,歯

の密度 も粗 い。 また平城宮

6ABP tt SD3715か

らも

2)

同 じ位の大 きさの竪櫛が出上 している (Fig.52‑3)。 これは一端に太 くて長い歯を

他端に細 く短い歯を挽 き出した精製品である。

D容 器 ば L.46〜

48・ 50)

円形曲物 (33〜

51)円

形曲物は13基の井戸か ら合わせて16点

,SK1886か

3点

出土 し た。完形品は少な く

,多

くは底板 と側板が分解 している。底板は原則 として正円形であ り

,中

でも43では

,正

円形につ くるために

,周

縁端部に施 した コン′くスに よる亥」線が部分的に残 って いる。それに対 して33や 38のように

,底

板の直径が部位に よっては 0.5〜

1.lcmも

異なるも

のがある。使用材は

,35の

底板がスギ材

,ほ

かはすべて ヒノキである。

底板の大 きさは

小 さいもので 直径9。

lcm, 

大 きいもので

33.9cmあ

る。 大半は15〜20

cmの

間にあるが

はっき りとしたまとま りはみ られない。いずれ も底板を側板の内側にはめ 込み

,側

板の上か ら木釘を打ち込んだ釘結合曲物である。33・ 34・ 36・ 38は容器の内面に柿渋

3)

様の塗料を塗 っている。

円形曲物の 完形品は

4点

ある。

33は

側板の上縁端部が 土圧で 変形 し大部分を欠失 しているが

,高

14.Ocmに

復原できる。側

板は重ね合わせ部分で樺皮紐を使 って綴 じ合わせる。側板の綴 じ た

 

合わせは

2箇

所で

, 1列

5段

綴 じと

1列

3段

綴 じである。側

 

板は板 日材の薄板で

,内

面に純平行線のケビキをいれ る。底板 と は 8カ 所に木釘を打ちこんで接合するが

とくに側板の重ね合わ

Fig.53円

形曲物34の接合法

 

せ部分に

2本

ずつ接近 させて

2箇

所に打ちこんでいる。 この曲物

1)奈

良国立文化財研究所『昭和61年度平城概報』

1987, p.21。

2)奈

良国立文化財研究所 『平城官報告XI』 1982,

p.196。

3)柿

渋 とい うのは,  とくに渋味の強い柿か ら抽出 した もので

,そ

のまま塗料 として用いた り

,油

,

,糊

などと混ぜ 合わせて, 防腐や 防水の ため に

,紙

や布

,木

材などに塗 られた。文献史料で,

柿渋の使用の形跡が確かめ られるのは

,鎌

倉時代 に成立 した『源平盛衰記』の中にみ られる「渋塗 りの立鳥帽子」 とい う記述が最 も古い。(稲見聖 子 「赤山渋の生産 と流通」『埼玉県立民俗文化セ ンター研究紀要創刊号』1984,7,pp.81〜■4)。

4)曲

物側板の綴 じ合わせ方法の表記は奈良目立文 化財研究所『木器集成図録

 

近畿古代篤』(前)

/77

の次の記述に従 う。「 まず 側板の外面に あ らわれ る樺皮綴 じを 1列 綴 じと2列 綴 じに区分す る。1 列にしろ 2列 に しろそれぞれの列が何段の樺皮綴

じで構成 されているかに よって, 2段とか 3段 と よびわける。つぎに樺皮綴 じの綴 じはじめ と綴 じ 終 りが

,側

板の上下縁外側なのか

,そ

れ とも上下 縁の内側かに よって

,前

者を外綴 じとよび後者を 内綴 じとよびわける。 また上下縁のいずれか一方 が外綴 じで一方が内綴 じの場合は例えば上外下内 綴 じとよぶ ことにする。

 

このように して 以下で は, 1列内 3段 綴 じ, 1列外 4段綴 じ, 1列上外 下内 3段 綴 じなどとよびわける。 2列 の場合には 側板外面の端に近 いとまうを前列 とし

,遠

いほ うを 後列 として例えば前上外下内 3段 後内 2段綴 じと

よぶ ことにする。」(同pp.47・ 48)。

容器の内面には全面に柿渋様の塗料が塗付 されている。SE 1555出 土。外径17.1〜 18.2cm。

34は側板の下部にも う一重の籠をはめた釘結合曲物。側板の綴 じ合せは

2箇

, 2列

前上外 下内

5段

・後上外下内

4段

綴 じと

1列

3段

綴 じである。籠は 幅が

3.Ocmあ

る。 絋の綴 じ合 せは

2箇

所で

, 2列

前外

2段

・後内

1段

綴 じと

1列

2段

綴 じ。底板 との結合木釘は

7箇

,

ほば等間隔に打ち込んでいる。なお側板 との密着をはかるために

,側

板の囲側面を浅 くくばま せている(Fig.53)。 内面には全面に柿渋様の塗料が塗 られている。側板は柾 目材

,縮

は板 目材 である。

SE2020か

ら出土 した。外径17.0〜

18.2cm,高

10.9cmで

ある。

35は内面全面 と側板外面

,底

板外面の広い範囲に黒漆が厚 く付着 している。漆容器 として用 い られた釘結合曲物。伐1板の綴 じ合わせは

2箇

, 1列

上外下内

5段

綴 じと

1列

2段

綴 じで ある。底板 との釘結合穴は

,該

当部分が漆で厚 く被覆 されているので確認 しに くいが

,ほ

ぼ等 間隔に

5本

の釘が打ちこまれていると推定 され る。

SE 2070出

土。外径23.1〜

23.8cm,高

5。9cm。 この曲物の側板は,他 と同様に ヒノキの薄板が使われているが,底板はスギ材である。

36は曲物柄杓の身で

,柄

は残 っていない。側板の綴 じ合わせは

1箇

所で

, 2列

前上外下内4 段・後上内下外

3段

綴 じ。側板重ね 合わせ部分の上寄 りに

, 1.5cm四

方の方孔をあけて柄孔

とし

,対

応位置のほぼ中位に直径

0.6cmの

円孔を貫通 させている。内面全面に柿渋様の塗料 が塗付 されている。

SE2020か

ら出土 した。外径 13.6〜

14.Ocm,高

10.8cmで

ある。なお 年輪年代測定の結果

,こ

の底板の最外年輪年代は

716年

であることが知 られる。

長方形曲物 (52・

53)四

隅を丸 く切 り落 した 長方形の底板に低い側板を 結合 した もの で

,折

,折

櫃 とよばれるもの。52は側板の大部分が破損 しているが

,ほ

ば全形を復原す るこ とができる。側板は底板の周縁のやや内側に置いて樺皮紐で結合 し

,底

板の長辺に各

2箇

,

短辺に各

1箇

, 2孔

一対の結合孔があ く。側板の位置には浅い溝状のアタ リ痕跡が残 ってい る。側板の内面四隅に縦平行線のケビキがはいる。 スギ材。

SE 2020出

土。長 さ

24.Ocm,幅 19 cm以

,高

5.6cm。 53は52よ りも大型の長方形曲物の底板の破片。側板 と結合子し一対 があ り

中に樺皮紐が残 る。底板の厚 さ0.8cm。 ケンポナシ材。

SE 1315か

ら出土 した。

 

(54)円

形 の板状品で,スギの板 目

材 の木裏側 の周縁 を斜めに削 り落 して縁 端 を鋭 く つ くる。容器 の蓋 として使用 した ものだ ろ う。

SE

1917から出上 した。直径

15.6cm,厚

さ1.0〜 1.2

cmで

あ る。

大型 曲物 (55〜

62)長

径が

60 cmか

ら 70

cmに

お よが 大型 の曲物 で

8点

あ る。 その うちの

7点

はSE 1870の井 戸側縦板 として再利用 されて いた もので

,い

ずれ も縦方 向に害Jれた破 損 品 であ る。62は

SE1867か

ら出土 。側板を残す のは60・

61の

2点

だけ。底板 の加工 は

,長

径 方 向にや りが んなで削 って ととのえているが

,表

側 と比較 す る

,裏

面 の整形 は粗略 で あ る。

側板 と底板 の結合 は

,底

板 よ りひ とまわ り小 さ

直径

cm厚

cm釘

穴数 木取

うるし容器

ひ し ゃ く

 

 

き お りゅうず

33

34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51

SE1555 SE2020 SE2070 SE2020 SE1550 SE1335

SK SK

ドキュメント内 A  鋳造関係遺物 (ページ 42-45)

関連したドキュメント