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機関名 佐賀県果樹試験場 部署名 落葉果樹研究担当 記入者氏名 福田浩幸

電話番号 0952-73-2275

e-mail [email protected] 品目

技術名

特徴

活用が想定される場面

(または、当該技術の活用によって 解決が期待される課題)

特許権、実用新案権の有無 登録年月日

※特許権、実用新案権が有の場合 登録番号

※特許権、実用新案権が有の場合 普及状況

(普及している地域、面積、その他参考 情報を記載願います。)

開発機関名

佐賀県伊万里地区を中心にナシ部会を中心とした大苗の集団育苗が行われてお り、平成25年は約3000本の苗の育苗が行われています。

佐賀県果樹試験場 果樹

ナシの大苗育苗を利用した根底制限栽培による早期成園化

○大苗育苗方法

ナシの大苗育苗は、不織布製ポット(25ℓ)にピートモス等を混和した土壌を利用 しそこに植え付け、一年間育成する方法です。

・ポットへの苗木の定植、設置

ポットの大きさに合わせて深さ30 ㎝ほどの溝を掘り、ポットを並べ、植え付けま す。

植付け後は必ずかん水を行って、麦ワラを敷き、支柱を立てておきます。この苗を 1年間育苗することで細根が多い2年生の大苗を育成します。

○根底制限栽培

根を水平方向に動きやすく誘導するため、透水性の防根シートを使った根底制限 を行う方法です。

① 直径1m、深さ30 ㎝の植え穴を掘り、透水性の防根シートを敷きます。

② ポット育苗した苗をシートの上に乗せ、植え付けます。

③ 植え付け土壌はピートモス、石灰、よう燐を混和したものを利用します。

④ 植え付け後は必ずかん水を実施し、麦ワラをのせておきます。

このように大苗を利用した根底制限栽培を行うことで、生育が促進され、結実まで の期間を2年程度短縮し、早期成園化を行うことができます。

ナシの高樹齢化が進む中、通常の1年生苗を利用した改植では結実までに年数 がかかるため改植が進まないのが現状です。今後改植を推進するためには、より 効率的な改植方法での取り組みが必要であり、大苗を利用した本技術は、有効な 方法であると思われます。そのため関係機関が一体となった取り組みを進める技 術として積極的に活用が図れるものと思われます。

大苗育成に利用する不織布製ポット

3030

30

大苗育苗における管理方法

・誘引作業

・定期的な灌水

大苗生育状況

根底制限栽培の植え付け方法と効果

不織布製ポット

・防根性

・透水性で地中への埋設可

・展開するとシート状に → 根底制限可能

施肥効果 が高まる マルチ被覆効

果が高まる

機関名 佐賀県果樹試験場 部署名 常緑果樹研究担当 記入者氏名 夏秋道俊

電話番号 0952-73-2275

e-mail natuaki-michitoshi@pref.saga.lg.jp 品目

技術名

特徴

活用が想定される場面

(または、当該技術の活用によって 解決が期待される課題)

特許権、実用新案権の有無 登録年月日

※特許権、実用新案権が有の場合 登録番号

※特許権、実用新案権が有の場合 普及状況

(普及している地域、面積、その他参考 情報を記載願います。)

開発機関名 備考

現在、一部の現地で実証試験を実施している段階であり、今後の普及が期待され る。

佐賀県果樹試験場 果樹

隔年交互結実栽培技術を活用した「清見」の完熟栽培

「清見」はを4月まで樹上完熟させることで、糖度が高い高品質な果実を生産する ことができるが、隔年結果により生産が不安定となる。そこで、温州みかんで実践 されている隔年交互結実栽培を活用し、人為的に生産樹、遊休樹をつくり、毎年 交互に生産させることで、高品質な果実の安定生産が可能となる。

品質が不良で価格が低迷している「清見」の高品質化を図ることができ、高単価 での販売が期待できる。また、規格外の果実であっても糖度が高いため、加工用 としての用途も可能となる。これらのことから、生産農家の所得向上を図ることが でき、経営安定につながる。

隔年交互結実栽培を利用した清見の完熟栽培

〇園地を半分に分けて1年毎に交互に生産

〇慣行栽培の約1.5倍の着果

〇4月上旬まで樹上着果

生産年 遊休年

300 350 ア

m g

アミノ酸含量(酸味) アミノ酸含量(甘味)

アミノ酸含量(苦味)

13.2 13.6 糖 度(

栽培法の違いによる収量及び青果重量の比較

( 4 月上旬時点)

隔年交互は30本/10a、慣行は60本/10aで試算 0

1 2 3 4

隔年交互 慣行

t / 1 0 a

収量 青果重量

高品質果安定生産

生産樹本数を半分に し て も 慣行と 同 等 の 収量!

機関名 佐賀県上場営農センター 部署名 研究部

記入者氏名 山口正洋 電話番号 0955-82-1930

e-mail [email protected] 品目

技術名

特徴

活用が想定される場面

(または、当該技術の活用によって 解決が期待される課題)

特許権、実用新案権の有無 登録年月日

※特許権、実用新案権が有の場合 登録番号

※特許権、実用新案権が有の場合 普及状況

(普及している地域、面積、その他参考 情報を記載願います。)

開発機関名 備考

果樹

ハウスミカン園で発生する‘にせ黄斑病’に対する防除対策

 春芽利用型ハウスミカン園では,展葉中期(発芽20日後)以降に1~2回無機銅 剤を散布することで‘にせ黄斑病’の発生を抑制できる。夏芽利用型ハウスでも新 梢伸長期に銅剤が散布されている場合には発病が少ない。

新梢伸長期にボルドー液を使用する場合,石灰による葉やけや穿孔等の薬害 の発生を防ぐためにパラフィン系展着剤(アビオンE)を1,000倍で加用する。

 夏芽利用型ハウスでは,銅剤との近接散布でビーエー液剤の効果が低下する ので,銅剤散布からビーエー液剤散布までの間隔を最低60日以上確保する。

‘にせ黄斑病’発生のハウスミカン園。‘にせ黄斑病’の多発によって落葉が著し い場合には加温停止に至ることから大きな問題となる。

機関名 熊本県農業研究センター 部署名 果樹研究所

記入者氏名 杉浦 直幸 電話番号 0964(32)1723

e-mail [email protected] 品目

技術名

特徴

活用が想定される場面

(または、当該技術の活用によって 解決が期待される課題)

特許権、実用新案権の有無 登録年月日

※特許権、実用新案権が有の場合 登録番号

※特許権、実用新案権が有の場合 普及状況

(普及している地域、面積、その他参考 情報を記載願います。)

開発機関名 備考

果樹

カンキツのチャノキイロアザミウマ発生予察の精度向上

 チャノキイロアザミウマの適期防除のためには発生予察が有効であり、既に静 岡県など主要カンキツ産地の県によって有効積算温度を利用した世代別の発生 ピークを予測するシステム(JPP-NET有効積算温度シミュレーション)が構築され ている。しかし、そのシステムを本県で利用するためには、現地での有効性を確 認する必要があったため、チャノキイロアザミウマの発生消長と有効積算温度に 基づく予測との適合性を調べ、それらのデータの活用法を明らかにした。

○研究の成果

 有効積算温度によってチャノキイロアザミウマの発生ピークを予測し、約5日間 隔の黄色粘着トラップ調査で発生量と発生ピークを確認することで、効率的かつ 精度の高い発生予察が可能となり、防除適期の目安として活用できる。

○普及上の留意点

・有効積算温度の算出に利用する気象データをアメダスから入手する場合には、

調査園地とそこから最寄りのアメダス地点の標高を考慮し、標高補正(0.55℃×

(アメダス地点の標高(m)-調査園地の標高(m)) /100)を行う必要がある。

・各世代の発生ピークがチャノキイロアザミウマの要防除水準(2.5頭/日/トラッ プ片面; 黄色粘着トラップの面積は20cm×10cm)以上に達した場合に防除を実施 する。

 薬剤感受性の低下したチャノキイロアザミウマが発生し、本虫による果実被害が 問題となっているカンキツ栽培地帯。

無 無 無

熊本県熊本市(JA熊本市管内)の温州ミカン栽培地域で普及。

 極早生温州(239ha)、早生温州(315ha)、普通温州(495ha)

 「平成23年産熊本県果樹振興実績書」より

熊本県農業研究センター果樹研究所

農業の新しい技術

カンキツのチャノキイロアザミウマ発生予察の 精度向上

農業研究センター 果樹研究所病虫化学研究室 担当者:杉浦直幸

近年、県内の露地温州ミカンの主産地でチャノキイロアザミウマの被害が多発し、商品果 率低下が問題となっている。チャノキイロアザミウマの適期防除のためには発生予察が有効 であり、有効積算温度を利用した世代別の発生ピークを予測するシステム(JPP-NET 有効積 算温度シミュレーション)が構築されている。しかし、そのシステムを本県で利用するため には、現地での有効性を確認する必要がある。

そこで、チャノキイロアザミウマの発生消長と有効積算温度に基づく予測との適合性を調 べ、それらのデータの活用法を明らかにする。

1.黄色粘着トラップの調査間隔を約5日間隔に短縮することで、チャノキイロアザミウマ の各世代の発生ピークが検出されやすい(図1Aと1B, 図1Cと1D)。

2.標高補正を行った有効積算温度による予測ピーク日と黄色粘着トラップによって検出さ れた誘殺ピーク日との偏差(日)は、平均で1半旬以内(5日以内)であり、有効積算温 度による予測ピークと黄色粘着トラップによる誘殺ピークは概ね一致する(表1)。

以上のことから、有効積算温度によってチャノキイロアザミウマの発生ピークを予測し、

約5日間隔の黄色粘着トラップ調査で発生量と発生ピークを確認することで、効率的かつ精 度の高い発生予察が可能となり、防除適期の目安として活用できる。

1.有効積算温度の算出に利用する気象データをアメダスから入手する場合には、調査園 地と調査園地から最寄りのアメダス地点の標高を考慮し、標高補正(0.55℃× (アメダス地 点の標高(m)-調査園地の標高(m)) /100)を行う必要がある。

2.各世代の発生ピークがチャノキイロアザミウマの要防除水準(2.5 頭/日/トラップ片面;

No. 658(平成24年5月) 分類コード 04-09 熊本県農林水産部

研究のねらい

研 究 の 成 果

普及上の留意点

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