(VTA)
E- fen ®
(頬粘膜吸収錠)
フェンタニル速放製剤
Abstral Abstral
®(舌下錠)
フェンタニル速放製剤使用の困惑
• 現場から
– 100µg から?
– ベース量との換算比は?
– 30 分後に評価して追加は 1 回?
– 1 日 4 回まで?
– それ以上の痛みは我慢するの?
– 記録は? 初回か追加か?
• どんな人に使うといいの?
• 今までとのレスキュー製剤との違い
フェンタニル速放製剤使用の学び①
•
初回投与– 100µgから:突出痛の大きさを評価 – ベース量との換算比
:突出痛の大きさは必ずしも毎回同じではない
× いつも同じ ×10分の1 6分の1 もしかしたら3分の1かも レスキューに必要な量もタイトレーションを行う必要性がある!
•
初回– 最小量から初める
– 30分後に評価して不足していたら追加
– 過量投与により呼吸抑制が生じやすい 副作用のうち傾眠には十分注意 行動抑制・呼吸抑制を避ける必要
初回+追加のセットを1日4回 それ以上の痛みはオキノームかオプソ
•
経過記録– 初回投与か追加投与かの区別を共有する
•
アドヒアランス– 望ましい使用方法・絶対避けなければいけない副作用の回避を検討 そのうえでよりよい除痛を目指す
フェンタニル速放製剤使用での学び②
• アブストラル®の特徴や使用方法理解 患者への適切な説明と応対
• 患者の観察と疼痛アセスメントの重要性 初期アセスメント
1回レスキューごとのアセスメント アセスメントの継続
• レスキュー換算表の使用は、新しい突出痛治療 の考え方にそぐわない
フェンタニル速放製剤使用の取組
• 医師との連携強化
病状の変化、持続痛のコントロール状況の確認
• レスキュードーズの使用状況の確認
• 突出痛治療の考え方のパラダイムシフト
ガイドライン・レスキュー換算目安表の改訂
Q&A の追加
様々な症状が重なる 終末期の苦痛の緩和
モルヒネが緩和するのは 単なる「身体の痛み」ではない
身体症状の出現時期
恒藤 暁.最新緩和医療学.最新医学社,1999
モルヒネの作用
• 様々な症状が重なる終末期の苦痛に適して いる
• 身に迫る生存を脅かす状況を緩和してくれる 薬剤
• 生存を脅かす事態を緩和
がんの存在、がんの増大による痛み 終末期の息苦しさ、身の置き所のなさ
疾患群別の予後経過
死亡 死亡 死亡
がん等 心・肺疾患末期 認知症・老衰等
Lynn J, et al. JAMA 2001
比較的長い間機能 は保たれる 最後の 2 ヶ月くらい で急速に機能が低
下する
急性増悪を繰り返し ながら、徐々に機能
が低下する 最後は比較的急に
低下する
機能が低下した状 態が長く続き、さら にゆっくりと機能が
低下する
機能 高い
低い
時間経過
EducationForImplementingEnd-of-LifeDiscussion
ドキュメント内
伊賀でその人らしく暮らすための事例検討会 〜持てる力を発揮するためにできること
(ページ 113-118)