因縁の対戦となった春季選手権 大会男子決勝は、佐賀北が粘る佐賀東を振り切り優勝を果たした。第 1P、両チーム ともにハーフコートマンツーマンでスタート。佐賀北は#4原口の高確率のシュート、#5岸川のスピードを生かしたドライ ブで加点する。一方の佐賀東は、速いパス回しから佐賀北のディフェンスのズレを攻め、加点していく。両者とも全く譲 らず、21対21の同点で終了。第 2P、佐賀北は第 1P同様、#4原口#5岸川を中心に加点していく。また、このピリオド#6一 ノ瀬のオフェンスリバウンドも光った。体を張ったオフェンスリバウンドから攻撃のチャンスを増やし、佐賀東を突き放し にかかる。何とかくらいつきたい佐賀東も、多彩な攻撃で応戦するが、キーマンである#20岩本のドライブが佐賀北の 高さを前に思うように決まらない。43対37と佐賀北リードで終了。第 3P、佐賀北は前半同様、#5岸川の強烈なドライブ を中心に加点していく。早く追いつきたい佐賀東は、粘り強いオフェンスで何とか佐賀北に食らいつく。このピリオド終 了間際#4岩本が早い攻撃からジャンプショットを沈め、最終ピリオドへ思いを繋ぐ。59対54と佐賀北リードのまま終了。 第 4P、後がない佐賀東は#4岩本がスリーポイント、ドライブと気持ちでシュートを沈める。対する佐賀北は、落ち着いて 佐賀東のディフェンスを攻め、佐賀東の猛追を振り切った。最後まで自分達のバスケットを貫いた佐賀北が、76対71で 佐賀東を下し、栄えある優勝を手にした。
さらに見せる
6
さらに読み込む