統計分析に関する調査研究」報告書

Top PDF 統計分析に関する調査研究」報告書:

「家庭の経済状況・社会状況に関する実態把握・分析及び学生等への経済的支援の在り方に関する調査研究」報告書(第5章)

「家庭の経済状況・社会状況に関する実態把握・分析及び学生等への経済的支援の在り方に関する調査研究」報告書(第5章)

さらに、情報ギャップという、大学進学情報とりわけ奨学金などの学生支援に関する情 報を学生・家計が十分受けていないのではないかという問題は、イギリスだけでなく、ア メリカや中国などでも大きな問題となっている。たとえば、アメリカでは、連邦政府の学 生支援に約4分の1の学生が申請せず、ペル給付奨学金の受給資格があるにもかかわらず、 約1割は受給していないという調査がある( Kantrowitz 2009)。また、イングランドでは、 2014 年度ですべての生活費給付奨学金の受給資格者のうち、42.5%が受給していない (ただし、それ以外の学生支援を受けている可能性がある) (SLC 2015)。また、大学進 学費用を過大に見込んでいるのではないか、あるいは学生支援の額を過小に見込んでいる のではないか、大卒後の期待所得を過小に見積もっているのではないかという問題である。 こうした情報ギャップへの対応に各国とも乗り出している。
さらに見せる

88 さらに読み込む

資料5-3 平成25年度「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」報告書その3(東北大学提出資料)

資料5-3 平成25年度「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」報告書その3(東北大学提出資料)

B 教育委員会訪問の後,B 中学校にうかがった。応対して下さったのは B 校長であった。B 中学校 の生徒達の様子をまずうかがったところ,「生徒達の質が高い」と言う端的なお答えであった。具体 的には,①授業中居眠りをしている生徒がいない,②勝手に立ち歩きする子がいない,③先生の話を 聞いて挙手して質問している,の 3 点をあげられた。言い換えれば「B 中学校では集団での学習が成 立している」ということであった。また,これらの点は,B 校長だけではなく,校外の第3者(大学 の研究者)からも同様の指摘をうけているとのことである。また,生徒達はおしなべて自分の意見を きちんと言うことができるという特徴もあるが,B 中学校の国語担当者によると,国語の論説文の理 解が高いことがその基礎にあるのではないか,また,さかのぼれば平成 25 年度の全国学力・学習状況 調査を受けた中学校 3 年生たちは小学校生の頃,指導力のある先生に 4 年間担任をしてもらっており, そのころの指導が生きているのではないかという見方もあるとのことであった。朝の会では家庭であ ったこと,帰りの会では学校であったことを文章で表現させて,また感想を話させる。総合的な学習 の時間を使って人にものを説明する練習などがそれである。
さらに見せる

34 さらに読み込む

先導的大学改革推進委託事業調査研究報告書一覧 「諸外国における奨学制度に関する調査研究及び奨学金事業の社会的効果に関する調査研究」報告書(2)

先導的大学改革推進委託事業調査研究報告書一覧 「諸外国における奨学制度に関する調査研究及び奨学金事業の社会的効果に関する調査研究」報告書(2)

授業料徴収システムの形成過程において,いくつか重要な改革が行われた。 1984 年,人材を 必要とする企業または部門は学生の養成を大学に委託し大学に養成費用を支払い,一方学生は 契約に従い卒業後その企業または部門に就職するというタイプの委託養成学生の募集が実施さ れ始めた。 1985 年 5 月,中国共産党中央委員会は『教育体制の改革に関する決定』を公布し, 高等教育について「大学の運営自主権の拡大,学生募集計画と卒業配属制度の改革,人民助学 金制度の改革,私費学生の少数の募集,大学の総務活動の社会化など」の改革案を打ち出した。 その後,委託養成学生のほか,養成費用を学生の家庭が負担する私費学生の募集も,ほとんど の大学で始めた。にもかかわらず, 1988 年,国公立大学の在学者における委託養成学生と私費 学生の比率はそれぞれ 8.1%と 2.7%にすぎなかった。つまり,約 9 割の在学者は依然として授 業料負担がなかった。しかも,ほぼ全員に無料の学寮を提供し,手厚い生活手当を補助した。 しかし,大学募集定員の増加につれ,無償かつ生活手当つきの高等教育は国の財政を大きく 圧迫するようになった。同時に,委託養成と私費学生の試行募集によって新たな人材養成パタ ーンが芽生え,大学で授業料を徴収することの可能性も試された。そこで,国家教育委員会を はじめとする三つの部門は, 1989 年に「普通高等院校における授業料,宿舎料および雑費徴収 の規定」を打ち出し,国家計画と市場調節という二つのコースに区別して,学生募集と授業料 負担の異なる基準を策定した。同年 9 月,農・林系と師範系以外の普通国公立大学では国家計 画に基づいて募集した普通本科・専科学生からも年に 100∼300 元の授業料と少額の宿舎料, 雑費を徴収しはじめた。一方,市場調節に基づいて募集した委託養成または私費学生からは年 に 2000 元前後の高い授業料さらに宿舎料,雑費を徴収していた。
さらに見せる

68 さらに読み込む

スポーツ政策調査研究 報告書 2-2スポーツ団体等の状況に関する調査

スポーツ政策調査研究 報告書 2-2スポーツ団体等の状況に関する調査

①日本体育協会 日本体育協会 日本体育協会 日本体育協会の の の の概要 概要 概要 概要 国民スポーツの振興と国際競技力の向上を目的とし、明治 44(1911)年に設立された。国民スポー ツ振興事業として、国民体育大会の開催(昭和 21 年~) 、スポーツに関する根本方針の確立、スポー ツ精神の育成、スポーツ関連団体との連携、スポーツ少年団の育成、指導者・クラブの育成、振興事 業の実施、スポーツ施設の研究調査・管理運営などを実施し、国際競技力向上事業として、国際的事 業の実施・援助、選手の競技力向上・コーチ育成、体力向上に関する研究調査、スポーツドクター養 成、スポーツ資材・用具の研究調査などに努めている。平成元(1989)年には、日本オリンピック委 員会(JOC)が分離・独立。オリンピック競技大会等への選手団派遣、競技者育成は JOC が担っている。
さらに見せる

58 さらに読み込む

講義のあらまし 1 兵庫県統計課の情報提供の現状 2 統計データのとらえ方 3 統計データの加工分析の方法 4 標本調査と標本誤差 5 統計分析レポートの作成の方法 6 標本調査に関する例題 2

講義のあらまし 1 兵庫県統計課の情報提供の現状 2 統計データのとらえ方 3 統計データの加工分析の方法 4 標本調査と標本誤差 5 統計分析レポートの作成の方法 6 標本調査に関する例題 2

8 異常値の検出とデータの補修 1異常値の検出:統計量でチェック(一定誤差範囲からは ずれた値を集計等から除外) 平均( μ)±2σ の間の曲線下の面積約95.4%→はず れ値チェック 平均( μ)±3σ の間の曲線下の面積約99.7% →はずれ値 チェック 2データの補修: 類似項目平均値の代用(内訳値の推計) 中立値の代用(前年同月値、前年固定値、県・国平均 値によ[r]

50 さらに読み込む

自殺の経済社会的要因に関する調査研究報告書

自殺の経済社会的要因に関する調査研究報告書

て、自殺による死亡の定義が両統計で異なる点が挙げられる。また、 「自殺の概要資料」 には人口動態統計ではみられない複数の項目があり、自殺の原因・自殺の動機別の値、 職業別の値などがそれにあたる。ただ、地域差を分析するための基礎ともなる地域別 自殺者数などのデータがなく、自殺率と関連する地域特性の分析を十分に行えない要

110 さらに読み込む

報告書: 外国知的財産制度に関する調査研究報告 | 経済産業省 特許庁

報告書: 外国知的財産制度に関する調査研究報告 | 経済産業省 特許庁

新興国 経浞 展 伴い 各国 BRICS 新興国を 場 注目 始 いる 回 調査 調査対象国 豪州 挙 られ いる や 特許事 所 企業 資源関連 顧 多い特許事 所ン企業 含 れ いる を考慮 る必要 ある エヤヴケヌモアチを利用 外国出願

121 さらに読み込む

5市1町合併に関する調査研究報告書(本編)

5市1町合併に関する調査研究報告書(本編)

適都市 想定 将来都市像を実現 る 理念 基曓戦略 整備 推進 間を結 ヅッダワヴェ 整備 計璽的 ザヴッンエ を検討 取 取 曓 調査研究 い 実 併及 政 市移行ハュコケ 検討や 政 クプポヤヴクョン 検討 加え 曓庁舎 設置 る検討や 制 活用 民意向 把

106 さらに読み込む

報告書全文 市町村合併に関する調査研究  上越市ホームページ

報告書全文 市町村合併に関する調査研究 上越市ホームページ

2.上越地域の現状分析 市町村合併は、これからの地域づくりに大きく係わる問題であることから、その検討に当たっ ては、地域の特性を十分に把握する必要がある。 本調査では本市が属する「上越地域」 (上越市、新井市、糸魚川市、東頚城郡、中頚城郡、西 頚城郡の計 22 市町村)について、人口・面積・経済活動といった視点から分析を行うが、調査 に当って、はじめに広域的な視野から上越地域の位置を概観し、その後上越地域内の各市町村の 状況を分析していくことにする。
さらに見せる

73 さらに読み込む

平成13年度人権に関する市民意識調査報告書 長崎市│調査研究

平成13年度人権に関する市民意識調査報告書 長崎市│調査研究

3) 国や県、市町村に対する意見や要望 問32 最後に、女性や子ども 、 「同和問題」など人権問題の解決、人権尊重などについて、国や県、市町村に 対して、ご意見やご要望がありましたら、下記の欄に自由にお書きください。 今回の調査では、問6∼問21、問25、問28∼問31の質問については「その他」の 項目を設け、回答者の意見を書き込めるようにした。また、最後の問32において、 「国や県、市町村に対する意見や要望」を記入できる空欄を設け、意見や要望を自 由に書き込んでいただいた。
さらに見せる

34 さらに読み込む

農村生活改善協力のあり方に関する研究調査報告書

農村生活改善協力のあり方に関する研究調査報告書

・ 生活改良普及員制度は、県の単独事業として昭和 35 年に導入された。協力員制度導入 のきっかけは、年の終わりにその年の問題点を話し合った席で生活改良普及員の側か ら提案され、県側もこれに理解を示し、比較的スムーズに実現した。制度導入の主な 目的は、1)生活改善事業には地域に詳しい人が必要であること(地域の問題は地域 の人が一番良く知っている)、2)広域をカバーする生活改良普及員の負担軽減(生活 改良普及員は、農業改良普及員に比べ配置人数が少なく、一人当りの業務負担が大き い)の 2 点であった。導入時は、若い生活改良普及員が地域のまとめ役である協力員 に煽られて、かえって普及事業がやりにくくなるのではないかという懸念があった。 しかし実際には、地域のリーダーで人格者でもある協力員は、若い生活改良普及員で も上手に引き立ててくれたので問題が起こったケースはない。当初、採用された 50 名 の協力員の月給は 500 円であった。現在は協力員も県の非常勤職員の身分であり、月 給9千円で 96 名になっている。協力員は月 4 回普及センターに報告義務がある。ほと んど地元の女性だが、一人村興しに詳しい男性が委嘱されているケースがある。協力 員の選抜は、生活改良普及センターと当該市町村が話し合って決めている。この協力 員制度は、全国でも鹿児島県だけの制度だと認識している。
さらに見せる

257 さらに読み込む

「職業実践専門課程」の実態等に関する調査研究_報告書

「職業実践専門課程」の実態等に関する調査研究_報告書

0% 20% 40% 60% 働く上で必要となる能力等を明確に示す それぞれの授業等について意義や到達目標をきちんと説明する 学科で学ぶ内容と実際に働くこととの結びつきについて理解できるように説明する 企業と連携した学校内で行う実習など、学内での実践的な教育を充実させる 企業内実習(専門現場実習)を充実させる 企業内実習(職場体験型インターンシップ)を充実させる 企業内実習(インターンシップを含む)に関する情報提供を充実させる 学科の卒業生等、OB・OGとの交流の場を増やす 就職ガイダンスなど、就職や進路についての情報を教えてくれる機会を充実させる 就職相談支援など、就職活動を個別に支えてくれる機会を充実させる 企業等の紹介や面談の場など具体的な就職活動の場を設ける 将来の進路や生き方について考える機会を設ける 資格試験・検定に関する情報を提供する 資格試験・検定対策が十分に実施される 退学者が出ないような精神的なサポートや学習面での支援を充実させる 特に良くするべきことはない [N=1,878]
さらに見せる

151 さらに読み込む

地震調査研究成果の普及展開方策に関する調査報告書(概要版)

地震調査研究成果の普及展開方策に関する調査報告書(概要版)

○経年比較でみると、平成 27 年度の調査以降、最近の調査になるほど“認知度”が高い。 ※平成 28 年度調査では「既に知っていて、業務において使用(調べる・引用等)したことがある」が「すでに知っていて使っ ている」、「既に知っていたが、業務において具体的に使用したことはない」が「よく知っていたが、使っていない」、「地図 や関連する用語を聞いたことはあるが、具体的な内容は良く知らない」が「よく知らず、使っていない」、 「知らなかった(今
さらに見せる

60 さらに読み込む

本文:『曖昧な雇用関係』の実態と課題に関する調査研究報告書 報告・研究アーカイブ  連合総研

本文:『曖昧な雇用関係』の実態と課題に関する調査研究報告書 報告・研究アーカイブ 連合総研

.請負就業者 調査結果 ……………………………………………………………………… 1』 . ラウ ワ カ 調査結果 ……………………………………………………………… 【「 第 章:個人請負就業者 現状 課題―労働者性 問題を中心 し ……………………… 8【 . ……………………………………………………………………………………… 8【

258 さらに読み込む

NHS改革と医療供給体制に関する調査研究報告書(概要)

NHS改革と医療供給体制に関する調査研究報告書(概要)

③ ANSM(Agence Nationale de sécurité du Médicament et des produits de santé、国 立医薬品・医療製品安全庁) ANSM は、医薬品・医療機器等の販売承認を行う保健省所管の公的機関である。フラン ス国内における医薬品の副作用による薬害事件を契機に、医療製品に関する患者の安全性 を高めることを目的とした「2011 年 12 月 29 日の医薬品・医療製品の衛生上の安全強化に 関する法律」が成立し、従前の「AFSSAPS(Agence française de sécurité sanitaire des produits de santé、国立公衆衛生・医療製品安全庁) 」から ANSM に改編された。
さらに見せる

9 さらに読み込む

中山間地域の活性化方策に関する調査研究報告書

中山間地域の活性化方策に関する調査研究報告書

森林資源については、林野面積の約 9 割を占める民有林のうち人工林率は 25.5%であり、スギ人 工林の約半数は齢級が 4~9 齢級と、間伐が急務な状況にある。また、保有山林規模では 5ha 未満 の小規模林家が約 9 割と大部分を占めている。 (上越市森林整備計画:H24.4.1 変更) 各集落の基幹産業である農業については、生産量は平野都市部と比較して少ないものの、食材と しての安全性の高さや特産品としての価値は高いことから、今後は道の駅や都市部の商業施設、 あるいは学校や社会福祉施設などの公共施設等を活用して販売・供給チャンネルを拡大していくこ とが重要である。市内の中山間地域では、集落を越えて連携し中山間地域農業の課題に取り組む「地 域マネジメント組織」が平成 24 年度末までに合併前上越市の区域を含む 11 区において 12 組織が 設立される予定であり、今後の役割として、農地の利用調整や農業機械の有効活用、さらには中山 間地域が有する多様な資源を活用した特産品の開発や販売など、地域農業の活性化と農業者の所得 向上に向けた取組の強化が期待される。さらに、情報通信網を活用して大都市圏を視野に入れた 生産・流通システムを開拓していくことも必要かつ有効と考えられる。
さらに見せる

139 さらに読み込む

サマリー:『曖昧な雇用関係』の実態と課題に関する調査研究報告書 報告・研究アーカイブ  連合総研

サマリー:『曖昧な雇用関係』の実態と課題に関する調査研究報告書 報告・研究アーカイブ 連合総研

働き方の多様化と法的保護のあり方 ~個人請負就業者とクラウドワーカーの就業実態から~ 「曖昧な雇用関係」の実態と課題に関する調査研究報告(概要)  近年、就業実態は使用従属関係であるにもかか わらず、「業務委託契約」(個人請負契約)などと して、労働関係法令上の使用者責任や社会・労働 保険の負担を免れる働かせ方が問題となっている。 また、クラウド・ソーシングなどインターネット を介して仕事を仲介するサービスが広がっている が、実態は雇用の仲介に近いものの「仕事の仲介」 であるとして適切な規制が及んでいないなど、問 題が生じている。労働基準法、労働組合法上の労 働者性は、契約の形式ではなく就業実態を見て判 断することとされているが、現在の法・制度のま
さらに見せる

4 さらに読み込む

ブラジル、メキシコ等中南米鉄鋼業の動向に関する調査研究報告書

ブラジル、メキシコ等中南米鉄鋼業の動向に関する調査研究報告書

とする参入以外にも、複数の展開が望める地域であることが分かった。 第 6 章では、ここまでの調査を踏まえて、中南米地域に対する戦略提言を行っている。ブラ ジル市場については、一時的には世界同時不況の影響を避けられないものの、長期的には重要 な鉄鉱石資源国であり、自動車、インフラ整備を中心とした需要も堅調と見られることから、 ① 我が国の強みである、高付加価値の特殊鋼分野での参入を継続して検討すること、② 下流 事業・周辺事業への参入は、付加価値機能をつけたビジネスモデルを検討すること、③世界の 景気回復後の鉄鉱石資源の確保に向けた戦略オプションを複数持つことなどを提言している。 メキシコに関しては、NAFTA 地域の経済の回復、自動車産業、特に米国メーカーの動向を引 き続き見極めた上で、①NAFTA および中南米地域へのゲートウェイであるメキシコに対して は、ポスト自動車産業を見据えた戦略を検討すること、②EPA 締結を機に、メキシコの政府調 達への取り組み可能性を検討すること、③メキシコ・NAFTA をグローバルサプライチェーン の一部として活用する視点を持つこと、を提言している。
さらに見せる

102 さらに読み込む

マイクロ衛星打ち上げ用空中発射システムに関する調査研究報告書

マイクロ衛星打ち上げ用空中発射システムに関する調査研究報告書

世界的に宇宙の高コスト化体質が指摘され、1980 年代からミッション当たりのコスト低減 を狙い、複数ミッションを大型衛星に搭載し大型ロケットで打ち上げる大型化の傾向を辿って きた。このため、1 機当たりのコスト増を招き、これまで以上に信頼性、品質管理が厳しくな り更なるコスト増を招くという悪循環を繰り返してきた。また一時期、ロケット及び衛星の不 具合が続き、大型衛星による複数ミッションの全損を招く事態が発生した。これらを契機とし て、プロジェクトコストの低減及びリスク分散の観点から、個別のミッションに対応した小型 衛星が見直されつつある。昨今、宇宙開発技術及び民生部品の宇宙転用技術の進展に伴い、衛 星の小型低コスト化が可能となったことから、今後の衛星市場は大型、小型の 2 極化に進もの といわれている。米国、欧州、中国、韓国では、200kg 以下の小型衛星に着目し、災害監視、 安全保障、ミッション実証、ベンチャ企業によるアイデア実証、技術者育成、教育等への利用 促進が図れるとして、国家機関及び民間機関において積極的なマイクロ衛星技術の開発が進め られている。経済産業省、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構においても、マ イクロ衛星の利用産業は初期投資が少ないことから事業リスクが小さく、新規企業の宇宙への 参入、新規宇宙利用産業の創生が期待できるとして、平成 17 年度よりマイクロ衛星に係わる 利用ニーズ及び技術調査を開始した。この結果、小型衛星の普及には、機動的な低コスト打ち 上げ機会の提供が求められている。
さらに見せる

292 さらに読み込む

Show all 10000 documents...