研究開発から製造まで

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JAIST Repository: 次世代製造技術の研究開発 : 米国・全米製造イノベーションネットワークの事例

JAIST Repository: 次世代製造技術の研究開発 : 米国・全米製造イノベーションネットワークの事例

○岡山純子、樋口壮人(科学技術振興機構研究開発戦略センター) 1. はじめに 近年、経済のグローバル化により、先進国の製造業は海外に進出する傾向を強めていた。 しかし中国やブラジルなどの BRICs 諸国のような新興国では、経済成長にともない賃金が 上昇し、新興国への製造業の進出が企業にとって必ずしも最適な戦略とは言えない状況に なりつつあるといえる。加えて新興国の製造業は技術力で優位性を発揮しはじめており、 米国はハイテク分野まで貿易赤字となってきている。米国としては製造業での優位性を保 てなければ米国が得意としてきた R&D、デザイン、サービス分野でさえも徐々に新興国に 対する優位性が保てない事態に対して危機感を抱くようになった。特に米国ではシェール ガスの採掘技術の革新にともないエネルギー自給率が高まったことを背景に、米国内への 製造業が回帰しやすい環境が整いつつあることも後押しとなっている。製造研究開発の 双方が米国内にあり地理的に近いネットワークを築くことは米国の競争力強化にもつなが るであろう。
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JAIST Repository: 日本製造企業の研究開発投資・設備投資と収益性の実証分析

JAIST Repository: 日本製造企業の研究開発投資・設備投資と収益性の実証分析

5 結論 本研究では、日経NEEDの上場企業のデータを用いて、日本の製造企業の研究開発比率及び設備投 資比率と収益性との関係について実証分析を行った。分析の結果、研究開発投資と収益性は、 2000 年 代前半までは正の関係にあり、また、設備投資についても有意な結果が得られていない年度があるもの の、 2010 年度までは概ね正の関係にあった。しかしながら、近年の分析結果においては、研究開発比 率及び設備投資比率と収益性には有意に負の関係にあることが分かった。業種によって大きく異なる結 果が得られる可能性があるものの、本研究の結果は、近年の製造企業の研究開発及び設備投資の効率性 の低下を示唆するものと考えられる。
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JAIST Repository: 次世代製造技術の研究開発 : ドイツの事例

JAIST Repository: 次世代製造技術の研究開発 : ドイツの事例

産業界、アカデミア、政府、労働組合が力を合わせ、日本や欧米の先進国、 BRICS など新興工業地域 に先んじて製造業高度化のイニシアティブを握ろうと一丸となっている。ドイツ政府の助言機関である 経済学術連合( Forschungsunion)主導で 2011 年末に組織された「インダストリー4.0 プラットフォ ーム」が研究開発に関する提言を行ったり、分野の俯瞰をした上でロードマップを発表している。ここ

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JAIST Repository: 日本製造業における B to B 率及び研究開発多角化度と収益性の分析

JAIST Repository: 日本製造業における B to B 率及び研究開発多角化度と収益性の分析

スマイルカーブのみならず、日本の製造業の競争力の向上は大きな課題となっていることは数多くの 文献が指摘しており,それゆえに,付加価値の高い新規事業への期待は高い。しかしながら,近年,新 規事業への進出の結果である多角化の動向や収益性との関係に関する研究蓄積は乏しい。そこで本研究 では,豊富な統計データを用いて、日本の製造業を対象に,売上高営業利益率,研究開発多角化度,川 上多角化度,川下多角化度など多角化に関する指標を算出して収益性との関係について分析を行った。 また,スマイルカーブについては,B to B 率という独自の指標を用いて、収益性の関係性を分析した。 以下、その結果を報告する。
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JAIST Repository: 製造業の研究開発離れの実態・波及・要因分析

JAIST Repository: 製造業の研究開発離れの実態・波及・要因分析

JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 製造業の研究開発離れの実態・波及・要因分析 Author(s) 渡辺, 千仭 Citation 年次学術大会講演要旨集, 8: 148-153 Issue Date 1993-10-22.. Type Conference Paper[r]

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JAIST Repository: 製造企業のサービス化と研究開発の収益性

JAIST Repository: 製造企業のサービス化と研究開発の収益性

2 既存研究 製造企業の競争力の最大の源泉は技術であり、その根幹となるのが研究開発活動である。ただし、日 本企業の研究開発の効率性は低下していると指摘する既存研究は少なくない。榊原ら( 2002)[2]は研 究開発の効率性に関する既存研究を整理し、研究開発の効率低下は疑問の余地なく確認できるわけでは ないとしているが、効率性の低下を示唆する研究は多く、その要因として、日本企業の技術戦略に課題 があるとしている。日本の製造企業の技術力は未だ世界トップレベルにあるとしても、その優位性は盤 石とは言えない。企業へのアンケート調査によれば、欧米企業に対する技術力の優位性については、全 業種的に「変わらない」との認識しているが、アジアの国々との比較においては、相手国企業の成長度 合いが大きく、追い上げられていると感じている企業が多いことが示されている[ 3]。
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JAIST Repository: 大手製造業の海外売上高比と利益, 従業者数, 研究開発費の相関関係

JAIST Repository: 大手製造業の海外売上高比と利益, 従業者数, 研究開発費の相関関係

本文は,地方の産業振興策の基礎資料を得るため,製造業の海外移転の動向および大手製造業の連結 売上高と国内従業者数,固定資産額,研究開発費との相関関係を分析する。 2 海外移転と研究開発 海外移転の目的は企業規模で異なる。大手製造業の海外移転の目的(2007 年,参考文献 1)は,国際的 な生産流通網の構築(34.7%), 現地の市場開拓(24.7), 労働力の確保・使用(13.7), 第三国への輸出(5.4), 日本への逆輸入(5),情報収集(3.9),関連企業の海外移転に随伴(2.8)および商品などの企画開発研究 (2.1)にある。中小製造業の移転目的は,大手製造業との取引関係の維持,輸送費の削減および短納期化 への対応にある。日系企業の現地企業法人数は,1970 年代以降より増大していたが(図 1),1997 年以降 より単年度当り設置数が減少方向へ転じている。現地企業法人の撤退・被合併数は年々上昇,現地企業 法人数の約 3 分の 1 に達している。撤退・被合併数の上昇は,日本と海外との労働賃金格差の縮小,国 際的な生産流通網の構築,新製品市場の価格競争激化に起因している。
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JAIST Repository: 次世代製造技術の研究開発 : EUの事例

JAIST Repository: 次世代製造技術の研究開発 : EUの事例

欧州委員会の企業・産業総局は、 2012 年に、製造業は EU の GDP 全体の 16%を占めているという現 状を示したうえで、それを 2020 年までに 20%に高めるという目標を掲げた[1]。続いて 2013 年にはタ スクフォースを立ち上げ、環境負荷の小さい先進製造技術・競争力のある製造業という観点から短期的 に取り組むべき課題を整理している [2]。また、2014 年に開始された EU の新しい研究開発・イノベー ションの枠組みプログラムである Horizon 2020 の公募文書は「製造業は欧州の全ての雇用のうち 20% ( 3,000 万人以上)を生み出している」という状況を指摘したうえで、「製造業は欧州に富や雇用、高 い生活水準を生み出す潜在力をもつ。その潜在力を発揮させるには、コスト削減競争ではなく、高付加 価値化の競争に取り組むべきである。そのための研究開発を進めることが重要である」とした [3]。 つまり、環境負荷の低減という条件のもと、今後の EU の繁栄のために製造業の競争力強化を重要な 課題とするとともに、競争力強化に向けて製造業の高付加価値化を基本方針としている。さらに、その ための研究開発を進めるという姿勢も示している。では、この研究開発は何を対象としたもので、それ によってどのような価値を付加しようとしているのか。また、その研究開発はどのように推進されよう としているか。本稿では、 EU における次世代製造技術の研究開発の取り組みの事例を紹介するととも に、その背景にある産学連携の仕組みについて考察する。
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JAIST Repository: 日本製造企業の研究開発投資及び設備投資と収益性の定量分析

JAIST Repository: 日本製造企業の研究開発投資及び設備投資と収益性の定量分析

性への寄与が低減してきているとする指摘もある[ 2]。 このような問題意識から、本研究では、近年の日本の製造企業の研究開発投資及び設備投資と収益性 との関係を豊富な定量データを元に実証分析を行うものである。ただし、同じ製造企業であっても、業 種によって研究開発及び設備投資の戦略に大きな差異があると考えられる。そのため、本研究では、研 究開発投資・設備投資と収益性の関係について業種別に実証分析を行うこととする。
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JAIST Repository: 次世代製造技術の研究開発 : 英国の事例

JAIST Repository: 次世代製造技術の研究開発 : 英国の事例

次世代製造技術の研究開発: 英国の事例 ○津田 憂子(科学技術振興機構) はじめに 英国では、 2008 年のリーマンショック後に、それまでプラス成長だった実質 GDP がマイナスに転じ、 2009 年 1 月~3 月期にはマイナス 8.6%と過去最大のマイナス成長となり、経済は大きな打撃を受けた。 このリーマンショックによる金融危機を受け、金融を中心としたサービス業だけでは国際競争力を維持 することができないと考えた政府は、 18 世紀に始まる産業革命時代に栄華を誇った製造業を支援して製 造業による国際競争力の盛り返しを模索し始めた。英国の製造業は現在、約 250 万人の雇用を擁し、輸 出の約 5 割を占め、経済成長、特に輸出と生産性の拡大において重要な役割を担う産業と位置付けられ ている。製造業は、英国の長期的な経済成長及びレジリエンスへの貢献という点において、必要不可欠 なものであるとの期待が高い。そのような背景を踏まえ、本稿では、英国の次世代製造技術の研究開発 に関する政府の取り組みを中心に、製造業支援に向けた政策全般(人材育成、製造拠点整備等)につい ても論じる。
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JAIST Repository: 先進製造技術の研究開発 : 中国の事例

JAIST Repository: 先進製造技術の研究開発 : 中国の事例

○周少丹,岡山純子(科学技術振興機構) 1. 本稿の目的 中国は 2008 年以降、輸出総額が 5 年間連続で世界第一位となり、第二位のドイツとの差は拡大しつつある。 「Made in China」はすでに世界各国の日常生活に浸透している。このように中国は「製造大国」という名を手に入 れたものの、外資からの技術導入への依存度が高い、あるいは製造プロセスにおける環境負荷が高い、エネル ギー効率が悪い、生産技術力の低下といった課題を抱えており、まだ「製造強国」にはなっていない。他方、先 進国は次々と先進製造に関する政策を打ち出し、最新の ICT 技術や材料技術などを導入することにより、製造 業強化に向けた支援を行っている。これら諸外国の例にならい、中国政府も製造業の強化に向けて、先進製造 に関する科学技術政策を段階的に打ち出してきた。また、学術界である中国科学院(CAS)も独自の「先進製造 ロードマップ」を発表し、先進製造業のための研究開発への取り組みを始めたところである。こうした状況を踏ま え、本稿は、中国政府の先進製造における取り組みの背景、諸政策の関連性を明らかにし、その方向性を把握 するものである。
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研究開発型製造業の研究開発投資と設備投資動向に関する実証分析 -グループ経営との関りにおいて

研究開発型製造業の研究開発投資と設備投資動向に関する実証分析 -グループ経営との関りにおいて

へのパラダイムシフトを進めていくには様々な困難が生じていると考えられる。 • 個別に見ると,収益性が高く 2002 年度以降,業績向上の大きい企業は,トヨタ自動車,シャー プ,キヤノンはじめ,松下電器産業,東芝においても,いわゆるモノつくりの領域で競争力 を持っている企業である。わが国の得意とする,統合性が高く,製品を構成する要素間のす り合わせが重要となる自動車,精密機械といった分野でモノつくり企業が競争力を向上させ てきている。これに対して,ソニー,日本電気といったブロードバンド・ネットワーク社会 を睨んで,コンテンツビジネスやソリューション・サービス・ビジネスにビジネス展開しよ うとしている企業では,収益力の回復に苦労しているようである。また,こうした企業では, ビジネス展開の性格上,研究開発投資が必ずしも設備投資に結びつくものではないので,研 究開発投資が設備投資を上回っており,上記のモノつくり企業と異なり設備投資の拡大は見 られない。
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JAIST Repository: 製造業と情報通信業における研究開発投資多角化の企業規模別分析

JAIST Repository: 製造業と情報通信業における研究開発投資多角化の企業規模別分析

Text version publisher URL http://hdl.handle.net/10119/16556 Rights 本著作物は研究・イノベーション学会の許可のもとに 掲載するものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Research Policy and Innovation Management.

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ここまで 生産システムのマネジメント 原価管理 作業改善 工程 在庫管理 品質管理 人事労務管理 設備管理 購買管理 製造企業のもう一つの中核機能 研究開発 製品開発 製品開発のプロセスと組織 開発期間 ( リードタイム ) 開発効率 ( 開発生産性 ) 商品力 ( 設計品質 ) 測定の問題と管理

ここまで 生産システムのマネジメント 原価管理 作業改善 工程 在庫管理 品質管理 人事労務管理 設備管理 購買管理 製造企業のもう一つの中核機能 研究開発 製品開発 製品開発のプロセスと組織 開発期間 ( リードタイム ) 開発効率 ( 開発生産性 ) 商品力 ( 設計品質 ) 測定の問題と管理

比較的 強いプロジェクト・マネジャー を特徴とする 日本型の製品開発組織が、自動車産業などを中心に 欧米企業へと伝播していった。 「 擦り合わせアーキテクチャ 」の製品では、日本的な 統合型組織能力 を持つ 製品開発パターンが世界のスタンダードであった。

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JAIST Repository: 製造業における研究開発投資行動の分析 : 産業間の研究開発投資の関係を中心として

JAIST Repository: 製造業における研究開発投資行動の分析 : 産業間の研究開発投資の関係を中心として

的に見て、研究者に対し 的にテー を すためには らかの を く 要があり、現 には 化するも、それがうまく活用されず 化しているところが多いように見受けられる。そして 上 したように、この を 全 し、 門部 に 行した 業も に する。 上の観察からは、中 業は大 業に 、 の ネジ ントを 行するにあたり、研究テー

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中小製造企業と国内外大手製造企業との間の共同研究開発契約におけるリスクマネジメント

中小製造企業と国内外大手製造企業との間の共同研究開発契約におけるリスクマネジメント

4 デュアルユースとは、大雑把に言えば「軍事用・民生用双方にも用いることの出来る技術」 を指す。例えば、軍事用に開発された衛星測位システムの GPS は、カーナビやスマートフォ ンに不可欠な技術となっているのが典型例である。 5 Recently, the term "dual use technology" has often been employed in the second sense: the common technological base supporting both civilian and military technologi- cal development can, for instance, provide an opportunity for defense manufacturers to diversify into civilian operations, and/or exploit commercial technologies for military applications. “--Conference Paper Dual use technologies and the different transfer mechanisms; The International School on Disarmament Research on Conflicts(ISO- DARCO)19th Summer Course Candriai; Jordi Molas-Gallart(SPRU); 26 August - 2 September 1998: http://www.cops.ac.uk/pdf/cpn55.pd
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JAIST Repository: 製造業における売上げ高と研究開発費の関係

JAIST Repository: 製造業における売上げ高と研究開発費の関係

ものと推測される。 一般機械産業については 売上比率の低下に 起因するものとは 断定出来ないが 市場の成熟化に 伴い徐々にこの 様な傾向にあ るのは否めない。 また、 電子通信産業の 市場拡大は 確実で今後ともこの 傾向が続くものと 想定されるが、 売上の比率変化には 殆ど影響されずここ 20 年間は毎年 80X 弱の開発分野への 投資が継続さ[r]

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JAIST Repository: 製造業における製品分野ごとの研究開発投資について

JAIST Repository: 製造業における製品分野ごとの研究開発投資について

0 「精密機械産業」 て目産業 コ 図 4.1 該当産業及び 製品 野 内に占める R&D の比率の推移 ③ 一般機械産業 一般機械産業は 、 先の総合化学産業に 次いで他の製品分野への 投資件数が多い 産業であ る が 、 その殆どは 自 産業分野と電子通信機器及び 精密機械製品分野で 占められている。 [r]

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第1章 製造業集積地域における人材育成・能力開発の取組み―本調査研究の背景と概要―

第1章 製造業集積地域における人材育成・能力開発の取組み―本調査研究の背景と概要―

第 章 製造業集積地域に け 人材育成 能力開発の取組 本調査研究の背景と概要 第 節 中小製造業に け 人材育成 能力開発 外部教育訓練機会への高い依存度 図表 1-1 厚生労働省 2008 実施 能力開発基本調査 結果 企業

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シラスマイクロバルーン製造装置の開発

シラスマイクロバルーン製造装置の開発

10仏m トー計 Fig.6シラスマイクロバルーンの光学顕微鏡写真 それぞれの実験において,きれいな球形のシラスマ イクロバルーンを得ることが出来た。得られたシラス マイクロバルーンをFig.6に示す。すべての実験に おいて同様のシラスマイクロバルーンを得ることが出 来た。 しかしシラス,シラスマイクロバルーンともに微小 なためにうまく分別することが出来なかった。 セラ[r]

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