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https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 製造業における研究開発投資行動の分析 : 産業間の研 究開発投資の関係を中心として Author(s) 本田, 祐吉 Citation 年次学術大会講演要旨集, 27: 245-249 Issue Date 2012-10-27Type Conference Paper
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URL http://hdl.handle.net/10119/11015
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5. 考察 上のケースからは、 のことが れる。 業は研究テー のような 定を 的に ける 要はなく、社 の会社 方 に もよるが、研究テー の機能を発 させることができるし、 機能している。 一方、大 業は、 からこの を 来 の 業情報等と 用 し、これが研究テー の主 要部とはなり得ないにしても、 続して することでそれなりの 果を得ているものと 察される。 それでは、これら 者の中 に する中 業はどうだろうか 本報告者らが 続的に調査を続け ている中で、この を上手に活用して を めている 業は現時 では見出し得ていない。研究者 的に見て、研究者に対し 的にテー を すためには らかの を く 要があり、現 には 化するも、それがうまく活用されず 化しているところが多いように見受けられる。そして 上 したように、この を 全 し、 門部 に 行した 業も に する。 上の観察からは、中 業は大 業に 、 の ネジ ントを 行するにあたり、研究テー という においてこの の活用にはあまり 的ではないと うことができる。そしてその 理 としては中 業の自 の にかか らず、それを できない らかの理 が でいて 行 が行 れているのではないかとの いを持つ。 特に はその理 としてこの の 持コストに 目している。この が 業内業務 ステ の 一つである 上、 持していくためには に たようなコストがかかる。そしてこのコストを 計す ることは可能である。このコストはおそらくスケール リットが出せるコストであろうことが 察され るので、大 業よりスケール リットの で る中 業が 的な でこの をたやすくは で きないのではないかと 定することができる。 分析手 上 定を ける手 については大 業と中 業で、研究テー の 持コストがその 業の 費用全 に与えるインパクトを することとする。 上 したように、研究テー を 活用するには大きく二つのコスト、すな の 費とその 持費がかかる。ここで 費は 時にかかるい イ ャルコストであって、まと まった出費であるとしても は負担にならない一過性の費用である。しかも、情報イン ラとい う では に中 業において を行う上である が でいるものと考えられる。一方、 持コストはこの を く 上、未来 い続ける 要のある費用である。 え 、これらには 事務 の 費用、情報の粘 性 手 、研究者 、アドバイザリー等の費用が する。 この から、 費用に対する 持費用の重 について、大 業と中 業の間に が られ るかどうかを主 に する。 さい に 研究テー は、その 業の 土、情報の粘 性の 等、いくつかの 件がうまくか 合 さった結果、 と かれる。 本報告では、その り として ・ 持コストに 目し、その研究 景を 、そして 社会の研究テー の現状をケーススタディした 、大 業と中 業の がその の 持コ ストに 来するものではないかのとの考察の 、その分析方法に れた。 本報告者らはこれら一連の研究を通じて、現 の中 造 業の における新 発の さ という を し得る 的な研究テー の仕 りを できれ いと考えている。 参考文献 田 ,中 志(1998)「研究 発テー 」年 学 大会 要 集. , (1997)「日本 業の研究 発テー の 態調査」年 学 大会 要 集. (1971)「中 業における についての一考察」 知工業大学研究報告. 上
造業における研究開発投資行動の分析
産業 の研究開発投資の関係を 心として 本田 アイシー ットシステム 会 はじめに 経済のグローバル化が 展する で我が国の 造業は 産業を り巻く競争 が大きく変化 し この しいグローバル競争に対応するため 世界 で ースの最 置を行いながら 的に 展開を めている。 日本の 造業は か ての 成長期から現 点では成 あるいは横ばい さらには の領域 に し ある 造業が めており ますます 研究開発の 要性が大きくなってきている。 こうような状況のなかで 造業の研究開発投 資(以降 D 投資)の現状分析と どのような 方向に のかをデータを 用して「見える化」 することにより行動 を分析した。 分析の 本 の分析に際して 用したデータは 総 省 が発行している「科学技術研究調査結果」のデー タの で 「第 7 表 産業, ・サービス分野別 用研究費 資本 1 以 の 業 」のデータを 用した。 分析対 とした産業は 造業に する 20 産 業( パルプ 総合化 学 の 化学 ・ ム 業 機 電気機 電子機 自動 の の の の 業)と電気・ スと情報通信業を加え 22 産業を対 とした。 また 投資 に関しては GDP のデフレーター( 「国 経済計算」平成 12 年 を )を 用して実質 に変 するとともに 分析の対 期 は 平成 14 年 から平成 22 年 の 9 年 とし た。 3 D 投資 の推移 分析の対 とした 22 産業の総 D 投資 の推 移は 1 に示す通りで平成 15 年 から増加の 傾向にあり平成 19 年 には 13 3600 とな り の 少傾向が続いたが平成 22 年 に 12 に している。 これらの傾向は ての産業に 通したもので 1 総 D 投資 年 推移(実質 ) はなく れ れの産業で ある行動 が える。 2 に ある産業の を示す。 10 2 産業別 D 投資 年 推移(実質 ) まで を 付けない いで成長してきた 電子機 であったが 産 投資競争あるいは の ー に合 した新 の開発 れ の の要因が 立 めたこともあり 平成 19 年 から大 な 少傾向(最大で 1 3000 )にある。 これに対して国 で競争の激しい自動 と バイ テクノロジーを とした新たな成長分 野である は増加の傾向にある。また 電気 機 情報通信業 は 横ばいの傾向を示している。 このように日本を代表する 造業は の影 響と新 国の い の で を いられて いるが 競争に ために D 投資の と の質に 点を置き対応している行動 が明 らかとなっている。 産業 の D 投資行動 産業を り巻く により の産業の D 投資行動が異なることを 以 の事 で明らかに する。 4.1 自産業 の D 投資行動のタイプ 自産業 の D 投資行動のタイプとして大き く 3 ( 自産業分野に 投資 数の産業 分野に投資 くの産業分野に投資あるいは自 産業以 が主活動領域となっている)に分けるこ とが る。 D 投資 の で自産業分野 の D 投資 の 比 を自産業投資 と定 し 9 年 の変化の傾 向を 少 横ばい 増加に分 すると表 1 のよう に整 できる。なお 表の の数 は 産業の 9 年 の平均 である。 表 1 自産業 の D 投資行動タイプ 自産業 投資 少傾向 横ばい傾向 増加傾向 0.7-1.0 電気 ス 0.96 電子機 0.77 自動 0.96 0.97 ム 0.77 0.5-0.69 パルプ 0.68 0.61 0.61 0.69 の 業 0.66 の 化学 0.56 料 0.54 総合化学 0.65 0.62 業 0.55 0.2-0.49 機 0.48 0.38 電気機 0.45 0.36 0.31 0.45 情報通信 0.4 4.1.1 自産業分野に 投資するタイプ 表 1 より のことが推 できる。自産業に して D 活動を行う産業(自産業投資 が 0.7 以 と い産業)は 自動 電子機 電気 ス ムがあ られる。これらの で産業 の技術領域が比較的 く も じた産業であ る電気 スと ム以 の産業は 現 点で最 端 の D 活動が必 の分野である。 に は 3 に示すように新 の開発に 膨大な費用を要することから自産業に した D 投資が必 となり の分野 の投資は 産業のみであり の比 も 1 である。 また 自動 産業は 関連する産業の 野が い には関連技術領域は定まっている。近年では の動きから 用 料が から電 気 とシフトする傾向が く D 活動も自ずと 自産業 るを ない状況である。 投資 3 産業における 分野 の投資比 年推移 方で 電子機 は 自産業自体の D 投資 が 年 少する傾向にある。 には 関連する 電気機 と情報通信の分野 の投資が増えてい ることから 自産業投資比 が 少傾向に なが る。この分野は技術 合が必要な領域であること が要因となり に 分野 の D 比 が増加す る傾向にあるといえる。 4.1.2 数の産業分野に投資するタイプ 自産業投資比 が 0.5 から 0.69 に するタイ プの は 比較的自産業を 心とするが 関連 する産業 も D 投資を行い 自産業 フ ード バックしながら 果を している産業といえる。 4 に 産業を としてあ る。 投資 4 産業における 分野 の投資比 年推移 産業は 自産業 の D 投資を 化してい る で と の の化学に対して合わ て 30 の D 投資を行っている。これは に係 る D 活動において に関連するバイ 発 技術 さらに 技術から する 関 連の 体が関係していると考えられる。 また 材に関連する の の化学産業と
の関連も いことが 定される。 4.1.3 くの産業分野に投資するタイプ 自産業投資比 が 0.2 から 0.49 に するタイ プの は 自産業以 が主要活動領域になって いる産業が い。 体 としては 5 に示す 産業があ られる。 投資 5 産業における 分野 の投資比 年推移 産業は 本業の の に電子機 分野と の の化学の分野に対して 本業と じ の比 で D 投資を行っており D 活動が 3 分野に 定されている。 に電子機 分野は テ IC カード さらには電子 版関連の 投資であり 的には本業を える比 で D 投 資が続けられることが 定される。 4.2 産業 の D 投資行動のタイプ 自産業以 の産業領域 の投資比 と の傾 向を表 2 に示す。なお 表の の数 は 産業 の 9 年 の平均 である。 表 2 自産業以 の D 投資行動のタイプ 産業 の 投資 少傾向 横ばい傾向 増加傾向 0.5-0.8 情報通信 0.6 0.55 0.69 0.64 電気機 0.55 0.62 機 0.52 0.3-0.49 業 0.45 0.38 総合化学 0.35 料 0.46 の 化学 0.44 の 業 0.34 0.31 0.39 0.39 パルプ 0.32 0-0.29 ム 0.23 0.03 自動 0.04 電子機 0.23 電気 ス 0.04 産業 の D 投資比 が大きいということ は 自産業の技術が成 し なる D 活動が少な いか あるいは 産業分野の技術を 合して新た な技術を開発する状況が 定される。 4.2.1 自産業が成 している事 自産業が成 していると なる発展を める ためには 必 的に の産業分野 の D 投資を 活発化し 産業としての を拡大して き び ることが の となる。成 産業の事 と して 産業があ られる。 6 に 産業における の産業 の投資比 の年 推移を示した。 体的な投資 としては 総合化学 の の化学 電子機 自 動 の 産業分野 5 35 の 合で行ってい る。平成 18 年 までは 自産業 の 合が か ったが 平成 19 年 以降は 激に 少し平成 21 年 以降は自産業を えて の の化学産業 の投資が第 1 となった。 投資 6 産業における 分野 の投資比 年推移 この結果から 産業は本業の 技術から した化学技術を 心とした 材の開発と さ らに応用分野として 電子機 自動 用 を拡 る D 活動を行っていると言 える。また 化した D 投資行動をも 代表 的な産業でもある。 これらの傾向は 20 年 に分析した結果でも なことが言える。 方で 産業の構造自 体がこのような行動をとる要因となっていると もいえる。 4.2.2 産業分野の技術を 合する事 産業分野の技術を 合して新たな技術を開 発する動きの事 として電気機 産業をあ る ことができる。 7 に関連する産業 の投資比 の年 推移を示した。 技術 合として関連する技術は自動 と電子 機 である。 に自動 産業 は平成 14 年 以 降自産業 の投資増加と 期し増加傾向を示し ている。これは自動 部 電気自動 の駆動部 分の 開発であると考えることができる。 また 電子機 の D 投資であるが平成 14 年以降 少傾向にあるが として 20 の投資
が続いていることから 電気機 と電子機 の 合による新たな分野が 現在も存在することを示 している。 投資 7 電気機 産業における 分野 の投資比 年推移 4.3 自産業 の流入 D 投資 産業からの流入 D 投資が行われることは の産業の技術に があることを表している と考えることができる。また 流入を ける産業 の自産業 の投資 が総流入 D 投資 に める 合から の産業の技術 性を ることがで きる。 4.3.1 流入 D 投資行動の分 自産業 の流入 D 投資行動に関して 表 3 に示すように のタイプに分け れ れの産 業の を示す。 表 3 流入 D 投資行動の分 と 産業 自産業 産業からの投資に める自産業の 合 い い 自 産 業 の 投 資 比 い 型 を 付 け な い D 開発分野 入 技 術 が い 用型 野 が い 産 業 で あ る こ と か ら く の 入投資がある 定 の 分 野 で の D 活動が活発 い 型 産 業 か ら の が く 投 資 が ど なされない領域 産 業 分 野 が 定化され く 産 業のみで 結 成 型 自 産 業 が 成 化 し ている。 あ る 投 資 対 でない 4.3.2 型 を 付けない D 開発分野としては 産業が する。 8 に示すように自産業 のならびに 産業からの流入 D 投資に める 合も に く を経るに れさらに が くなっている。 れだけ 産業における D 活動は競争が激しく 技術 の が く 入技術 が いと言える。 入総 に める比 自産業 の投資比 8 産業における流入 D 投資行動年 推移 4.3.3 型 産業からの が く投資が どなされな い領域として 産業がある。また 6 に示し たように 産業自体も自産業 の投資よりも 関連する 産業 の投資を 的に行っている。 これは 関連の技術を の領域で にして 化するかを っているものと考えられる。こ れらの行動 が 9 に示すような傾向となる。 入総 に める比 自産業 の投資比 9 産業における流入 D 投資行動年 推移 4.3.4 用型 の の 業産業は 関連する 分野の い 産業であり れ れの産業から関連する 業 に関する D 投資が行われていることから 自 産業 の投資が いにも関わらず 流入 D 投資 に める比 が比較的 さくなる。 って傾向 は 10 のような ある年 推移パンターン となる。
入総 に める比 自産業 の投資比 10 の の 業における流入 D 投資行動年 推移 4.3.5 成 型 自産業 の投資ならびに流入 D 投資 に める比 がともに いと定 したパターンであ るが 体的にこれに する産業はなかった。 すなわ D 活動は に を み す行動 であり 成 期で し に向けた D 活動 を行わない産業はないということが言える。 4.3.6 体的な D 行動パターン 自産業 の流入 D 投資行動に関して 表 3 に示すように のタイプに分けたが ここでは さらに 産業の D 行動パターンを表 4 に に 示した。 表 4 流入 D 投資行動の 体的な産業 産業 自産業 産業からの投資に める自産業の比 い 0.7-1.0 通 0.3-0.7 い 0-0.3 自 産 業 の 投 資 比 い 0.7- 1.0 自動 電気・ ス ム 電子機 通 0.3- 0.7 パルプ 総合化学 ・ 業 機 の 業 の 化学 電気機 情報通信 の い -0.3 は れ れの分 比 表 4 から 造業に する産業の D 活動は れ れ自産業 の投資を 心に 自の D を めながら 方で 分野 の D 投資を行いなが ら自産業に必要となる技術の を通じて 化を っていることが える。 現 点で すべき D 投資活動を行ってい る産業として 自動 電子機 の3産 業があ られる。 これらの産業は 子 学を 心とした 産業 のための イ ッドある いは電気自動 の カーを 心とした自動 産業 スマートグ ッド スマートシテ さらに ビックデータ の に係る電子機 産業で 現 在の D 行動が のまま データに表れており 「見える化」することによって大まかな行動 を見 すことが である。 まとめ 造業に する産業の D 投資行動を自産業 と 産業 の投資の状況 ならびに 産業からの 流入 D 投資 における 産業の の比 を算 することにより の産業が置かれてい る D 投資行動のパターンを分析することができ る。 おわりに の り みとして の D 投資行動 を する な方 の 20 年 の分析デ ータと現在の分析データを比較し 産業において D 投資行動 がどのように変化しているかを 分析したいと考えている。 参考文献 [1]本田 「 造業における 分野 との 研究開発投資に いて」第 研究・技術 計 学 会 年 学 術 大 会 要 99 年 P 09 P 5 本田 「技術 合型技術革新に関する定 量的分析」 大学大学 政策科学研究科 論文 1985 年