治療法未確立 稀少疾病

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4. 治療法難治性稀少性疾患であり 根治的治療法は確立されていない CCHS の低換気は有効な治療法がなく 成長によっても改善しない永続性のものである そのため 適切な呼吸管理により低換気の悪化をできる限り避け 全身臓器への影響を最小限にすることが 患児の quality of life や予後改善

4. 治療法難治性稀少性疾患であり 根治的治療法は確立されていない CCHS の低換気は有効な治療法がなく 成長によっても改善しない永続性のものである そのため 適切な呼吸管理により低換気の悪化をできる限り避け 全身臓器への影響を最小限にすることが 患児の quality of life や予後改善

230 肺胞低換気症候群 ○ 概要 1. 概要 睡眠関連低換気障害(sleep related hypoventilation disorders)には以下の6病態が含まれる。①肥満低換 気症候群、②先天性中枢性低換気症候群(Congenital central hypoventilation syndrome: CCHS)、③視床下部 機能障害を伴う遅発性中枢性低換気、④特発性中枢性肺胞低換気症候群、⑤薬剤や物質による睡眠関連低 換気、⑥身体障害による睡眠関連低換気。これらの中で、③、⑤、⑥を除外し、①肥満低換気症候群の一部 (覚醒時の肺胞低換気が CPAP による治療でも改善しない場合をいう。)、②CCHS、および④特発性中枢性肺 胞低換気症候群については、肺胞低換気の主たる病態として呼吸調節系の異常が強く疑われる場合を肺胞低 換気症候群(alveolar hypoventilation syndrome:AHS)とする。肥満低換気症候群における覚醒時の肺胞低換 気は肥満の存在とは関係しない。肺胞低換気は様々な病態で起こり得るので、二次性肺胞低換気症候群の鑑 別をして、AHS の診断をする。難治性稀少性疾患であり、発症機序は不明であるが、呼吸中枢機能異常に関 係した睡眠関連低換気(覚醒から睡眠になると呼吸障害が生じる。)、呼吸調節異常(無意識では生理学的に 正常な呼吸状態を維持できない。)が病態の主体である。AHS は、呼吸器・胸郭・肺機能上に明らかな異常が ない、または軽度の異常があっても AHS の主たる原因とは考えられない。すなわち、呼吸調節上の異常が主 たる病態で睡眠時に肺胞低換気(高二酸化炭素血症と低酸素血症)を呈する病態である。肺胞低換気は覚醒 中よりも睡眠中に悪化する。
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上育症治療指針(厚労研究 上育症治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究班)案

上育症治療指針(厚労研究 上育症治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究班)案

厚労研究班の研究成果を基にした不育症管理に関する提言 【はじめに】 不育症は病態が多様であること、それぞれの病態毎の治療方針が一定していないこと、 ストレス等の要因が病態を複雑にすること、たまたま胎児異常がくり返しただけの偶発的 な症例も含まれることなどから、多くの産婦人科医にとって難解な疾患となっている。そ のため正確なリスク因子を抽出することができなかったり、逆に偶発的な症例に対して過 度の治療を施行していることもある。また、血栓症リスクのある不育症例に対して使用さ れるヘパリンカルシウムが未だ保険収載されていない、種々のスクリーニング検査も保険 収載されておらず自費診療となっているという問題点もある。
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20指-3 消化器悪性腫瘍に対する標準治療確立のための多施設共同研究

20指-3 消化器悪性腫瘍に対する標準治療確立のための多施設共同研究

4) JCOG0903は、希少疾患である肛門管扁平上皮がんを対象としてS-1+MMC+RT併用療 の有効性、安全性を用量設定と有効性確認を目的とした第Ⅰ /Ⅱ相試験である。既に 第Ⅰ相試験のレベル1は完了している。 5) JCOG0910は、StageⅢ全体を対象として国内で汎用される経口抗がん剤による術後補 助療法の意義を検証する臨床試験である。国内の外科手術成績が良好であり、経口抗が ん剤単剤により高い無再発生存率が期待できることから本試験が計画開始された。 6) 新規試験として、JCOG1006切除手順に関するRCT、PC1008治癒切除不能進行大腸が
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Jpn. J. Clin. Immunol., 30 (2) 63~67 (2007) 2007 The Japan Society for Clinical Immunology 63 特集 Autoin ammatory syndrome の新たなる展開と治療法の確立総説自己炎症疾患の臨床象上松

Jpn. J. Clin. Immunol., 30 (2) 63~67 (2007) 2007 The Japan Society for Clinical Immunology 63 特集 Autoin ammatory syndrome の新たなる展開と治療法の確立総説自己炎症疾患の臨床象上松

HID では,紅斑や丘疹,下痢などの腹部症状, リンパ節腫脹,関節炎などを伴う.HID では,血 清 IgD 高値と IgA 値の上昇が特徴的であり,発熱 時には CRP も高値である.古典的 HID では尿中 メバロン酸の増加を認める.TRAPS においては, 漿膜炎,皮疹,結膜炎,関節痛,筋肉痛などを併発 しやすい.CRP が上昇する.PFAPA では発熱時 に,アフタ性口内炎,白苔を伴う扁桃炎,頚部リン パ節腫脹を高頻度に合併する.血清 IgD 値が軽度 上昇することがある.CRP もかなり上昇して,発 作間欠期には陰性化する.CINCA, MWS, FCU で は,いずれも軽度のかゆみを伴う持続性の蕁麻疹を 確実に認める.前頭部突出や鞍鼻などの願貌異常が ある.さらに,うずまき管などの障害による感音性 難聴,脳軟膜の炎症や無菌性髄膜炎などの中枢神経 病変,結膜炎を伴いやすい.高度の炎症が持続する ため,無治療だと低身長になる.血清 IL1b 値の 軽度上昇や CRP,血清アミロイド A の持続的な高 値を認める.
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資料1-1 障害者総合支援法対象疾病(難病等)の見直しについて

資料1-1 障害者総合支援法対象疾病(難病等)の見直しについて

治療方法が確立していない疾病その他の特殊の疾病であって政令で定めるものによる障害の程度が 厚生労働大臣が定める程度である者。 ○ 難病の患者に対する医療等に関する法律および児童福祉の一部改正(平成 27年1月1日施行)が成立したことに伴う指定難病及び小児慢性特定疾病の対象疾 病の検討を踏まえ、障害者総合支援の対象となる難病等の範囲を検討するため、 「障害者総合支援対象疾病検討会」を設置(H26.8.27)して、障害者総合支援の 対象疾病の検討を行い、第1次として、平成27年1月より、130疾病から151疾病に拡 大。
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要件の判定に必要な事項 1. 患者数 ( 平成 24 年度医療受給者証保持者数 ) 6255 人 2. 発病の機構不明 3. 効果的な治療方法未確立 ( 根治療法なし ) 4. 長期の療養必要 ( 身体機能低下の進行抑制を目標に治療が必要である ) 5. 診断基準あり 6. 重症度分類悪性関節リウマ

要件の判定に必要な事項 1. 患者数 ( 平成 24 年度医療受給者証保持者数 ) 6255 人 2. 発病の機構不明 3. 効果的な治療方法未確立 ( 根治療法なし ) 4. 長期の療養必要 ( 身体機能低下の進行抑制を目標に治療が必要である ) 5. 診断基準あり 6. 重症度分類悪性関節リウマ

末梢動脈炎型では皮膚の潰瘍、梗塞、又は四肢先端の壊死や壊疸を主症状とする。 全身血管炎型ではリウマトイド因子高値、血清補体価低値、免疫複合体高値を示す。 4.治療 悪性関節リウマチに伴う関節外病変の制御、及び関節の構造的変化と身体機能低下の進行抑制を目標 に治療する。悪性関節リウマチの薬物治療には、ステロイド、メトトレキサートをはじめとする疾患修飾性抗 リウマチ薬、生物学的製剤、免疫抑制薬、抗凝固剤などがあり、その他血漿交換療法も行われる。治療 の選択は臨床病態により異なる。
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多点細胞外電位記録とレーザー共焦点カルシウムイメージングによる神経活動の同時測定技術の確立―脳疾病のテーラーメイド医療に向けた基盤技術として―

多点細胞外電位記録とレーザー共焦点カルシウムイメージングによる神経活動の同時測定技術の確立―脳疾病のテーラーメイド医療に向けた基盤技術として―

治療が明らかにされていない疾病が多くある。例え ば,老化により引き起こされる認知症やアルツハイマー 病は,脳の記憶学習中枢である海馬におけるニューロン もしくは神経ネットワークの変化に起因していることは 明らかであり,その治療として性ホルモン補充療法が 有効であることが知られているが,それらのメカニズム はあまり解明されていない。さらに,他の器官と同様に, 脳における疾病の原因や状態は個々人で千差万別であ り,同じ疾病であっても同じ治療が適用できるとは限 らない。
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上育症治療指針(厚労研究 上育症治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究班)案

上育症治療指針(厚労研究 上育症治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究班)案

不育症はいろいろなリスクとなる要因があり複雑で、それぞれの病態毎の治療方針がま だ医学的に定まっていないこと、ストレス等の要因が病態を複雑にすること、たまたま赤 ちゃんの(胎芽)の染色体異常がくり返しただけの偶発的な症例も含まれることなどから、 多くの産婦人科の医師にとってむつかしい疾患となっています。そのためいろいろな検査 が十分に行なわれず、正確なリスク因子を抽出することができなかったり、逆に偶発的な 症例に対して薬を使わなくてもよいのに、使用したりする過度の治療を施行していること もあります。また、血液が固まってしまう血栓症リスクのある不育症例に対して使用され るヘパリンカルシウムが未だ保険収載されていない、種々のスクリーニング検査も保険収 載されておらず自費診療となっているという問題点もあり、不育症患者の大きな負担にな っています。
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指定難病の医療費助成制度について 厚生労働省が指定する指定難病 306 疾病 ( 下表参照 ) に罹患し 医療機関においてその治療をしている方で 病状等が一定の基準を満たす方に対し 医療費助成を行います ( ただし 所得に応じた自己負担がある場合があります ) 難病とは 原因不明で治療法が確立してい

指定難病の医療費助成制度について 厚生労働省が指定する指定難病 306 疾病 ( 下表参照 ) に罹患し 医療機関においてその治療をしている方で 病状等が一定の基準を満たす方に対し 医療費助成を行います ( ただし 所得に応じた自己負担がある場合があります ) 難病とは 原因不明で治療法が確立してい

2.奈良県内に在住していること。(住民票登録があること。) 3.申請時に提出された臨床調査個人票( 診断書)を疾病研究の基礎資料として活用することに同意してい ること。 難病とは、原因不明で治療確立していない希少な疾病であり、当該疾病にかかることによ り長期にわたり療養を必要とするもの

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特定重度疾病保障保険について 特定重度疾病保険金は次の1~7に該当したときにお支払いします 1 所定の肝硬変と診断されたとき 2 所定の慢性膵炎の治療のための手術を受けたとき 3 所定の慢性腎不全の治療のための永続的な人工透析療法を開始したとき 4 所定の糖尿病の治療のためのインスリン治療を180

特定重度疾病保障保険について 特定重度疾病保険金は次の1~7に該当したときにお支払いします 1 所定の肝硬変と診断されたとき 2 所定の慢性膵炎の治療のための手術を受けたとき 3 所定の慢性腎不全の治療のための永続的な人工透析療法を開始したとき 4 所定の糖尿病の治療のためのインスリン治療を180

●個人年金保険料税制適格特約を付加することで、お払込みいただく保険料が所得税法・地方税法に定める「個人年金保険料」に該当 し、一般生命保険料控除とは別枠で所得控除の適用が受けられます。 ●個人年金保険料税制適格特約を付加する場合、年金受取人の変更等のご契約内容の変更はできません。 ●低解約払戻金型長寿生存保険を減額された場合に支払うべき解約払戻金があるときには、減額時の払込保険料を控除したうえ で、所定の利率により計算した利息を付けて積立てておき、年金開始日まで保険契約が継続したときは年金開始日に年金額を増額し ます。この利率は金利水準等により変動することがあります。
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治療法は未確立である 5. 予後 孤発性症例では進行が速く 1~2 年で死亡する 遺伝性 CJD や一部の孤発性 CJD は進行が遅く数年に 及ぶものもある 要件の判定に必要な事項 1. 患者数 ( 平成 24 年度医療受給者証保持者数 ) 475 人 2. 発病の機構不明 ( 異常なプリオン蛋白が

治療法は未確立である 5. 予後 孤発性症例では進行が速く 1~2 年で死亡する 遺伝性 CJD や一部の孤発性 CJD は進行が遅く数年に 及ぶものもある 要件の判定に必要な事項 1. 患者数 ( 平成 24 年度医療受給者証保持者数 ) 475 人 2. 発病の機構不明 ( 異常なプリオン蛋白が

画像所見や臨床症状からV180Iを疑った場合の診断に最も重要なのはプリオン蛋白遺伝子の検索である。 (b) プリオン蛋白遺伝子変異P102LによるGSS(GSS102) GSSの診断基準 1. 確実例(definite): 進行性認知症、小脳症状、痙性対麻痺などを呈する。プリオン蛋白遺伝子の変異 が認められ、脳組織においてGSSに特徴的な病理所見を証明するか、またはウェスタンブロットか免 疫組織学的検査にて異常プリオン蛋白が検出されたもの。

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改訂第 8.0 版刊行に際して 略称 熱帯病治療薬研究班 の起源は 1980 年に発足した厚生省研究事業 熱帯病の薬物治療法に関する研究 班である そこでは 熱帯熱マラリアの治療に必要な国内未承認薬など研究班が扱う輸入薬剤の適正使用のために 1983 年に 輸入寄生虫病薬物治療の手引き ( 初版 )

改訂第 8.0 版刊行に際して 略称 熱帯病治療薬研究班 の起源は 1980 年に発足した厚生省研究事業 熱帯病の薬物治療法に関する研究 班である そこでは 熱帯熱マラリアの治療に必要な国内未承認薬など研究班が扱う輸入薬剤の適正使用のために 1983 年に 輸入寄生虫病薬物治療の手引き ( 初版 )

Ⅲ−5 肺吸虫症(宮崎肺吸虫症を含む) Paragonimiasis (incl. Paragonimiasis miyazakii) 概要 肺吸虫 Paragonimus spp.は日本のほか、世界の熱帯~温帯域に広く分布する寄生虫である。 本来は野生のイヌ科・ネコ科の動物を終宿主とする寄生虫であるが、ヒトに感染すると主 に肺を標的臓器として肺吸虫症を引き起こす(人獣共通寄生虫症) 。日本で本症の原因とな るのはウエステルマン肺吸虫( P. westermani)と宮崎肺吸虫(P. miyazakii)であり、いずれ も中間宿主の淡水産カニ(前者はモクズガニ、後者はサワガニ) 、あるいは待機宿主のイノ シシの生肉を摂取することで感染する(食品媒介性寄生虫症)。肺吸虫の分布地が全て肺吸 虫症の流行地であるとは言えず、感染源となるカニやイノシシを食べる食習慣のあること が条件となる(日本、中国、韓国、タイ、フィリピン、コロンビア、ナイジェリアなど)。 日本国内で発生している肺吸虫症の正確な患者数は不明であるが、恒常的に学会や学術 雑誌での症例報告が見られている。また日本人患者だけでなく、中国・タイなど海外の流 行地から来日した在日外国人の症例が見られる。これらの症例では、感染源となるカニを 家族や友人らと摂取して発症する小規模集団感染が特徴的である。ウエステルマン肺吸虫 と宮崎肺吸虫では、生活史・感染源などに若干の違いはみられるが、ヒトに感染した場合 の病態、診断、治療はほとんど同じである。診断において患者の糞便や喀痰から虫卵が検 出される割合は少なく、免疫診断が有用であるが、免疫診断では感染虫種の鑑別を行うこ とは困難である。
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難病の治療費を公費で負担してもらえる制度があります 指定難病で一定以上の重症度の患者さんは 公費負担 ( 医療費助成 ) を受けられることになっています 指定難病とは 1 発病の機構が明らかでなく 2 治療方法が確立していない 3 希少な疾病であって 4 長期の療養を必要とするもの という 難病 一

難病の治療費を公費で負担してもらえる制度があります 指定難病で一定以上の重症度の患者さんは 公費負担 ( 医療費助成 ) を受けられることになっています 指定難病とは 1 発病の機構が明らかでなく 2 治療方法が確立していない 3 希少な疾病であって 4 長期の療養を必要とするもの という 難病 一

医療保険上の世帯での所得に応じて6区分の自己負担上限額(月額)が設定されています。 入院及び外来で支払う自己負担額(月額)のうち、月単位での規定の自己負担上限額(外来+入院)を 超える部分が助成(公費負担)の対象となります。 平成27年から始まった指定難病の制度では、これまで特定疾患治療研究事業の対象として医療費 助成を受けていた人たちには3年間の経過措置が設けられています。この間は指定難病の「既認定者」 として扱われて、新たに認定された人たちとは異なる自己負担上限額(月額)が設定されています。 新たに指定難病に認定された人については、「原則」での自己負担上限額(月額)が設定されています。
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114 Jpn. J. Clin. Immunol., 30 (2) 114~122 (2007) 2007 The Japan Society for Clinical Immunology 特集 Autoin ammatory syndrome の新たなる展開と治療法の確立総説 Muckle W

114 Jpn. J. Clin. Immunol., 30 (2) 114~122 (2007) 2007 The Japan Society for Clinical Immunology 特集 Autoin ammatory syndrome の新たなる展開と治療法の確立総説 Muckle W

Key words―MuckleWells syndrome; NALP3; autoin‰ammatory diseases; IL1; anakinra 抄 録 Muckle Wells 症 候 群( MWS) は ,家 族性 寒冷 自 己炎 症症 候群 ( FCAS )や 慢性 乳児 神 経皮 膚関 節症 候 群 (CINCA)と同様,CIAS1 遺伝子の変異によって発症する優性遺伝性疾患である.CIAS1 にコードされる NALP3 蛋白質は単球に強く発現しており,細胞内に侵入した微生物由来の抗原や有害な代謝産物を識別して活性化し,他 の分子群と会合して in‰ammasome を形成し,caspase1 を活性化する.これが proIL1b を切断して IL1b が細 胞外に放出され,一連の炎症反応が引き起こされる.MWS 患者の変異 NALP3 分子は,強い刺激がなくとも容易 に活性化してしまうために,発熱,蕁麻疹様皮疹,結膜炎,関節炎などの発作が頻繁に繰り返され,一部の症例は アミロイドーシスを来し,腎不全に至る.さらに,感音性難聴が徐々に進行することも特徴である.わが国ではこ れまでに数例しか報告されていないが,recombinant IL1 receptor antagonist (anakinra)の有効性が確認されてお り,診断確定のまま適切な治療を受けられていない潜在的な症例も正しく診断して,難聴やアミロイドーシスな どの重篤な合併症を生じる前に適切に治療する必要がある.
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要件の判定に必要な事項 1. 患者数約 8,000 人 2. 発病の機構不明 ( 自己免疫機序が考えられている ) 3. 効果的な治療方法未確立 ( ステロイドが第一選択薬 中止についての統一見解は得られていない 再発時の治療は未確立 ) 4. 長期の療養必要 ( 中止によって多くは再発する ) 5

要件の判定に必要な事項 1. 患者数約 8,000 人 2. 発病の機構不明 ( 自己免疫機序が考えられている ) 3. 効果的な治療方法未確立 ( ステロイドが第一選択薬 中止についての統一見解は得られていない 再発時の治療は未確立 ) 4. 長期の療養必要 ( 中止によって多くは再発する ) 5

300 IgG4 関連疾患 ○ 概要 1.概要 本邦より発信された新しい概念として注目されている。免疫異常や血中 IgG4 高値に加え、リンパ球と IgG4 陽性形質細胞の著しい浸潤と線維化により、同時性あるいは異時性に全身諸臓器の腫大や結節・肥 厚性病変などを認める原因不明の疾患である。罹患臓器としては膵臓、胆管、涙腺・唾液腺、中枢神経系、 甲状腺、肺、肝臓、消化管、腎臓、前立腺、後腹膜、動脈、リンパ節、皮膚、乳腺などが知られている。病変 が複数臓器に及び全身疾患としての特徴を有することが多いが、単一臓器病変の場合もある。自己免疫 性膵炎や涙腺唾液腺炎(ミクリッツ病)などが典型的疾患である。特に、自己免疫性膵炎は膵癌や胆管癌と 誤診され、外科的手術を受ける場合がある。臨床的には各臓器病変により異なった症状を呈し、臓器腫大、 肥厚による閉塞、圧迫症状や細胞浸潤、線維化に伴う臓器機能不全など時に重篤な合併症を伴うことがあ る。自己免疫機序の関与が考えられており、ステロイド治療が第一選択となるが、減量、中断によって多く の例で再発が見られる難治性の疾患である。
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指定難病に係る医療給付制度 原因が不明で治療方法が確立していない いわゆる難病のうち 厚生労働大臣が指定する疾病を 指定難病 といい 現在 306 疾病 (3~6 頁参照 ) が指定されています 指定難病は 治療が極めて困難であり その医療費も高額に及ぶため 患者さんの医療費の負担軽減を目的として

指定難病に係る医療給付制度 原因が不明で治療方法が確立していない いわゆる難病のうち 厚生労働大臣が指定する疾病を 指定難病 といい 現在 306 疾病 (3~6 頁参照 ) が指定されています 指定難病は 治療が極めて困難であり その医療費も高額に及ぶため 患者さんの医療費の負担軽減を目的として

次のような場合は自己負担上限月額が変わる可能性があります。自己負担上限月額の変更は、原 則として変更手続を行った月の翌月初日から適用になりますので御注意ください。  上記の高額かつ長期、人工呼吸器等装着者に該当することになった場合  患者と同じ健康保険に加入する方が新たに指定難病又は小児慢性特定疾病に係る支給認定を 受けた場合

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要件の判定に必要な事項 1. 患者数 100 人未満 2. 発病の機構未解明 ( 遺伝子異常による疾患であるが病態については未解明 ) 3. 効果的な治療方法未確立 ( 根本的な治療法はない 種々の対症療法 ピリドキシンの補充療法が有効な症例がある ) 4. 長期の療養必要 ( 発症後 生涯にわたっ

要件の判定に必要な事項 1. 患者数 100 人未満 2. 発病の機構未解明 ( 遺伝子異常による疾患であるが病態については未解明 ) 3. 効果的な治療方法未確立 ( 根本的な治療法はない 種々の対症療法 ピリドキシンの補充療法が有効な症例がある ) 4. 長期の療養必要 ( 発症後 生涯にわたっ

ムあるいは全エクソーム解析による遺伝子解析を必要とする。 4.治療 IGD にみられるてんかんの原因の1つとして、神経細胞表面に発現する ALP の発現低下によりビタミン B 6 の脱リン酸化がおこらないため、細胞内に取り込めないことがあげられる。細胞内のビタミン B 6 が欠乏す
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東京都の難病医療費等 助成制度の御案内 発病の機構が明らかでなく かつ治療方法が確立していない希少な疾病であって 長期にわたり療養を必要とする疾病 いわゆる難病のうち 厚生労働大臣が定めるものを 指定難病 といいます 現在 333 疾病が指定されており 医療費や一部の介護サービスに係る費用について

東京都の難病医療費等 助成制度の御案内 発病の機構が明らかでなく かつ治療方法が確立していない希少な疾病であって 長期にわたり療養を必要とする疾病 いわゆる難病のうち 厚生労働大臣が定めるものを 指定難病 といいます 現在 333 疾病が指定されており 医療費や一部の介護サービスに係る費用について

○ 申請者(患者御本人。国制度の場合で御本人が18歳未満のときは、そ の保護者)の年収が80万円以下か80万円を超えるかで負担上限月額 (月額自己負担限度額)が変わります。 ○ 医療保険上の世帯全員が非課税の場合は、その方たちの住民税非課税 証明書に加えて、区市町村窓口でお渡しする「公的年金等の収入等に係 る申出書」に、申請者(患者御本人。国制度の場合で御本人が18歳 満のときは、その保護者)の該当する項目をチェックの上、提出してく ださい。
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遺伝子治療とは 疾病の治療を目的として遺伝子又は遺伝子を導入した細胞を人の体内に投与すること ( 遺伝子治療臨床研究に関する指針 ) 単一遺伝子の異常により発症する遺伝病等に対して 正常遺伝子を導入して異常遺伝子の機能を補うことにより治療する ( 狭義の遺伝子治療 ) 遺伝子を導入して行う治療で 様

遺伝子治療とは 疾病の治療を目的として遺伝子又は遺伝子を導入した細胞を人の体内に投与すること ( 遺伝子治療臨床研究に関する指針 ) 単一遺伝子の異常により発症する遺伝病等に対して 正常遺伝子を導入して異常遺伝子の機能を補うことにより治療する ( 狭義の遺伝子治療 ) 遺伝子を導入して行う治療で 様

Ø   α1- アンチトリプシン欠損症 *患者から作製したiPS細胞の原因遺伝子の点突然変異の修正に成功 (DNAVEC社)(Nature , 2011)    *欧米で1500−5000人に1人の割合で発症する常染色体劣性遺伝病。新生児から肝機能障害を発症し、小児期から成人に至る迄に 肝硬変、肺気腫等が発生、平均寿命は50数年。現在の治療は高価なα1アンチトリプシンの補充療法。

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保険金の種類 治療 救援費用保険金 救援者費用等追加補償特約 ( 家族旅行特約用 ) セット 家族旅行特約セット 傷害治療費用保険金 疾病治療費用保険金 疾病死亡保険金 象になりません ) または緊急捜索 救助活動が必要な状態になったことが警察等公的機関により確認された場合 6 中に誘拐されたまたは

保険金の種類 治療 救援費用保険金 救援者費用等追加補償特約 ( 家族旅行特約用 ) セット 家族旅行特約セット 傷害治療費用保険金 疾病治療費用保険金 疾病死亡保険金 象になりません ) または緊急捜索 救助活動が必要な状態になったことが警察等公的機関により確認された場合 6 中に誘拐されたまたは

4. 保険金をお支払いできない主な場合等 (『契約概要のご説明』1.(2)②「保険金をお支払いできない主な場合」 (P.重説-3)とあわせてご覧ください。 )傷害死亡保険金、傷害後遺障害 保険金、傷害治療費用保険金、疾病治療費用保険金、救援者費用等保険 金、治療・救援費用保険金、疾病死亡保険金では、以下に掲げるケガ・ 病気・損害等に対しては保険金をお支払いいたしません。詳しくは普通 保険約款・特約の「保険金を支払わない場合」の項目に記載されており ますのでご参照ください。
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